◎ 本日のキャスト
ヒロコ・・・従妹
レイコ・・・私
「もう、レイコチャンとは一緒に観劇はしない!」って、言わしめた従妹と
国立劇場へ。ウン十年ぶり(?)に一緒に観劇。
紀伊国屋ホールだったと記憶してるけど、高校時代に、2人で「サド公爵夫人」の
観劇に行ったのよ。
私は、定期試験の最終日で、普段が普段だから、どの教科もいつものように一夜漬け。
さあ、薄暗くなってきたらもうダメ!イビキまでかいて熟睡モード。ヒロコがその度に
突っつく有り様。観客の拍手で目が覚めて、私も慌てて拍手。その繰り返しで、ヒロ
コはプンプン。恥ずかしかった~~!で、先の発言よ。
その後、映画も一緒に行って、
ベティ・デービス主演のその映画が怖くて、叫んだ事なんかない私が、思わず
「ギャ~~~!!!」。又もやプンプンのヒロコサンだったのよ。
先月に引き続き、国立劇場へ。
演目は、歌舞伎十八番「勧進帳」・・・松本幸四郎
もう1本、「花雪恋手鑑・・はなふぶきこいのてかがみ」 どちらも高麗屋一門。
我が友人ソノコサンのご子息も、ちゃんと名前(松本染二郎)がプログラムに載ってて、
ハイ、ちゃんとわかったわよ。やはり、知り合いが舞台に出るって、違うわねえ。
花道で、義経を無事に安宅関を通過させた弁慶が、ほ~っとする場面をみて、役もさり
ながら、60才も越えた幸四郎が長い舞いを終えた、ほ~もあったでしょうねえって。
でも、中村勘九郎の方が好きだわって、ヒロコ。そうねえ、勘九郎の方が色気があるわ
ね、来年勘三郎襲名よね。又観に行こう! 中村獅童は、伯父さんにそっくりね、とか、
ずら~っと並んだ、三味線・謡・大小鼓・笛による長唄に酔いしれて。
私もヒロコも日本舞踊を習い、共に、それぞれに別の土地で、「藤娘」の披露目もやった
従姉妹同士。かなり大きくなって知った事実。
まだ、日本が戦後の苦しい時期に、親が、何がしかのお稽古事をさせてくれた事を2人で
感謝。それも、実利とはほど遠いお稽古事だったことが嬉しいわねって。
「親達は、離れ離れに(養女になって)育ったのに、広島の伯母ちゃんが謡曲、ヒロコ
チャンのお母さんは長唄・三味線、うちのお母さんはお琴。なにかが流れてたんでしょ
うねえ。共通するものがあったってことですものね。でも、お陰で、私もヒロコチャン
も、幸せなことに、これからの人生は、楽しみが道連れよ。親に感謝ねえ」
そして、2人で「本屋は鬼門」って。お互いに「ビブリオマニア」すれすれの女。だから
いくばくかのお金が入ってるお財布を持って外出したら、「ああ、どうしよう。誰か私を
とめて!」状態になっちゃうから鬼門なのよ。
それでも「宮本輝の最新作はいいわよ。機会があったら読んで見たら。上下2巻を3日間
で読みきっちゃったくらいに面白いから」って。
「そうお?じゃあ、なるべく早くBOOK OFFに並ぶ事を期待するわ」
って、作者には申し訳ないけれど、他にも欲しい本がいっぱいなんですもの。
そう言う彼女は、彫金に只今いそしんでるそう。
他人の、身内の馴れ合い会話なんて、面白くも何ともないでしょうけれど、こんな従姉妹
同士もいます、という見本でした。
ヒロコ・・・従妹
レイコ・・・私
「もう、レイコチャンとは一緒に観劇はしない!」って、言わしめた従妹と
国立劇場へ。ウン十年ぶり(?)に一緒に観劇。
紀伊国屋ホールだったと記憶してるけど、高校時代に、2人で「サド公爵夫人」の
観劇に行ったのよ。
私は、定期試験の最終日で、普段が普段だから、どの教科もいつものように一夜漬け。
さあ、薄暗くなってきたらもうダメ!イビキまでかいて熟睡モード。ヒロコがその度に
突っつく有り様。観客の拍手で目が覚めて、私も慌てて拍手。その繰り返しで、ヒロ
コはプンプン。恥ずかしかった~~!で、先の発言よ。
その後、映画も一緒に行って、
ベティ・デービス主演のその映画が怖くて、叫んだ事なんかない私が、思わず
「ギャ~~~!!!」。又もやプンプンのヒロコサンだったのよ。
先月に引き続き、国立劇場へ。
演目は、歌舞伎十八番「勧進帳」・・・松本幸四郎
もう1本、「花雪恋手鑑・・はなふぶきこいのてかがみ」 どちらも高麗屋一門。
我が友人ソノコサンのご子息も、ちゃんと名前(松本染二郎)がプログラムに載ってて、
ハイ、ちゃんとわかったわよ。やはり、知り合いが舞台に出るって、違うわねえ。
花道で、義経を無事に安宅関を通過させた弁慶が、ほ~っとする場面をみて、役もさり
ながら、60才も越えた幸四郎が長い舞いを終えた、ほ~もあったでしょうねえって。
でも、中村勘九郎の方が好きだわって、ヒロコ。そうねえ、勘九郎の方が色気があるわ
ね、来年勘三郎襲名よね。又観に行こう! 中村獅童は、伯父さんにそっくりね、とか、
ずら~っと並んだ、三味線・謡・大小鼓・笛による長唄に酔いしれて。
私もヒロコも日本舞踊を習い、共に、それぞれに別の土地で、「藤娘」の披露目もやった
従姉妹同士。かなり大きくなって知った事実。
まだ、日本が戦後の苦しい時期に、親が、何がしかのお稽古事をさせてくれた事を2人で
感謝。それも、実利とはほど遠いお稽古事だったことが嬉しいわねって。
「親達は、離れ離れに(養女になって)育ったのに、広島の伯母ちゃんが謡曲、ヒロコ
チャンのお母さんは長唄・三味線、うちのお母さんはお琴。なにかが流れてたんでしょ
うねえ。共通するものがあったってことですものね。でも、お陰で、私もヒロコチャン
も、幸せなことに、これからの人生は、楽しみが道連れよ。親に感謝ねえ」
そして、2人で「本屋は鬼門」って。お互いに「ビブリオマニア」すれすれの女。だから
いくばくかのお金が入ってるお財布を持って外出したら、「ああ、どうしよう。誰か私を
とめて!」状態になっちゃうから鬼門なのよ。
それでも「宮本輝の最新作はいいわよ。機会があったら読んで見たら。上下2巻を3日間
で読みきっちゃったくらいに面白いから」って。
「そうお?じゃあ、なるべく早くBOOK OFFに並ぶ事を期待するわ」
って、作者には申し訳ないけれど、他にも欲しい本がいっぱいなんですもの。
そう言う彼女は、彫金に只今いそしんでるそう。
他人の、身内の馴れ合い会話なんて、面白くも何ともないでしょうけれど、こんな従姉妹
同士もいます、という見本でした。