秋は月・・・

記録的猛暑だった日本も、そう、「も」なのよね。
まもなく沈むって言われるツバル島（国）の人が言ってた「先進国の人達のせいだ」
って。もし私がかの島の住人だったら・・・「原因なんて知りたくなかった」って
思ったかも知れないわね、そう知らぬが仏で、自然の脅威におののいて、誰のせい
なんて考えもしないで逃げ出すか、神に祈るかしてたかも知れない。

可哀想に、本当に可哀想に。資源を貪り、快適を追求して、直接関係のない人々を
もの言わぬ動物達を恐怖に陥れて、手にしたものが果たして本当に幸せと１本に繋
がってるのかって考えたら、間髪入れずに「そう、その通り！」って言えない割り
切れないものを抱えている所謂先進諸国の住人達（私達）じゃないかしら？
その日暮らし、みすぼらしい（こちらからの価値観で）衣服をまとい自然の片隅で
（と思われる）生きている人々に、いくらかの憐憫の混じった、勝ち誇った奢りで
見、価値観を押し付けようとしている私達は決して彼等より上等なんて言えない私。
理屈なんかじゃなくね。生物として、本能の何かがささやくのよ。
種として異常繁殖してしまったホモサピエンスは、淘汰されなきゃいけないのかも。
知らずに淘汰の道を作り出しているのかも知れない。けど、その犠牲になる人達は
どこかの遠い国に住む人達？それとも私？あなた？

ホラ、便利・簡単・快適につれない女でありたいって常々言ってるのは、それは生
物として生き残るために、生物としての私が拒否するものなのかも知れないのよ。
以前、私は私の生物としての無言の営み本能にとても素直って書いたじゃない？
優秀（間違ってもお勉強ができるじゃなく生物として）で強健って。
１２人の子どもを持って（産んで）世界中に散らばせて、どこかに私の遺伝子を残
すのよって。・・・これはあえなく費えた昔々に・・・あ～あ。

子どもを持ちたくない、産めないって、その人の本能が要求しないことを人工的に
実現させていいのかなあ？って本当に思うのよ。自然に逆らってもロクな事は起き
ないって、これは自論よ。で、私のDNAは愚息その①が繋げてくれそうなので、
まあ種としての本能は取り敢えず安心なのよ。全く意識はしてないけど常々は。
先進諸国の住民が吐き出すCO2で地球が狂いだして、種の淘汰を自らやっている人間
達の行き先は、ヒタヒタ押し寄せる未曾有の恐怖からどれほどの人間が逃れられるか？
そこに残れる保証は何もないのよ。

突然、
年間１億円以上の収入がある人が日本にも大勢いるって、凄いわねえ。
帝政ロシアの最後の皇帝ニコライⅡの子ども２人の遺体（遺骨）が発見されたって。
ロマノフ家云々なんて、末裔がいることに驚いて。
プーチンて、やっぱりラスプーチンを想像しちゃう、怪僧。そこから弓削道鏡に。
日本ほど姓名が多い国はないって知ってた？識字率１００％なんて、世界広しと言え
ども５本の指で足りる、その１本て。
大人になって発症する喘息は、ガン細胞が普通の細胞が変化するみたいに気管辺りの
細胞が悪役に変化しちゃって起きるのですって、これを突き止めた日本のエリート達。
他にも色々発見している我等のエリート達ですよ。
そう、オイルショック時の日本の対応は素晴らしかったわ。ソレッ！で一斉に省エネ
商品を開発。世界にここだけ、これだけってモノのいっぱいある日本とそれを作り出
す頭脳集団。

足の指が季節を先取りして（ひんやりして）、秋を感じています。そんな中で、

今あなたは何語を勉強してるの？月に何回？今日は何曜日？今日あなたはレッスンが
ある？　ないけど、予習するのよ。なんで？だって、明日レッスンがあるから、あな
たは？私もあるわ。

各国語・曜日・季節・時間・他の単語など等。
今まで習った（触れた）言語で書きます言います、を繰り返し繰り返し。

「上海ベビー」はハード。ケイコサンにしても何を言いたいのかわからなかったって。
ええ、簡単易しい内容じゃあないわね。かなり中華料理って感じよ。でも嫌いじゃ
ないから放り出さないわ。
アンデルセンの「絵のない絵本」も再読中。
じっくり読もうって書棚から持ち出した「遠野物語」はファンタジーとホラー。
秋の夜長に読むにはもってこいでしょう。そこに行くまではちょっと間があるけれど。
そういえば、ポリーチャンがお母様とジョージクンと夏休みでエジンバラに行きます
ってメールだったけど、もうロンドンに帰ってきたかしら？彼女と運命としか言えな
いような出会いから、まもなく１年になります。ポリーチャン曰く「縁ですよレイコサン」。
こうして８月が幕を引きます。

指図のない・・・快感！

本当に、つらつら思うに、私って学校が嫌いだったんじゃない？
なんて、今更どうでもいいことなんだけどね。そう、本当にどうでもいいことなの。
でも、フッ、そうフッとそんな想念がこのところの私につきまとうのよ。ええ、どう
でもいいことがね。
それで、何が嫌いだったのかしらって。今流行り（？）の登校拒否なんかはしなかっ
たわ。試験のたびに廊下へ貼り出される全員の結果、中学生時代ね。今の公立校の
ことなんか知らないけど、まあそんな事は親には知らさないわね。一喜一憂はあった
けれどね心の中では。でも正直そんなことはどうでも良かった　程度のものよ。
面白くもないお勉強なんてね。成績を上げるかどうかは私自身の判断でしかないって
ヤラシイ生意気女の子はひそかに思ってたの。フン、学校の成績がどうだって？って。
その程度のものだったのよ。

で？・・・・・ああ、この自意識過剰女は、末っ子ということもあって、指図される
のが死ぬほど厭だった・・・それの理由付けが何であろうとね。そう、
「ねばならない」が、私を納得させるものであれば、しょうがなくても受け入れた
のだけど、その一つに学校があったみたいよ。しょうがないだった存在よ。何しろ
そこはそれ私の物差しで計るから・・・苦痛が多かったのね。でも、ストライキなん
かしなかったわね。世の中には仕方なく、個人の納得なんか無視したものがあると
いうことをまずは思い知らされるそれが学校。
そこで集団で指図されるなんて、誇り高き女の子には苦痛だったのよ。
だから、運動会や遠足の自由時間は、独りになれる空間を探したわ。
うじゃうじゃうじゃうじゃ固まってなんて耐えられなかったからねぇ小娘でも。
未だに、集団行動は嫌い！ダンゴ虫を思い浮かべちゃう。あれってすごい集団よ。
でも、外からの刺激が加わったら、銘々勝手にコロコロ丸まって、あたしゃ知らない！
何かの集団って、そんな感じがするから、できるだけ集団には近づかないわ。
いまだに、他者からの働きかけに　指図　を感じたら　意識はもう横を向いてるわね。
指図をする人って、自分が傲慢だってことに気がついてないのよ。
「あなたの・おまえのため」なんて、嘘ーーー！よ。上から見下ろす快感に酔ってる
だけ！そこには、教えてやらなきゃ！って、思い上がりがべったりと貼り付いてる。
判断能力０って、相対する人が、人知れずどこかで何かで学んでるってことを想像す
ら出来ない人種。親もね。もしかしたらその最たる存在かも知れない。
よくあれだけ威張れるものだって、感心やらあきれるやらってね。
そう思いません？バカにするのもいい加減にしなさい！じゃない？

子育て中（幼い彼等に）は、躾段階では鬼となり慈母となった母親よ。有無を言わさ
ない調教もどきのうるささは一歩も引かない信念の女・母だったわの。でもそうねえ、
もう子どもの直感が真偽を見抜くほどに育ってしまえば（感じたら）、私は潔く自分
の本質をさらけ出して、意見の相違には必ず「・・・と私は思う」を付けたものよ、
もちろん今でもね。それは、個人の尊重の何者でもないし、私の人生で得た
何がしだって、単に１億2000万分の１でしかないってことなのですもの。私の考えが
受け入れるかどうかは相手が決める事ですものね。選択は相手！
完璧なわけじゃあないし、彼らの考え感覚を大事にするのは当たり前でしょう。
「本当にバカなんだから」
って言われることもままあるけど、そうかも知れないってね。

今、誰の指図もないことに現（うつつ）を抜かしているって、きっと得も言われない
快感が私を捕えているのだって感じるのよ。
頼んでもないのに、ああだこうだ　って、そんなものが存在しない快感。
必要でもない外国語を同時に２ヶ国語、試験に挑戦して、落ちて。いいじゃない、次
があるわよ、なんて。再挑戦するかどうかも私の意志次第よ。
この秋から、コキコキ固くなってしまった身体のトレーニングも始める事にしたし、
これ全て私の自由意志の何者でもないって、これが最重要。
でね、そこから何が発生する？　結果を味わうのはぜ～んぶ私って事良くも悪くもよ。
こんなわかりやすい話ってないじゃない？単純明快！人の言動が私に絡まない限り、
興味も何もわかないわね。テレビ？ウ～～ン、CO2は極力出しません。電話で長話？
しないわねえ。いつ電話で話したかしら？の程度。　文明に背を向けるように、便利
簡単には意地悪・無視をしようとする私です。

Que bonito! Que lindo! ・・・どっちも「わあきれいね～！」微妙な違い。
ミリャムサンの新車に。
「お疲れ様～！に相当する言い方ってある？」
"Gracias por su torabajo."　
日本人にスペイン語を教える先生養成講座が東京に新設されたらしく、ミリャムサン
は申し込まれて、それがなかなか受けられない申し込み多数で。それほど日本人がス
ペイン語を習いたいってことなのよ。彼女ももっときちんとした教え方を身につけた
いっておっしゃるの。彼女のお母様がペルーで先生をしていらっしゃることもあって、
彼女の授業はなかなかのものよ。生徒の私の努力が足りないから成果は今一だけど。
意気込みが感じられる彼女の授業。
カザマサンと会話を楽しんで（苦しんで）。レベル差が大きいので、
"Sra.Kazama perdoname.・・・カザマサン　ごめんなさい"のやりとりよ。

今日も　まもなく四声に苦しみに出掛けます（笑）。ええ、前回の宿題はやったわよ、
暗記しなさいってそれを。
「今、あなたは何語を勉強してますか」
「中国語です」
「月に何回勉強しますか」
「２回です」
「今日は何曜日ですか」
「火曜日です」　　　　　・・・「です」に相当する単語は省略なのよ。だから、
「中国語」「２回」「火曜日」って、ちょっとぶっきらぼうな表現に感じるけど、
それでいいみたいなので、ラク～って思う事にしましょう、です。敬語もないって
ことですから、これもラクね。「あなた」は２通りの表現がありますけれど。

単語・・・日本語・中国語（標準語・漢語）・フランス語・ドイツ語・英語
　　　　　月曜日・火曜日・水曜日・木曜日・金曜日・土曜日・日曜日（２通り）

昨日、ケイコサンからのメールで、これから（夕方）○○○部屋のパーティに行き
ますですって。本当に彼女のフィールドは広いわ、今回はお相撲ですもの。
道楽では群を抜くって言われる「タニマチ」（贔屓）。将来有望株はいた？タニマチ
になりたくなるような？って。そうしたら、今度お会いした時に色々お話しましょう
ですって。フフフ・・やっぱりケイコサンて、ミステリアスな方。こうでなくっちゃ
お会いする楽しみも半減でしょう。

閑話休題・・・長い

相変わらず重複読書の中の1冊が終わって、その題名が「読書をする女」。
正にそれを読書していた私。フランス本て、まさかスタンダール以来（古～い！）
ていう訳でもないけれど、代表作「赤と黒」あの本の衝撃は凄かった。なんせ、
中学生だったのですから、何？何の事？何なの？だらけだったけれど、主人公の
ジュリアン・ソレルの行動にドキドキしながら引き込まれて読んだわね。
１２～１５才で、ほとんどの今で言う古典は読んだおませな女の子だったのよ。
だから、愚息その①に、彼の職場のアルバイトの高校生が夏休みの宿題で読書＆
感想文提出で、我が家にあった「初恋」ツルゲーネフ著を勧めたのよ。短い話だし。
でもそれが難しいって言った女の子の話には寂しさを感じたわね。
わからなくてもいい！　字面（じづら）を追って、「了」「終」「完」「End」
「Fin]までこぎ着けたなら、何かが心の内に根付くのよ。
人名やら地名やら何やらわからない（って、言ってた知人がいたけど）ロシア文学
に登場する固有名詞などもね。
簡単な事、誰でも出来る事をするのは子どもでしかない！
コミックでSEXを味わうなんて、邪道よ。脳みそを遣わない（想像力を働かさない）
なんて、自分に「ごめんなさい」ってことよ。
名作と言われる本には、そのあたりもハイ、ちゃんと書かれているのです。だって
SEXだって、人類が存在するかぎり存在するのですし、興味の尽きないテーマでも
あるのですから。そそられる、情痴の世界も、否それが重大テーマね。
裁判沙汰になった発禁本なんてどれほどあったかしら？
で、今世間に出回っている質の悪い俗悪本に比べれば微笑んでしまうほどなのによ。
マルキドサド、そう、あのSMの元（？）になったサド公爵書くところの「悪徳の栄え」
は、俗悪本よ、見方によれば。それでも読み継がれているとするなら、そこには
時代を超えた普遍性があるということです。
でも俗悪と同衾（どうきん）しちゃいけない。昇華したものとなければ。　
何でもありの世の中だから選択できる自由を謳歌して、
「なんで、昔から読まれてきたのかしら？」
で、そこには必ず普遍性に出会う喜びがあることを知ってほしいわ。
世界文学全集や日本文学全集は読破してこそ「人」だと思うのです。知性と教養が
人をして人となさしむって、ね。
そして、父母をはじめとする身近な人々からは得られない人生の破片の何がしかを
得る、深さを知るのに、読み継がれている古典からよ。
最近の流行作家なんて知らなくても、知らないことを誇ってもいい！って思うの。
でも、古きよき作家＆作品を知らないことは恥じてもいいわね。
学校で暗記させられたから厭になってしまったかも知れないけれど。
やっぱりいいものはいい！なのよ。

母に育てられた事を財産って思う私ですが、もう一人（？）の私の教育係は本達っ
て胸を張って言えるわね。数え切れない本達が、私を見捨てなかった事に尽きます。
ロマン・ローラン「魅せられたる魂」が、女としての行き方を決定付けたかも知れ
ないって今でも思うのよ。私の人生に多大な影響を与えたことは間違いない。
「みんな」に流されない私の人生のスタンスは、ここに因るところが大きい。
ちなみにこれは１６才の高校生の時に読んで、衝撃を受けたの。
自分に自信が持てない女の子がいたら、お勧めする１冊よ。

「読書をする女」を書棚に収める時、何の脈絡もなく突然、
そういえば、ウチの家族って全員マスコミに登場した事があるそれもバラバラにって。
これってかなり珍しい話よね。
セニョール・ダンは民放ラジオ、愚息その①は地方FM局、ウチの宇宙人は当地テレビ、
馬専科は競走馬本、そして私は新聞・民放テレビ・NHKテレビって。
だからって、有名人は皆無なんてちょっと面白い家族だわなんてね。

書棚の前に座り込んで、ブッチブチ言うは、
"Ni xuan zai xuexi naguo hua ?"何回も何回も。並行して読んでいる本は「上海
ベビー」。正にヨーロッパの光と影を引きずる現代のエネルギッシュな上海が舞台ら
しいけれど、これも物議をかもした本らしいわね。ケイコサンはとうの昔にお読みでした。
守備範囲が広いケイコサンに
「お読みになった？」
なんて、愚問でした。
中国翻訳本は「金瓶梅」以来かしら？ええ２～３年前に読んだそれね。中国の古典。
登場人物は、「水滸伝」にも出てくるオトコよ。SEX話大～好き！の方、挑戦してみ
られたら？知る人ぞ知る本よ。好き者ねえって思われても、ある種の尊敬は得られる
んじゃない？かなりな長編だし、３大奇書の一つに数えられる作品よ。もっと何に
ついて読みたい？なら、「紅楼夢」もどうぞ。
「酒池肉林」とか「梨園」・・・今じゃ歌舞伎の世界のことを言うけれど、出典など
も、中国関係の本を読むとわかるわ。
アッ、最近読んだ中国話があったわ。去年の愚息その①の結婚式に帰省していた馬専科
に勧められ、買って読んだ「封神演義」上・中・下が。あれも奇想天外な話だったわね。
　
それで、ローマ字表記のこれは
「あなたは現在(今）何語を勉強してるの？」の中国語のピンイン（読み方）。
これに１字１音の間違いない四声の記号がくっついて、初めて中国語で意味をなす
のだけど、取り敢えず、ブチブチブチブチ言うことよ。暗記しなさいだし、え～い
ものはついでだ！で、英語・スペイン語でもね。合ってるかどうか少し自信はない
けれど、簡単なフレーズですから多分問題ないって。声に出してこその言語ですから。
「あなたは今何語を勉強してるの？」ってね。
オッホッホッホ・・・４ヶ国語でやんすよ。もう一つ増やしてみますか？
何？　Suomi(スオミ）フィンランド語で、フィンランドとフィンランド語をこう言
います。そして　lainen(ライネン)を付ければ「～～人」にね。
日本と日本語はJapani(ヤパニ)、日本人は　japanilainen(ヤパニライネン)、幾つ
かの特殊表記・読み方以外は素直にそれこそローマ字読みでOK!なんだけど、この
フレーズはちょっと調べなければならないので、フィンランド語はいつかね。

こうして一人遊びができる、楽しめる私はフ～ラフラ出歩いたりしません。
ですから、お金がなくても十分楽しめるのです。だって、衣食住を保証してもらって、
何を不服としましょう。かてて加えて冷暖房つきなんて、ああた、ちょっと昔の王様
だって、冷房つき部屋なんかにはいらっしゃれなかったのですから、もしかしたら
王侯貴族以上の生活かも知れないって思いません？
それで、１００か０の女は、今何も不服はありません。労なくして生きていかれてい
るのですから幸せと言わずなんと言いましょう。
山本周五郎もこの前書庫に入ってもらったし（笑）、さあ、私を待っていてくれるデ
ート途中の本達との続きです。・・・ニンマリ・・・

サケ？酒？歯痛？

"Buenas noches. Solamente cuarto,hoy?"・・・こんばんは、今日は４人だけ？
夕方５時半から始まるスサーナスペイン語クラスは、お仕事持ちが多いクラスなので
なかなか全員揃うというにはなりにくいの。
でも、その後、一人、又一人って。
先生の質問にそれぞれが応えていたら、
"「もっと、いいですか？」って小学校の先生をしていらっしゃるタダサンが。
さあ、そこから先週から昨日まで歯痛に悩まされたってお話を、頑張ってスペイン語
で話される。サケ・サケって何回も聞こえて、お酒を飲む前と後の歯の具合のお話
かと聞いてても、tomar や　beber　って飲むに相当する単語（動詞）が聞こえて
こない。
「サケって、お酒？」・・・あ～あ sacar（取り出す）の1人称点過去 saque(サケ）
だったの。そこまでめぐらない我が脳みそ。他の人もお酒だと思って聞いてたけど、
なんか変だったって。爆笑！
でも、みんなで拍手よ。その意欲が素晴らしい！って。そうしたら次回から、長い
お話を嘘でも本当でも構わないから言う！って先生のお達し。エ～～ッ！でも、言葉
や会話はそうでなくっちゃいけないのよね。その発言に質問をしてみたりってね。
私たちは、いつも
「昨日は・・・それで、～～　そしたら・・・」
みたいな会話をしてるのですものね、それをスペイン語でもできなきゃおかしいわけ
だから。そう、普通の会話をしましょうって。フ～～～
プリントが配布されて、質疑応答のこれまた練習訓練。
１時間半が過ぎて、あと３０分の時間にお仕事帰りのヒョウドウサンが滑り込みセーフ。
先週はドイツ旅行でお休みだった彼女に、質問があっちからこっちから。
毎年行われているテーマのあるドイツ旅行に参加だったそう。総勢２５人。
少なかったのよ今回は、って。
長年ドイツ在住だった指揮者の小澤氏のお兄様案内のドイツ童話を巡る旅という内容。
様々な事に造詣の深い彼女。参加するには、前もって講義があるらしいその旅行。
世の中には、本当に知らないことの多い事多い事。恥ずかしいわね、自分の無知さが。

本当は怖いグリム童話って話題になったら、
「あれは悪書です！」
って彼女。もちろん子ども達には知らせる必要のない内容よ。すべからく勧善懲悪
を教えなきゃいけないけれど、童話ってもともとのお話はオドロオドロなのよね
日本のそれも。
お互いに、先生の判断で、スペイン語で言えそうなところはそれで各人に。
"En espanol!"・・・スペイン語で！
結構涼しい夜だったけれど、汗がタラ～リタラりッて、暑くなくても出てくるものよ。

語り部であり、看護士でもあるヒョウドウサンがお出かけだったドイツ。
スペイン語ではAlemaniaのお話は興味深かったわ。
５週目のレッスンはお休みです。再来週まで　Adios!
ああ、やっぱりもっと本を読まなくちゃ！ってつくづく思った夜でした。

Ni hao !

昨日のメールで、中国語レッスンのお誘いのことを書いて（打って）たら、
「アラ～～～、時間がないわ～」
どこへ行くにも早めがモットーなのに。ロールパン１個にハム・ポテトサラダを
挟んだそれをアイスコーヒーで流し込んで、猛暑の中を向かうは馴染みになった
徒歩１５分の地区センター。格好？レイコスタイルよもちろん。それでスタコラ
サッサと背筋を伸ばして会館へ。
同時にスズキ（日本名）先生と入り口でお会いして、
「今天謝謝」・・・今日はありがとう
「不謝」・・・いいえ
時間があるのでスポーツドリンク片手にセンターロビーでおしゃべりしましょう。
「Ni hao!」
生徒さんが２～３人いらしてレッスンをお待ちだったわ。

「はじめまして、よろしくお願いします」
男性１人女性５人のクラスがスタート。
２時間、みっちりのレッスンは中身が濃い。そして、私にとっては１年半余ぶりの
懐かしい授業。
気が向けば、CDを聞いて独り言みたいに口に出す事をしていた私は彼等より少～し
中国語に近いけれど、あの四声は相変わらず難しいし、子音に苦しむのは皆さんと
かわらないのよ。みんな同じところでひっかかり、つっかかる。日本語にはない
発音が、しかも１語１音なので、イントネーションを間違えると意味が変わるって、
難儀な言語。その上、ピンインて言って、発音が一応ローマ字で書かれているのだ
けど、これがまた英語の授業で習った発音通りではいけないから、混乱しちゃうのよ。
　まっさらにして向かわないと、例えば、jiがji（ジ）じゃなくジとチの間の音な
んてね。アア～～～よ。私のレイコはLinzi.子がziなんだけど、ローマ字読みの
zi(ズィ）じゃなくズに近い発音、玲子の玲は音からとって、ベルの鈴と同じにな
るなんて、ねぇ、大人になって覚えるのは余計なものが入るからって難しいって
言われるわね。一人妄想が邪魔をしてって。間違えたら？言えなかったら？笑われ
たら？覚えられなかったら？ETC・・・・・・
ここは、意識してそれを宇宙の彼方へ投げ飛ばして、やるわよ～～～～！って。
誰も人のことなんか知っちゃあいないなのですよ、本当は。みんな自意識過剰病ね。
おかしい？じゃ、笑えばいいじゃない。その前に、あなたは出来るの？でやんすよ。

５人の方々は、地区センター主催の中国語講座で集まった３０人近くの受講者の中で
残った意欲的な方々。途中で脱落する人も多々だったみたい。
発音で泣くのよね。漢字が同じだからって（実際はもう違う文字なんだけど）食いつ
いてみれば、全然味が違うじゃない（思ってたのと違う）！で辞～めたに。多分、ね。

「どこかでお勉強されてました？」
「いいえ、でも、習いだしてハイ、そういうこともあったわね　にはしたくないので
今ってすごく便利な世の中でしょう。いくらでもお勉強するツールは揃っている日本
ですから、お散歩時はCDを聞きながら、家の中でも聞いて、必ず復唱してはやってま
すね。だって、必要のない言語ですから、意識して関っていないとす～ぐ忘れてしま
うので、そこそこは関ってますよ」
教え方はとてもお上手な先生、あとはこちらの姿勢だけ。なんでもそうよね、誰それが
なんとかが、って人や環境、挙句能力のせいにしちゃあいけない　でしょう。
でも、少しお疲れが見える猛烈多忙な上海出身中国女性。
「コーヒーでも飲んでく？ジョナサンででも」
「コーヒーはいいけど、ジョナサンは遠い。だって私は歩きですもの。次回にしま
しょう。で、今天謝謝。再見」
「再見」・・・さようなら

隔週の火曜日でも、必ずそれができるわけでもないないので、スタート８月は次週の
火曜日と、続けてのレッスンに。全部暗記して！って。ハイ、頑張りましょう（加油）！

アッハハ・・・何じん？

アラブの人達が、男女共に全身をすっぽり包む（隠す）服をまとっているあれは
正解って思うわ。何やら暑そうに思うけれど、逆に涼しいのかも太陽から肌を
守っているあの衣装は。
最近、私も目の粗い大判スカーフを頭からすっぽり覆って外出よ、って言っても
出歩く先は、お散歩と郵便局だけ、その時にね。それにツバ広帽子と濃い青色傘。
剥き出しより涼しい隠すスタイル。
ボランティアでお忙しいカザマサン。久しぶりのミリャムクラスへご出席。

８時過ぎ、
"Buenos dias,como esta?"
ミリャムさんからのお電話。
" Si,como siempre estoy bien,gracias. Y?"

さあ、ここからいつもなら日本語をちりばめたスペイン語なんだけど、昨日は
初めから終わりまでぜ～んぶスペイン語。どこかで彼女も少しは日本語を話せる
のだからって、安心している自分がいるって。それが、絶対に日本語を話され
ないじゃない。オーどうしよう！
"Si,si,"
"Entendio? Si? entonces despues.・・・わかりました？それではのちほど"
"Si,despues,gracias.・・・はい、のちほど、ありがとう"
フ～。
そして、カザマサンへメール。
「これこれしかじかの会話だったけど、～」
まあどうにかクリアしてたみたいでホ～～～よ。
それで、始まる前に冷たいものでもいかが？って。会館近くのファミレスで。

早めに行って、少しノートを広げてって、復習なんぞしていたら彼女のお出まし。
クーラーの風が直接あたるので、スカーフは頭からかぶったままでいたら、彼女は
なかなか気がつかれなかったの。
「アラブ人かと思ったわ（笑）」
「純日本人顔の？お久しぶりねえ、その後お元気だった？」
女性の身体はデリケートだから、様々な変化が彼女を悩まして。そこに南米人達の
通訳であっちへこっちへ。入管へ出向いたり、書類に関ったりで、これが　ほとんど
お金にならないボランティア、そして悩み深き人たちへのカウンセリング、これも
看板を上げていない彼女の親切心。身体の変わり目にストレスが加わってるのかも
知れないわね。
一番の治療は、無視！自分の可能性を信じる事ね。
　それで、前のレッスンが延びてるので、みんな知り合いですから
「お邪魔します」
で入室よ。
・・・・・携帯メール受信コール・・・・
　　「早上好！　今天中午１２点４５分開始上課。能来ma?」
　　おはよう！今日のお昼１２時４５分からレッスンを始めるけど来られますか？
って、中国語のお誘いメールが。
ええ、もちろん喜んで。２度目の彼女のレッスンを受けられます。この幸せモノが～！
って、自分に言うわ。スペイン語と同じ地区センターでなのですから、歩いて１５分。

英語ばっかりにこだわってたら、外国語は進みません。
英語もモノにしてないのに・・・！って、なぜか英語を奉ってるって、私から見れば
バッカジャナカロカよ。英語？それが何？５０００とも６０００とも言われる言語数。
英語にこだわってるから英語が話せないのだって、ええ本当にそう思うわ。
大体が、人と同じ事をしててもつまんないじゃない。
ネイティブには叶わないのですから、言語は意思疎通のツールって割り切って、
気持ちが通じ合う事が肝要なのですから、まず、自分の考えを持って、それをどう
表現するか？これです！つっかかってもいい、間違ったら教えてもらえばいいでね。
いっぱい他言語を覚えたら、世界は確実に広がるって思うわ。
わからなかったら　"No way!" " No se." で充分。そして
　"Please teach me." " Ensena　me por favor."　教えて下さい　よ。

もとい！
カザマサンとミリャムサンの会話を聞いて、私が要約して質問をする、だって。
カザマサンが新聞を読み上げる。ミリャムサンが私に
"Entendes? ・・・わかりますか？"
ご長男がペルーの小学校で遣っていた教科書（多分国語）の中からある物語を交互に
読んで、質問に応える等など。知らない単語はカザマサンに
" Que significa?・・・意味は?"
どうにか、本当にどうにかこなして、ハイ、時間となりました。９月から時間変更の
お話で、外に出れば、ムワ～と昼間の熱気がそこここに居座って、
" Hasta la proxima sabado.Gracias ,"・・・来週土曜日まで、ありがとう。

畑のわき道を歩いていれば、かすかに夕闇が迫り来る向こうから、中東の？インド
スリランカあたり？のそんな衣装をまとった若くはない女性がこちらへ。
一瞬、いぶかしげな眼差しで私の姿を。
同国人？同種族の女？
ふ～っと近づいてきそうな気配を感じて、少し身を避けてかすかに微笑んで、私は
会釈を投げかけてすれ違う。
みんなと同じ！がモットーの日本人だから、薄物で身体を隠して歩いている私は、
彼女にしたら日本人とは思えなかったのでしょうね。顔もそれで隠して、そこに
濃い目の大きなサングラスをかけた女が日本人に見え様もないってね。


み～んなが　に背を向ける私のスタイルはあちらこちらにです。
嬉しいわ～、今日から又中国語が始まるのですから。知らないことを知るって至福。
マイナーの中に身を置いてこそ、それが私。今、真剣にスペイン語と付き合おうと
思っています。ええ、カザマサンその方ですらもっときちんとしたスペイン語をお
勉強したいっておっしゃるのです。世界は広げなきゃね！
１２：３０には昨日と同じ会館へ。 Ni hao!

ラ・ニーニャ

３０～４０年予測より早く北極の氷が溶けているって。進行形よ！
もう、IPCCのシミュレーション＆予報は楽しくない予測に満ち満ちて。オー怖！
ツバルでしたっけ？小さな島（国？）がまもなく地図上から消えるのよね、可哀想に。
そして、近未来の子ども達は白熊（ホッキョクグマ）は絵本や図鑑でしか見られなく
なる加速度的絶滅に進んでいる氷が溶け出している北極圏を住処とする彼等。

猛暑？　ギリシャ・ルーマニアあのあたり南欧では５０℃近い温度で、バタバタ亡く
なる人達が。想像外の気温で、それこそピンとこない、想像できないわね。
温暖化でこっそりニンマリしているのがロシアっていうじゃない。
あのバルチック艦隊で有名なロシア海軍。彼らが欲してたものは南、温暖な所を我が
物にする事だったのよね。そう、言わずと知れた南下政策のなせるワザ。
長～い念願だった広い有効面積がこの地球温暖化で手に入るようになったのですから、
クククック、いやあ困りましたなあ、その舌の裏側で、
イッヒッヒッヒ、こりゃあ笑いが止まらない、名実共にこれからは世界を我等に！
なんて、嬉しいうれしいロシアらしいわね。
だけど温帯地方には見られなかったデング熱なんぞもじわじわ北上し出して、いまや
沖縄辺りまで来てるって言う。
３５℃以上になったら「猛暑」って気象庁の気象用語になって、この日本でも４０℃
を超える日が出現。
その弊害は、ウチの植物達にも出て、暑さで葉がちりちりと枯れ出して来てる夏草花。

テレビの画像で、街中の人たちへインタビューしている、その誰もがその暑さに
悲鳴を上げているけれど、心の底から
「ねぇ、本当にオツムは大丈夫？いえ、暑さの前の元々の出来具合が？」
この情報が氾濫している現代に、持ちうる情報といったら、溢れこぼれるくらいで
しょう？　そうでなくても、炎天下に出かけるなんて、仕事、緊急な用事以外に
考えられない事のはず。あ～あ、何が彼らをそのような行動に駆り立てるのか？
行動心理学で特と解明ね。
大体、きちんと育てられた人なら、ふ～らふら出歩かないわね。
家の中でもすることは色々あるのですから、お金を遣いたがる、あ～あ下品、卑しい。
で、やっぱりバカ人間（映すほうも）の姿も声もいらな～～～い！でスイッチオフ。

馬専科の里帰りで、１週パスしたスサーナクラスへ。
先週は４人もお休みだったって。それで、その４人は初めましての方とご一緒に
なったのよ。
ヒョウドウサンは、ご友人達とドイツへご旅行で、今週はお休み。
ついこの前はクボサンがご夫君とドイツへ旅行してらして、そそられる国なのかも。
そのクボサンもお休みでした。お仕事の関係で欠席。

宜しく！の彼女はスペイン語は初めてっておっしゃるけれど、必要に迫られての
お勉強だそうで、その真剣さが伝わってくるわ。
猛烈な勢いで言いながら書かれるスサーナ先生。それを遅れじと書き写す私。
途中で質問したりで忙しいわ。
毎日が日曜日の私は、差し迫った事柄もなく幸せ時間を遣って。
母がよく言っていた「用事は忙しい人に頼みなさい」しかり名言！
その後があるのよ。
「だから、あなたには頼まないのよ」ですって。母親はよく知ってるものね我が子の
性格行動を。嬉しいやら情けないやらってとこね。その母も他界して８年になります。
法事？そんなものはしません。宗教界の策略の何者でもないのですから。
戒名なんてバカバカしいモノだってつけなかったわ、私の大事な大事な母を他者に
ゆだねたりはしませんでしたから。それが何よりの満足です。一番花は母に。
初モノは母に。いつも声をかける相手は母。それが供養と思っています。

スペイン語を習いだして、エル・ニーニョもラ・ニ-ニャも知ったのよ。エルニーニョ
の文字が紙面を飾りだした頃、それは「神の子」という意味ですなんて書かれてたけど、
単語で言えば、男の子＝エル・ニーニョ、女の子＝ラ・ニーニャってことだったの。
こんな、おなかの足しにも何にもならない事でも知るって面白いわね。
久しぶりのラ・ニ-ニャは、夏（北半球）の海水温を上げるのですって。
台風も大型になるかもね。
なす術もない私達は、せめて無駄な、節約できるエネルギー消費を控えて、う～ろうろ
出歩かないで、本の一頁でもめくりましょうか。
山本周五郎はなかなか読ませます。昔「さぶ」これは必読書と思います。人を愛する
って、男が男に惚れるって、信じるって、う～～ん、素晴らしい内面（心）の話です。
今読んでいるのは戦前から戦後に書かれた短編集です。言葉が、日本語がいいのです。

猛暑の中で

大体５時あたりに起きて、寝坊助マリリンを抱き上げ、
"Buenos dias! Good morning! Buon giorno! Zao shan hao! Anyo haseyo!
Huomenta! おはよう！　" なんて朝っぱらから私は陽気にオハヨウ乱発！
仕方なくマリリンもお目覚めモード。
早朝は人も車も少ないので、リード（紐）はなしのお散歩よ。
東から昇る太陽はまだ低い位置にいるので、なるべく建造物の陰に納まるような
位置取りで歩くわ。何しろ足が短い犬種、この異常気温でアスファルトが猛烈な
高温にならない内に、彼女の負担を軽くしようと思ってね。夕方のお散歩は拷問よ。
道路はまだまだ日中の熱がこもったままで、短足犬は瞬く間に体温上昇。何しろ
夏でも毛皮をまとってる彼等ですから、太陽は今の時期は仇です。

四肢を洗われた彼女は早速再度睡眠モードへ。涼しい場所で、四肢を広げておなかを
床にべったりつけた、犬の開き～～～。
　家事を済ませて、私も２～３冊本を携え、畳の上で腹這ってのお行儀の悪い読書へ。
クーラーはなるべくつけないように。でも、もうたまらない暑さに、セニョールが
スイッチオン。ありがたい涼気の中で活字を追って。
誰がこの猛暑の中、外をうろつく？アホじゃなかろか、よ。
早朝散歩以外の外出は週１度の郵便局とスペイン語クラスへ行くのみ！
出歩きたがる御仁は、欲しがり人種と見てるわ私は。浅ましい！です。
まあ、一番いいのが図書館読書かも知れないけれど、どうしてもという以外は、
好きになれない図書館の本達。触った人が１人が許容範囲だから、やっぱり
中古本を買うことになるのよ。本に遣うお金は全然惜しくない私。
洋服・お化粧品いわゆる身を飾るものには遣いたくないお金よ。
まあ、優先順位で行けば本がダントツ１位。次？やっぱり本、本本本・・・・・・。
他は・・・なんだかもったいない。外食もしないし、最近はお花達も買わないわ。
我が家のお花達で充分楽しんでるので。
　テレビはCMがうるさいし、購買意欲は皆無に近い女だから民放は見ない。
うるさいのが苦手で、それでも人（セニョール）に対して文句はブーたれないわ。
聞きたくなければ、耳栓をして。聞きたくないテレビの音は黙って避けるだけよ。

夜のままの音量で早朝のテレビをつければ、その大きな音にビックリするわ。
普段も、そんなにボリュームは上げていないつもりなので、いかに早朝は静かか
ってことに気付いたのよ。心地いい静寂が漂っているということです。
早起きは三文の得って、こういうことも入ってるって私は思ったわね。

そうそう、あの何やらわからない紐状物体は、蛇の仲間だったみたい。
蛇研究所みたいな所へ、あまりにも少ないデータでたずねたところ、多分これじゃ
ありませんか？と２～３の例を提示してくださって。ウ～～思い出したくないので、
名前は忘れちゃったけれど、その中の１匹に近かったわ。ミミズを好むっていう
説明に納得。写真もあって、蛇好きの人って、嫌いな人の感情を煮詰めて裏返し
ちゃうと、濃縮好きになるんじゃない？というほどマニアックなお人達ね。
今度見かけたら、写真を撮って送って下さいってことだったけれど、願わくば
もう２度と会いたくない生き物だったわね。
　ふと今度は庭の隅に目が行って、今度は地雷也ならぬ（例えが古過ぎ？）大きな
ガマカエルが悠然といるじゃない。巻物をくわえてドロドロドロ～ンじゃなかった
けどね（アホ！）昔は庭に居たけれど、久しぶりの大カエルに会ったわ。
何者かわかれば、なんてこともないわ。
夕方の散水の時にたっぷり水をかけてやって、涼のおすそわけよ。

アゴタ・クリストフ「悪童日記」「ふたりの証拠」「第三の嘘」もうかなり古い
本達だけど、また読み直して・・・・・よくわからな～い相変わらずでした。
宮城谷昌光「沈黙の王」を本棚に置けば「？」、前に買っていました。こういうこ
とって時々あるのよ情けない事にね。村上春樹の初期短編集に移って、ふむふむ
やっぱり若い！なんて。
そうこうする内に、シエスタへ突入している猛暑の中の最良の時間の遣い方をして
いる最近の私です。
５日間の帰省をしていた馬専科も北海道に戻り、異常な暑さから逃げ出せてホッと
しているでしょう。
彼にパチンコなんぞへ連れて行ってもらって、何やら親の目を盗んで遊んでいる
中学生の気分でした。でも、昔のそれとは違ってテレビゲームみたいな台でした。

いつものように

　雨が降ったりやんだり。その間隙を縫ってマリリンと早朝散歩。
帰ってきたのが５時ちょっと前。何やら大型台風の日本接近で、大東島は暴風雨
圏内。
やっと梅雨明け宣言がなされた関東地方なのに、かなり激しい雨に、セニョール・
ダンたら、文句言ってるのよ。
「梅雨は明けたんだろうが」
って。
「Have you Monku?」
ポリーチャンにも受けていたわね。文句があるか？って。多分これから彼女も
「なんか文句ある？」って"Have you monku?"って、思わず言うかも知れないくらい
にね。
何しろ「もったいない」が世界共通語。津波も「つなみ」の万国共通語だもの。
１日の終わり（仕事の）に「おつかれさま～」「ごくろうさま～」なんて、素敵な
言葉よね。相手をねぎらう気持ちの表れでしょ?こういう言葉はジャンジャン遣って
みましょう！　日本発の素敵な言葉！

結構昔の本を引っ張り出して読む私は、染髪したそれを乾かしがてら、２階の風通し
のいい部屋で横になって読むは、「智恵子抄」。セニョールの母から昔々にプレゼン
トされた私の宝物。これは何回読んでも涙が出てしまう。「檸檬哀歌」なんてね。
　髪の毛の水分を飛ばそうって思ってるのに、顔まで水分だらけになるのは勘弁で、
次の本は、出ました！村上春樹。７０～８０年代のアメリカ事情（書物）＆他が書か
れたエッセイ「The Scrap」。ネ、だから私は本を処分なんてしないのよ。
結構笑えるし、懐かしい人名・話題がちりばめられて。
ーーーーそうそう、そうだったわ、そうだったかしら？－－－－－なんて。
　しばし読書に夢中の私の耳に車のエンジン音。セニョールが帰ってきたのねなんて
４時半になれば今度は私が使う車なので、ちょっと窓から見れば、愚息その①が帰る
ところだったみたい。そういえば音が違ってたわ。
　下へ降りれば、座卓の上へ置きメモ。
「ありがとう、書類一式持って帰ります：２時５０分」
　入れ替わりに帰ってきたセニョール、
「待ちくたびれて出かけたら、もう帰っちゃってたよ。話もあったのに」
私は介入しない。ただそうだったのねだけ。

髪の毛も乾き、軽～く軽く顔面の壁塗りをして、代わり映えのしない衣装替えで、
「行って来ます！」
何やら定まらぬ空模様の中、スサーナクラスへ。
前回は、９人の生徒（これで全員？）だったけど、時間になってみても生徒は私と
小学校の先生をしているタダサンと２人。そこで、
「今日はみんな欠席かしら？」
って言えば、
"Reikosan,en espanol?"
って早速スサーナ先生。
" U～n,si en espanol. Hoy todos estan descansar ? Bueno?"
" No! verbo es mal."
"Entonces,hoy todos no vienen ?"・・今日はみんな来ないのかしら？
"Muy bien.descansar は休憩みたいな 休むなんだけど、欠席はFartar.」
タダサンと２人のありがたい実践授業を受けて。
そうこうする内に看護士のヒョウドウサンがお疲れのお顔で、
"Buenas noches."
続いてウエダサンとナカザワサンがご一緒に。そしてマキタサンでその日の全員。

　常套句、動詞の活用、会話形式いつもの授業。まだまだ頭の中で必死に訳そうと
する脳みそ。これを早く卒業しないとねぇ。
「何何してた、継続は線過去でしたっけ？経験は現在完了？」
"Si"
ここで告白。愛の？いいええ～～、想定内出来事。この前の試験に落ちました。
のけぞるほどの点数で。いかに無意識の私が舐めていたかってことを思い知らされて！
でも、めげません。次の機会があるし、きちんと文法を理解してないから、こんな
ことになってしまったって事がわかったのですから、落ち込む必要なんてサラサラ
ないということです。
ミリャムクラスも合計すれば、１５人のスペイン語勉強仲間。その内３人が受けた
そのテスト。等級は違うけれど、受けることが私は面白いの。
合否は時の運！　かな～～～？私に付いて言えば、あきらかな勉強不足。それ以外
なし！　まあ、合格するに越した事はないけれど、さあ１０月、１０月！よ。
　しかし、学生時代も、化学以外であんな点数取った事ないという、ギャハハハ・・
っていう数字が書かれてました。まあこんな事があるのも面白いわね。
（少々負け惜しみ）かな？

米軍厚木飛行場脇を通り越して、スサーナさんをお家まで送ります。
だって、1時間に１本しか通らないっていうバスを利用の私たちの先生を、車で
送って差し上げるのは簡単な事です。私が負ぶって行くのなら勘弁ですけれど。
”Buenas　noches.Gracias por todo,hasta la vista"
ウチヘ帰れば、セニョールが居間をひんやり冷やしてくれてました。
湿度の高い外から帰って、心地いいことこの上なし。グラッシャス　セニョール！