ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

机上のお勉強

2009-07-25 20:57:41 | Weblog

今期レッスン、大和教室は今日でおしまい。次は9月2週目の土曜日です。
久しぶりの横山先生の授業でした。前回は5月最後の課でしたから、久し振りです。
「好久不見=お久し振りです」
自分から言う事を義務付けてますから、お顔を見た途端言います。
「好久不見」先生もおっしゃいます。好!=ハォ!いいわね。
教科書をドンドン進めます。かなり難しくなってきています。「ン?」が増えます。
あたくし達日本人が日本語の何もかも全てわからないように、元・中国人の先生も
おわかりにならない事もおありです。それでも、やはり日本語より中国語の方が
お上手です。

前回からあたくしの隣りに座られるようになった青年、独学でかなりおわかりです。好!
段々難しくなってきて、思案投げ首のあたくしは、
「わからない事は、それを言う場面で、都度覚えるしかないって思うのよ」
「そうですねぇ」
「まあ、数十回でも出会えば覚えるんじゃないかしら?って私はね」
「う~~ん」
「それに、例えばって、難しい質問をなさる方がいらっしゃるけど、私は聞かな
 いようにしてるの。だって、なるべくシンプルな言い方を覚えようって思っても、
 それすら覚えられない現実ですもの、余計な事は、例えばって話は無視するの。
 脳みそがアタフタするのよ、いい加減にしなさい!って」
「ハハハハハ」

このお教室は今年の11月までの使用許可だそうで、来年からは移転せざるを得ない
状況に。責任者の方(77)が、全員に協力を要請されたわ、お教室探しの。
「皆さん意欲的でお勉強してらっしゃるところへ、移転話は辛いですね~」
って、先生がおっしゃいます。
もう一つのクラス担当の先生も、ご主人が中国。それで先生はお辞めになられる事に。
大きく変わろうとする大和中国語教室です。

「1ヶ月北京に滞在してきます」
「1ヶ月もですか?」
「はい、招待されまして。これは願ってもない機会を頂いたと思いまして、観光の
 ためじゃなくお勉強のためです」
「頑張って来て下さい」
「はい、ありがとうございます。我走了=行って来ます」
「行ってらっしゃい!」
「謝謝、再見」

取り敢えず、机上のお勉強は夏休みを前にここまで。
北京にインターネットカフェでもあれば、このブログも書けるかも知れませんが、
全くわかりません。
友人知人達にはせっせと手紙を書くつもりです。
今回の旅の目的の一つに、お料理のレシピをしっかり掴んでくる事です。
材料と、舌が感じる味から調味料を判別したり(わかるかどうか、大いなる疑問
ですが)。

荷物作りに専念しなければ。
持って行きたい(読みたい)本だらけで、選別に迷っています。これは嬉しい
迷いです。スケッチブックと鉛筆絵の具も忘れないようにです。
まだ見ぬ土地を思い描きます。
清朝の?いいえ、もう一つ前の明朝の時代に作られた街でした、胡同(フートン)。
オリンピックで壊されていたかも知れない古い古い街です。そこは何としても
行きたい所です。楽しみ~~~~

なんて素晴らしい世の中!

2009-07-24 11:08:57 | Weblog

一人で、しかも1ヶ月も外国に滞在できる。思いついて出発に至るまで、こまめに
その件についてやり取りが出来て、パソコン画面を見ながらああだ、こうだってお
話も進められ、費用も近くの郵便局から送金。これで、当日航空会社のカウンター
へ行ってチケットを受け取れば完了。

考えてみれば夢のようなお話です。
宇宙に滞在できるのも夢ではない、事実として進行中。その名は「きぼう」。
IPS万能細胞を発見した我が日本の科学者山中教授。例え血肉を分けた肉親から
の提供臓器であっても、拒絶反応は起きる移植手術。その大きな難題を払拭した
本人から取り出す細胞の応用範囲は、多くの難病で、事故の後遺症で悩み苦しむ
人々の大きな灯り。

電話で、FAXで、パソコンで、多くの手間隙を簡略化できる世の中に生きる今を、
ほんの20~30年前まで、想像も出来なかったあたくしです。
便利な世の中に、もう、本当に感謝の言葉しかありません。居ながらにして外国
行きの手配を全て済ませられるなんて。ねぇあなた、素晴らしいって思いません?

パスポート更新、ビザの申請が必要、それに時間がかかって、当初の予定から
大きくずれ込んだ北京行きです。
セニョール・ダンへ留守を預けるわけですから、北京詣ではあたのくし裁量内で
済ませなくてはなりません。お目当てのチケットが、タッチの差で予約できなか
ったのですが、これっぽっちも洩らしません。彼には関係のない事ですから。
昨日は、ちょっと慌てたあたくしです。
世の中は、夏休みになって、どっと海外に繰り出す人々が大勢居るなんて、毎日が
日曜日のあたくしは想像すらしなかったものですから、ビザが取れた事を確認し
て、さあ、チケットの手配!予定していたチケットは、アラララ・・もう完売!
それから検索検索で、やっと上海経由北京入りという仕儀に相成りました。
おカネ?それがどうしたの?って方には関係のない事です。でも、極力詰められる
費用は詰めたいあたくしですから、かなり必死になって探しました。
グァテマラに行った時のヒューストン6時間待ちに比べれば、トランジットが1時間
ちょっとなんて、なんてこともありません。上海で入国出来るわけですから、それ
も面白いんじゃない、よ。

モンちゃんへ 便名、到着時刻をメールして、ハタと思った、なんて幸せなあたくし
かしらって。多くの見知らぬ優秀な頭脳が、素晴らしい世の中を創ってくれて、
その恩恵をいっぱい浴びている自分にね。今が、そういつでも今が最高の時なのです。
感謝!ありがとう~~~~!です。

夕べのフリー英会話。
「8月末に帰国するけれど、9月はまだここにいる?」
「う~ん、わからないなあ。転勤を決めるのは上の方だから」
「そう?残念ねぇ。帰ってきたらお寿司を食べに連れて行ってあげようって思って
 たのに」
「食べたいなぁ」
「もし、まだ居たら行きましょうね」
「はい」
来日1ヶ月にならないハンコック君が、早や千葉の教会へ転勤させられていました。
お寿司を食べてみたいって言ってた彼にもご馳走しようって思ってたのに。
移動の激しい彼等です。

米軍基地のアメリカ人信者が他のクラスの俄か先生だったようです。
先生から提示された文字を絵にして、それが何を意味してるか当てるゲームをしま
した。
”Really?"
"Yes!"
彼が書いた文字はENGLISH。
"Not word?"
"Yes!"
ひどい絵の世界地図です。アメリカ・イギリス・オーストラリア(に見える?)を
指します。
"English!"
お見事!
オプションは失礼して、帰って来ました。今回はエツコサンも出席されました。
ええ、別々に車で。彼女はウクレレの発表会に向けて練習に熱がこもっておいで
のようです。中国滞在中の発表会で、生憎ライブ鑑賞には残念ながら行けません。
彼女の練習の曲を少し聞かせていただきましたが、そのウクレレの音色といったら
素晴らしい!ハワイ直々の名器らしいのですが、彼女の奏でる技術が出す音です。

全てのことが、素晴らしい!
フト、そう、今朝はしばらく忘れていた感覚を思い出しました。何?
今朝は、誕生の日って思うことに。毎朝、考えてみれば誕生の日なのです。
だって、これから始まる出来事は、何もかも未経験なのですから。昨日と全く
同じことなんて何もありません。本当に!
ですから、後ろは振り返らずに、今日1日、今日すべき事を淡々とするだけです。
素晴らしいって思いません?過去なんて何も存在しないのです。明日もないのよ。
ただ、今日だけあるのは。素晴らしい今日があるだけです。
更新した、真新しいパスポートに初めて入国を許可するってそれはCHINESE VISA.
万里の長城の絵が描かれています。ICチップが埋め込まれた新しいパスポートに
貼られたビザです。2週間以上の滞在には必ず必要な中国ビザです。

お遊び広場?

2009-07-22 09:30:31 | Weblog
小雨の降る中を車を出します。
今週はいつもより少ない人数で始まったフリー英会話クラスです。
スタートは12の図柄の説明を。そして1日の各自の行動を言います。
入り口が何やら騒がしい。
年子と思われる小さな子ども達を引き連れた女性が参加です。
動き回って、はしゃいで、いたずらをして、叫んで、遊びを強要して、・・・・
ここにも自分の位置がわからない人がいます。
お勉強する場所に、いっときもじっとしていられない年頃の子ども達を連れて
参加するって、どういうことかわからないのでしょうか?
「あたしが行きたいんだから、しょうがないんじゃないの!」式社会参加を
平気でする人があたくしは苦手です。人様の迷惑を想像すら出来ない人が
アメーバ-のごとく増殖している現代社会。
これが、横社会の弊害なのです。お友達感覚、みんな同じ感覚から起こる不遜さ、
想像力の欠如。昔からこの日本では「亀の甲より年の功」って言われてきました。
理屈じゃない経験から学ぶ尊さを、それを尊重しなさいって。
なぜならあなたも年取るのですってね。・・・これはあたくしの考え。

どなたも注意をしません。内心苦々しく思っているのは火を見るより明らかだけど、
そこ、底にはタダで習っているのだからという引け目があるのです。それに、
自分が悪者のように見られるのを恐れて。あたくし? ジッと我慢の子。
その中、授業は進みます。
クイズ形式の問題が出されます、ホワイトボードに書かれる首吊りの図。
信者の男子が説明をしてくれてましたが、マシンガン質問といい、今回の首吊りの
図といい、およそ愛を説く宗教組織が使う方法とは思えない説明アイテム。
今日はここまで!
そっと椅子を引いて、軽く頭を下げてその場から去りました。

木曜日クラスとここ火曜日クラス参加の方々。あたくしもその1人です。
双方参加のシニアの男性陣は過去に英語と関わりを持っていらした方々のよう
に見受けられます。質問に、キチンと説明がお出来になられる英語力です。

「ただいま~」
セニョール・ダンへ。
「オッ早いんじゃない?」
「ウン、小さな子をゾロゾロ引き連れて来る人がいて、勉強なんかやってられ
ないって有様だったからねぇ、さっさとさようならよ」

来るもの拒まず、不文律があるのかしら?どんなに他の人が迷惑でも。木曜日
クラスでも、授業後、長老の1人が
「コショコショコショコショ」
って、小さく。そう、前列に陣取るオバサン達の事よ。私語が続くそこ。

う~ん、今の文明が進んだ社会に生きるって、情報が多ければ多いほど人は
自身を見失うってことなのね。
母親も父親も、子どもを育てることを他人に委ね、自分を頼まない。
他者へ自身をも預けて、些細な事でも、自分に不利益になりそうな事態に騒ぐ、
慌てる、憤る。少しも自身を愛していない。要するに、自分を愛せない人達が
右往左往の世の中。
縦の関係から生じる規律。伝統が正にそれ。伝統はその組織の背骨。人として
個としての生き方が全てに、よきにつけ悪しきにつけ露呈するのです。
そう、一事が万事。あたくしはキッと拒否します。ね?ね?ね?の人々を。
頼むのは誰?・・・・・あたくし自身以外にいる?
人の思惑などに決して揺れません。背骨はシャキッとです。

各家庭の背骨が今やグニャグニャのご時世です。会った事も、話した事もない
メディアに登場する人達の言をどうして頭から信じるのでしょう。
何事も手っ取り早く簡単に取り敢えず入手しようって、浅ましき人々にメディア
関係者は大笑いするのです。視聴率が稼げた!販売部数が上がった!って。
その片棒を担ぐ?オー、真っ平ごめんなすってよ。

背中はいつも真っ直ぐ。ご挨拶は?腰から折って目先はつま先。
掌(たなごころ)に入る食器以外は持たない。頭を食器に近づけて食べるのは動物!
ああ、こんなことはどこの家庭でもやってたしつけです。
食事風景になるとスイッチをオフにします。気分が悪くなりますから。
アメリカ映画、ファーストフードから、何でもありの風潮が染み込んで、今や
なにじんかわからない人々が増殖しています。規律のない何でもありって、逆に
人々を不安にさせるものなのです。

あたくしは逃げるのです。避けます。美しくないものから遠く距離を置こうと
思います。なぜ?だって、この世の中で、自分にとって自分以上の存在なんて
ないのです。その大事なあたくしにありとあらゆる不幸な言葉・現象を見聞き
させるなんて愚は犯せないのです。申し訳ないでしょう?自身に。
あたくしが良く生きるのにはどうするか?自己コントロールをどうするか?
そのテーマでいっぱいいっぱいです。わが身とどう付き合うかが最重要事項
です。

アッ別件。
歩いて数分個人スーパーに勤める人からの話。近くにかなり大きな県営住宅
があります。そこにこの春から大勢の外国人が住むようになったらしいって
話は書きましたね。その内訳が・・・ブラジル人、フィリピン、中国人他。
ところが、エッエジプト人?
中南米各国人やアジア人の話はもう驚きも何もありませんが、エジプト人に
はビーックリ。
「フフフ、次はアラビア語かな?」
「そうくるの?」
「ええ、他に何かある?」
あたくしの興味は尽きる事がありません。でも、厳密に言えば、アラビア語
じゃなかったりしてね。さあて、またまた楽しみが広がりそうです。
取り敢えず、ネットで調べる事にしましょう!

それぞれの夏

2009-07-21 07:44:36 | Weblog
「晩御飯一緒に食べませんか?」
ってメールが入りました。SONGサン(大和中国語教室の先生)からです。
東京でコーラス発表会に参加、その後のお話です。
確たる目的のない外出はしないあたくしですが、昨日は目的も、行き先も確定
の外出をしてました。お夕飯はともかく、お会いするのはやぶさかではないので、
「いいわよ、今どちら?」
2~3回のメールが行ったり来たり。
「ニーハオ!」
「どこか涼しい所へ行きましょう」
大和駅前のマックへ入りましたが、エアコンはギリギリ温度設定のようで、
涼しいって感じはしません。けれど、店替えするには、注文品を手にしてました
から、そこで我慢です。

3人兄弟(姉妹)の真中が彼女。お姉様と弟さん、100才になるお婆ちゃま、
そしてご両親が大連にいらっしゃるって。その100才のお婆ちゃまはストレス
とは無縁って。気に入らない事は全部言葉にして猛烈な勢いで吐き出される。
言われた家族はた~いへん。当のご本人は、吐き出したら2~3分もすれば
ケロッだそうで、なかなかのお人のようです。怒るってかなりエネルギーを
必要としますから、タフな女丈夫でいらっしゃいます。

彼女が中学生の頃コーラスをしてて、その後来日するまでコーラスとは縁が
なかったそうで。
今では良き指導者に巡り会って、仕事にコーラスに、そして覚えの悪いあたくし
達の中国語先生にって、充実した日々をお過ごしの彼女です。

自分を持っているって感じられる彼女は話していてなかなか楽しい存在です。
もちろん、考え方に差異があるのは自然な事ですから、その違いを含めての事です。
様々な事を話します。彼女は職場の人にも中国語を教えているそうで、取得する
人には共通の何かがあると言います。取り組み方の違いが結果に繋がるって。
「例えば?」
「う~ん、一言では言えないですねぇ」
教える立場では言えないのでしょう、それ以上は聞きません。
「レイコサンは、もう少し中国語を勉強して、中国人に日本語を教えたらいいですよ」
「ウ~ン、教えるのは難しいからねぇ。今、38才のペルー人女性に教えてるけど、
 私が思う外国語の取得には3つの型があるってね。
 1つ目、必要に迫られている人。
 2つ目、天性の語学能力が備わっている人。
 3つ目、楽しみを見つけられる、それを遣いたいって明確な目的がある人。
 私はそう思うのよ。ペルー人女性は、1つ目よ。だから、私もバシバシ容赦な
 く彼女に覚えなさいって、甘くなんかしないの。だって、国で坊やが待ってる
 のですもの。仕送りをしなきゃならないしね」
「そうなんですか?」
「ええ、お遊びじゃあないってね」

以前、相互学習で、日本語が全くわからない30代中国人男性に日本語を教えて
あげようと頑張ったけれど、こちらの中国語が余りにもお粗末&語彙不足で、
もうあたくしがギブアップ!彼は上手になったかしら?
積極的に日本人社会に溶け込もうとしないで、同国人の中で生活してたら10年
経っても20年経っても覚えないわ。
それに、相互学習なんかじゃなく、日本語学習だったので、あたくしは退散よ。

SONGサンに何かお疲れの様子も見えてきたし、お夕飯は各家でって、どちらから
ともなく再見。
「中国を楽しんできて下さい」
「謝謝、行って来ます。帰ったら又ゆっくりお会いしましょうね」
「お話を楽しみにしてます」

それぞれの夏が訪れます。
彼女は去年、ツアーに参加して、オーストラリア旅行をしてきたって。
ゴールド・コーストは素晴らしかったけど、シドニーは、そうでもなかった。そう、
都会はどこも似たり寄ったりの顔をしてるのよね~。
ですから、あたくしも近代的な北京には何も期待していません。東京や横浜と同じ
顔を見たいなんて少しも思わないのです。それより、清朝時代の趣が残っているら
しい胡同(フートン)に行きたいのです。
たまたま去年買ってた「小説で覚える中国語表現」という本もバッグへ入れて、
そ~ろそろ旅行の支度に取り掛かろうと考えています。けれどもまだ、パスポート
が戻ってきていません。

今夜は、火曜日フリー英会話クラスへ行きます。
「HACHI」リチャード・ギアのハチ公物語の映画試写会チケットが、レッド・クリフⅡ
に続いて抽選に当たりました。ラッキー!有楽町です、会場は。
ーーン?有楽町まで?辞めた!電車賃の方がロードショーで観るより高いわ。
いつものように、6時半に車を出します。日本語を話さない長老のクラスへ向けて。

ウソッ、まさか!?

2009-07-18 20:26:55 | Weblog
いつものように大和中国語教室からの徒歩帰宅途中で、いささか疲れて
サイゼリアへ寄り道。ふ~~~
久々、以前の中国語クラスの方と携帯電話でお喋り。
ーーさあて、もう夕方だし、もう一息頑張ろう。お財布を出して、ン・出して
  エッないわ。ウソ-、お財布がないだって~?ウソでしょ?!
  アラッほんと、本当にないわ。 さあて、どうしましょう?
  金目の物なんか持っていません。取り敢えず、何を担保にしてお金を取りに
  帰れるかしら?
です。
ーーまあ携帯電話しかないわね。これを担保に。 
でも、何より迂闊な自分がショック。お財布を持たずに飲食店へ~?にね。
フト、
ーーそうだ、あの子がいるわ。でも寝てるかなぁ。不規則な生活だし。でも、
  考えてたって始まらないから、メール。タイトルが大事よ、あの子には。
  無視されちゃ困るもの。
それで、件名に「助けて~~~!」
カクカクシカジカで、送信すれば、
「わかった、今行く」
って、返信が来ました。ホッ
迎えに来てくれて、
「ほんとに持ってきてない?どこかへ寄ってない?警察へ届けなくていい?」
「うん、どこにも寄ってないわ。多分他のバッグか な あ?でも、今日は
お金は遣ってないから、ウチよ。でもねぇ、持ってないでお店に入った自分が
ショックなのよ」
「俺もあるよ」
ここからが、ウチの宇宙人の作り話と思ってしまうお話です。
「ある時、夜中の2時頃、あんまり腹が減って、その頃小銭を灰皿に入れててね、
500玉2個抜いて、1000円もありゃあいいだろうって、ラーメン屋に行っ
たんだよ。そして、払おうとしたら、1枚は500円玉、だけどもう1枚は500
ウォンだった」
「ギャハハハハ、また~作り話でしょ?出来過ぎって言うか、ベタって言うか」
「ほんとだよ。だから、翌朝一番に払いに行ったよ」
「うそ~~、ハハハハハハ、な~んかウソ臭い話ねえ。なんで、ウォンがあったのよ?」
「誰かが入れたんだろう?」
「元ならわかるわよ、北京にも行ってたから」
「メの字かな?」
メの字って、あたくしの姉です。世界中の、ネパールのカジノなんて所まで進出、
ソウルのウォーカーヒルだって行ってますから、それはあり得るかもしれないけれど、
なんで、宇宙人の小銭入れの中にウォンがあったかはわかりません。ただただ車中で
大笑いしていたあたくしです。「ありがとうウチの宇宙人」で。

今日は、初・中級クラス合同レッスンでした。総勢20人。お美しい長春出身叔
老師が教えて下さいます。もう、あたくし達は済んでしまっていた課でしたが、
先生が変われば、中身もアレンジされて、難しくもなります。発音をやかましく。
中国語は音の言語ですから、同じ子音でもイントネーションが違えば、意味が違って
きます。質問されれば、さっさと手を上げて答えます。例え間違ったとしても、
言ったが勝ち!なのです。それが大事なのですから。教える側にすれば、反応のなさ、
反応の鈍さがたまらなくイヤなものですから、積極的に反応するように心がけて
います、あたくしは。
人の存在は意味を持ちません。あたくしにとって、どうなの?だけです。
お勉強は先生とあたくしの縦の関係だけです。どうにかついていけました。
けれども、無意識の緊張があったのだと思うのです。いつも、真っ直ぐ帰宅する
あたくしが、寄り道などしたのはちょっと疲れたのだと思うのです。そして、
危うく、無銭飲食になりそうになって。
それでも、そういう羽目に陥らなくて済んだのは、ウチの宇宙人のお陰。
感謝です。本当にありがとう。
なんて、刺激的なあたくしの人生なのでしょう。

ま~だ、ビザの、入国許可印の押されたパスポートは戻って来ません。
でも、そ~ろそろ出国準備でも始めましょうか。いつものように、大量の本を
詰込みます。どこへいってもウ~ロウロしない、どっかと居座るあたくしは、読書
で1日を過ごします。今回は、超短期留学のつもりで漢語のお勉強が主ですが、
読書とスケッチははずせません。油彩の画材も持って行こうかしら?何しろ
1ヶ月の滞在ですから、かなり色々と出来そうですもの。
もちろん、お料理もします。モンちゃんは和食が好きですから。
「這是我的一点r意思=これはホンの私の気持ち」
って、色々作ってあげましょう。

モンちゃんの1粒種、愛称「大福(ダーフー)ちゃん、3才」には日本語を教える
つもりです。きっとあっという間に覚えるでしょう。楽しみ~~~~!

ハワイアンパーティー

2009-07-16 23:22:59 | Weblog
「何かニュースがありますか?」
「エンデバーの打ち上げ」
「スペースシャトル?」
「はい」
宇宙じゃなく、galaxy(銀河)じゃない?って。milky wayとも。もちろん
これらは英語のやりとりなんだけど。
う~ん、こういうのをちゃんと説明できないのが自分の英語力よ。トホホホ・・
ニュージーランドの地震っておっしゃった男性もいたわ。強さは?1~8の
数字で強さを表していたから、多分6~7位ね。マグニチュード7,8でし
たから、そんなものでしょう。四川地震に匹敵するくらいの揺れだったよう
だけど、死者はでなかったって、件の男性が。
「それはよかった」って、先生(宣教師)。

「皆さんの笑顔は私を幸せにします」
ま~ず日本人は言わない、ううん、アジア人には言えない台詞を、シャラーッ
て言います、キリスト教圏内の人達は。
思いは言葉にする。これが日本人にはない、察するのです。いちいち言葉にす
ることはありません。分かり合えるという無言の理解が根底にあります。

2年間の任期を終えて、トァ君が来週帰国です。ハワイ・オアフ島が彼の故郷。
信者の女性達がフラダンスを披露してくれます。何曲も。
最後に、勇壮な男子の踊りをトァ君とダニエル君が披露。そのダニエル君も、又
日本の他の地区へ転勤です。

オーストラリア出身の子とワシントンDC出身来日ホヤホヤの子がトァ君とダニエ
ル君の跡を継ぐようです。
彼等もまた次々と新しい任地へ向かうのでしょう。1ヶ所に長くはいません。
火曜日に「初めまして」って挨拶をした高3の男の子も来ていました。もう、
お馴染みの生徒のようです。「コータロウ」って呼ばれていました。

お寿司が大好きって言うオーストラリアの彼は、来日するまで生魚は食べなか
ったそうです。
そういえば、オーストラリアでは、船盛にする、いわゆる「活き作り」は残酷
すぎるから禁止にするって、かなり前に聞いたけど、どうなったのかしら?
結局は、動物を殺して食べているのは同じ事なんだけど、牛や羊は食べてもいい、
鯨はダメ!ってあれも、凄い矛盾よね。
ペリーが浦賀へ入って来たのも、小笠原諸島を足場にして捕鯨のためだったのよね。
油だけを取って、あとは捨てるだけの。今は不要だから、取るな!なんてね。
万物の頂点に立つ人間、キリスト教徒だけは、全ての生殺与奪の権利を有してる
みたいな、時々空恐ろしくなる彼等の感覚・理屈です。人間は支配者って。

それはそれとして、いつかお寿司をご馳走しましょう。
リチュアンクンにもそうだったように、回転寿司のそれをね。
組織としての活動のひとつ「英会話」ですが、それに携わる彼等へささやかな
お礼の気持ちとしてね。
数年前、マッキニ-達を連れて大仏や小田原城見学にも行ったわね~。数名じゃ
きかない宣教師達を引き連れる物好き日本のオバサンてね。かなり面白い組み合
わせだったわ。健気な彼等に小さな恩返しよ。

世界一の長寿日本人はまた記録を伸ばしたようです。
ランクを見ていたら、フランス人もトップクラスの長生きです。動物性脂肪を
たっぷり取っているように見える彼等に心臓病が少ないのは赤ワインのお陰って。
これもあたくしの、どうでもいい知ったかぶりの一つ。ポリフェノールの作用らし
いわ。フランス人に赤ワインはまさに「百薬の長」なのでしょう。

パーティの終わりは「おやつ」タイムですって。
「ありがとう、でも帰ってご飯ですから失礼します」
「来週も待ってます」
「ありがとう。でも、ず~~~っと英語に片思い。英語は私を嫌ってるなのよ」
「そんなことはありません」

賑やかなパーティでした。2年ぶりに帰る故郷は、どんなものでしょう。
若い彼等が異郷で暮らす2年間という月日は、きっと大きな何かを与えてくれた
筈です。2度と会う事はないでしょう。彼等の上に幸多からん事を祈ります。



さようならと初めまして

2009-07-14 22:54:14 | Weblog
お勉強に、仲良しこよしは不要って、自論です。だって遊びじゃあありません。
面白がれることは全て遊びっていつも言ってますが、遊びだからって、ふざける
ものではありません。真摯に向き合います。う~ん、なんて言うかなぁ、のめり
込める、そこに惹きつけられる何かを感じて、決してオチャラケない、愉悦を感
じるその対象に時間を割くのが、あたくしの言う遊びです。極言すれば、すべて
個人の脳が感じる快楽事は、いわゆるお勉強って区別されるものであったとして
もね。快楽が伴えばなんであれ遊びに過ぎないよ。で、そのお勉強に、「行く?
行かない?」なんてありません。いつまでたっても「一緒に行こう、トイレ」って
小学生のあの感覚でひっつきはっつきなんてね~、覚えるって個人の脳内作業な
のにね。
行きたければ行く、行きたくなければ行かない、お勉強なんて、所詮自分だけの事
ですから、他者は全く関係ないわね。出来ようが出来まいが。他者の存在は意味を
持ちません(あたくしには)。
それで、エツコサンへ丁重に送迎をお断りして、我が家の車を出しました。
彼女の行動に関心はありませんから、時間を見計らって出発です。一切日本語の
ないクラスへ向かいます。

木曜日の大和クラスの方々が早くもお揃いです。(オー、この意欲!)
自分のポジションがわからないオバサンが、
「ここ、ここへいらっしゃい!」・・・・・あ~ぁ
「いえ、ここで結構です。お構いなく」
「もう一人の人は?」
ーーーああ、煩わしい。どうでもいいでしょ!
「一緒ではありません」
木曜日クラスの彼等は凡そ半数を占めます。

隣りに座らせてもらった男子は18才高校3年生。「初めまして。よろしくね」
正に現役です。
カリキュラムは「間違い探し」(2枚の図)、同義語、早口言葉、絵当てクイズ。
これで1時間半が過ぎました。なかなか上手な進行方法です。
8時半になりました。Thank you! 椅子を片付けて、Good-bye!

早朝、日がまだ昇りきらないうちへ、まだ眠そうな犬を散歩に連れ出します。
ICチップ入りのパスポートを受け取る日です。さっさと午前中に行って、向こう
10年の海外旅行の渡航許可証を手にしました。すぐにでも、そのまま海外へ
旅立ちたい衝動にかられます。
パスポートとカードがあれば、手ぶらで行けます。何でも現地調達すればいいの
ですから。

超短期留学って感じの北京行きです。分厚いけれど、コンパクトな中日・日中
辞書を持って行きます。電子辞書はいらな~い女です。
グァテマラでも毎日、マイダさんというマヤ族末裔のお嬢さんにスペイン語を
習っていました。こちらも超超短期留学ってね。日本語なんてぜ~んぜんわから
ない人と過ごす時間はなかなか面白いものです。どちらも必死です、意思疎通の
ために。アメリカへ行きたいって言ってた彼女はどうしてるかしら?
アメリカは、地域によってはスペイン語のほうが多く話されるほど中南米からの
移民が多い国ですが,屋台骨にガタが来ているかつての超大国はどうなるのでしょう?

明日は、我がベアチャンとの最後の授業です。彼女の後任にみっともないところ
は見せないでって。引継ぎのために後任の先生もいらっしゃるそうです。
少~しやる気が失せてきているあたくしです。彼女の授業はあたくしにはとても
魅力的でした。彼女の力のお陰で、ほんのわずかですが、前に進んでいたのです。
その彼女がいなくなるということと、全く日本語がわからなかったビビちゃんと
意思の疎通がはかれるという事実が、机上の勉強は自学自習でいい!って。
これからも、ビビちゃんのマネージメントをすることになりそうだし(ある計画)、
彼女の日本語とあたくしのスペイン語をお互いにブラッシュアップ出来るのでは
ないかしらって思うようになってきた事が大きく影響してます。

つかわない言葉の「勉強している姿が好き」みたいな図柄はあたくしには描けな
いのです。
ビビちゃんにも、耳で覚えてもらうように、何回も復唱してもらって、語彙を増や
してます。現在の状況を表現してもらう事に。そして、その時の心情は?です。
スペイン語と日本語のゴチャゴチャミックス会話です。彼女は面白がります。
あたくしのチャンポン言葉を。それで日本語を覚えていければ問題はありません。
繰り返し繰り返し同じフレーズを畳み掛けます。「もう一度」「もっとなめらかに」
「もう少し早く」って。
コラソン・ラティーノのマリアさんにもスペイン語を聞けます。
中国語教室の帰りに寄って、お客さん相手にお勉強って手もあるしね。ある時、
マリアさんが「なんだったかしら?」って、考え込んでた時に、お客さんが先に
答えてくれたこともあったわ。そこにいる人みんな先生よ。

方向転換を少し考えている最近です。
しっかり英語が復活。火曜日英会話は全く日本語は聞こえてこない英語のみの
クラスです。まあまあなんとかクリア。木曜日のそれは、日本語も交えてのクラス。

それに、モノグサ田舎者女は電車通学&雑踏がやっぱり苦手です。
芯から田舎人です。こんもりと緑が詰まった「市民の森」を久々に車で抜けつつ、
洒落て便利な空間にいる自分より、やっぱり自然があたくしには似合うって、
ハンドルを握りながら思ってました。

ビザ

2009-07-12 08:08:33 | Weblog
パスポートの出来上がりに合わせて、---エーッほんとに?
ビザを申請しなければならないのです。
決して多くはない海外旅行ですが、2週間以上滞在もいくつかあります。
鼻歌交じりにパスポートを持って、直接空港カウンターで搭乗券を受け取って出発。
これが近年のあたくしの海外旅行風景です。ここのところは1人出入国です。
ツアー旅行に参加したことはありません。ホラ、ここでも現住所が蚊帳の外の
あたくしの動きですのよ。誰かが決めた事に従うなんてね~~。

ま、それはそれとして、何度も何度も「いらっしゃい」って声を掛けてくれる
モンチャンのお誘いを、今度はありがたく受けさせてもらおうかしらって、期限
切れになってたパスポートの再交付手続きをしてきたのです。北京へ向けて。

見たくもないアップ写真付きの、向こう10年海外旅行オーケーのそれを持って
出かけようかなぁって。いつものようにネット検索ですチケットを。そして、
そのネット上でビザが必要ってわかったのです。アッそう、大使館へ行けばいい
のね、いいえ、個人の申請は受け付けていませんでした。行っても門前払いとい
う事。代理店経由のビザ取得です。

改めて、中国は社会主義国という現実に向かい合わされました。
主義主張の違いは、様々な規制の中で付き合わなければならないようです。
中国人、個人の日本旅行も最近解除になったばかりですね。
ですから、こういうことを経験するっていうのも、考えてみれば面白いわ。
新聞やテレビ等のメディアを通じて得る知識じゃなく、経験して得るって、
な~るほどね、って実感できるでしょう?これはやっぱり行動しなきゃ得られない。

昨日は、大和教室の中国語でした。休憩時間(10分)を又太極拳で身体をほぐ
します。ありがたいことです、教えてくださる方がいらっしゃるのです。
音楽に合わせて、彼の動きにこちらも合わせます。太極拳の動きはゆ~くり。
お年寄りでも出来る動きです。中国人の知恵から生まれたストレッチと、あたくし
は思います。じわ~~っと、体中の筋肉を伸ばします。

授業の後半は、お隣りの人と教科書にそって言い合い(読み合う)ます。
あたくしは、なるべく早く言うように心します。そして、次は先生の指定する人と
同じように。各組の会話を先生は聞いて回ります。発音のチェック!
「発音真的難、我不能説」=発音は本当に難しくて言えないわ。
「没問題、加油!」=大丈夫、頑張って!

2回続けてSONG先生の授業です。横山先生はお忙しいのかしら?次回もSONG先生の
お当番ですが、先生のお話によれば、少しあやういって。お隣り、中級クラスと
合同になるかも知れないって、おっしゃいます。同じ教科書を使っているって、
そのクラスの方のお話では。
しかも、フフフ、どうやらあたくし達のクラスのほうが先に進んでいるようで、
少しホッ。でも、同じ教科書でも、アレンジ次第で易しくも難しくもなりますから、
やっぱり、ついていけるかしら?って弱気なります。

今風お髭の男性(50代?)が先月から参加。8年勉強してるけど、全然しゃ
べれないって言ってらして、体調不良でお辞めになった方の席、あたくしの隣り
の席へ。
ヘルニアの持病がおありで、中級クラスへいらっしゃる奥様の運転で通っていら
っしゃいます。その方は、あたくしと同じように他言語もお勉強。
英語を、厚木基地に住むアメリカ人が講師の月3回英会話クラスへ通って
おいでですって。
「教科書も何もないからちょっと大変」
「ええ、だからいいんじゃありません?」
なら、その意欲に例の教会英会話をお教えしました。
「運転なさる?」
「今は止めてるけど、自転車で行けるよ」
「自転車は大丈夫なの?」
「ウン、大丈夫だよ」
「そう、なら次回は、ハワイ出身の子のお別れパーティもあるみたいだから、
見にいらしたら?」
「そうだね、行けたら行くよ」

中国語のお勉強も真摯に向き合っておいでです。
彼より中国語の堪能な奥様のチェックが時々入るそうで、
「一人で勉強してると、アッ、今の発音違う!って言われるんだよねぇ」
「いいじゃありませんか、お抱え先生がいらっしゃるのですもの」
「そうでもないよ」

「おしゃべりが出来たらいいわよねえ、こんな風に」
って、あたくしが言えば、
「そうなんですよ、私もそれが目的です」
って、そのお若い女性もおっしゃる。
「私は読み書きよりも話したい。なので、読む場合もゆっくり読まないのよ。
なるべく先生と同じようにするわ。皆さんより早いけれど、斟酌しないの」
と、隣りのクラスの方と話していると、
「あたしは字がないとダメよ」
いつの間にか割り込んでいらした我がクラスの最高年令女性、70代半ば?
集金などのお世話をしてくださいます。ありがたい存在です。・・ですが、
「あなたは、中級クラスへ行ったらいいわよ」
って、あたくしへ。
初級クラスと中級クラスの人数の比率が2:1くらいなので誰か移ってきて欲し
いって、授業前に係りの方から要請があったのですが、あたくしよりずっと
ずっと長い受講者の方々ですから、トンと関わりのない話って、聞き流してました。
「いいええ、皆さんの方が長いお勉強ですもの、あたくしなんか、とてもとても
ですよ」
「長い短いじゃないのよ!あたしなんか全然しゃべれないもの!」
「何も威張っておっしゃることじゃないんじゃありません?」
「今度さぁ、ご飯でも食べながらゆっくりしゃべりましょうよ」
ーーーいえ、結構です。

中級クラスの方から、色々お聞きしたくてお話しているのに、いつの間にか
割り込んで、話を自分の方へ引っ張ろうとなさいます。
あたしは寒がりだから、シャツは長袖だって。---聞いてない。
「そうですか、人それぞれですものねぇ。それぞれが少しずつ我慢ですね」

ああ、ここでも他者と自分との関わりと距離がわからない人がいる。
そこにいる自分の位置がわからない。あ~ぁ
「会話」の話をしてるあたくし達の所へ、あたしは話せない!って、何もわざ
わざ割り込んでくる事はないじゃない!なら、ああ、私とは違う向き合い方な
んだなぁって、近付いては、邪魔してはいけないって、どうして思わないのか
しら?あたしはしゃべれない!長く勉強してるからって、しゃべれるってもの
じゃない!あなたはあちらへ行けばいい!って。言わずもがなのアレコレ。あ~ぁ

「では、家まで45分の距離を歩いて帰るわ。下星期見=来週またね。謝謝」

途中でご近所の方とバッタリ。
「エエッ、歩いて?」
「そうなのよ。せめて往復のどちらかは歩きにってね」
「お疲れ様~」
「はい、その通りよ。途中でタクシーいないかなあなんてね」(笑)
結構アップダウンの激しい我が家とお教室のある場所との地形です。でも、加油!

某番組で、羽生棋士の脳内映像の変化を解説してました。あの直観力は、
「長年の継続された1日3時間の集中勉強(将棋)の結果にほかならない」って。
そう、あのイチローの自己鍛錬も比類なきものですから、天才と言われる彼等は、
もの凄い努力家という事なのでした。ふ~
正に、「継続は力なり!」それです。
右脳、右脳って言われるけれど、右脳の脳力を高めるには左脳の訓練にかかるって、
前に聴いた(読んだ)ことがあったわね。だから、九・九も、「師曰く~~」も、
漢詩も、数学の公式も、化学記号も何もかも暗記は重要って。お行儀でもそうです。
いけません、こうしなさい!って、叩き込む。理由をいちいち言う必要などありま
せん。身に染み込むまで、そう、身体が暗記するまで繰り返すのです。

そうなのよねぇ、自分の努力不足のせいなのに、出来ない出来ないって。死ぬほど
努力した事ある?1日3時間一つの事に集中したことある?
楽なことばっかり考えて、・・・身につくわけないじゃない!・・・トホホホホ

さあて、お相撲の夏場所も始まる事だし、仕切りなおしてみようかしら?
タイムテーブルなんぞこしらえて、
1時限目は英語、2時限目はスペイン語、3時限目は中国語なんて。
アハハハハハハハハ・・・結構面白いじゃない!夏休みの宿題って?YES!SI!対!

意欲的!

2009-07-10 21:01:17 | Weblog
授業でいつもお隣りに座るヨウコサンが、授業が終わって帰る時、
「一緒に珈琲飲む時間はありますか?」
って中国語で聞かれます。
私は「有」=あるわよ。最小発言です。
「我有時間喝珈琲」=私は珈琲を飲む時間があります。なんて、言いません。
ヨウコサンが聞いているのは、珈琲を飲む時間がありますか?ですから、ただ、
「有」=あるわよでいいと思うので、それだけ。日本語だってそんなものでしょう?

喫茶店を探して、乗降駅の向こう側へ。なぜだかあとお2人ご一緒です。
お1人は、ヨウコサンの古~いお知り会いで、中国語もご一緒。その方もヨウコ
サンです。いつもは自転車で3つ向こうの駅からいらしてますが、今日は電車。
独特な雰囲気をお持ちの方です。年に何回か中国旅行をなさるって。昔から変わ
らない体型ですって(ワォ)。引き締まった体躯は、精神のありようが表れてい
ると見えます。食べ物にこだわりはないって。
もうひとかたは、中国語の個人レッスン、無国籍料理、まもなくイタリア料理も
習いに行かれるそう。そして我等がクラスへ先月から入ってこられて。
お嬢さんはアメリカ留学から中国上海の大学へ留学を経て現地で就職。その後
帰国されて英語も中国語も生かせる会社へ就職。息子さんはオーストリアで
ドイツ語を専攻なさった、当のご本人も度々中国へご旅行をされるそうで、
痩せてほ~んと小柄な身体から出てくる出てくる溢れるチャレンジ精神。
「素晴らしいですね~」
「ええ!」
決して否定や謙遜なんてなさいません。全て「はい!そうよ」脱帽です。
初めて出会ったタイプの方です。すご~~い!

もう一人のヨウコサンもお帰りになって、続いてそのパワフルママも再見。
年令が、全く同じお三方でした。あたくしより3つ下。
「ねえ、何て言うお名前?」
「それが知らないのよ」
「考えたら、クラスの全員ヨウコサン以外知らない名前よ。覚えないって
関心がないってことなのかもね」
「今度、よく聞いておくわ。でも、中国語読みだからわかるかなあ?」

ヨウコサンは、水泳1キロ(30分)週に何回も。テニスもなさいます。
間にジャムを、しかもご自宅に植わっているベリーから。ラッキョウも
毎年漬けられるそうで、その作り方を教えて下さいます。色々なクラスを見て
来ましたが、このクラスの皆さんは、意欲が感じ取れます。た~だ勉強してます
じゃない、しっかり目的を持って取り組んでいるって、ヨウコサンのお話でも。
去年から持ち上がってきたクラスの皆さんです。前年をキチンとこなしていらし
たって、ようくわかります。

ヨウコサンのお嬢さんは上海へお住みです。
この春、お1人で上海へいらした時のお話は、聞いているあたくしも嬉しくなる、
彼女の意欲的な言動。
上海の空港で、お嬢さんへ電話をかけるにあたって、電話機を前にかけられない。
そこで、彼女は堂々と側の中国人へ電話を掛けたいって言ったら、その人が
助けてくれたって。電話に出られたお嬢さんはビックリ!他にも彼女は臆せず
中国語をつかって自分の思いを伝えられて。初めての中国語を習って1年でも
彼女は生かしたのです。いくら、読めて書けても話せなければ、意味ないわね~
は自論ですから、彼女の行動に拍手!

意欲的な人が、しかも、誰かの後を着いていくのではなく、自分で判断して、
自分の道を作っていく人が大好きです。
ここでは、素敵な出会いを得ました。先生も友人も。  感謝!

テクニック

2009-07-10 10:36:01 | Weblog
ーーーなるほどね~、それはなかなかのテクニックだわ。
夕べのフリー英会話クラスでの事です。
先生が話しています。質問をしています。
「ぺチャクチャペチャクチャペチャクチャ」
最前列の女性達、確か親子って自己紹介してた2人もオシャベリに余念が
ありません。そのお嬢さんへ語りかけているのですが、気がつきません。
ーーあら、どうするのかしら?
ダニエル先生は、その時、
ーーーエーイ、あの手で行くか!(多分)
手にしていた紙の束をバサッと落としたのです。1~2枚では効果がない
それです。2人1組の彼等です。来日2週間目の相方ジェームス君がさりげ
なく拾います。
「オシャベリは止めて!」とは言わないのは、空気を悪くしたくないから
だと思います。彼等の立場は微妙ですから。それでなくて、効果的&
スマートな方法です。気付いた人がいたかしら?

目の前に散乱した紙を見て彼女達は瞬間(ええすぐまたオシャベリでした)
先生の方を見て、質問を聞きます。  フ~~。

内容は、徹底的にBE動詞の現在形と過去形、単数・複数のおさらいです。
だって、そこにいる人達全員、義務教育の最初に出会った英語の文法ですから。
おさらいです。中学1年生のあの英語です。
少し退屈になってきました。
火曜日のそれとは違います。火曜日は全員同じ内容の授業です。レベル別には
分けられない人数ですから。最大公約数の内容でしょう。でも、ここのクラス
は2クラスしかありません。その差は大きいと思います。
英語が堪能な人達のクラスとこのクラスだけ。選ぶのは自由です。

ゴショゴショゴショゴショ耳障りな私語が最初から最後まで続くクラスです。
目の前の、教えてくれる先生の方を見る、その言葉を聞くより、耳に入った
英語、単語を調べる。それは一人では出来ないようで、隣りの人と話しながら
のもののようです。

自分と相手の関係(相手は自分の事をどう思っているか?)がわからない馴れ
馴れしい人が嫌いです。
距離感をつかめない人が苦手です。
通りすがりに「セクシーねぇ」って、人の脇腹をつついて。そんな服ではあり
ません。それより、教会内でセクシー発言はないでしょう。ア~ァ

エツコサンがどこにする?って。
「ごめんなさい、彼女たちあの1群から離れたいから、こっちにするわ」
端に席を取りました。ボードを前に半円形の位置に椅子を動かしたけれど。
ダニエル君が
「見えますか?」
って。
”Yes,no problem.Thank you.”=ええ大丈夫、ありがとう。
馴れ馴れしい彼女たちが気付いてくれればいいけど。

オーストラリア人宣教師。以前日本語を少し勉強してたせいか、日本へ派遣
されたって。ハンサムボーイ。
早めに出かけましたから、少し彼等とお話して、
「そのうちとお化けは出ない、お化けってわかる?」
「はい、ゴーストですね」
「そう、だから、日本人から”そのうちに”って言われたらないって思うのよ」
そこへ、ジェームス君も加わったので、
"Do you cook?"
"No, its Daniel."
どうも、今の料理当番はダニエル君らしい。採れ過ぎる夏野菜をおすそ分けです。
マッキニ-からなしのつぶてです、メールに。そんなことを言ってたら、
「私はそんなことしません。ちゃんとします」
「ホントに?ではメール交換しましょうね」
オーストラリアは、アジア系移民が多いそうです。20年も前にオーストラリ
アに移住しちゃった友人が居ます。ああ、彼女はどうしてるかしら?
そんなオーストラリアでは、日本に興味を持つ人達が多くて、日本語熱もかな
りなものって知ってたけど、目の前にその見本みたいな子がいるって、世界は
やっぱり小さくなっているようです。

授業が終わって、さあ、帰りましょう。ダニエル君に止められました。
"No, special message anounce."=特別な発表があります。
トァ君が次回の予定を発表です。
次回は、前半は授業、後半はハワイアンパーティ。彼がハワイの伝統の踊りを
披露してくれるそうです。まもなく帰国の彼のためのそれのようです。
"Please come."=来て下さい。

オーストラリア出身(名前を聞き忘れたわ)の彼が、
「日曜日の教会へ来て下さい」って。う~~ん、ミサねぇ、以前1度、それこそ
マッキニ-に誘われて、日頃の英会話レッスンのお礼として行ったけどね・・・
以前の英会話の話をして、面白かったわぁって。そしたら、彼ったら、
「ここが1番です」
って言うから、
「ううん、ナンバー1じゃなく、全てオンリー1よ、ね?」

布教活動の1つ、地元住人への無料英会話レッスン。あくまでも信徒獲得の手段
って解っているだけに、少し胸が痛むわね。純粋な若者たちの奉仕活動です。
信じきっている彼等なのでしょう。世界中に散らばっている英会話クラスの担当若
者達(長老達)。布教活動はコツコツと、世界語でもある英語を教えるという有効
な手段を取り入れて。
日本でタレントになってたアメリカ人2人のケント氏も熱心な信徒です。
はい、様々な物語の多い、例のアメリカユタ州がこの宗派の発祥地です。
日本からも多くの若者がユタを目指しているようです。みんな生きることに希望を
見出せないで、すがる対象を求めているのね。
あたくしも若かりし頃、いえ、くも膜下出血で倒れるまで、蜘蛛の糸のような逃れ
ようもないあたくしにとっての現実に、がんじがらめになっていましたから、
迷える、悩める彼らの心情はようくわかります。
あるいは、信徒である両親から提供される、生まれながらの環境から信徒になって
しまう彼等。なんであれ、白いシャツ、紺色のズボン(アメリカ人はパンツって
言います)姿は皆清潔な雰囲気が漂います。・・・好もしい。