チレボンバティック工房日記

インドネシア・ジャワ島、チレボン市にある手描きバティック工房から。

Ki Buyut Trusmi

2006-07-18 01:15:54 | Weblog

ジャワ南岸でまた地震がありましたね。チアミスはチレボンの真南、結構近いです。ジャカルタは揺れたようですが、チレボンは感じなかったな。被害がひどくならなければいいのですが。

さて、7月17日、月曜日で約1週間続いたKi Buyut Trusmiと呼ばれるイスラム聖人の廟の屋根の葺き替え儀式「Ganti Silap」(←すみません、綴り不明です)が終わりました。今日は職人さんは皆Obangan(お手伝い)でお休み。お昼には職人が村の人たちに配るごはんとおかずとお菓子一式が入った籠を届けにきました。構成する食べ物の一つ一つに意味があるとのことです。日本のおせち料理を思い出しますね。

パチェ工房では今年米100kgを寄付しました。トゥルスミ地区のハジの中では牛を寄付する人もいたそうです。儀式の最中は炊き出しがずーっと行われ、最終日に村の人たち全てに配られます。その材料は村の人たちからの寄付で賄われるとのこと。今回の木の屋根の葺き替えは4年に一回。毎年葺き替えられる茅葺屋根の部分は1年に一回でこちらは「Memayu」と呼ばれます。なんとなくばっくりは分かるんですが、この儀式の詳細、誰か日本語で書いてくれないかなー。研究者のかた、お願いします。