3ヶ月の間に2度のくも膜下血腫(1度は破裂)の手術を受け、両手の
むくみ&麻痺による使用不能の状態から完全主婦復帰に至るまで、約2年
近くかかった。
激痛との闘いが「リハビリ」よ。家族には知られないように泣きながらや
ったわね。だって、人の手を借りて生きるなんて、考えるだけでも耐えら
れなかったし、誇りが許さなかったから、ひたすら
「こんなことでギブアップなんかしないんだから、わかってるんでしょうね!」
って、自分に言い聞かせの日々だったわ。それで今は何の後遺症もナシ!
目いっぱい自分を褒め称えたものよ、心の中で。
「あなたはエライ!やったね!」ってね。
そんなこんなで、
およそ、古くからやって来た日本人の主婦達の仕事「衣替え」などは、知
らん顔で過ごしてきたけれど、それに、時々出かける海外に、前ほどの几
帳面な衣替えもせずに、早や数年。
色々な理由をくっつけて、サボる事サボる事。季節の変わり目に、仕方な
くお茶を濁す程度の体たらく。けじめがなくなる一方。だらしなくなって
いく自分に少々うんざり。
「あの、服はどうしたかなあ?」
時々、目をつぶって(これが肝要)ビニール袋へ放り込む、かなりの量の
服だから、なくなっても仕方ないんだけど。 ここ何年かは、そんなこと
をする気力もなかったからね。
極力服は買わない女だから、従妹に「それでも女?」と言わしめた私よ。
およそ、女性が関心を持つことには、希薄な関心しかないから。それでも、
もらいものの服や、なんとなく買っている服などがたまるから、そう、
エイヤッ!で処分しないと、着る事もない服で、衣装ケースはいっぱいになるのよ。
何回も言うけど、人と同じ、皆と一緒っていうのが、たまらなく嫌いな人間
としては、洋服にしても流行を追うなんてしないし、体型が変わらない限り、
何年でも着るのよ。
そうそう、この前、久しぶりにパーマ&カットをしてもらったんだけど、流
行に添うのは嫌いなのよって言ったのに、今風のスタイル。気にいらないっ
たらありゃあしないよ。サービスのつもりだったんでしょうけどね。余計!
事ほど左様な浮世だから、外に出るって嫌いなのよね。
今日は、押入れをゴソゴソ。衣装ケースの一つのふたを開ければ、冬物が
ごっそりよ。 これまた仕方なくアイロンを出して、かけまくりよ。
体は一つなんだから、それぞれの衣類は、最低数量しか持たないようにし
ているんだけど、なんと、ハーフ、ロング合わせて、すでに着用している
ものも含めてオーバーコートが12枚。
思わず、「どうするのよ!」って、自分に毒づいちゃったわ。
なんだか、あさましい人間のように思えちゃってね、自分自身が。
でも、「それでも女?」に「ええ、私も女だったわ」って言えるかもね。
ハハハ・・、その中の何枚かは、私には到底買えそうもない母の形見で、
ブカブカでなくなったのが、ちょっとくやしいんだけど。
まあ、時々は、母の愛に包まれるとしましょう。
他は? 余分なモノは持ちません。今回も、処分衣料が袋一杯になったわ。
1日経った、一塩のお大根のお水が上がって、半分は、カクテキキムチ。
もう半分は、ユズを散らし、タカの爪を入れた甘酢漬けに。純和風にね。
トンカツの衣のパン粉は、ビニール袋に入れて、麺棒でもっと細かく。それに
白ゴマを加えて、揚げ油は少なめに。
アラッ、今日は「主婦」みたいだったわね。
むくみ&麻痺による使用不能の状態から完全主婦復帰に至るまで、約2年
近くかかった。
激痛との闘いが「リハビリ」よ。家族には知られないように泣きながらや
ったわね。だって、人の手を借りて生きるなんて、考えるだけでも耐えら
れなかったし、誇りが許さなかったから、ひたすら
「こんなことでギブアップなんかしないんだから、わかってるんでしょうね!」
って、自分に言い聞かせの日々だったわ。それで今は何の後遺症もナシ!
目いっぱい自分を褒め称えたものよ、心の中で。
「あなたはエライ!やったね!」ってね。
そんなこんなで、
およそ、古くからやって来た日本人の主婦達の仕事「衣替え」などは、知
らん顔で過ごしてきたけれど、それに、時々出かける海外に、前ほどの几
帳面な衣替えもせずに、早や数年。
色々な理由をくっつけて、サボる事サボる事。季節の変わり目に、仕方な
くお茶を濁す程度の体たらく。けじめがなくなる一方。だらしなくなって
いく自分に少々うんざり。
「あの、服はどうしたかなあ?」
時々、目をつぶって(これが肝要)ビニール袋へ放り込む、かなりの量の
服だから、なくなっても仕方ないんだけど。 ここ何年かは、そんなこと
をする気力もなかったからね。
極力服は買わない女だから、従妹に「それでも女?」と言わしめた私よ。
およそ、女性が関心を持つことには、希薄な関心しかないから。それでも、
もらいものの服や、なんとなく買っている服などがたまるから、そう、
エイヤッ!で処分しないと、着る事もない服で、衣装ケースはいっぱいになるのよ。
何回も言うけど、人と同じ、皆と一緒っていうのが、たまらなく嫌いな人間
としては、洋服にしても流行を追うなんてしないし、体型が変わらない限り、
何年でも着るのよ。
そうそう、この前、久しぶりにパーマ&カットをしてもらったんだけど、流
行に添うのは嫌いなのよって言ったのに、今風のスタイル。気にいらないっ
たらありゃあしないよ。サービスのつもりだったんでしょうけどね。余計!
事ほど左様な浮世だから、外に出るって嫌いなのよね。
今日は、押入れをゴソゴソ。衣装ケースの一つのふたを開ければ、冬物が
ごっそりよ。 これまた仕方なくアイロンを出して、かけまくりよ。
体は一つなんだから、それぞれの衣類は、最低数量しか持たないようにし
ているんだけど、なんと、ハーフ、ロング合わせて、すでに着用している
ものも含めてオーバーコートが12枚。
思わず、「どうするのよ!」って、自分に毒づいちゃったわ。
なんだか、あさましい人間のように思えちゃってね、自分自身が。
でも、「それでも女?」に「ええ、私も女だったわ」って言えるかもね。
ハハハ・・、その中の何枚かは、私には到底買えそうもない母の形見で、
ブカブカでなくなったのが、ちょっとくやしいんだけど。
まあ、時々は、母の愛に包まれるとしましょう。
他は? 余分なモノは持ちません。今回も、処分衣料が袋一杯になったわ。
1日経った、一塩のお大根のお水が上がって、半分は、カクテキキムチ。
もう半分は、ユズを散らし、タカの爪を入れた甘酢漬けに。純和風にね。
トンカツの衣のパン粉は、ビニール袋に入れて、麺棒でもっと細かく。それに
白ゴマを加えて、揚げ油は少なめに。
アラッ、今日は「主婦」みたいだったわね。