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消防梯子車両の廃車説明

2013-03-14 03:20:43 | 政治
午前10時半より議員控え室にて熱海市消防長と名川課長より、消防梯子車両の廃車したい意向の説明を受けました。

現在、熱海市には15メートル級の梯子車両と30メートル級の梯子車両の2台を所有していますが、その内の30メートル級の梯子車両を5月をもって廃車にしたいとの内容でした。
この30メートル級の梯子車両は、消防長の説明によると、平成2年に市内の篤志家から1億円の寄付を頂き、購入した梯子車両で、現在、新車で購入すると2億円程するそうで、今年で既に23年が経過し、老朽化もしているそうですが、オーバーホールには2千万円程かかる可能性があり、修理先も千葉県しかない状況だそうです。

購入から23年間で4件の出動回数があるそうです。

今年5月に車検が迫り、高額なオーバーホール代を支払うより、有事の際は15メートル級の梯子車両があるので、充分に対応できるとのことだそうです。

廃車料は無料でメーカーが引き取るそうですが、私は素朴な質問で、欲しい方に有料にてネットなどに公開し、売ることは出来ないか?と尋ねると、万が一にも事故が発生すると責任問題などが生じてしまう恐れがあるので、完全に廃車にした方が良いとの回答でした。

約2億円の梯子車両が、23年経過すると0円とは、驚きましたが、安全第一を考えれば当然かも知れません。

現在、11階以上の建物にはスプリンクラーや連結送水管が設置してあるので、30メートル級の梯子車両が無くても、15メートル級の梯子車両で消火活動はでき、職務に問題はないとのことです。
説明後に改めて、廃車予定の梯子車両を独りで見に行き、長い間お疲れ様でしたと撫でさせて頂きました。

市民や観光客の生命財産と守る消防車両にこれからも感謝したいと思います!

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