必死に目で追います。保土ヶ谷駅構内で、高老師を。
なんてことはない、「あなたは何じん?」って聞かれちゃったわ。(笑)
保土ヶ谷駅は、やっぱり大きな駅です、私鉄沿線の小さな駅利用の私から見れば。
しかも金曜日の夕方ともなれば、退社サラリーマンの週末開放感もそこいら中に
充満していました。たった一駅の横浜駅です。東横線(みなとみらい線)へ向かう
階段に辿り着いて、やっとあたくしが案内。
横浜駅構内はキョウシンクン。天王町の松原商店街へはりチュアンクン。横浜駅迄
は、高老師の案内よ。武漢・大連・西安出身の彼等にね。
好き嫌いはないっておっしゃる老師を「おが屋」へご招待。
平素はお夕飯は軽く済ませていらっしゃる彼女って。お酒も乾杯の1杯だけ。
「趣味は何ですか?」
って聞かれて、
「読書、絵を描くことかしら」
「水彩?油?」
「大体が油だわ。あなたは?」
「はい、私も油絵を描くのが趣味です」
「まあ、ご縁だわね~」
ご家族の事をお聞きして、ご本人の事も。
ご両親は西安にご健在で、お父様はお孫さんと一緒にピアノを、80才の手習
いですって。お母様は絵を描かれる、お二人とも80才を超えていらっしゃる
けれど、お元気で、日々をお楽しみだそうで、素晴らしい!(非常好!)
「西安って、長安の事よね?」
「はい、そうです」
「あの、兵馬庸が出た所で、まだ、全部発掘されてないのよね?」
「ええ」
「始皇帝のお墓もわからないのでしょう?」
話は途切れることなく続きます。彼女が北京外国語大学のフランス語科を卒業
してパリへ行った話。日本へ留学経験をもつご夫君と1人息子さんの3人で
日本へいらして18年、ご主人も息子さんも日本の企業へお勤めですって。
「収入や年令を聞くのは失礼じゃないって、本当?」
「ええ、でも今では中国人も余り聞きません」
「日本人は、どんな親しくなっても収入は聞かないわね。年は聞くけど。
ところで、お幾つ?」
「○○才」
「ウッソ-!△△才くらいかな?だったのよ」
「ありがとうございます」
「お化粧はなさらない?」
「はい、しないですね」
「でしょう?ファンデーションを塗りまくった女の人は汚くなるのよね~。
きれいな友人に久しぶりに会って、それこそ心の中でウッソ-!どうしたの?
って思わず言っちゃうくらい崩れるのよねぇ。だから、会いたくないの。
気の毒で正視できないのですもの。毎日見ている人はわからないのよその
崩れ方が、お化粧のせいだなんて。上塗りはしなければしない方が肌はきれいね」
15才以上は若く見ていました。その位お肌がきれいなのです。
お夕飯を控えていらっしゃると言うフィギュァは無駄なボヨボヨ脂肪なんてつい
ていません。
手作りの、ナツメの入ったチマキを私と息子達へ下さいました。
ナツメを食べたのは初めてです。ナツメと言えば、ナツメヤシです。中東の人々が
よく食する果物ですね。そのナツメ入りチマキは美味しかったわ。
5つのクラスをお持ちで、それぞれのレベルに合わせて資料を用意したり、
なかなかお忙しい御身です。
「高齢者の外国語勉強って、机に向かって、外国語をお勉強している自分が好き。
そんな風に見えるけれど、どう思います?」
「ああ、そうだと思います」
「でしょう?でも、私は違うわ。そんなお勉強ならやらないもの。机に向かう
自分が好きなんてね。会話ができて初めて外国語を習ってる、だと思うから、
平成12年をタイムリミットにして、。そこでモノにならなかったら見切りを
つけるつもり。他の楽しみを見つけるわ」
教え方がお上手な先生です。もしかしたら?って思わず自分に期待してしまう程。
その気にさせる先生が先生なのです。教師なのです。
他国で、しかも日本と中国との間は、ややこしい歴史があります。その上で、この
国に住んでいらした彼女達は、想像に余る体験、経験をしてこられたでしょう。
忍耐強さが伺われます。
これからも長いお付き合いが出来ればと、心から思います。
そして、いつか悠久の歴史の中で中国の首都になって、西安や長安になった中原の
地へ訪れる事が出来たらどんなにいいでしょう。
広大な中国から来日の彼等は、出身地が面白いように異なります。出身地の言葉で
話したら、他省の人には通じないそうです。とてつもなく広い広い彼の地なのです。
なんてことはない、「あなたは何じん?」って聞かれちゃったわ。(笑)
保土ヶ谷駅は、やっぱり大きな駅です、私鉄沿線の小さな駅利用の私から見れば。
しかも金曜日の夕方ともなれば、退社サラリーマンの週末開放感もそこいら中に
充満していました。たった一駅の横浜駅です。東横線(みなとみらい線)へ向かう
階段に辿り着いて、やっとあたくしが案内。
横浜駅構内はキョウシンクン。天王町の松原商店街へはりチュアンクン。横浜駅迄
は、高老師の案内よ。武漢・大連・西安出身の彼等にね。
好き嫌いはないっておっしゃる老師を「おが屋」へご招待。
平素はお夕飯は軽く済ませていらっしゃる彼女って。お酒も乾杯の1杯だけ。
「趣味は何ですか?」
って聞かれて、
「読書、絵を描くことかしら」
「水彩?油?」
「大体が油だわ。あなたは?」
「はい、私も油絵を描くのが趣味です」
「まあ、ご縁だわね~」
ご家族の事をお聞きして、ご本人の事も。
ご両親は西安にご健在で、お父様はお孫さんと一緒にピアノを、80才の手習
いですって。お母様は絵を描かれる、お二人とも80才を超えていらっしゃる
けれど、お元気で、日々をお楽しみだそうで、素晴らしい!(非常好!)
「西安って、長安の事よね?」
「はい、そうです」
「あの、兵馬庸が出た所で、まだ、全部発掘されてないのよね?」
「ええ」
「始皇帝のお墓もわからないのでしょう?」
話は途切れることなく続きます。彼女が北京外国語大学のフランス語科を卒業
してパリへ行った話。日本へ留学経験をもつご夫君と1人息子さんの3人で
日本へいらして18年、ご主人も息子さんも日本の企業へお勤めですって。
「収入や年令を聞くのは失礼じゃないって、本当?」
「ええ、でも今では中国人も余り聞きません」
「日本人は、どんな親しくなっても収入は聞かないわね。年は聞くけど。
ところで、お幾つ?」
「○○才」
「ウッソ-!△△才くらいかな?だったのよ」
「ありがとうございます」
「お化粧はなさらない?」
「はい、しないですね」
「でしょう?ファンデーションを塗りまくった女の人は汚くなるのよね~。
きれいな友人に久しぶりに会って、それこそ心の中でウッソ-!どうしたの?
って思わず言っちゃうくらい崩れるのよねぇ。だから、会いたくないの。
気の毒で正視できないのですもの。毎日見ている人はわからないのよその
崩れ方が、お化粧のせいだなんて。上塗りはしなければしない方が肌はきれいね」
15才以上は若く見ていました。その位お肌がきれいなのです。
お夕飯を控えていらっしゃると言うフィギュァは無駄なボヨボヨ脂肪なんてつい
ていません。
手作りの、ナツメの入ったチマキを私と息子達へ下さいました。
ナツメを食べたのは初めてです。ナツメと言えば、ナツメヤシです。中東の人々が
よく食する果物ですね。そのナツメ入りチマキは美味しかったわ。
5つのクラスをお持ちで、それぞれのレベルに合わせて資料を用意したり、
なかなかお忙しい御身です。
「高齢者の外国語勉強って、机に向かって、外国語をお勉強している自分が好き。
そんな風に見えるけれど、どう思います?」
「ああ、そうだと思います」
「でしょう?でも、私は違うわ。そんなお勉強ならやらないもの。机に向かう
自分が好きなんてね。会話ができて初めて外国語を習ってる、だと思うから、
平成12年をタイムリミットにして、。そこでモノにならなかったら見切りを
つけるつもり。他の楽しみを見つけるわ」
教え方がお上手な先生です。もしかしたら?って思わず自分に期待してしまう程。
その気にさせる先生が先生なのです。教師なのです。
他国で、しかも日本と中国との間は、ややこしい歴史があります。その上で、この
国に住んでいらした彼女達は、想像に余る体験、経験をしてこられたでしょう。
忍耐強さが伺われます。
これからも長いお付き合いが出来ればと、心から思います。
そして、いつか悠久の歴史の中で中国の首都になって、西安や長安になった中原の
地へ訪れる事が出来たらどんなにいいでしょう。
広大な中国から来日の彼等は、出身地が面白いように異なります。出身地の言葉で
話したら、他省の人には通じないそうです。とてつもなく広い広い彼の地なのです。