何年ぶりに本格的な推理小説を手にしたかしら。
小学生の頃は専ら江戸川乱歩。それから、コナン・ドイル。アガサ・クリスティ。
そして、E・S・ガードナー。エド・マクベイン。etc.etc.推理小説は大人になっても好きなジャンルでした。
猛烈な勢いの読書は、中学生時代でした。そう、思春期真っ只中。少し、否、かなりおませな女の子でした。10代終わりは発禁本が解禁になって、ソレッ!新宿「紀伊國屋」はお気に入り。
そして、又本格的に読み出したのは、30代~
そこからは、様々なジャンル。色恋話は卒業よ、最早。いわゆる恋愛小説は買わなかったし、読まなかったわね。色恋は、読んだり見たりじゃなく、するものよってね。自論!
図書館の本が嫌い。縛られるし、不特定多数の人が触ったって、気持ち悪いのでね。
なので、BOOKOFFか、AMAZON これが私の本屋さん。時々思い出して読み返すって読書ですから
身近に本がないと落ちつかないのです。
視線の先に本!これがあたくしにとって正しい有りようです。
ここ1~2年は、心理学関係の本をず~っと手にして。それはそれで面白いのですが、少し疲れたのは確か。
新聞紙上の書評。普段はあまり気にも止めないのですが、先週の日曜日のそこに、ン?惹かれる題名があったのです。しかも知らない作家。何何?スウェーデンのアガサ・クリスティだって?
読んでみようじゃないの!早速アマゾンへ注文です。す~ぐ届いて、680ページの分厚い文庫本は、かなり小さな字でした。
エド・マクベインの「87分署シリーズ」は、本当にプロローグが素敵でした。それを、そこを読みたくて買ってたような。そのくらい初めの出だしがそそられるか萎えるかなのです。
それで、その「悪童」は、4日で読み終わりました。その構成に、引きずられて、ななな何で~~?今まで出会ったことのない、推理小説だったのです。
すっごい気分転換になりました。
同じ読書でも、きっと脳みそは、いつもと違う何かを感じ、動いた筈です。
素敵な出会いがあると、必ず続けてその作家の本を読みます。今回のそれは、3部作の3作目だったようなので、前2作品をオーダーしましょう。
本当に、力のある作家と見ました。楽しみにして彼女の作品をあたくしは待ちます。その名は
カミラ・レックバリ。北欧の人が書いた本は、「ソフィの世界」以来2冊目です。
昨日は、例年のように、個人のお宅のオープンガーデンで、見事なバラを堪能してきました。
今年は、ハーブティも、そしてお土産まで頂いて。サマー・レディ(?)、小ぶりな白いお花のつるバラの苗まで。
す~ぐ側に2軒のオープンガーデン。どちらのバラも、帰りたくない!って思わず言ったほど。丹精こめて、その結果を毎年楽しませて戴いています。ありがとうございました。