ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

ただいま~~

2005-04-25 15:59:41 | Weblog
38日間のグアテマラ滞在の旅も終って、ヒューストン経由(直行便はなし)で帰国しました。
どっこも観光しないで、1箇所で生活を。
毎朝ハンで押したように、5時になると一斉に鳥達が「あさ~~~!(谷岡ヤスジみたいね)」
富士山のテッペンをつまみあげたような形の、優美な姿のサン・ペドロ山の輪郭が見え出す頃、
ベッドから降りて、1日の始まりよ。
コーヒーの国なのに、飲むのはネスカフェ。外人向けの借家に住んでいたけれど、コーヒーを
入れるためのサイフォンはもちろんのこと、どこにもフィルターなんて売ってないし、セットする
ものもないのですもの。
お鍋、包丁、お皿等、最少必要限度内の必需品は揃っていたから、日本でしてたように、3食
きちんとお料理をして、何より嬉しい豊富な果物を思いっきり食べてきたわ。
マンゴーは3~4種類、長さ30cmもあろうかというパパイヤ、巨大メロン、もちろんパイナップルも。
世界でも有数な透明度を誇る「アティトラン湖」(標高1500m)の近くの住まい。
大きな鉄製門扉、大きな黒い犬(名前はボビー)、管理人付きの敷地は、乾季でもその管理が行き
届いて、自然の起伏を生かして青々とした芝に、咲き乱れる花々、熱帯樹木に群れ飛ぶ鳥達。間近に
ハチドリも見る事が出来たのよ。
6・12・6時に食事(決して餌は食べない)をして、朝は、お部屋のお掃除。こちらで言うところの
デッキブラシが、彼の地の箒。それで掃いて、外にある洗濯槽でゴシゴシお洗濯するんだけど、排気ガ
スが比べ物にならないくらい少ないから所だから洋服が汚れないのよ。まめに洗うのは下着。関係者以
外入れない所だけど、下着を人目につくような所に干すような、ことはしないわよ。女のたしなみです
からね。
ただ、日本では日常全て機械に頼る生活をしているから、洗濯物を絞る力がない、情けない我が手よ。
そこには私以外に、ドイツ人夫婦、イタリア人夫婦(この人たちと会えば" Buon giorno!"おはよう、
も こんにちはも)そのうちこの2組は出て、代わりにアメリカ人の若者2人が1ヶ月の予定で滞在よ。
ある時、昼間に会って、思わず
「こんにちは!」
って言ったら、1人の子が、きれ~いな日本語で
「こんにちは!」
共通語はやっぱりスペイン語だから、
"Buenos dias!おはよう"
"Buenas tardes! こんにちは"
"Buenas noches.こんばんは"
"Como esta?お元気? ご機嫌いかが?"

歩いて10分くらいの所にある市場(いちばmercado)と、唯一のスーパー(らしき)お店で食料品
を含めた日常品を購入。
花売り娘ならぬ花売りババとも顔なじみになったりしてね。
「レイコー!chuqui(チュキ)」って、あっちこっちから声もかかってね。
そのchuquiがわからないのよ。辞書にあるっていうから探してもありゃあしない。
なんにんかに聞いて、やっと(por fin)先住民(マヤ)達の挨拶ってわかったりして。
英語で言やあ "What's up?"ね。
それ以外の時間は、ひたすら読書よ。時々下手な絵なんか描いたり。一切の情報カットの生活は快適
だったわ。ウィビルという民族衣装をまとっている先住民達。21部族がそれぞれの色と模様を持っ
ているのよ。
観光客もいっぱい来るから、世界の人たちがどんな格好をしているか知ってるけれど、伝統を守って
いる彼等は、私達より生きている実感があるんじゃないかって思ったわね。なんでもお金っていう日
本人より、豊かかもしれないって思ったグアテマラの日々でした。 続きを聞きたい?読みたい?