花火・遠花火・花火舟・打揚げ花火・煙火
昨日隅田川の花火大会が開催されました 開始直前の雷雨で開始も危ぶまれましたが
91万人が訪れたそうです もともとは 飢饉と疫痢の流行で犠牲となった人々の
慰霊と悪疫退散を祈って、幕府(8代将軍吉宗)が催した水神祭に続き享保18年(1733)に
両国橋周辺の料理屋が公許(許可)により花火を上げたことが「両国の川開き」の由来とされています。
花火見る茣蓙の上なる一家族 細見綾子
大花火開きて湾の船照らす 栗田やすし
顔映る夜汽車の窓や遠花火 矢野孝子
フィナーレは煙の中や大花火 武藤光晴
驟雨きてずぶ濡れとなる花火の夜 上杉美保子
舟宿の障子にひびく揚花火 日野圭子
闇がなほ濃き闇つくる花火後 能村登四郎
海女の鶏波止にあそべり昼花火 福永耕二
花火の夜兄へもすこし粧へり 正木ゆう子
だんだんと幼き顔に遠花火 有馬朗人
遠花火終るとみえて矢つぎばや 橋閒石
体じゅう言葉がめぐる花火の夜 大高 翔
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