ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

磁石がない脳みそと中国語

2006-01-31 21:00:32 | Weblog
つい何年か前に「地図が読めない女と女の話を聞かない男」だったかしら?
そんなタイトルの本が出てたわね。読んではいないけれど。
私に限って言えば、地図が読めない?いいえ、地図は要らないなのよ。だって、
磁石の持ち合わせがないのですもの、脳内に。
もう、この前は、ゲラゲラゲラゲラ。ごめ~~ん!ハハハハハ、ここはどこ~?
いやだ、ぜ~んぜん近づけないわ~~~!もう、可笑しい~~~!!!ハハハ・・

昔もあったわね、横浜と東京(町田)の境を行ったり来たり、グルグルグルで、
「どこにいるかわかんな~~い」で、ウチの宇宙人に電話して涙涙・・・・。
もう1回。「タワーが右に見えたり左に見えたり。ここはどこ?」って、友人へ
電話。・・・こんな女に、馬専科は「車の運転をしようだなんて、無謀」と言う。

という私が、ミサコサンからお借りしてたご本をお返しに。
ご子息を駅まで送っていかれる、そのへんでランチにしましょう、だったの。
ところが、うっかりその駅を通り越したばかりに、さあ大変。聞く人聞く人、微妙
に違う説明。
す~ぐ近くには辿り着いてるらしいのだけど、わがミサコサンの所へはなかなか。
車を停めては、携帯でお話。あまりのトンチンカンに、大笑いになって、涙までよ。
「ごめんなさ~~い!幾つ山を越したかというくらいの高低を行ったり来たりで、
♪だんだんミサコサンは遠くなる~~~遠くなる~~~
    ♪今来たこの道かえりゃんせ~ かえりゃんせ~~~♪。
って、気分だったの。本当に、お会いできてよかったわあ。お待たせしてごめんな
さ~~い!」で、深深と頭を下げて、でも、顔を合わせた途端
「プッ!クククク、ハハハ、可笑しい~~~!」2人してね。
いやなお顔一つなさらなかった彼女は、人間が出来ているってこと。私は愚友。

横浜の東京と自認している田園都市沿線の住人達らしいわ。
それは、当らずとも遠からじの、整備の行き届いた新興住宅地。オシャレな街が
続くのよ。
可愛らしいお店で、ハンバーガー。コーヒーに続いて、ハイビスカスとレモングラ
スのハーブティを飲みながら、英語とイタリア語がお出来になる彼女のお話は飽き
ない。美大へ通いながら、フラメンコも習って、タイトルもお取りになった事も
おありの彼女は、歩く姿は今尚美しい。中心がぶれない。
上のお嬢さんは、アメリカの大学へ入って、早や4年。歩き方が美しいって、
実年令よりずっとずっとお若く見えるのよ。3人のお子達がいらっしゃるようには
見えない。
何かを制作するって、幸せな気分の時より、かなり落ち込んでいる時の方が進むっ
て。同感! ムンクの叫びやゴッホの自画像なんて、楽しくないものね、なんて。
我が友人、テッコチャンのお宅に、共通の友人で、ある女性の30号ほどの絵が飾
ってあるのだけど、自殺した人の絵は処分した方がいい!
そう、その絵からは、幸せの種はばらまかれない暗さが漂っているの。静物画だけど。
「もう、彼女は満足してると思うわ。ここまで観賞してあげたのですもの」
自殺した人の絵は、どんなに評価が高くても、身近には置きたくないわねって、
ミサコサンと。絵って、作者のその時の心情が映し出されるから、なるべく明るい
楽しい、癒される、美しいものを置きたいって思うのよ。絵は働きかけるから。

社会人英会話教室の講師の1人、イギリス人がモロッコへ赴任。メイルでやりとり
ですって。プラチナブロンドの彼は、モロッコ生活をエンジョイ。写真を見せてもら
ったり、オリエンタルがこよなく好きで、何が好き?トム・ヤン・クンとインドカレー!
なんて、変な英国人。そこからイングランド、スコットランドの話に。今は亡きレー
ガンだったかしら、伝統に弱いアメリカ人は、すっかりあがって、女王陛下の紹介に
しどろもどろになってたわね。「クイーン・オブ・ウェールズ」

さあて、長居をしたお店を出て、次に行った所は大きな大きな本屋さん。見たことが
ないくらい大きい。
そういえば、この前、古本屋街の神保町へ行ってきました。待合わせだったので、
しかも夕方で、念願かなっての神保町だったのに、入ったお店は、通りすがりの
たったの2軒。
いつものように、用向きのために出かけて、用事が済んだら一目散で家路へよ。
いつかじっくり本屋巡りをしたいのだけど、怖いわねぇ私が。「誰か~~~、私を
止めて~~~!」状態になりそうでね。・・・ウン、でも近いうちに行くわよ~~!
それで、ミサコサンお勧めの、その大きな本屋さんの中で、何を探してたかって?
あと、1回になった中国語講座の、ううん、その後のために、参考書をね。
それだって、どれを選んでいいのやら、迷う迷う、参考書の数と種類。
日本人が書いた、監修した本は、はずしてね。そしてCD付きの参考書を買いました。

たった4回の講座では、挨拶と自己紹介(名前・出身・家族構成など)。これが限界
だわね。それでも、どうにも言えない子音発音がボロボロよ。「何?なんですって?」
「ウワー、言えない。・・・やっぱり言えない」こればっかり。
お帰りの時、その後はどうしましょう。なんてお聞きしてたの。
これもご縁でしょうから、済んだ、終った、バイバーイ、じゃぁつまらない。
そんな気持ちになってね。
バイバイなんて言ったらいけないわね。折角習ったのですもの「再見」ね。
ハナからめげていた私だったけれど、
「前に勉強した事がありますか?」
「いいえ、留学していた息子に馬鹿にされました。こりゃあダメだって」
「本当に初めて?」
「はい」
「何か他の外国語は?」
「ホンの少し、英語とスペイン語を。でも、挨拶程度ですよ」
「上手です」
なんて、褒められて。すると、どうなると思う?
『豚もおだてりゃ木に登る』状態になるのよ。途中で、ズルルル~~~と落ちること
になるとしてもね。
それで、北海道の馬専科に電話して、
「ニーハオ。ニーハオマ?どう?」「どうにかね」ですって。こんな簡単フレーズも
変な言葉に聞こえるらしいのよ。あの四声がいい加減だって事ね。フ~~~。
「ピンインて、ローマ字でも英語の発音記号の発音とは違うのよね?」
「そうだよ」
「慣れるしかしょうがない?」
「その通り!」
「謝謝。ほんじゃ、再見」

国際交流・・・大そうな!

2006-01-23 09:57:59 | Weblog
去年のうちに決まっていた「国際交流カフェ」なる催し。
どこもかしこも雪だらけの中、歩いて片道45分の区庁舎まで。
手作り交流会。なんか、殿方が多かったわ、日本人達。
我が区には42カ国1300人弱の登録外人がいるっていうのに、参加外人は、
インドネシア・フィリピン・ペルー・台湾・ベトナムそして、在日20年のド
イツ人女性1人の総勢20人位いたかしら?プライバシー云々で、その他の
人々には、お知らせも出来ないって。だからって、広報紙が日本語と外国語で
記載されているでもないし、あ~あ、これなのよねえ。慣例以外のことはしない、
責任がかぶさってきそうな事は避ける。事なかれ主義の役人根性。それをおかし
いと思わないボランティアの各氏。
いっつも、根本のところで思考しない。なんとなく動いているような、そんな感
じなら、良し善し、なのよ。国際交流に付いて言えば、善意の人々におんぶして、
表面だけの、わずかな協力をすることでお茶を濁す。
こういうあり方が大っ嫌いな私は、やっぱり小役人を税金泥棒って、呼びたくな
っちゃうのよ。外人の労働力を無くしては、最早、日本の経済は立ち行かない。
けれど、様々な違いによる摩擦、あるいは孤独から生まれるものは小さくない。
額に汗しないでいられる役人達は、そこをもっと考えるべきなのよ、国際交流とは?
日本の今後のありかたは?なんてことも。

やっぱりねえって、面白くない部分もあったけど、個人交流は試みたわよ。
ペルー人家族と会話よ。日頃はマリリン(犬)相手の一方通行スペイン語だから、
嬉しかったわねぇ。そして、7~8才位の女の子フィリピン親子とも。その子も、
タガログ語・英語・スペイン語と日本語の4ヶ国語を操れる。こんなチャンスは
そうそうないから、英語とスペイン語でオシャベリ。ベトナム親子とは日本語で
おしゃべり。簡単な挨拶くらいは、覚えようって、教えてもらったり。けれど、
やっぱりアジアの言葉は発音が難しいわ。
中国語の先生はおいでじゃなかったから、ご挨拶は出来なかった。

私の最初のスペイン語の先生、日系ぺルー人の彼女は、区内にお住まいなので、
久しぶりにおめもじできるかも知れないで、楽しみにしてたのだけど、やはり
主活動の地域は、大和市みたいで、参加はなさってらっしゃらなかったのが少し
残念だったわ。
それとも、精力的にスペイン語も教えていらっしゃる方だから、その日だったか
もしれないしね。何はともあれ、ペルー人達のよき相談相手の彼女なので、お忙
しい日々ではある事はまちがいないのよ。

詩吟を謡って、会を盛り上げた少しご年配の女性。おみ足が少しご不自由。
お嫁さんがインドネシア人。
「日本の今時の女の子より、何倍も優しい、控えめで、気配りがあって、私達は
よかったって思ってるし、もう、10年以上になるけど、仲良くやってるのよ」
こういうお話は気持ちがいいわね。良かった良かった。

凍りついた雪を避けながら、けれどもなるべく大通りを徒歩往復して、ああ、
くたびれた~。
日本人の苗字のペルー人女性と名刺交換。近いうちにケイコサンにも紹介するわ。
話相手がいなかったら、外国語は忘れるからねえ。
そうそう、ケイコサンは、とっても刺激的だったモロッコの旅からお帰りで、話題
満載のそのお話をお聞きしようなんだけど、お互いのスケジュールが合わなくて、
来月にずれこんでしまったのよ。
アラビア語とフランス語が飛び交うモロッコだったそうで(限定地域のみスペイン
語が遣えるらしいけど)、意欲的なケイコサンにアラビア語なんかいかが?って、
そそのかしているのよ私は。みんながやることはつまらないじゃない?
スペイン語と同じ言語系のフランス語の方が覚え易いのかも知れないけど、そこは
それ、大きな目的が目前にあるのじゃなければ、アラビア語の方が面白いじゃない?
よ。考えてみれば、アラビア語の方が遣う国は多いのよね。

各国のお菓子とお茶をいただいて、少しお話して、バリの魅惑的なダンスを見て、
定年後に始められたという創作からくり人形を何もかもお一人で手作りされ、ご披
露された日本人男性。自国の歌を歌った各国の参加者。たったお一人参加のドイツ
人女性ムタさんの歌う歌曲「菩提樹」は、学生時代を思い出して。50代とお見受
けした彼女は、何かボランティア活動をしていらっしゃるとか。何か伺うと、
「秘密よ」ですって。時々駅前でお見かけした事がある彼女。今度お見かけしたら
声をかけましょう。

この前、テレビに出ていた寺内タケシ。エレキの神様が、62年弾いてきた結果、
いわく「ギターは弾かなきゃ音は出ない」。
そうなのよ、行動を起こさなきゃ面白い事にも出会わないってね。
誰と行ったの? 大人は一人で行動よ。つるみません。

テーマは色々、突然ビン・ラディン

2006-01-21 23:44:14 | Weblog
♪雪の降る街を~~雪の降る街を~~~♪
やっぱりテストの日に降る南関東のそれ。今日は国公立大学受験生のためのセン
ター試験、けれど県立高校テストの日あたりにも降るかも。可哀想にね。15の
春は優しくないって。
人生の何たるかを象徴するようなお天気。

そして、その雪の降る中を、テクテク歩いて駅まで。1駅で下車。
こちらも速歩で目的地まで。滑って転んではなかったわ。
隣りの市、「第1回軽音楽祭」に出場の、愚息その①のバンド演奏を観賞しにね。
高校生達の運営のそれは、出演者も高校生達らしい若さが充満。
愚息その①のバンド名「WALL」は、同じメンバーで高校生の時から。
途中、それぞれの生活、そして見事に再結成。ここ数年の活動は、
ちゃんと結果を出して、安心して聞いていられる腕前よ。ハードロック。

次の予定がある私は、愚息達の演奏が終ったら、さっさと引き上げて、今度は、
流しのタクシーを拾って、次の場所へ。はい、2回目の『中国語講座』へ駆けつけ。
後半の途中あたりだったけれど、雪の中、結構出席してたわ、熱心な大人達。
発音を繰り返し繰り返しだけど、どうしても、捉えきれない、言えないピンイン
(発音記号)。
先生は、「大丈夫、大丈夫!慣れます」って、おっしゃるけれど、ハ~~~。
4回の講座でどうかなるなんて、考えられない超難解な発音なのですもの。
これはもう、CD付き参考書を買って、聞く言う、をやるっきゃない!よ。フ~~~。
何年か前に2週間ほど、北京に遊びに行ってたウチの宇宙人は、友人の趙さんに
「違う!もう1回」を何百回も言わされたって。ワンフレーズ、1単語を。
そのくらいやらないと、日本語にない発音だらけなのですもの、通じないって。
フフフ、けど、趙さんは、日本語ダメだったわねえ、奥さんの蒙(モン)ちゃんは
3年で日本人と変わらない日本語を話してたけどね。これは才能だって思った位よ。
だからなのね、先生も、うろ覚えのままで復習しないでって、おっしゃるのよ。
大人は、間違って覚えたら、修正が効かないって。でも、宿題は出たの。ア~~~。

一昨日の朝、「遊びにいらっしゃいませんか?」って、ミサコサンからお電話。
「そして健康ランド行きます?」「お風呂?」「ええ」「ウ~~ン、あまり
好きじゃないのよね」「それではウチでおしゃべりしましょう」「伺うわ」
テーマは、この世界の異常気象、日本人の堕落凋落、結婚とは?親子関係、スピ
リッチュアル現象、芸術、自己分析、英語・米語等など。某大学の社会人英語ク
ラスに通って、今年も引き続き講座を受けられるそうな。前から勧められてたけ
ど、5月からの授業は毎日。学生になるのも悪くはないな~って。
資料をよく読んでから、にしましょう。車で30分ぐらいの所はそう遠くないって。
彼女が見せてくれた本「男と女の会話集」なんて、もちろん英会話の参考書。
気のきいたセリフが満載。
「でも、日本語だと、こういう風には言えないし、言いたくないじゃない?」
「そうなんですよねえ」「で、こんなことをサラーッと言われると、日本の女の
子は足を広げる。困ったものよ」「ホント!」
絵をお描きになるミサコサン。抽象は苦手だけど、彼女の絵は、色が優しい。
圧迫もなく、空気に溶け込む。依頼があって、時々注文にも応じていらっしゃる。
世の中、絵を描く人は大勢いるけど、お金をもらうまでには至ってない人がほとんど。
ミサコサンがおっしゃるには、
「プライドと金銭の折り合いが難しいのだと思いますよ」
「そこなのね。でも、た~だ描いているだけって、もったいない。生の絵が飾って
あるって、いいものだけどねえ。オークションしたらいいって思うわ」

20畳ほどのサンルームがあって、犬と猫が出たり入ったり。
「もっと動物おかない?動物園は嫌いな人間なんだけど、ここにはもっと色んな
動物を放したいって気になるのよ。木の実のなる植物を植えて、そうそう、リスな
んかいかが?」「サルなんかも?」「病気を持ってる動物は、ちょっと問題だけど」
なんて、話題は多岐にわたって。

帰りにお借りした本。一気に読みきった「フォトン・ベルトの真相」
常日頃感じていたことが、浮き上がってきたわね。フンフン、なるほど、やっぱり
そうだったのねって。 この異常気象も、人々の異常行動も、そして、天変地異。
起こるべくして起こっていることだったわ。
9.11事件は、ビン・ラディンのしわざじゃないって。すっごく納得よ。
ああ、やっぱり大英帝国の精神は今尚顕在なんだってね。世界を英・米兄弟国の版
図にしようと言う意志よ。利権の何者でもないって話。それしかないわね、彼らが
行動を起こすのは。 あの兄弟の強欲は、半端じゃあないってことなのよ。
そして、何かが起こる。
私はシッかとこの目で見るつもりよ。私はソドムの住人じゃあないから、怖いもの
はない。数えられるものは、ウ~~ン、これ以上欲しいモノはないって人間よ。
無欲は大欲にしかずではあるけどね。あれ欲しいこれも欲しいって、あさましき人々
を、蚊帳の外から見させてもらってるだけ。否、それもしないわアホらしくて。
他人の居る所で、パソコン上で、株取引なんてやる人の脳みそを疑う私よ。それを
得意げに言うなんてねえ。品性の品の字もない人柄とお見受けして、さようならよ。
モノ・カネ(損得)・セックスの話をする人を好まない。ただ~それだけ~~~です。
                再見!


落語・中国語・旧暦

2006-01-17 01:05:48 | Weblog
1週間前くらいの事は早や、昔の事のような、実感も遠のく。
お正月? いつだった?なんて。ま、それは兎も角として、
小正月(15日)に、セニョール・ダンと当地横浜の小屋「にぎわい座」へ。
小屋なんて言っても、なんの?犬小屋?なんてイメージよね最近では。
落語・漫才・講談・雑曲など、大衆芸能の演芸場のことよ。
セニョールは、昔々、私の母と、東京にいくつもあった、そこへ行ってたわ。
私はその頃、まだネンネだったからねえ、お伴はできなかったのよ。

ラジオが唯一の家庭内娯楽だった頃、小学生の私は、当時どこの家庭でもそう
だったように、ラジオはタンスの上に鎮座ましましてね。
うちでもそうだったわ。
そのラジオの、否、タンスの前に正座して、いっつも落語を聞いていた女の子
だったのよ。小学校4~5年くらいだったかしら。艶話なんかは、わからない
内容が多かったけれど、何しろ古典落語が大好きで、その後出てきた、林家三
平のような、創作落語は好きになれなかったわねえ。
なぜ正座だったのかはわからないわ。放送は夕方だったわ。考えてみれば、変
な子だったわねえ。10才やそこらで落語のファンだったのだから。
浪曲は嫌いだったわ。でも、講談は大好きで、追いかけてたわね、日本の古典
芸能番組を。そして、もう少し大きくなって、よく聞いてたのが、野村胡堂(
だったかな?)作「銭形平次捕り物控」って番組。やや講談調で、でもこれだ
って、12、3才の女の子が、夜
ラジオの前で正座して聞くようなものじゃあなかったような気はするわね。
でも、その後は、アメリカンポップスにあごまで浸かって、もうアメリカかぶ
れの女の子に変身!耳で捉えた英語(もどき)の歌を大声で歌いまくるなんて、
節操なし!古典芸能はいずこ?

ともあれやっと、念願叶って、生で聞ける。
知っている芸人は一人もいなかったけれど、おなかの皮がよじれるくらいに、
椅子から落ちそうなほど、笑いこけてきたわ。
なんでも、便利って嫌いな人間だから、やっぱり直に、相対するって、人って、
そういうことが快感って風に出来てるって思ったわ。だから、ライブがいい!
そうなのよねえ。その空気を感じ取れるのが何よりってね。
又、行こうかなあって、しみじみ思った小正月の1日でした。

中国語のお勉強に行ってきました、第1回目。
日本名をお持ちの、上海出身の才媛。なにやら物々しい肩書きをいっぱいお持ちの、
中国美人。
手作り資料に添って、出ました『四声』。そのほかに軽声。
母音、子音、ピンイン(発音記号)
間、5分の休憩を入れて、2時間びっしり。聞く・言う、聞く・言うの反復。
こんにちは(丁寧な言い方も)、お元気ですか?お陰様で、ありがとう、どういた
しまして、お名前は?私の名前は~~です(これも2種類の言い方)、等のフレーズ。
な~んとスペイン語の発音の易しさよ。英語?目じゃない!そのくらいに難しい。
受講者は、ざっと30人くらいいたけど、はてさて、4回目の最終日に、何人の人が
残るやら。私も・・・自信ないわ。
母音全てに4音ある言語なんてねえ。
たとえ話で、先生がおっしゃるには、「私はバナナが好きです」のバナナの音がちょ
っと違うと、ゴムになるのですって。事ほど左様に、微妙なアクセントの違いが、一
文字毎に四つのアクセントなんて、ウギャーッ!助けて~~~!
毎日、朝からマリリン(シーズー犬メス)にはスペイン語で話し掛け。
中国語も、話す相手はいるにはいるのよ幸いなことに。馬専科に電話で話す。
親戚の中に、なぜか日本生まれの中国人がいるって。環境的にはまあまあ恵まれては
いるのだけど、難しい発音。漢字は、簡略化されて、日本語の中にある漢字は、最早
かなりなくなっているという現実。
音痴になってたここ10年位だったから、耳が悪いってことでしょう?そういう人間は
辛いものがあるのよね、音を正確に捉えられないって事。アッ、でも、突然このお正
月から、音が狂わなくなってきて、・・もしかしたらいけるかもしれないわね。
頑張ろう、否、面白がろう。だって、私は外人なのだから、の例の精神でいきましょう。
フ~~~、でも、難しいのよね~~~。

次!
旧暦の暦を注文しました。
満潮に生まれて、潮が引く時に人は身罷る。
満月は事故が多い。
今の暦では、桃の節句は、まだ寒い。七夕は梅雨真っ盛り、等など。
ネ、変でしょう?
日本の行事は、陰暦で行われてきたのよ。た~だ、数字を暦(太陽暦)に乗せて、
すっごく気持ちが悪かったの。なんで、こんな変なことが罷り通ってるの?って。
ず~っとずっと思ってたのだけど、ついぞ太陰暦の暦なんて、お目にかかったこ
とはないじゃない? 最近知ったのよ、それがあるってことをね。なんか、胸の
つかえがやっととれたような気分で、はい、本日代金を郵送しました。一両日中
には届くでしょう。着いたら、今年のカレンダーの隣りに飾って、その違いを、
とくと比べてみましょうって思ってるわ。
こと、自然の移ろいは、月の運行に沿って。農事も何も、自然の事々はね。
聞く所によると、日本だけですって。自国の暦をきれいサッパリ捨ててしまった
のは。もう、西洋カブレもここまで来たら、ハ~~、何をかいわんやね。
そんなに日本が嫌いなのかしら? こんな優秀な民族はそうそういないのだけど。
数十年前に、民族を一つ残すとしたら、『日本人しかいない』って、とあるフラン
ス人に言わしめた私達。当時、貧しい日本人達だったけれど、その精神の高貴さに、
彼は感服したって。そう、そうなのよ。もっともっと胸を張って、自信を持って、
生きましょう。それにはちょっと復習が必要な気はするけれど。何の?
    お行儀と思考方法のね。

馬専科は、身重の牝馬達のもとへ

2006-01-11 14:07:21 | Weblog
きのうはビックリ!
馬専科と、私のナビで、界隈にあるBOOKOFF巡りをしてね、4軒目のお店からもらった
パンフ。彼が、ウチの方にもあるじゃないって、BOOKOFFが。
「エ~ッ、知らないわ。どこどこ?」で、その番地を見れば、なるほど同じ区内。
そして、あのロゴが目に入ってきたら、ついこの間まで、テレビコマーシャルが変わ
らない、あの大型電気店があった所じゃない。 そう、まさに栄枯盛衰を目の当たり
にした感じだったわ。切ないような気持ちよ。
電気店だった時に入ったのは、たった1回。なんだか申し訳ないような、そんな変な
気持ちがチラッとね。
そして、出入り口のドアの向こうは、衣類・スポーツ用品・楽器・食器類・オモチャ
など等がドドーッ!と。本は? はい、奥の方にありました。そう、ないものは食品
だけ?状態。
ああ、日本は本当にモノが溢れている国なんだわって、改めて思わされたわねえ。
不要の品々が、しかも決して古々しくないモノ達が山とあるのですから。
電気店だったこともあって、かなり広いスペースに、様々なモノが、溢れて。
おかしかったのは、結婚式の引き出物や、何かのお返しとおぼしきセット物が、ある
わあるわ。
ええ、ウチだって、趣味に合わないモノが幾つ、物置に突っ込んであるのやらですも
の。やっぱりねえって思った次第よ。
今頃は、お好きなものをどうぞ、で、カタログの中から選んで、なんてしているけれ
ど、それでも、それすらしない私よ。ええ、もう御馳走様ってね。基本的に、お返し
って、あの行為が嫌いだから。形を整えればいい!って、あの精神が好きじゃないか
らが、大きな理由なんだけど。
そして、かなり前に、ブランド品すら、真新しいものが、すぐリサイクルに出される
って知って、私の理解の外で、社会は動いているって、本当に思うわ。
大事に大事に使うなんて、そんな気はないってこと?
う~~ん、いいのかしらねえ。

消費は美徳って時代じゃあないように思うけれど。私達の欲は、地球の恵と交換なの
よね。だから、有限のものをどうやって使うか。
もう、ゆるやかな停滞でいいんじゃない? 
おうちの中にある品々を、労りながら使う。もう少し頑張って!って。
私は、針と糸を触るのが好きですし、お陰様で、平均42歳からという老眼にも、近
視のせいか、まだ老眼鏡のお世話にもならず、針に糸が通せる 幸せ女。ですから、
なるべく綻びも繕います。どうしても使えない布は、平らにして箱に入れておいて、
小さなコースターなど、パッチワークなどの手慰み用にとってあります。
そう、昔の日本人は、もったいないから転じて、粗末にすると「バチが当る!」と、
モノを大事に扱ってきました。6月と10月の衣替えは、日々の生活の中の大きな句
読点でした。

今、冷暖房が完備した、言う事ない快適さの中で、けじめがなくなり、伝統が姿を
消そうとしている、そんな日々は味気ない気がします。勝手な言い草ですが。
BOOKOFFが、巨大なリサイクルショップと化して、もう少し働いてもらいましょう、
って品々に。ええ、いいことだと思いましたね。
けれども、市場経済の社会は、弱小・零細企業や、発想の転換ができない人々を、
容赦なく競争原理の下に飲み込んでしまう過酷な社会でもあるのですから、いつも
強いストレスの中で生きなくてはならない、幸せなのか不幸せなのか、わからない、
そう、強い、普遍的な、よすがを得られないままに生涯を終えそう、そんな気がし
ます。

1日で、3~4冊を読み上げる馬専科は、北海道に着く前に、今回購入した本を読
み終えそうみたい。最近、ペースダウンの私からしたら、羨ましいような、もった
いないような、そんな気にさせられる馬専科です。
猛烈な忙しさは、2月からだそうで、それまでは、もう1回蔵書の中から引っ張り
出して、再読なのでしょう。私も、2度3度と、読み直すことも、ままありますか
ら、それもまたむべなるかな、ですね。

久しぶりに、買いだめ。初めましての作家・作品も。ときめきます。どんな世界へ
誘ってくれるのかしら?ジャンルはまちまち。あまり偏らない乱読が私のスタイル。
けれども、官能小説、恋愛小説は、10代から20代で卒業。あれは、読んだり、
見たりするよりも、してこその快感だと思うのですが、いかが?エッ何の事?

もう少ししたら、馬専科は、身重の牝馬達が待つ牧場へ向けてふるさとを後にします。
出産ラッシュの牧場へ。昼も夜もない重労働へ。けれども、感動の場面へ。
帰ってくるときのカラのスーツケースは、戻りには、本と、セニョール・ダンが一人
住まいの息子のために買いためていた色々と、ぎっしり詰まった草々を入れて、彼と
ともに北海道へ向かいます。
母は、健康だけを気遣います。そう、私は母だったのよねって。
いってらっしゃ~~~~い! 私の末っ子。

馬専科の帰省

2006-01-09 00:45:36 | Weblog
馬専科が帰省。なんか感じが出ないわね、横浜だと。けれど、彼の故郷であることには
間違いないから、引越しも出来ないわね。子どもの故郷を取り上げては悪いって。
この子の
「この家じゃあなければ帰ってくる意味はないから、引っ越したら帰ってこないよ」
の言葉は重かったわ。
お金じゃ買えない思い出よ。

厳密に言えば、大阪が出生地。米子、横浜と流れてきたけど、思い出せる所は横浜から。
ここは、彼にとって、大事なふるさとなのよ。だから、親であろうとも、親の勝手にし
ていい!ってことはないのだって、しみじみ思わされた、彼の言葉だったわ。
それに、セニョール・ダンが引っ越したくないって思いがひしひしと伝わってきてね。
そう、私は誰か(家族)に、私の願望のために、我慢を強いるなんて、とても出来ない
のよ。だから、白紙撤回にしたわ。

馬専科は、仕事を済ませて、馬達へ「行って来ます」で飛行場へ。
最終便飛行機が遅れて、羽田からの直通バスに乗れず。
電車に乗れば、それも人身事故で、ダイヤは狂って、我が相鉄線は終電。
それでも都会は、やっぱり深夜も活動してるってことね。大勢の人が降りてきてたわ。
滑り込みセーフの帰省よ。

朝まで、飲んで語って。5時もいい加減回ったところで「おやすみなさい」
セニョールが、「馬は待ってないから、ゆっくり寝なさい」って。
そう、牧場に戻れば、6月まで、ゆっくり眠ってなんかいられない、出産、種付けの
日々が始まるのだから。好きなようにね。

年1回会う、牽牛・織女みたいな親友との逢瀬。そのまま彼も我が家へお泊り。
彼も半端じゃない読書家。学生時代は1日10冊は読破してたって。1日1冊は、お
互いに普通って。ええ、そのへんは、私も参加よ。
そうそう、この前、愚息その①が暮れに帰ってきてた時、居間のテーブルについてた
私と息子。気が付けば、向かい合わせに、お互い読書に夢中。時々コーヒーカップを
口に運びながら。
「何読んでるの?」「『神々の指紋』」「ハンコックの?」「そう。だけど、上巻が
見つからないから、下巻」「いじっちゃったからねえ、本を。でも、初めてじゃない
から、まあ許せるでしょ?」「そうだね。あなたは?」「私は、初めての作家、イタ
リア人の女性作家」「フ~~ン、面白い?」「ええ」
しゃべりながらも、目はそれぞれ、本へ。

大きなスーツケースをいっつも持って帰ってくる馬専科なので、最近エレベーターが
付いたって知らせようと改札口まで迎えに行けば、
「これ?軽いよ。カラだから。帰りはずっしりだけど」
馬専科は、毎回、BOOKOFFへ行くために帰ってくるのです。そのためのスーツケース
なのですって。
本の原料は木だから、重いのよねえ。それでも、彼の住む所にあるそれは、
札幌に出ないと、なかなからしいわ。それでも、帰省する楽しみがあるって、
ただ単に、顔見せ興行だけではないって、幸せな事ね。

毎日毎日、大声で笑ってるわ。息子たちの掛け合い、セニョールとのやりとりなんか
でね。ええ、今年もノルマ達成(大笑いする事)の日々の幕開けで、イヤー、結構結構。
ついでに、本気になって、中国語の『四声』を、中国に留学していた馬専科に教えても
らって、彼が、音楽の5線譜のような線を書いて、そこに四声の声の出し方を書いてく
れて、特訓よ。「違う!」で、彼が言う、そして私。「違う!」彼、私って。
でもね、漢字一つ一つに、その四つの音があるなんて、オ~~、信じられな~~い!
イントネーション一つで、意味が違うなんて。

とりあえず、「あ」の発音を何回も。もう、こうなったら、マリリンのお散歩の時にも、
「ああ」「ああ↑」「あああ」「ああ↓」の4つの音を言いながら。
ここにも、日本語にはない発音がいっぱいあるのよ。ア~ア、言えるのかしら?
でも、始める事にしたのだから、加油(頑張る)しかないわね。ウウン、楽しむっきゃ
ない!よ。 発音の簡単なのは、やっぱりスペイン語。日本人向きだって思うもの。
今回の中国語は、区の国際交流事業の中で行われる、中国人のボランティア講習だから、
週1回を4回、たったこれだけ。
馬専科も言うのよ、
「どの言語も、最低限の意思表示は、なんとか出来ても、相手の言葉を理解する事が出
来なきゃ、意味ないんだよね」
本当にその通り! 『聞いて言う』耳と口。これをどれほどこなすかが大事ってことね。
だから、たった4回じゃ、何の役にも立たないかも知れないけど、興味をそそられれば、
今の幸せな日本に住む者としたら、CD付き参考書でお勉強っていう手もあるわけよね。
けど、あくまでも興味をそそられれば、の話だけど。

気がついてみれば、みんな出払って、午後になったら私一人。おもむろにお琴を出して。
このところの乾燥で、琴の音色は言うことなし!腕前は、かなり問題あり。
お正月には毎年、『エリーゼのために』と同じくらいメジャーな曲、ということは、間
違いがすぐ知れてしまうという難しい(ごまかしがきかない)『六段』をひとしきり。
曲自体は、平明な曲だけど、だから尚更ごまかしがきかない難物。
合間に『さくら変奏曲』なんかも入れて。そして、

       「ウワ~~~、シビレビンスキ~~~!!」

で、ひっくりかえりました。

お正月にする事は・・

2006-01-04 14:21:07 | Weblog
 元旦・・・馬専科はまだ馬のお世話。彼以外の家族が「おめでとうございます」。
屠蘇散が染み出したお屠蘇を、大・中・小の朱塗りの酒器でそれぞれに戴く。私?
中よ。3段お重は、伝統的お正月料理&ウチの宇宙人からの大量タラバガニ。でも、
これって、ヤドカリの仲間なんですって。知らないことだらけよ、幾つになっても。

そうそう、その前に、私から息子達へお年玉。ククク・・これが出来るって、幸せ
母よ。恒例になってるわ。70過ぎの息子が、90ウン才のお母上からお年玉を戴
く、これが嬉しいんだよねえ、ってお話を伺ってから、私も、いつまでもあなた達
は私の子どもよって。
その後、2人の交替に弾くギターに合わせて、私は大声で。ハモる宇宙人。パチパ
チパチ!上手~~、私って。去年迄音痴。今年、元通りになったのよ、嬉しい!!
でも、カラオケなんて行かないわ。あれ、嫌いだもの。治ればいい!ってこと。
そして、お定まりグ~~~よ。イヤ~~、これが正しい日本のお正月。

2日・・・セニョール・ダンのサラリーマン時代の後輩2人がお昼から。現役時代は、
毎年13~15人のお客様がいらしてたわ。それこそ歌うわ、踊るわ、ゲロ吐くわっ
て。そういうのは気にならないのよ。キチガイ水を飲んで、シラフみたいなのが嫌い。

昔々、大阪時代に、社員達がよく来てた。盛り上がって、いい気分になって、その内
の誰かが、
「オイ、10時だよ。もう帰ろう。奥さん御馳走様でした。これで失礼します」
なんて言って。礼儀正しい事!
「楽しんでもらえたかしら?又、いらっしゃいね」
って言って見送ってたけど、心の中では、
「もう、来なくていいよ、つまんない男達!」
ってね。 そんな話も出て、
「もう、個性的な、破天荒な、強烈な個性の男達は出ないわね。つまらない時代にな
っちゃったわねえ」。これは、本心。つまんない男達ばっかりよ。
セニョールが昔、強引に泊り込んだって話が出て、セニョールは覚えてないのよ。
「まあ、そんなことがあったの?本当に遅ればせながらですが、お世話になりまして、
この場を借りまして、お礼申し上げます。ありがとうございました」
って、畳に手をついてご挨拶よ。ウチにも、延べにしたらウン百人の人をセニョール
が連れてきたか夜中によ。でも、彼だって、何百回じゃきかない位、よそでお世話に
なってたと思うのよ。本人も言う位だからね。

女達が牛耳る現代とは違う。それが、男尊女卑なんて思うようなら、そんな女も、つ
まんない女よ。惚れさせられない男じゃあ、しゃあないけどね。
あのね、男が優しいと、否、ぶっちゃけて、男が意気地なしだと、女だけのウチにな
るのよ。まわりを見回して御覧なさい。女の子しかいない家の主婦は強い強いつよ
~~い! そして、女の子達もわがまま勝手。想像力の欠落女。
総じて、セックスアピールにかける男が、波風立てないようにいるだけよ。

男が女を追うのは当たり前。そこを女に惚れさせるような何かを醸し出さなきゃねえ。
甘い顔見せりゃつけあがる。怒りゃあすねる、泣く、膨れる。殺せば化けて出てくる。
ほんに女は始末が悪い(元々の出所は、論語らしいわね)。これで怒るようなら、トコ
トン惚れることをしてこなかった、保身・計算づくで生きてる証拠。人生の何たるか
を知らない、底の浅い女って証明。
優しい人がいいわ、なんてぬかす女はご用心!本人は絶対に優しくない女だから。

そして、まだ松の内だけど、私はさっさと日常。コーヒー片手の読書三昧に突入よ。
そ~ろそろBOOK OFFなんぞへ初詣(?)といたしますかな?
馬専科のためのお料理も、しつらえたし。そうそう、茹豚が絶品だったわ。自分で言
うのもなんだけど。中心部がうっすらピンクで、柔らかに仕上がって。恒例ビーフ・
シチューもね。お煮しめは、今年はあっという間にみんなの胃袋の中へ消えたわ。
息子共も、やっとお子様卒業という事。あの美味しさは、子どもにはわからない。
お酢〆のアジ、スモークサーモンの押し寿司もなかなかのものでね。

お金で済まさない。誰かに委ねない。逃げない。
今年も、きちんと伝統を踏まえました。次世代へ、私の義務。女の子がいないのが残
念だけど。ある暮れの事、馬専科をしっかり私の横へ立たせ、一通りのことを。
「これで、いつでもお婿に行けるわね」ってね。お婿には行かなかったし、北海道で
ひたすらお馬の親子の世話に明け暮れの日々のようだけどね。今日は気が乗らないも、
タンマも許されないことをしている彼は、私の誇り。ほかの子は?もちろん誇りよ、
当たり前じゃない。い~い子持ちの幸せ母なのよ、悪かったかしら?

手間暇をかけることが、人には必要なのよ!簡単・便利を追求すると、比例して、心
も脳みそも腐っていくわ。これは絶対に譲れない持論なのです。
まわりに、そういう人が増えてるでしょう?アッ、あなたもそのお仲間?
急がば回れ! だからあ、スローライフなのよ、なんて言ったりしたら、脳みそは
かなり危険な状態よ。やたら横文字表現する人を私は尊敬しない。

女言葉の復活を!

2006-01-01 02:35:35 | Weblog
あけましておめでとうございます。
 自然災害に悩まされていらっしゃる方々は、いかような新年をお迎えになら
れたのでしょう。お気の毒に。めでたくなんかないって、きっとそういうお気
持ちでしょうねえ。 けれども、どういう人の上にも、平等に時は与えられて
いるのです。ただ、40才以降だったかしら、10年毎に、1ヶ月分の時間が
減っていくらしいですよ。だから年々、お正月?すぐ夏よ、なんて話になるの
ね。ええ、もちろん実際の時間がなくなる訳じゃあありません。
そんなことはありえない話です。ただ、感覚として、減っていくのですって。

でも、同じ24時間でも、遣い方が違うって、本当に感心する人がいらっしゃ
るのよね。ポケーなんてしてない?世のため人のために、効率よく遣っていら
っしゃる方がね。 恥ずかしくなるし、知りたいわね。なぜ?どうやって?って。

日本が崩壊するって、心から心配になります。
言葉・立ち居振舞い・精神のありよう等、どれひとつをとっても、心配の種ばかり。
「ダンナがさあ」「うまいよ」「やってみな!」「そうなんだよね」こんな女達が
跋扈している日本ですよ。
セックス(女達の股開き)は、コンビニの雑誌に、このインターネット上に。
自浄作用が出来ない国民は、やがて滅びるのです。

今、みんながやってることは、恥ずかしい事だらけです。
それを真似る、脳みそを誰かに預けてしまった人が、よく生きられる筈はないと、
これは、私の確信です。だって、みんなは、だ~れも責任なんかとらないのですから。
やがて、人を自分を愛せない、いい訳ばっかりして、責任転嫁する女達の末路がどう
なるか、自明の理でしょう。そして、そんなババたちを、介護保険でみましょう!な
んて、絶対にやめるべきね。ラクばっかり望んで、辛い、厳しいことは人に押し付ける。
タダ大好き、欲しい欲しいのいやしさ。
日本の女達が、かつては、妻に最高といわれた所以は、着物から来ていたと思うわ。
二重三重に、下半身をくるんで、膝がだら~~って、開かないように。男達に、簡単に
劣情を起こさせないようにした、あの着物。立ち居振舞いも、おのずとしとやかに。
当然、言葉遣いもそれなりになるでしょう。
今の、西洋乞食みたいなナリをしてたら、何もかもがズル~~~のだらしなさにね。
「いいよ、やりたい?やんなよ!べつに、減るもんじゃないし~~」で、パカーッ!
「これ?うまいよ。食う?」で、立ち食い。
「そんで、おたくのダンナのことだけどさあ」ETC.

こんな女達の跋扈を許した男達の罪も重い。
我が子や、ペットに至るまで、人様に「ウチの何々ちゃんが」という恥知らず。
教養のなさは、閉店セールもどきの大安売り!慎みという言葉も殺したバカ者達。
私に何の責任があるのよ!あるわけないでしょ!と言うあなたは、亡国の徒なのよ。
立派に片棒担いでいる事を知らなければいけません。 私が、ウチがよければいい
のよ、というあさましさ。その感覚が、道を誤らす元凶なのですから。

お金を欲しがり、物を欲しがり、『足るを知る』も『分をわきまえる』も知らない、
相対する人が言葉に出さない、出せない気持ちを知ろうとする心遣いが出来ない、し
ようとしない心の未発達を恥じない人々。お勉強が、世渡りのためだけのものだから、
ものを知らない、教養なき人々。生きながら餓鬼道を歩む、マスコミ信者の亡者達。

今年は、益々あさましき人々が満ち溢れ、かたや生きるに苦しむ人の住む日本になり
そう。人を非難ばっかりする、野党のような人達で。
でも、きっと世直しの人は現れるかもね。数えられるものを欲しがらない人が。
「あんたね!」なんて、平気で人を罵倒する占い者も、きっと地獄行きの切符
を持ってるわね。取ろうとしても、手のひらにこびりついているそれを。

こんな事を言う私はどうかって?
な~んにも心配事はないし、欲しいモノもなんにもありません。
きっと、今の私は幸せ人間だと思うのです。だって、「要らない」って、言える
人間なのですから。なんせ、All or nothing人間ですからねえ。生きているだけ
で幸せなのです。
暑寒をしのげる家があり、毎日おなかいっぱい食べられて、もう、病気なんか
ならないんだからね!と言う私に、病も寄り付かず、人の操作や仕掛けには乗らな
い私です。ですから、流行なんて無視!私のスタイルを作り上げてますから、季節
の服はそれなりにちゃんとあり、衣食住の不安がないのに、これ以上何を望みます?

今年もいっぱいいっぱい本を読み、作者と登場人物に、私の知らない世界を案内し
てもらいましょう。BOOK OFFの存在が、私の人生を豊かにしてくれます。
きれいな女言葉を遣いましょう!この前まで、ごく普通の言葉だったそれの復活を!
 ジェンダーフリーを叫ぶ人は、心に傷を持っている人たちです。江戸の敵を長崎で!
これにのってはいけません。 一人、孤独が怖いだけ。それは個人の問題なのです。ね?