
我が家では小森家代々の神棚の正月飾りかたがあります。
まず神棚に触れることができるのは男だけで、父と私と息子だけです。
我が家では正月を迎えるために神棚の大掃除から始めますが、基本的には30日の夜に行いますが、30日が仏滅の場合のみ28日の夜に行われます。
社には天照皇大神宮(アマテラスオオミカミ)、津島神社(氏神スサノオウ命)、来宮神社(大黒天)が祀られ、豊受大神、湯前神社などの御札も祀られます。
また社の中には御神体がありますが、祖母も母など女人は見ることや触れることもできない決まりになっており、何が御神体かは秘密になっていますが、見るからに不思議な見事な紋様が自然に入っている御神体であります。
我が家の当代を始めとする男しか神棚は携われないのと女人に見せていけないので30日の丑三つ時(深夜2時頃)から開始され、約2時間をかけ正月の飾り付けがされます。
これを小森家の夜飾りと言っており無言で行い餅や酒、塩、米などの供え物が飾られます。
また、我が家では神棚に升が二つに鉦、笛も飾られますが、これは益々金が増える(升升、鉦(金)が増える(笛)からきていて神棚には飾られています。
また辰巳の金杯に狛犬も飾ります。
あと少しで今年も終ろうとしていませす。