赤のまま・赤のまんま・犬蓼の花・蓼の花
(穂蓼・桜蓼・大犬蓼・蓼の穂、穂蓼、蓼紅葉、ままこのしりぬぐい)
赤ままの花の濃くして去り難し 細見綾子
赤のまま慰霊の丘に吹かれをり 下里美恵子
花蓼や水凹ませて風渡る 矢野孝子
赤まんま子供神輿の通る径 武藤光晴
恋成就願ふ陽石たでの花 金田義子
ままごとのひとりあそびや赤のまま 菊山静枝
犬蓼の花くふ馬や茶の煙 正岡子規
兄弟の網うち習う赤のまま 長谷川かな女
子に低く傘さしかくる蓼の花 林 翔
赤まんま留守番の子の指しやぶり 島 汀子
山の田は作らず売らず赤まんま 影島智子
料理屋に隣れば赤き穂蓼かな 河東碧梧桐
サイトから一部資料・写真お借りしています
本当の名は、蓼の花ですか。知りませんでした💦