ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

さようなら の 代わりに・・・

2006-12-24 17:22:13 | Weblog
ポリ子、カマチャン、を迎えて、久しぶりとお元気でね、と、愚息その①のお誕生
パーティ、こみこみ。
ポリーちゃんはお肉は食べない、食べられないって女の子。牛乳も受け付けない。
ロンドンのお家では、お魚がメイン。弟さんのジョージ君は今ベジタリアン。
ポリーチャンも6年間それだったらしいわ。意志の強い姉弟。
で、海鮮鍋・お刺身・キンピラ・フグの一夜干し・セニョール・ダンが育てた白菜
のお漬物(初めて通しでセニョールが仕込んで)、でも私たち用にロースト・チキン。
お酒は、1,5Lのカリフォルニアワイン(赤)、イエローテール(赤・白)オース
トラリアワイン、地酒3種(辛口)の合計は3L、チュウハイ他。これを5人で2時
過ぎ迄。
カマチャンもちゃんと寝て、朝ご帰還。又ね~~~!
8時半にお散歩よ。起こして、一緒に行くからってポリーちゃん。
8時半に起きてみれば、完全な二日酔いで、お散歩はあと~~~、でもう一回お布団
の中へ。でも、なにやら人の気配。ポリーチャンがお散歩から帰ってきたところだっ
たの。それで、いつものようにコーヒーを立てて(って言ったっけ?)、私は食欲は
ない。いつものように、これもポリーチャンへトースト&ジャムを出して。
「ねえ、本当にこれだけでいいの?」
「はい」
いつもの大きな袋からゴソゴソ。
「はい、これ レイコサンへ」
"Many Thanks to Englend" 王 由由著・写真の本。そしてカード。小さなクッキー。
カードには、きちんと日本語でメッセージが書かれて。カードに貼り付けたビンの
飾りには、Thank you の文字がいっぱい詰まって。
とりあえず、イギリスへ行ってきます。って。
涙が溢れてきそうになって、慌てて上を向いて。
「そうよ、いつまでもロンドンにいないで、早く帰ってらっしゃいね」
「はい、そうします」
「でも、クリスマスだし、当分忙しいわね」
「でも1週間くらいですよ、お友達にあったりしても」
「その後のことは、ゆっくり考えるしかないわね。日本語を勉強したいなら、翻訳
してみたかったら、やっぱり沢山日本語の本を読んで、・・・こっちへいらっしゃい」

名残惜しいし、キリがなくなりそうなので、
「まだする事があるのでしょう?」
「はい、最後の掃除があります」
「じゃ、そろそろ戻りなさい」
ウチの連中は、まだ布団の中。
「皆さんによろしく言ってください」
「わかったわ」

いつもなら、振り向いたりしない彼女なのに、
何回も手を振って、
「ありがとう!」って。そして、角を曲がるときに、
「レイコサ~ン、待ってますから、来てくださいね~~~!家探してま~~す」
「ポリーチャン、ありがとう。又会いましょうね~」

やっぱり涙が流れてきました。
何だったのでしょう、彼女との出会いは。こういうお付き合いは初めて。
「ポリ子がいないと変だな」って、息子達は言うのよ。本当に、なんだか大きな
穴があいたみたいに、物寂しい我が家になってしまいました。
客布団のカバーをはいだり、干したり、ついでに押入れの整理をしたりして、暮れ
モードに入ったけれど、時計を見るたびに、今ごろ飛行機はどのへんを飛行中かし
ら?なんて、フッと彼女の事を思い浮かべたり。24日イヴの正午に成田を飛び立
って、ロンドンに着くのは、やはりイヴの夕方4時って。時差の関係で、良かった
ってこと。クリスマスは家族で祝う、新年は友人達と祝う。これがイギリス式って。

今年の9月からは、国際交流月日だったわ。
北京のモンチャンとはメール交換。やっと、とうとう?モンチャンがママになります。
中国美人の、モンチャンですから、きっと可愛い赤ちゃんが誕生するでしょう。
来年は、出来ればイギリスへ行きたいし、モンチャンの所へもって。
忙しい年の2007年になりそうな予感がします。

ポリーチャンは、22才違いの弟マックス君に「初めまして」って。
来年高校を卒業するジョージ君は、見事オックスフォード大学ロシア語・哲学科に
合格したそうで、なんて優秀な姉弟なんでしょうって感心しきりの私なのです。
3年生になれば、1年間ロシア留学で、4年になれば、又オックスフォードへ戻る
そうなのよ。受験科目の中に、すでにロシア語のテストがあったのですって。
ちょっと想像が出来ない入試と大学ね。姉弟揃って哲学を専攻するなんて、思索型
の二人なのかもね。
ポリーチャンの日本語習得は、目を見張るものがある、そのくらいだったわ。
必ず、1級の資格を取るって言ってた彼女。その日を楽しみに、せっせと本を送っ
てあげましょう。
山本周五郎「さぶ」の小説が理解できたら、彼女の思索は厚みが増すと考えます。
そのうちに、もう少し日本語に近づけたら、送ってあげましょう。

彼女と、お手紙とメールで連絡を取り続けるつもりです。書くことが好きな私たち
ですから、楽しみに。多分、お手紙の方が多くなると思います。直筆にかなうものは
ありませんから。  さあ、ポリーチャンが使っていた歯ブラシを捨てましょう。

鴉・コゲラ・侠(オトコギ)・インコ・やっぱり烏

2006-12-21 14:16:14 | Weblog
ここ何年か、色々な小鳥達を見るようになった此処。
一番大きな顔をしているのはもちろん烏・からす・カラス・鴉よ。
東京都の鴉退治の結果はどうなったの?まさかこの横浜のはずれに大挙して移動
してきたのじゃあないわよね?けれど、多い!
まあ、それはちょっと脇に置いといて、この前、国道沿いの街路樹に、見~つけ
ちゃった、見ちゃった、ククククク・・・ 何を~~?教えちゃおうかどうしよ
うか?だって、全然興味がない人に言ったって、フン!になっちゃうでしょう?
それって、とても悲しいことなんですもの。
でも、お教えしちゃうわ。・・・・・・・コゲラ・・・、エッ?ご存知ない?
ね~~~、だから、迷ったのよ。
そう、2~30年前までは、啄木鳥(キツツキ)って呼ばれていたあの鳥。
それがね~え、排気ガスがいっぱいの国道沿いの樹木に止まって、突付いてたのよ。
そして、その隣の木には、シジュウカラがそのコゲラの作業を見てる。これを感動
と言わず、何を言う?・・・・なんて、オーバー?そう言う人は、シッシッシッ!
嬉しかった~~~~、そして、ちょっぴり悲しかった。なぜって、そんな所に巣を
作らなきゃならない なんてね。やっぱり 国土に対して人口過密な日本人達?って。
頭のてっぺんが赤い、赤ゲラが有名ね。北の国に住む彼等からしたら、私が見たのは、
車の中から見た限りなんだけど、片手に納まりそうな大きさだったわ。
ああ可愛かった~~。

オトコギ(侠)。任侠の世界の漢字でしかないわね。
すっごくすっごくわかる雰囲気。だって、私ってオトコギのある女だって思うので
すもの。すっごく変でしょう? だって、だって、オトコギなんて持ってない男達
で、溢れてるこの国みたいなのですもの。なら、おどき!そこのサンシタ!って姐
さんになっちゃいそうよ。眉は剃る、ピアスはする、ちょい引っ張ったらスルリと
おっこっちゃうパンツ。パンツ~~~?そう、パンツもろともの2つのパンツ。
なんなら、眉を落として、薄化粧、アッもうしてるのよね。平安時代の貴族のように
なってしまった男もどき達。あ~~~ぁ。
ドンドン強くなる女達。おっそろしい~~~!私?私は男を立てる女よ。其処ら辺
の女達と一緒にして欲しくない!自己主張の強い女達は、いとあさまし です。

それでね、なんでオトコギ(侠)なんて言葉を出したかって言うと、クククケケケケ
あ~たねえ、男はやっぱりカワユイ生き物なのよ。何しろ、ウクッ、ここでも言っち
ゃっていいのかなあ?よ。 何何々?やっぱりねえ、男は女から性決定遺伝子を持っ
て初めて男になるってことなのよ。東京大学の某研究グループが見つけた遺伝子で、
仁侠映画が好きな先生が命名したのですって。
誰が、アダムのあばら骨から女が誕生したなんて言ったっけ?アホらしい。
まあ、前の法王ヨハネ・パウロⅡが、とうとう人間は猿から進化したのですって言っ
てしまわれたのだから、献金と言う名のタカリは通じなくなる世界になるでしょうけ
どね。
昔から、男の原型は女だって言われてきたけれど、それが証明されたって事よ。
性同一性障害も、おなかの中でスムーズに転換できなかった結果、だから本人の希望
を叶えてあげるのが最善ね。

ああ、オトコギのある男って、最近お目にかからないわネエ。
金・かね・金・かね・金・かね・金~~~?あ~あ、やっちゃらんない!って、この
お姐さんは、出来そこないの男には興味なし!ン~~~、いいオトコ(侠)だね~、
なんて・・・・・いない!気色悪い男ばっかり。シッシッシッ・・・・・・!
流行を追う男も女も、私から見たら自己放棄って見えるから、気持ち悪~~~い、
寄らないで~~~~!よ。

さっき、悲しいものを見ちゃった。涙が出そうになって。
姉の孫にこの夏からずう~~っと牛のヨダレみたいにお手紙(ハガキ)を出してるの。
切れそうで切れないって例えが、牛の~~なのよ。
いつものように、投函しての帰り、行きはなかったのに、ブルーの羽根が、続けて
黄色、緑、赤、白そしてブルーの大小の羽根が散乱。今、野生化したインコがかなり
の数になってるって聞くし、野鳩くらいの大きさのグリーンのインコを見かけるこの
辺(最近は見かけないけれど)で、フッと、もしかして、って。そうしたら血まみれ
の肉片、見事な羽根の色がそこいらに。カモの雛を襲ってる鴉を見たことがあるから、
もしかしたら、そやつが犯人かもね。
でも、何もできない私です。自然には介入できない立場です。非力な存在です。

(続)新しい胎動が・・・

2006-12-16 11:40:25 | Weblog
ほとんどお顔も忘れていたミリアムさんとの再会は、家から歩いて15分に位置する
地区センター小会議室。
こちらは「はじめまして」のコンドウサチコサン。
「今、そちらへ向かっています」の電話はコウイチクン。
私の第5次スペイン語受講のはじまり、はじまり~~~~~!
何?5回目?そうなのよ。
まず、長年の希望を叶えるべく、初年度の先生は、日系ペルー3世、エレナさん。
オ~~、出てきた教科書・文法。生徒4人、我が家で毎週日曜日の午後。
1年経過、誰も話せない。ア~~ァ、それでこの授業はおしまい。続けて、
2次講座の先生は、日系アルヘンティナ2世、スサーナさん。
ここで初めて、挨拶から始まったスペイン語。およそ1年。私のグァテマラ
行きを境に今やお友達。
3次講座はグァテマラで、超短期スペイン語講座、先生はマヤ族のマイダ先生
21歳。
帰国して、探したお教室は、大和生涯学習センターで受講。こちらは40代イタ
リア系アルヘンティナ。入った途端、アルゼンチンに住む妹さんの手術に立ち会
うって、早々にお休みが続いて、こちらは縁がなかったと辞めて、ラジオが唯一
の勉強手段だったの。
テレビのスペイン語講座(NHK3CH)の今年の企画は興味がもてなくて見てないわ。

久しぶりにお会いしたマリアさんから
「レイコサン、スペイン語下手になったね」で、ちょっとガックリ。
そう、外国語は、聞く・聞く・聞くが必要なのに、マリリン相手の一方通行のそれ
じゃあねって、思ってたら、ミゲルク君のお相手をつかまつることになって、でも
習うことはなかった日本語特訓時間が過ぎるだけだったのだけど、マリアさんが
誰かとお話しているのが、耳をかすめて、その回数は、わずかながらも私の役には
立ってたって、最近思うようになってたの。ありがたいことだったってね。

そこへ、ミリアムさんからのお誘い電話。スペイン語を教えてあげますって。
"Cuanto tiempo!"・・・Long time no see.久しぶりね、よ。
コウイチクンは、私たちよりもよく理解していて、ミリアムさんと会話ができるの。
『挨拶言語』といっていい日本語で、他国にはそれに相当する表現はないって勝手に
思っていた私。それが、見事に打ち砕かれて、嬉し~~~い!
エレナ、スサーナ、マイダ、ネリアさんたち、誰も教えてくれなかった挨拶表現。
「いただきます」・・・" Voy a servirme"
「ごちそうさま」・・・" Gracias por la comida"
「行って来ます」・・・" Hasta luego"
「行ってらっしゃい」・・・"Que le vaya bien"
「ただいま」・・・"Estoy de regreso"
「お帰りなさい」・・・"Vienbenido a casa"
「すみません」・・・"Discurpe"
「失礼します・しました」・・・"Con su permiso"
「遅くなってすみません」・・・"Discurpe por la tardanza"
そして、「おやすみなさい」は、「こんばんは」と同じ "Buenas noches"だけって
思ってたら、 ・・・" Que descanse bien" て表現もあったのよ。
大体は、あまり遣われない挨拶言葉らしいけれど、私は嬉しかったわ。
ミリアムさんの教養が伺えるってことでしょう。

3人のお子さん。ご長男は小学校を終えてから来日で、今、中学校で受けている英語
授業の内容が易し過ぎて退屈ですって。なぜ? 小学校で、週2回、英語だけで過ご
す日があって、彼は英語はクリアですって。
週1回導入するのしないのでもめている小学校からの英語。意味ないわね~~~~。
なんせ、型から入る日本の文化だから、実用はほど遠いってね。
しかし、この前の文部・科学省大臣のコメントは鼻白んだわね。
「日本語をもっと身に付けさせ、美しさを教え、その上に英語ですわ」これは納得。
そのあとが、「まず、Beautiful Japanese language でしょう!」だって。もう呆
れて開いた口がふさがらなかった。こういうのが教養がないっていう事なのよ。ア~ァ

ポリーちゃんの帰国準備。なんなりと手伝える事は言って!
「ウ~~ン、INDEPENDENCE(独立) だからねぇ。母なんかそればっかりよ」って。
日本語がうまく遣えない苛立ち。それでも、
「ううん、大丈夫!」
って、このへんの精神構造が、最近の日本の女の子達と違う独立自立心を奮い立たせ
るイギリス娘の健気さ。強さ。せめて何か?それで帰国日のリムジンバスの予約だけ
させてもらった始末よ。

「ネエ、レイコサン、コタツイラナイ?」
「コタツ?持ってたの?」
「ハイ、捨テルノモッタイナイデショ?」
コタツは、とうの昔になくなって、お行儀が悪くなるのがイヤで、ウチには置かない、
を通してきてたのだけど、最近、小さいそれを買ってもいいかなぁなんて思ってたと
ころだったの。
でも、まさか、イギリス人からそれを貰う事になるなんて、想像の外だったわ。
イギリス人は、長く使う、をモットーにしている国民でしょ?
捨ててしまうなんて、もったいなくて、どうしようって考え込んでたみたいね。
ところが、ウチへ来るようになって見てみれば、コタツはない家だったってわかって、
貰ってくれませんか?になったのよ。私もその精神は大賛成だから、彼女の思い出の
品で、喜んでいただくことにして、次の日曜日に車を出す事にしたわ。

ミリアムさんのお住まいが、ディーンさんの目と鼻の先、ウチからも歩いて数分の
県営住宅だったなんて、これを縁と言わず、なんて言う?でしょう。
私を取り巻く空気は、面白い動きをしそうです。予測不可能な、楽しい出来事に誘っ
て、連れて行ってくれるような気がします。
年末なので、次回のスペイン語レッスンはあと1回ですが、その都度暗記して、語彙
を増やすつもり。もちろん、今回の挨拶フレーズはマスターしたわ。
マリリンと、お散歩に出るときは
" Hasta luego”行って来ます。"Que le vaya bie~n"いってらっしゃ~い。
"Estoy de regreso~"ただいま~。"Bienvenido s casa"お帰りなさい。
って、早速言ってね。動作をスペイン語で言います。
それは、スサーナから言われ続けてたしね。繰り返し・繰り返しって。
  では、 Hasta la vista !

捨てる神あれば拾う神あり

2006-12-09 12:32:40 | Weblog
別に捨てられたわけじゃないし、スペイン語をミゲル君に習ったわけでもない、
日本語を教えていたのだから、やむをえずスペイン語で言うって場面はあったけ
どね。で、普段の日々に戻った、それだけよ。
"Buenos dias! como estas? Marilin."・・おはよう、ごきげんいかが?マリリン。
それで始まる朝。お散歩もいつものように、なるべくスペイン語で話し掛ける、
ただ~、それだけ~~~の日々になっただけ。あとは「中原の虹」浅田次郎の
長編中国清朝末期の物語。漢字にふられるルビは中国読みなんて、やってくれる
ジロウさんよ。10回の上海出身女性の中国語講座、そしてラジオ講座での独学中国語
の私には、ルビが中国読みになってるなんて、ちょっと嬉しいの。
例えば、対(トエ)・・そう、その通りなんてね。そうねえ、せめて固有名詞はそう
すべきなのかもね。でも、彼の頭の中はどうなってるの?って思う程よ。
「蒼穹の昴」の続編って触れ込みだったから、懐かしい登場人物たちに会えるのよ。
あの清朝の賢帝って言われた乾隆帝から、悪名高き西太后。そこにまとわる数々の
人々。ええ、日本人もね。
日本語も英語も取り敢えず終了(理由は色々)。ン~~~、やっと落ち着いて読書。
ウヒヒヒヒ・・・・、それが一番あるべき私の姿だから、ウ~~ン快感!

夕方、カボチャと格闘して、やっと下処理も済ませ、適当な量を煮てたの。とろ火に
して、本を読みながら、視線はガスの炎へ。チラチラとね。
家の電話が鳴る。   こんな時間に誰? 最近の電話セールスに少し憤っている
私だから、出るときも少し無愛想よ。
「どなたかしら?」
「ワタシ、ナガタニ。シッテマスカ?」
「ナガタニさん?どなただったかしらねえ」
「1月、ミツキョウ、パーティデアッタ」
「1月?・・・あ~思い出したわ。お元気?で、何のご用かしら?」

なんとなく変でぎごちない、スムーズじゃない日本語を話す、外国人だってことは
わかったけれど、ハテ? 私の知り合いの中にナガタニっていう名前の外人はいない。
それで、1月に区内に住む外国人との交流会があったのよ。およそ1年になんなんとす
る出来事で、そこの会場に来ていたペルー人女性で、私は名刺を渡してたの。
同じ駅の向こうとこちらってお互いの住所だったのだけど、彼女はお仕事をしていら
っしゃるから、その後、お会いする事もなく、まもなく1年が過ぎようとしているこの
12月に突然の電話、ビックリ!

結果は、スペイン語を教えてあげます、だったの。
スサーナからは、もうお教室に来る事はないって、グァテマラ行きをきっかけに、今
じゃお友達の間柄になって、私のそれはラジオ講座だけ。でも、もう習いに行く事は
ないって思ってたし、それでもいいわってね。
そこへ、どうですか?って。
ありがたいお話よね~。ミゲル君に日本語を教える傍らで、マリアさんが大きな声
で電話で話してるのを聞くともなく聞いていると、わかる事が多くなったのは確か
で、外国語習得には、聞きなさい、聞きなさいって言われるじゃない?
そう、まさにそれよ。知っている単語がつながってくるのよ。面白いわねえ。

30才の頃に、今では理由は忘れてしまったけれど、絶対にスペイン語を覚えるんだ!
なんて思ってた私なので、「そういえば、昔、スペイン語を習ったわねえ」だけには
したくなかったから、私の1日のスタートは「ブエノス ディアス・・・おはよう」
で始まるのよ。
ああ、これは、私の想いがどこかで彼女につながったのだわって、思わず思ったくらい
唐突な、嬉しいお誘いのお話だったのよ。

"Corazon Latino"で知り合ったコウイチクン(25)、毎週土曜日にスペイン語の
お勉強にどこかのスクールに通っている彼にも話して、時間がとれればいかが?って。
もうひとり、ミリアム(ナガタニ)さんの日本語の先生が、今度は生徒になって。
その彼女も、私とつながる共通事項があったのよ。コウイチクンもスペイン語と本、
そこにまつわる共通項。不思議なつながり。この9月から起こる様々な現象は、
大きな渦が私の中へ一直線に入ってこようとしている、竜巻の逆ね。あれは上昇気流
で上へ上へ巻き上げていくじゃない?私のは逆。宇宙から(大きすぎる例え?)
私めがけて渦巻状になって進入してくるみたいな。私を取り巻く世界が動いてるよう
な、かなり強い何かを感じるのよ。

昨夜遅く、ウチの宇宙人からメールで、ポリ子と一緒に飲んでる。遅くなるようなら
ウチへ連れて帰るからって。アラマッそうなの?
お布団を敷いて、いつでもOK!私はさっさと寝たわ。
9時前に「おはようございます」って、着替えてお化粧も済ませた彼女が。
仕事に向かう彼女には食べる時間はないって。それで、コーヒー一杯で出勤。
次はいつ来る?

ロンドンの、再婚した彼女の父親が又新たな子供を得て、その22才も違う弟マックス
君の声を聞いたって。可愛い~~!っていうポリーちゃん。聞いてるこちらの方が
複雑な気持ちよ。なんだか勝手な親達。それに傷ついた子ども達。いい経験だったって
泣かせる発言のポリーちゃん。いつも犠牲は子ども達よ。私は離婚した夫婦を素直に
認められない。アラッそうなの?自分がよければそれでバンバンザイなの?フ~ン。
人の不幸を踏み台にして自分の幸せを取る人を尊敬しない私なのよ。言い訳?
そんなものが通るって思ってる脳みそ腐ってる人なんか、あっちへ行ってよ!

来週は、またまた新たな出会いが待ってます。
東京の青山なんて、しゃれた街へも行かなきゃならないし、渦はますます力を発揮す
るのでしょうか?楽しみだわ~~~~。
明日は、久しぶりにケイコサンとデート。お互いに本を携えての逢瀬です。


アスタ・マニャーナは許されないのよ!

2006-12-06 14:56:54 | Weblog
いい加減さに、コノー、回し蹴りでも、与えちゃろか?!
一列に並んで、歯をくいしばれ~~~!往復びんたをくれようぞ!!!
ま・ま・ま、わたくしともあろうおなごが、回し蹴りだなんて、と~んでもはっぷん、
歩いて45分でございますことよ、ぽこぺん。ああああああああああああああああ~、
涙・涙・涙の連絡船、じゃあなかったペルー船(?)唯一乗客ミゲル君。
いい加減、舐め腐ってる、なんでもかんでもアスタ・マニャーナで済まそうとする、
チャランポランラティーノのオッサン達その中の一人、ミゲル君のパパ。
わちきは、そこんとこが嫌いとよ! ここはニッポン・チャチャチャ、ニッポンチャ
チャチャ!じゃない! 
生真面目法律遵守おなごのあちきを知らないってか~~~!うん、知らないって?
そうじゃろね~~~~、ハア~~~~~~~~~~。
でも、でも、不正大嫌い!モノカネに現(うつつ)を抜かすヤカラも、どけーーー!
って、おなごよ。
「郷に入れば郷に従え」を知らないとは言わせない!英語でなんてったっけ?
When is Rome, do as the Roman do.
じゃろが!

日本人が、生真面目に動くことをラテン人の男達は バカ!と言う。明日出来る事を
もう、やっちゃう なんて、バカらしいわ。そして、文句をブー垂れる。
帰れソレントへ!アッこれは歌曲の題だったわ。帰れ自分の国へ!って言いたくなり
そうなわたくしでありんす。エーッ、それは危険なナショナリズムですって?
なんでもかんでも反対反対っていうどこかの政党みたいな事を言うではありんせん。
な~~~んも行動しちょらん人間に限って、そりゃあ何だかんだって、抜かすのよ。
アラッ、またまたわたくしとしたことが、ぬかすだなんて、本当の事をほざいていま
いましたことよ、ぽこぺん。

セニョール・ダンへ相談して、ミゲル君の日本語授業は中止にしたわ。
観光ビザでそのまま不法滞在になってしまうかも、という疑いのある子の面倒は見ちゃ
いけないって、幇助になっちゃうし、彼の関係者(身内)が動くしかないからねって。
ビザに関しては、何の力にもなれない私が関わる方が彼のためにならないって。
そう、その通りで、善は急げ!で、今日、お店が開く頃を見計らって行ったわ。
マリアさんへその旨言って、入国管理局のお墨付きをもらったら電話を頂戴って。
ミゲル君へ電話はかけられないから、その日を待ってるわって伝言を残して、私は
Corazon Latino を後にしたのよ。

お金の入った封筒を持って、マリアさんが追いかけて来たのを振り払って、ミゲル
君が、太陽へ向かって歩けるようになったら、彼から受け取るわってね。その代わり、
本当に可哀想な彼を助けてあげてって。お金じゃ解決できない問題が、世の中にはゴ
ロゴロなのよ。一つずつ、誠実に、着実に、確実に処理する、これが基本よってね。
お金はそのあとについてくるものなのよ。
私?All or nothing女ですぜ、アネサン。見返り(現ナマ)が欲しくて、週4回3時
間もブッ続けの授業なんてやらない!って。あちきは、ズ~~~ッとミゲル君の未来を
見越して、協力してるだけ。日本の歴史・文化・地理なんかも教えるつもりよ。
その日が来るのをただじっと待つわ。多分、新しい年が始まったら彼を取り巻く状況も
変わる事でしょう。その日を楽しみに、暮にすべき事をする、ただ~~、それだけ~~。

いや~、9月からのこっち、おもしろうござんしたね~~~、あちきのこの秋は。
誰かが、お膳立てしてくれて?と~んでもござんせん。
すべて~、わらわがなしたことでありんすわいな~~~~~~。
果報は寝て待て~~?棚から牡丹餅~~~?
ホ・ホ・ホ・ホ・ホ・・・・・・・・・。バカに付き合ってるほど暇なわらわじゃあござ
んせんわいな~~~!シッ、あっちへおいき~~~!コレッ、聞こえやしたでありん
すか~~~?

チョン・チョン・チョン・チョチョチョチョッッッ・・・・・・・
   本日は~こ~れ~に~て~~~お開きとあいなりました~
     どちらさまもお足元にお気をつけくださいませ~~~
          次のお越しを心よりお待ち申し上げたてまつりまする~~~~。   

悲しい・・・

2006-12-02 12:37:26 | Weblog
Ayudarme, Help me!
「助けて?」「ハイ」
このところ、よくお留守番を頼まれる私とミゲル君。お商売だから、そんなに長い
時間じゃないけれど。昨日は、又留守番を頼まれた私達で、そこでミゲル君がかな
り真剣な顔で言うの。
「何を?」「どうしたいの?」
「ペルーじゃ、サッカー(fotbol)の選手達、タバコを吸ったり、お酒を飲んだり、
 日本の選手達は違うよね。きちんとしてる」
「そう、それで? 選手になりたいの?」
「僕はいつもトレーニングしてる。レベルを10段階で分けるとすれば、今の僕は
 4位、でも10まで出来る」
「わかったわ、でもね、私はサッカーの事はよく知らないのよ。それに、プロフェ
 ッショナルになるって、ものすごく難しいことよ。好きだけじゃなれない」
「オー、レイコサ~ン」

これはもう、私の手に負える問題じゃないけれど、もう、まもなく17才になる男
の子。父親が、面倒を見る事をほとんど放棄してるように見える彼等の間柄に、
「本当に、本当に本気なら、私も考えてみるけれど、約束して欲しいことがあるわ。
 パパと離れる、一人で生きていく覚悟がもてたらね」
「オー、ナゼ?」
「パパがそばにいることはあなたのためにならない。なぜだかわかるでしょ?」
「・・・ハイ・・・・・」
お金と女にだらしがない。義務・責任感が希薄。困ると妹達に泣きつく父親。日本の
法律なんか、「何それ?」という感じの親が、彼のためになるはずがない。ミゲル君
に、きちんとした収入があるようになったら、たかるに決まっている。その事例は
枚挙にいとまがない程だからね。

ああ、なぜ、ここで私は きっぱり拒否が出来なかったのか?バカな女。

ご主人が帰って見えたので、事のなりゆきを話す。
「不法滞在にするつもり?もう1ヶ月でビザが切れるでしょう?就労ビザに切り替え
 なきゃ、その辺にごろごろいる不法滞在者の一人になっちゃうわ。もう、あなたが
 ウンザリしてらっしゃるのはわかるけど、彼にチャンスをあげたいじゃない」
マリアさんも帰っていらしたので、その辺を問い詰めたわ。
様々な書類を大至急取り揃えて、彼が日本にいられるようにしなきゃ!
不法滞在者の面倒は一切みないのよ私は!そこまでのお人よしじゃあない。
ただ、罪のない子供を、いい加減な大人たちの思惑の渦の中に放り込みたくないって、
それだけのことよ。

ああ、でも、そこに気がつかなかった私もいけないのだけど、何が、日本語を教えて
下さいなの?観光ビザで、どうするつもりだったのよ?って、帰り道、腹が立つった
らありゃあしない。これが、これが彼等だってこと!?・・・ああ、いやだ!・・・
人を舐めてる、これは人種・民族関係のない人としてのありようで、その辺にいっぱ
い転がっている、私が最も嫌いな不誠実よ。

一夜明けて、フッと気がついたの。
私は、見返り、私が納得するバックボーンがあると思い込んでたから、教えてたんじゃ
ない?って。私の頭の中にある様々な許容範囲の中で、日々は過ぎていくものだって。
観光ビザ・国情の違い・何よりも、各人の人生観の違い(そんなものはないも含めて)
それが、認識・許容を逸脱した場面に遭遇してうろたえたのよ。情けない。
いいじゃない、ミゲル君の長い長い人生の1ページを私が埋めたって事実だけでね。
そこに気づいたの。 だから、私は出来るだけ彼に日本語を教えるわ。容赦のない我流
日本語伝授よ。そこで、落伍したら、あとは、違う角度から人生を説くわ。人としての
生き方をね。

今朝のお散歩に、ご近所の奥さんにお会いして、しばし、立ち話。
そこに出るテーマは母親の悪口。全て。
長女と母親は、永遠の敵対者。私のデータではね。
恐ろしいほどの嫌悪を影に日向に出す娘。ああ、よかった娘を持たなくて。あの肺腑
をえぐる言葉の剣。母親を見下すあの目つき。・・・・怖~~い!

「やめなさい!お母様の悪口は。あなたのために、あなたの気に入られるために
 お母様はいらっしゃるのじゃないのよ!恥を知りなさい!」
「だって、吐き出さなきゃ気が変になりそうなのよ」
「なら、庭に穴でも掘って、悪口雑言を埋めちゃいなさい。でも、解決はしないし、
 あなたが今いられることはお母様が生んで育ててくださったからよ!」
「違うわ、父から生まれて、父に育てられたのよ(笑)」
ああ、聞きたくなかった。なんでこうみんな、そうみんなよ。恥も何もかなぐり捨て
て、私が私が私が私が・・・・・・なの?
建設的ではない愚痴話。人生をどうやって生きてきたのか、知れるって言うものよ。
そして、本当にみんな、自分の事が嫌いなんだなあって事実に衝撃を受けるわね。
高価なもので身を包んでも、どんなに美食三昧であっても、脳みそが空っぽな人々を
私は軽蔑ね。・・・シッシッ、近寄るでない!恥じを知らない人がおぞましい。
”みんなが”というセリフをはく自分を気色悪いと思わない人が恐ろしい。

今朝は、お天気に反して、黒雲が心の中に広がったような気分がして、少し悲しい。
もっともっと自分を愛して欲しいって、心の底から思うわ。世界に2人といない私。
そんな素晴らしい自分と言う存在をいとおしんで、大事にしてほしいって、思うの。