ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

魔女様

2006-06-29 11:13:02 | Weblog
とうとう逗子のキョウコサンから届く手紙の宛名は魔女様よ。
ウチの住所をしっかり書くと、画数がとても多くてね。私が彼女に出すお手紙も
新宿ウン番地(新宿という地名はあちらこちらにあるわ)。何しろお互いに書く
お話は、毎回5~6枚にはなる長文なので、宛名書きもこちらの住所・氏名も省
けるだけ省きたくて、一番簡略化したそれにしたというわけよ。そのうち、彼女
のそれも「キョウコサマ」で受け取れるようにして貰おうって思ってるわ。
彼女は中国生まれ、キョウコのキョウという字は、人名辞典にはないから(パソ
コンの中にもない)、郵便番号さえ間違えなければ、恐らく彼女の近辺にはその
字のキョウコサンはいないはずですもの。
〒○○○ー○○○○ 新宿   キョウコ(ご本人の正しいキョウコで)様
で着くように。
郵便番号は細かく分けてつけられた番号ですから、それさえ間違えなければ、OK!

しかし、私達って、本当にオシャベリなのだって思うわ。中2日で登板よ。
あのねーえ、なんて話し言葉で書いているので、アララララ、もう6枚目になっ
ちゃったわなんてね。でもね、
 " I'm talkative,but not too much."
って、言ったんだったわ。これって合ってるわよね。正しい?否通じる?そう、
「私はオシャベリだけど、余計なことは言わない」って、Ms.Deanに最初に言った
自己紹介。そう、余計なことは言わない。
普段は、なんてことも言わないのに、時としてグサッて人の肺腑をえぐる言葉を
平気で言う人がいるからねえ、桑原桑原クワバラクワバラ・・・で、
『君子危うきに近寄らず』を実践よ。

それで、最近、新聞のどこかで読んだのだけど、どうでもいい事を喋りすぎる、
強迫観念に襲われているんじゃないかって思うほど、現代人はしゃべくるって。
ええ、私も同感よ。テレビなんか見ないようにしているのは、うるさい!の一語
ですもの。静寂が怖いんじゃない?って思うほどの騒々しさよ。耳栓は必需品。
それで、フト、キョウコサンのことが浮かんだのよ。
彼女もよくシャベル。けど、私が思ったのは、ご本人にも言ったけれど、
『アンネの日記』のアンネ・フランク。
屋根裏で、収容所で、彼女はしゃべくりまくる。そのオシャベリが、絶望の淵に
生きる人々の一条の光になったのよね?やがてガス室へ向かわされる同胞の。
オシャベリにはそういう力があるのは事実よ。

友人の弟さんのお嫁さんは、八代亜紀が歌う「舟歌」のような無口な人。その人は、
周りを陰鬱にさせる人でした。必要最低限度、否、それすら言わない。人を廃業し
たかのような女性でした。
『沈黙は金、雄弁は銀』、難しい言葉達。そして、言葉は生きているものですから、
恐ろしいほどの力を発揮します。
ヤクザなアバズレ言葉を平気で遣いまくる女性達が巷を闊歩しています。
ああ、なんとかしなきゃ!

夕べ、深夜のテレビ。「うっせーんだよ!黙れ!おめえは下品つう女だよ!」
「新・平家物語」の壇ノ浦の闘いのクライマックスだったのに、その女性のセリフ
に、ギョッ!ドラマかと思いきや、私は東大生という外人女性の吐くセリフだったの。
居並ぶ外人女性達の日本語の応酬は、もうヤクザの集まりかと思ったほど。

テレビ局の製作現場の面々を想像するに、背筋が凍るような。
下品のどこが悪い?みんなが大好きなことを放送してるだけって、薄ら笑いをして
いるような気がしてね。
頭脳は優秀かもしれないけれど、心は最低ね。育ちのほどが知れるというもの。
それが今のわが国の民放です。
「セニョール、お願いだから、そんな番組見ないで~~~!」って、心の中でお願
いして、もう一度、しっかり枕に耳を押し付けて、気持ちを集中させて読書。
そのうちに眠ってしまった昨夜でした。ZZZzzzzzz・・・・・・

他愛もない内容の私達のオシャベリですが、彼女の書く(言う)それぞれは、思わず
頬が緩んだり、あるいは爆笑になったりの楽しい楽しい内容なのです。



国際結婚

2006-06-27 11:02:37 | Weblog
2~3年前にモルモン教無料英会話教室で知り合った女の子。
エ~誰だったっけ?瞬間思ったご無沙汰の子からのメール。お互い様だけど。
「こんな私でも結婚できるみたいです」なんて、ご謙遜でしょ!の内容。
それで知らん振りは出来ないわ。楽しい嬉しいメールですもの。誰かが嬉しい
楽しいってお話が何よりも好物の私ですから。

「1年半ぶりくらい?」
「そんなになりますか?」
大和駅近くのレストランでお食事+オシャベリよ。
「新・良妻賢母」なんてご本が私からの贈り物。
「長い結婚生活の間には色々と、なんで?どうして?どうしたらいいの?が
出てくるのよ。そんなときに紐解いて欲しい本よ。ず~っとそばに置いておいてね」

彼女がプロポーズされた彼氏は、アメリカ人の年下男性、海軍兵隊ですって。
今や、10組に1組が国際結婚って言われる日本の現状らしいわ。

つい最近も、サッカーの話から、ケイコサンたら2人のお嬢さんに国際結婚、しかも
フランス人かスペイン人として欲しいなんて、お嬢さん達は日本人がいいって。
ホントに、親の心子知らずなのよ、なんて過激発言をされていたのよ。ケイコサンの
ヨーロッパ志向は、江原何とかが言うところの、
「前世は~です」を借りて、
「ケイコサンの前世は、もしかしたらバスク人あたりかもしれないわね」
って、私はからかうのよ。バスク人は、スペイン領とフランス領にあって、今尚
独立を望んでいる、誇り高き人々よね。言語もバスク語だし。
そうしたら、ケイコサンたら「そうなら嬉しいのですけれど」なんて。
まだまだ覗くことが出来ないケイコサンの引き出しみたいで、いよいよ興味の尽き
ない女性。不思議よ~~~。

そうして、ルリコさんのお相手の家族(出てきました親は離婚夫婦)、彼のお兄様も
軍人(空軍)で、日本人妻。
「ご両親はなんで2人とも日本人なの?ってお思いでしょうね?」
「ええ。お兄さん夫婦にも会って、気分はラクになりました」
「そうよねえ、外人と結婚して、色々悩むことがあっても、相談できる人が日本人
ていうのは、とても気強いものねえ」
「はい。そして、今ではお母さんとメールのやり取りをしてるんですよ」
「わあ凄い!それだけ真剣ということね。親御さんに紹介するということは」
「ええ、ですから私も決心したのです。いい加減な遊び相手じゃあないって」
来年一杯で帰国らしいのですが、アメリカの勤務地は、お父様がいらっしゃる
フロリダか、お母様がいらっしゃるシアトルかですって。どちらも基地があるとこ
ろですって。
「そうなの?イチローがいるところかワニが住んでるところか、なのね?」
お話は延々と続いて、ダ・ヴィンチ・コードの話。お互いに本のほうが絶対面白い。
映画は、あれが限界?って感じだったわねって。短編が好き、夏目漱石の愛読者。
太宰は死にたくなるわよねえ、なんて、ここでも本好きの人だったことを知って
嬉しいかぎり。フィンランドから宇宙飛行士の話まで、広大無辺よ。

資格なしでアメリカに渡るのはもったいないでしょ?
是非、カラーコーディネーターの資格をお取りなさいなって、お勧めしたの。
渡米まで1年半もあるそうなので、お勉強には充分ですもの。お洋服に携わるお
仕事をしていらっしゃるお嬢さんですから、カラーコーディネーターは無縁じゃ
ないわ。色と無関係ではない、私たちなのですもの、色んな場所でモノを言う資格よ。
意欲さえあれば、それに充分応えてくれる、環境が整っている日本です。それを
遣わないなんてもったいないの一語ですもの。

「また、メールしあいましょうね。今までと違った幸福行きの階段を一歩一歩昇ってね」
なんだか嬉しい。幸せは伝染するものでしょうか?
帰路、一人にんまり。いいものです、本当に。幸せ話を聞けることは。

さあ、そして前世はバスク人かも知れないケイコサンともたまにはお会いしたいわ。
何せお忙しい方。この前も、GSのはしりのなんとかってGSのライブに行ってきたって。
60代半ばの彼等らしいのよ。安岡力也はいませんでした。彼は入院中で。そうだった
のね?一体全体彼は何者?て思っていたので、やっと解明よ。

蒙蒙(モンモン)から電話で、日本に来てるから会いましょう!
北京で、夫婦で手広く事業を行っている女性。
「モンちゃん、相変わらず日本語お上手ねぇ」
「向こうでは話さないよ」
「ええ、やっぱり凄い能力を持ってるモンちゃんなのよ」
「リキいる?」
ウチの宇宙人はモンちゃんのお家へ逗留させて戴いて、夫の趙(チョウ)さんに
中国語の特訓を受けたことがあったらしの。このチョウサンの日本語は下手!
その宇宙人へ電話機を渡して。
「中華街へ行くことにしたわ、チョウサンの都合がつき次第にね。もうすぐ彼も
こちらへ来るはずだから」
「じゃ、俺がご馳走しよう」
「決まり!」
ちなみに「我請客・・wo ting ke」で、ご馳走します、です。宇宙人に言わせなきゃ!
keはケじゃあないのよ。これがなかなかすぐに言えないイの口でウと言うク。
子どもの頃には想像もしなかった面白い世の中です。
ペルー人じゃアルゼンチン人じゃ、アメリカ人じゃ、中国人じゃ、なんて、多国籍人と
関わる自分なんてね。ああ、やっぱり生きてるって面白い!


愛を持たない・・・15歳

2006-06-24 22:30:29 | Weblog
中国語のお勉強日。いつものように早めに行って、時間になるまでロビーで
本を読んでいたの。隣のテーブルに陣取った女の子2人と男の子1人。女の
子達の会話が、否応なく聞こえてきて。内容から15歳の子達。新宿辺りに
部屋を借りたい、心配、でも、そうするつもり。
母親が、いかに弟と差別をしてきたか。かまってもらえなかった。小学生でも、
お小遣いが月に100円。欲しいものは自分でナントカしてきた。
もう、耳を疑うような内容。ご多分に漏れず、今様メーキャップの15歳の
少女達。目は据わっている。転落の図が想像できる。
「ごめんなさい。お話が聞こえてきちゃって」
思わず声をかけてしまいました。
「オバサンもすごく悩んできたわ。生きるって苦しいことが多いけど、でも
負けないでね」
涙が出てきちゃいました。何もしてあげられない自分に腹が立つと同時に、
無力な自分に。どれほど悲しく悔しい思いを抱いているか知れない女の子に。

お勉強の時間になって、お部屋へ。ナカザトサンへ少女たちのことを言ったら、
「何考えてるかわかんないわよ、今時の子は。大体が親がなってない」
そう、親がなってないからこんな子達を作るのよね。けれど、大人の一人として、
なぜか苦しい私なのです。
直接、関係はないのです。眉をひそめて「いやあね~」で済ますのが普通でしょう。
「親は何をしてる!」って、心の中で毒づいて。これが他人との関わり。
けれど、そういうのが嫌いなのです。自分が良ければ知らん振りの他人事。
ええ、大人の場合は、そんなところです。そっと離れます。
けれども、子どもの場合は、それをする自分が後ろめたいし、罪悪感すら持って
しまうのです。
今日の子は、どうするのでしょう?どうなるのでしょう?彼女を愛してあげる人
がいなかったから、歌舞伎町辺りへ行きたいという彼女が出来てしまったのです。
そうなったら、もう転落の道が大手を広げて彼女を飲み込んでしまうのは間違い
のないことです。まだ15歳の少女には、転落ということを想像することは出来
ないでしょう。男達にいい風に翻弄されて、玩具にされ、食い物にされる、そん
なことを想像することすら出来ないでしょう。
ただ、今の現状から逃げたい!ただそれだけ。
可哀想に。
5体満足に生まれてきて欲しいって、思われた子だったはず。
無垢な笑顔がどれほど親を癒してきたか。
おすわりが出来た。
ホラッ、立った。
ママ、パパって初めて言われた時の感動。
そんなプレゼントをいっぱい回りに上げてきた子ども達。
どうして?
いつから?
愛は消えてしまうのでしょうか。
今日は悲しい日でした。

先生は、来週末から1週間。上海へお里帰りです。足部反射区の健康法のお勉強
も兼ねて。私が最近飲んでいるハーブティ。どれも中国産なので、先生にお願い
しちゃいました、買ってきてって。乾燥ハーブなので、お荷物にはならないでしょう?
というこちらの勝手な都合。
3人姉妹の2人が日本に住んでいらっしゃいますから、お母様は、末っ子の先生の
お里帰りを何よりも嬉しくお思いになられるでしょうねぇ。
お姉さまとの会話は、日中語のミックスです。しっくり、ピッタリする方の言語が
自然と出てくるって、おっしゃいます。面白い会話です。

涼しい顔と大汗

2006-06-21 21:55:42 | Weblog
「ほかは全て繊細、敏感なのに、足の裏だけは鈍いみたいなのよ」とのたまう
逗子のキョウコサンを我が先生に紹介。横浜駅で待ち合わせ。
ええ、やっぱり工事中の横浜駅構内よ。行くたびに様子が変わる。覚えられない
覚える気もないけれどの構内なのよ。
「北口の出口」「東西はあるけれど、北口なんてあった?」「新しくできたのよ」
先生のあとをついて、行ってみれば「きた東口」なんて出口に。なぜ「きた」って
平仮名なの?最近の日本人の考えることは最早理解できません。もう他所の星。

リクライニングチェアに伸びて、いよいよ先生の治療開始。
涼しい顔をしてるので、
「ねえ、痛くないの?」
「ええ、全然」
「私だったら、もうかなり騒いでると思うわよ、イタタタタタタって」
「そうお?」
万遍なく、両足の裏、甲、側面、ふくらはぎに向けて、指で、治療木片で指圧
マッサージが続く。涼しい顔。1箇所だけ
「そこ、ちょっと痛い」
「ここは平衡器官、自律神経のところ」
90分くらいの間、イタッて言ったのは1回だけ。

そして、翌日の夕方電話をして、反応やいかに?
「立っていられないほどの睡魔に襲われて、8時にバタンキュー夜中の2時まで。
そして、かって、経験したことのない発汗。恥ずかしかったわよ、一人で大汗か
いてるのですもの。どんなものか、聞いてみて」
そして、
「先生が、『それはよかった』ですってよ。代謝が良くなってきた証拠って。今は
どう?」
「昨日のような事はないわ。今日もしっかりお昼寝したけどね。お陰ですっきり」
「それは良かった良かった。一過性のものだから、良かったじゃない、効果があっ
たってことですもの」
「そうなのね」

今日は私の受講の日。それでキョウコサンの症状をお話した結果の事。
今日は、私は大人しかったのよ。イタタタタタタもなく、ウッ気持ちいい~~~!
いつものように、先生が直接反射区を刺激されるまでもなく、きちんと反射区に私
の指が行ってたみたいで。
お隣の女性、今回は先生の指で、「イタッイタタタタ」。
「便秘症?腰悪いでしょ?」
「困っちゃうわねぇ、先生には隠せないのですもの。全部わかっちゃうのが凄い」
現時点では、私の内臓諸機関はちゃんと勤めをはたしているみたいで、どこも痛く
ない。胃・膵臓・十二指腸を並べて一気にこすって、そして膵臓の反射区をもう一
度グッグッを繰り返す。我が身内に糖尿病持ちの多いこと多いこと。予定はないけ
れど、念のため、膵臓刺激は多めによ。

便秘・腰痛があると見抜かれた女性と、
「僅かずつ痩せてきてるって、あの反射区よね!」って。
代謝があがってきてることなのよ。極端に食事制限をすることもなく、アッ、今夜
はちょっと多かったかな?でも。
デブは万病の元ですから、国民健康保険財源が底をつくのは目に見えている日本です。
薬(毒)を沢山飲むことを嬉しがるような非国民は、意識変えをしなければ。
私は2度と病院の敷居はまたがないことに決めていますから、良き日本人です。
その上、この治療法を会得するつもりですから、胸を張って歩けるというものです。
今のところ、お上の世話にはならない優等生です。
これからもず~~~~~~~っと。ウッヒッヒッヒッヒヒヒヒヒヒヒ・・・・・・・
なにしろ私は魔女ですもの。

工事完了!

2006-06-16 07:24:42 | Weblog
小さな工事の完了。〆て7人5種の工程。
大工・サッシ・左官・ペンキ・エクステリア。
まあ、早いこと早いこと、進み具合が。出てくる出てくる様々な工具。
お茶も出したかしら?のサッサカサッサカ。
新築にって、提案もあったけど、なんでもすぐ捨てるって、好きじゃないし、
資源の食い散らしは地球に悪いわ。直して使える所はモノは使い切るよ。
「ハハハ、これであと100年よ」「100年はどうかなあ?」
地球が怒っているって、あきらかな昨今なのですから、もう少し謙虚に(?
謙虚って何?の現代)、つつましやかに暮らさなきゃね。
消費が伸びないって、嘆くなんて、地球のことをこれっぽっちも考えてない
ことね。もう、いいのよ。ゆるやかな停滞で。人品卑しく生きてきた私達よ。
悪しきアメリカ人の精神を真似て、かね・もの・カネ・モノ・金・物・
かね~~~~!って。
貯蓄がどうの、株価がどうの。卑しい卑しいあさましき恥知らずの人々。
大体が、銀行へ勤務なんて、キョウコサンと異口同音に、
「いや~ねえ、他人のお金をいじるなんて卑しい職業よねぇ!」
「お金が第一義ってのが見え見え。人格を疑うわよ、ねぇ?」
過激に言い合うのです。
数えられないもの、事に最大の感心事がある私ですから、冷ややかな目でそん
な人たちを見ます。もちろん近づかないように心がけます。誰もがシャイロック。
いやな世の中です。こんな世の中に生きなくてはならない子ども達を哀れに
思うのです。美しいもの・事が隅っこに追いやられています。
そうそう、子どもは、相対する人が言うことより、することを見て育ちます。
そして、軽蔑しながら真似るのです。だって、お手本の真似から始まるのです
から言動は。

工事が終わった我が家の庭は、呆然自失になりそうな植物群に埋まって。
誰がこんなに増やしたの?・・はい、私です。・・・小さなお庭に、ウチの宇
宙人の軽自動車が鎮座ましまして、工事中はちょっと移動。そのスペースは確
保しなきゃならない。
まずそれ!
交換したサッシの掃き出し窓に腰掛けて思案。雨が降ってきて、作業はできな
いし、セニョール・ダンの発案でついでに取り付けてもらったサンルーフ。
そのお陰で、直接は雨はかからない和室のそこに腰掛けて、植物群を眺めながら、
いつしか私は本に没頭。自然の中で読書なんて、あなた、
アラッ、自然じゃあないわね。鉢に押し込まれた彼らは、不自然な環境の中に
生きてたのだったわね。それでも出来る限りの手入れはしているつもりなので、
許してもらって、その景色の中で活字を追います。
仮住まいの場所でも、健気に咲いている大輪の真っ赤なバラに時折目を向けて、
至福の時を過ごしたのです。
昔はそこにガーデンセットを置いて、ヘビースモーカーだった私は、タバコセット、
コーヒーを置いて、小さなお庭の小さな空間を楽しんだものでしたが、今はその
セットを置くこともなく、腰掛けるそこは和室のへり。足は窓の下においてある
サンダルの上という格好でページをめくります。

本格的な降雨に出会うこともなく完了した工事。お陰様です。
サンルーフの支柱をコンクリートで固定。雨が降る中でビニールを巻いたそこは
乾くのでしょうか? 今回の工事を請け負った建築会社の社長曰く、
「コンクリートは湿気がなければ乾かないのですよ」
「じゃ、漆は湿気の中で乾かすってあれと同じ?」
「はい」
今日もまた一つ覚えて。生きてるって楽しいわね。

私の胆のうは?

2006-06-14 22:17:50 | Weblog
『中国式足反射区治療法』講習会。
近所にお住まいなのだけど、軽く15年くらいはお会いしてなかった知人に
バッタリ、マリリンのお散歩途中で。
「なんだか大変な目にあったらしいじゃない?手術したって」
「ええ、もう数年前の話よ」
まあ、近況をかいつまんでお互いに話して、その中でその健康法の話に及んで。
「是非、知りたいわ」
「じゃあ、明日、見学で参加してみたら?先生には連絡しとくから」

それで、歩いて最寄の地区センターのそのお教室へ。
駐車場から溢れそうな車、車、車。
「車じゃなくて良かったわ~」
「誰のお陰?」
「ええ、もちろんあなたのおかげ」
なんて軽口を飛ばしながらお教室へ行ったけど、途中廊下に溢れているオジサン
達の多さにビックリ。『剪定教室』に集まったオジサン達だったの。

今日は右足の反射区と、両足に共通するそこの説明・実施。
先生の親指は、ピンポイントに正確にツボを抑えて、
「ウッ痛い!痛た痛たたた」
「心臓ちょっと悪いかな?」
「そんなことはない。毛は生えてるかもしれないけど」(笑)
「身内に誰か心臓の悪い人いる?」
「聞いたことないわ」
「過剰反応する足の人も居るから、それかも知れないけど」
「だとしても、別に驚かないし、ショックでもないから」
頭は悪い鼻は悪い、そして今度は心臓?宜しいんじゃありません?
ここまで生きてくれば、あっちこっち何かしら起きててって普通のことよ。
だから、良かったってことなのよ、この治療法をお勉強できて。予防と、
進行をストップさせる、そして、治す。色んな症例を話して下さりながら、
各人の足の裏をゴシゴシ、グッグッ。
「痛い!痛気持ちいい~~~!」
同じ指を上からさすれば目への刺激。下からさすれば気管支への刺激だなんて、
さすればいい!ということではない指も(反射区も)あるのには驚かされたわ。

そして、肝臓の隣の胆のうの反射区に来たら、
「レイコサン、ここ空っぽよ。胆のうないって言ってたでしょ?みんな見てみて。
触ってみて」
って、各人のそこと私のそこを比較させられて、異口同音に
「ホントだ~!いくらでも指が入っていく感じ」
「子宮のない人も反射区は空っぽよ」
ですって。自分で触ってみても、なんの抵抗もないそこ。痛くも痒くもない。
前立腺肥大で病院通いしている男性、その反射区を教えていただいて、マッサー
ジの方法を熱心に聞いていらしたわ。

さあ、そのうち汗は出るわ、全身がポッポポッポと、循環が良くなっていくのが
わかるの。今はやりの”デトックス”毒だし?なにも必要のない、施療後飲む
ぬるま湯がしっかり毒素を出してくれるそうな。何よりもお水が良いって。お金
のかからない足刺激法。

静岡にお一人でお住まいのお母上様に月2回は会いに帰られる見学者の知人。
「時間の調整ができるようなら、是非勉強したいわ」って。

そして、キョウコサンの症状を伝えて、初回は来週早々に先生のお店(治療所)
へいくことに決定。かつて、マッサージ治療を受けて、余計具合が悪くなって、
自宅へ帰るのに難儀した彼女らしいので、私は付き添いになってあげることにし
たわ。私の指示どおりにやっても、指が痛くなるだけで、な~んにも反応も効果
もないっていう彼女。私は5分もすると、全身の血流が良くなっているのがわか
る身体反応なのにねぇ。
「ねえ、真面目にやってみた?」
「ええ、満身の力を込めてね。でも、下の子はマッサージができる子なのよ。
それで、ママ私にやってみてって言うから試してみたら、全然感じないって
ちゃんと力いれてるの?って言われちゃった。指ばっかり痛いのよ」
「ハハハハハ・・・・・!」

郵便屋さんが、分厚いキョウコサンからのお手紙を運んできました。
私達のオシャベリは、とどまるところを知りません。
とうとう、分厚い便箋も使い切って、あした新しいそれを買いにいかなくては
彼女にお便りを出せません。
キョウコサンのお手紙に、つい最近7人の人にお手紙出したのに、お返事が来
たのは魔女さんからだけでした。そして、封筒の宛先を書くのに、つい魔女様
って書きそうになっちゃいました、ですって。
しかし、同じ日に、7人もの人にお手紙を出すって凄いことよね。これは、
立派な才能と思います。
そして、自分をいっぱい褒めて、私ってすご~いのよって。ええ、可愛い女です
キョウコサンは。

今日は何回もあちらこちらを刺激して下さった先生。
毎日自分でも刺激しているのに、いつもと違うすこぶる調子のいい夜です。
先生の指は魔法の指のようです。こんなに調子のいい夜は最近経験していません。
夕食時のグラス1杯のアルコールは、必ず眠気を誘って、ちょっとウトウト。
それが今夜は全くありません。不思議な体験をし通しです。

みんな一緒に間違えて(笑)

2006-06-11 09:30:36 | Weblog
昼食用に、おむすび2個持って、早めに地区センターへ。
今月初回の中国語レッスン日。お教室の確保が複雑で、今回は初めてのお部屋。
物事を難しく説明、運営しようとする人は、頭が悪い人なのよ。そう、昔の全
共闘のあの演説・野次なんか、その代表ね。自己満足・自己陶酔の何者でもない。
頭のいい人は、小児、そう、サルでもわかる話し方をするって。そのとおり!
小学生も使うその公共施設。受付の人ですら、その流れ・仕組みを理解してない。
「私達も、この表を見なければわからないのですよ」
たった10くらいの部屋数、時間で割り振るだけの、たったこれだけのことをな
ぜ担当者がいちいち表とにらめっこをしなきゃならない?ああ、こういう頭の悪
い人間の作るシステムに沿わなきゃならないなんて、税金泥棒ー!そして、TPO
がわからない人はいらないロボットでいい!だって、考えようとしない人間に、
みんなの血税を遣うなんて、あなた、そりゃあ、犯罪ってことよ。

そのお部屋は3階にあって、いつものように階段2段とび。
なにやら歌が聞こえてくる。それも、どうも2ヶ所から。そこのロビーは、テレビ
があって、リモコンを握り締めているジジ。その周りに数人。他の椅子にもジジ達。
そして、ゾロゾロゾロと、集まる集まる大昔の少女・少年達が。
その階は、すっかり高齢者達の集いのスペースだったの。
将棋を指す人達、カラオケで♪エンヤトット、エンヤトット~♪と民謡が聞こえる。
もう一つのお部屋からは、演歌らしき歌声が。
この階はシニアパワーに満ち満ちて、少し小さくなりそうな「若輩ものです・・・」
なんて気分よ。

12時まわって、いつもの2階へ行けば、先生がお弁当を召し上がってらしたわ。
お姉さまは、相変わらず、生徒さんに囲まれて、お花の教材をやったり取ったり。
なかなかお昼のご飯にさせてもらえないいつもの光景。気配りのない女達。
逗子のキョウコサンがこのところめまいと吐き気にお薬が離せない状態らしくて、
先生にお聞きしたら、
「更年期。ホルモン低下」
早速、教えていただいてた個所
「脳幹、左足親指の指紋の中心とその近辺でしたよね」
「ええ、めまいは三半器官も刺激よ」
「足の薬指・小指でしたよね」
「そう、だけど年齢的に言っても、そこだけじゃね。1回診てあげたいわ」
「元々腎臓は悪いのよ。水分の抜けが悪かったりって。そうね、聞いてみるわね」

今回は8人の生徒。みんな熱心よ。20代のご夫婦で受講してたり。このご夫婦が
一番中国に近いみたいにお上手よ。
先生が、
「どんなに数を覚えても、発音が間違ったてら、それは正しい中国語じゃあない。
発音をしっかり勉強した人が中国語を勉強したことになるよ」
って。そう、例えば YOU と発音する 有・郵・右 をどこで耳でその違いを
聞き分けるかは、四声の違いなのよ。O の発音、有は三声、郵は二声、右は四声
っていう風に。だから、何回も、全員に言わせる。
そして、全員間違った 請問(Qing wen)これが三声から四声なんだけど、なぜか
みんな二声から四声になっちゃうのよ。私は間違えない!って思いながら間違える。
大爆笑よ。揃いも揃って同じように間違えるのですもの。
変にすねたり、意固地になったり、恥ずかしがったりなんてしないわみんな。
笑って、もう一度挑戦して。
「このクラス、上手よ。意味はちゃんとはわかっていない、多分。でも、ちゃんと
進む。すごいねえ」
って、褒めてくださる。
これはGET言い回しに、「不にしんにゅうを書いて、可以をつけて、hai ke yi」
意味は「悪くない」よ。でも、何が曲者って、e は口を横に引っ張ってウと言う、
歯をかみ合わせたまま、三声でクって言うのよ。難しい!
でも、これをクリアしなきゃ中国語にはならない。口をとがらせて、ウの形でイと
言うのやらね。だって、これをしなきゃ「あなた何を言いたいの?}になってしま
うのですもの。ただ、日本語のように、「生」一つとっても、「せい・しょう・う
(まれる)・なま・は(える)・い(きる)なんて読み方はないみたいなので、
1字1音なのは嬉しいわね。
「単語、いっぱい覚えてください」
これは、どの言語も同じ。語彙を多くしなきゃ、何事も始まらないってね。 

3日連続になるキョウコサンへのお手紙。
早速先生からのアドヴァイスを書いて、今朝投函。
指示どおりに刺激したら、3~4分もしないうちに、身体がポッポポッポ温かくな
ります。それがなければ、刺激が少ないということですから、グッグッと押してね。
ツボ刺激じゃないので、点?点?点?なんて神経はいらないのです。その体中の器
官の反射区に相当する個所にちょっと強めの刺激を与えることで、不思議な、本当
に不思議な現象が起きるのを体感できるのです。

左右の、特に右手の痺れが今年になってひどくなってきてました。5年も前のくも
膜下手術の後遺症よ。頚椎異常ね。積極的無視の治療法を実践する私ですが、先生

「首はまずいよ。レイコサン、親指の付け根をゴシゴシ刺激して!」
毎日続けています。そういえば、痺れを・・・アラッ、どこかへ行っちゃった?
いいえ、完治はまだまだですが、あきらかに前ほどの痺れは起きてないのを知った
のよ。肩こりや歯痛、痛みには、有名万能ツボ=合谷、これは手の甲、親指と人差
し指の間を押して、イタッ、そこがそれ。そこをぐりぐりぐりとマッサージ。
肩揉みするよりそこをマッサージ。

こうして、無知な私は、少しずつ色々とお勉強させてもらって。
幸せね~~~。

エーッ、ご飯の前にお菓子~~!?

2006-06-09 08:13:59 | Weblog
近所に住む30代男性、1児のパパ。
彼は、坊やに「とうちゃん」と呼ばせている厚木基地に勤める男性と
5時過ぎ、マリリンの気分転換(なんとなく調子が悪そうで、何かって
擦り寄ってきてた1日だった)に、ふらっと出かけた矢先、近所の駐車
場に2台目の車を置いて、お帰りのところへバッタリ。
「久しぶりねえ、今お帰り?いつもこんなに早いの?」
「4時半に終わりますから、この時間ですね」
から始まって、立ち話1時間近く。
彼との話はグローバル。まあ、大体がアメリカの話が多いけどね。
「根本的に考え方、行動の仕方が違いますね。例えば、僕が滅茶苦茶
忙しい日々が1ヶ月、1ヶ月続いたとします。隣の男は、暇を持て余し
ている風。こういう状態だったら、一般論として、日本人なら、
「何か手伝おうか?くらい聞きますよね。それが、知らん振り。そして
それを見ていた人が、少し手伝ったらどうなんだ?それを決めるのは
僕じゃあない、僕の上司に言ってくれ、ですからね」
「ええ、アメリカ人は昔からexcuseは言うけどsorryは言わないって。
アメリカに住んだ人は言うわね。責任回避のためなら、詭弁だろうが
何だろうが、つかいまくるって。そんな白人達から見たら、日本人なんて
赤子の手をひねるようなものよね。アメリカ人と中国人は、同属よ。Co2
削減に、両国ともノーよ。中国は先進諸国に入ったって言ったり、途上国
ですって言ったり、それになんじゃかんじゃ口出しをするじゃない?もう、
慇懃無礼に無視!これがまたできないのよねえ、政府も官僚も。靖国問題
だって、戦犯の人だって、死刑という形で断罪されたのだから、それに関し
ては何も言うべきじゃないのにね」
「挙句、まだODAですからね」
「そう、官僚は、人のお金をばら撒くのが好きだから、人の血税を」
こんな話が続く。
「ねえ、あなたは本当に愛されて育ったでしょう。奥さんも坊やも幸せね」
「そう見えます?」
「ええ」
その彼も、今時の女達の言葉の悪さにげんなり、不愉快って。
「ヤバイ、なんて言葉を平気で遣う。神経を疑いますねぇ」
「ええ、そのとおりよ。そんな言葉が氾濫しているから、私は人のいる所へ
はできる限り行かないわ。グアテマラへ行ったのも、そんな日本に、すごい
閉塞感があったからなのよ。お母さん達は、何をしているの?愛されない
子ども達って、心底子ども達が可哀想。考えることを放棄している親とその
子ども達に英語教育を!って?もう、バカらしくて付き合いきれない、なん
だけど、すっごく心配で、横浜の片田舎で、魔女が咆えたってどうにもなら
ないのは重々承知よ。だけど、この素晴らしい日本人達が、何者でもない、
アイデンティティを持てない気色悪い民族になってしまいそうで、大人の
1人として、責任を感じてならないのよ」
こうして話していたら、彼が腕時計を見てるから、
「アッ、何か大事なことでも?」
「はい。夕食前のお菓子を食べそこなったかな?」
「ええーっ!お食事前にお菓子~?」
「ええ、そうなんですよ。前は前後に食べてたのですが、今はデザートはなし
にして、食前のそれに」
「いやだわー、糖尿病へまっしぐらじゃない」

そして、2050年(す~ぐよ)には地球は大変なことになるって、ちょっと
脅かして(世界ネットワークによる地球上異変の現状、温暖化のよる異変)、
「ホッキョクグマ、白熊ね。あれはもう、絶滅種なのよ。エスキモー、そう
イヌイットの人たちも移動を余儀なくされて、大変なのよ。去年の巨大クラゲ、
越前クラゲ、あれだって、中国が垂れ流す物質のせいばかりじゃなさそうだし、
まぁ、可哀想だけど、未来は明るくないのは事実ね。5%削減どころじゃない
のよ。50%削減成功しても、今のような地球じゃぁないって。
おなかすいたわね、でもよかったでしょう?糖尿病への道がちょっと遠くなって」
「はい。すぐご飯を食べます」
話応えのある男の子です。しっかり目を見て自分の考えを言える子です。
こうじゃなきゃね。『みんなが』からは距離をおいている好もしき男児です。

魔女・ひじき・サハラの雨

2006-06-06 23:11:23 | Weblog
庭仕事をしていたら、家の中で電話の音。
サンダルを蹴散らかして、受話器を取ったけれど間に合わず。
留守電にしていたので、逗子のキョウコサンだってことはわかって、
折り返しこちらから。
その前に、郵便屋さんが彼女からの封書を配達してくれてて、サラーと
読んで、又一人で笑って。家の中に入ってからジックリ読もうとして、
土いじりを続けていたの。---まだ、蕾が硬いわねえーーーって、
彼女に送ってあげられるユリの花の選別をしながら。

顔なじみの個人スーパーへゴボウの空箱を貰ってきたり。それがちょっと
浅すぎたので、少し工夫をしてお花達を収めなきゃなんて。そしてあとは
カサブランカの蕾が大きくなるのを待つばかりよ。

ーやっぱり今回も、あなたは魔女でしたーーーーって、キョウコサン。
横浜で待ち合わせ。その日は、かなりエレガントななりで、出かけた私。
でも、とっぴな格好じゃあなかったはずなんだけど、やっぱり魔女って。
フフフ、有難い事だって思うわ。決して没個性ではないってことですもの。
何が嫌いって、みんなと同じ がね。だから、キョウコサンの評価は、
喜ぶべきことなのよ。その私の格好の挿絵まで描いて、矢印でその絵を指して
彼女には可愛らしく見えたらしくて
ーーこんな可愛い格好をしてるのにやっぱり魔女に見えたーーー
ですって。

ひじきのお話が面白いのよ。
背の君に、お酒の肴の1品に出したら
「これは酒の肴にはならない」
昨日のお夕飯の時に、ひじきを出したら、昨日のコメントは
「おかずにはならない」
だったのですって。じゃ、ひじきって、なんなの?ハハハハハ・・・おやつ?
梅酒、ラッキョウの酢漬け(ウチは例年15キロだったけれど、今食べている
のは2004年もの。2年も作らないなんて初めて)、そこでも背の君のコメ
ントでカチン!ハハハ・・・背の君のお母様仕様がいいなんて、今ごろ何言っ
てるの?なのですって。男の子は、いっつも、幾つになっても母を背負って生
きる生き物なのです。母って、守護霊より背後霊みたいな存在になりがちよ。
オーコワッ!

出版社時代のライターの方々3人と、こちらも久しぶりの逢瀬だったのに、
昨日の続きみたいにオシャベリに花が咲いたそうよ。それぞれの人生は
楽しいことばかりではない様々な色が織り成すそれぞれの模様。
どうであれ、自分が選択した道は、背筋を伸ばして歩くっきゃない、のよね。

さぁて、私達のオシャベリは、途切れることなく便箋に書かれます。
「書けない人ってなんなの?」キョウコサン。
「構えちゃうんでしょうねぇ。まあ、無意識に根底に良く見せたいって気持ち
があるから書けなくなっちゃうのよ。私達って、オシャベリそのものを書いて
るから、いくらでも書けるのよねぇ」私。
キョウコサンのお手紙は、水彩画が書かれたり、イラスト付きだったりの横書き。
楷書ではスピードが出ないので私のそれは縦書き。
絵はプロ。でも、文才もそれに負けないくらい。読んでいて楽しい。風景が
浮かぶなんて、やっぱりキョウコサンも只者じゃあないわ。

Sキング「ニードフル・シングス」の映画がありますよって、ケイコサンから
メールがPCの方へ。そのメールを読んだのが夜になってから。残念~~~!の
お返事をしときました。そのストーリーは、やっぱりキングじゃなきゃねって、
思った面白いお話だったし、どういう風に映像化されたか観たかったわ~って。
浜ッ子のケイコサンの同期会は、中華街で。かなり有名なお店の総支配人が同
級生で、ふかひれを心ゆくまで堪能してきたって、その同級生のサービスがい
っぱい入ったお料理のオンパレードだったそう。
ふかひれの麺まであるそうな。想像外の麺です。今度は飲茶を食べに行きませ
んか?って、浜は隅から隅までご存知のケイコサンです。

世界的に異常気象の地球は、ケイコサンが、プレゼント(ポロシャツ)を送った
モロッコのボーイフレンドが住む地域、年間雨量はごくわずかのサハラ砂漠に近
いそこが、水害に見舞われたそう。ただただ無事を祈るのみ、人の無力さを感じ
る自然現象だったそうです。
紙にパソコンに、オシャベリは続きます。

出てきた!

2006-06-04 22:12:21 | Weblog
小さな改築工事が始まって、半日でお玄関の廊下リニューアル。
見事な仕事振りでパチパチパチ。
お庭に面した掃き出し窓交換と、サンルーフ設置のために、その近辺を
すっきりさせて、職人さんが作業をしやすいように。
すかしユリが1番バッター。このユリは香りはほとんどないので姿を愛でる。
次々と蕾が膨らんできて、鉄砲ユリやカサブランカが開きだしたら、その
一面、香りが充満するわ。ユリの鉢だけでも12個。各5本、その中に、際
立って巨大な鉢には10本も出てきたので、一斉に咲いたら・・・幸せ~~~~!
その巨大鉢を移動したら、アラッ、もしかして?ええ、諦めたところへ失せ
物が出現。その鉢の向こう側、外の洗い場シンクの下から紛失した携帯電話
が出てきたの。
結果、ショップへ出向いて新しい機種に変更です。湿気で使い物にならなく
なっていたのです。
担当のお嬢さんが説明をしてくれたけれど、
「簡単に易しく、必要最低限度の説明をお願いするわ」
データを新しい機種に移動するのに、なかなか出来ない。前の電話機の中身を
のぞいてみれば、汗をかいていて、それがデータ送信を不可能にしてたらしいの。
精密機器ですもの、水分はまずいでしょう。それでも、なんとか新機種へ移動
してくれて、やっといつものように。否、苦手な説明書を読まなければ、メー
カーが変わったので、今までのようには操作できない。苦手な説明書を読まな
ければなりません。

胸ポケットに差し込んで、立ったりしゃがんだりのあの朝、ユリの大鉢の前で
前かがみになってたのね、その向こう側にあったということは。滑り落ちたの
でしょう。

出かけた時に、力を発揮する携帯電話。
何はともあれ、出てきてヤーレヤレです。
相変わらず今一の食欲のマリリン。彼女のためにいつもと違うドッグフードを
買ってきました。セニョール・ダンは、自分が食べ物も変化が嫌いなものです
から、犬もそうだって、思い込みたがるのです。はい、新しいドッグフードは
食べてくれました。 想像妊娠症状は1ヶ月ほど続くらしいので、元通りにな
るには、もう少し時間が必要みたいです。

とりあえず移動しまくった鉢。花壇も壊して、その中に植えられていたバラの
苗とグラジオラス50本は仮住まいの角型プランターへお引越し。雑然と置か
れた花々達。夕方に、殺虫殺菌剤を万遍なく散布。飽きない我が家のお庭です。