ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

みんな自分が嫌い!?自分に唾する・・・

2007-02-11 15:09:00 | Weblog
歩きながらカップラーメンを食べていた小学生と思われる女の子、男の子。
別々に見たの。もう、ア~ングリで、声も出なくて。そう、ショック状態
だったの。歩きながらタバコを吸ってた高校生らしき女の子。
イヤーーーーーッ!!!もう、イヤーーーッ!!イヤダ~!止めて~~~~~!!!
私は、泣きながら歩いてました。そこまで落ちるの?親は何をしてるの~~?
そして、注意が出来なかった自分が許せなくて。

「おめえ、何やってんだよー!ニートなんかやってねえで、早くウチを出ろ
ってンだ!飯ばっかり食いやがって!って、言ってやるんだけどさあ、寝てる
わ、昼間は。やんなっちゃう」
伝統ある、お嬢様大学を卒業された50才ちょっとの奥様が、ご子息に言い放つ、
彼女にとっては極普通の言葉(みたい)。
高学歴の人が高い教養を持つなんてことはないという証明を、はからずもしてし
まった見本のような方。ア~~~~~~・・・
かつて、母がよく言ってました。教育ママだった母のいつもの弁。
「あのね、大学を出たからって、教養ある人になるなんてことはないのよ。高学
歴と教養は別物。教養ある人になりなさい!」
示唆にとんだ言葉です。
ええ、多い多い無教養の高学歴人が。
それで、私のリストから、その人は消えた。消える人名が増える一方。 縁亡き
衆生の一人に、彼女もなった。
中国の三大奇書の一つ「封神演義」の中の登場人物達みたいにね。あまりに多い
術使い(道士)に、エーイ面倒だ、神に祭ってしまえ~で、「封神台」を作って
しまった、誰?
太公望の名で知られる人が作った魂魄の行き着く場所よ。殷(商)から周へ移行
する時代の奇想天外なお話の中で、魂魄の行き着く先が「封神台」。
死んだ。一道の魂魄は封神台へ。ってね。
私の頭の中の「封神台」へ、飛ばすのよ。縁亡き衆生達は。そう、気持ちの上で
さようなら~~~~ってね。
汚い言葉で人をののしる人は、自分を貶めている事に気がつかない。
愚か!

どこでどう、日本は狂ってきたのでしょう?
なぜ、そんなに、そんなに自分を貶(おとし)めたいのでしょう?
昔から、「親の言う事は聞かないけれど、親のする事は真似る」よ。
子どもから尊敬を得ないで、どうするの?生んだ責任は?

外出を出来るだけ避けて、家内をやってる私でも、否応なく飛び込んでくる
事ほど左様な出来事。悲しい。子ども達が痛々しい。

「いい子で大きくなりましょうね」
これはウソだったのですね?だって、我が子のアラ探しをして、暴言を吐きまく
って、人と比較して、権威に擦り寄って、
「何言ってるのよ、世の中そんなに甘いもんじゃあないのよ。バカじゃない!」
これで、生きられますか?子ども達には山ほどの褒め言葉が最重要栄養素なのに、
今の子ども達は、栄養失調です、息が出来ない状況にいます。

言葉で、行動で、殺します(自殺も)。切り刻みます。そんな子ども達を、国が
学校が相手の親が悪い!と言って、裁判を起こします。もう、狂っているとしか
言えません。
そこには、「私」が不在なのですから。何が大事なのでしょう?権威ですか?
私以外の人に、私を救って欲しいなんて、そりゃあ、自分自身に対する冒涜の何者
でもないのじゃありません?
私は、私個人のことを、身内と言えども、私以外の人の評価や指導に、服従なんか
しません。私が考えて、どうするか決めます。全て、私の意志に関わることです。
口が裂けても、誰それがこうしろと言った、なんて言いません。
そんな恥ずかしく情けないことをするほど愚か者じゃあありません。
だって、一番好きで大事な自分ですから、大事にします。自分を他者に委ねる事は
自分自身に対する冒涜だってことを知ってますから。

昔々、占いに心動かされた事もありました。
「そこのお嬢さん、ちょっと待って!」
って、どれほどの宗教家に声をかけられたでしょう。薄気味悪いほどにね。
もちろん、全ての宗教の胡散臭さが、その中に入る事をためらわせました。
そして、現在。
ハッキリ全ての宗教も神秘的なことも、必要のないものと悟りました。心の隅に、
それらが住む余白すらもうありません。クモ膜下出血の緊急手術、ついで、
2度目の開頭手術を経てきて、死にはぐった人間が辿り着いた先は、全てを決定付
けるのは、誰でもない私だということでした。

そう、世界を作るのは、全ての個人の思い。誰にも寄らない、宗教も政治も、全ての
権威もいらない!ということなのです。
なんで、政治家が必要なのでしょう?参政権?いらない!
心の中に住む正直さが私を守る事だと知っています。そう、子どもの頃の正直さが。
「世の中、そんな甘くない」「清濁併せ呑む」「人(権威)の言う事は聞くものだ」
そうねえ、全部まるめて地中深く埋めるわね。せ~いせいするわよ。あ~~~~、
気分いい!って。
元々、権威は全て嫌い人間だったから。
「なんで、聞かなきゃならないの?それは、一つの意見でしかないじゃない。
取り入れるかどうかは、私が決めるのよ。そう、私が、私が決めることなのよ!」
ってね。
あのね、こうしろ!って指図する人は、自信がない事の裏返しをしてるのよ。
世のため人のため、っていうあれも、人様の善意を、金品と労働で出せ!って言っ
てるたかりなのよ。
果たして、善意を強要するって、どういうことかしら?
密かに、一人でやればいい!広言してはばからない人間は、屑。搾取したいのよ。
だから、私は、世のため人のためって言う人を信じない。権威・有名人を語る人を
さげすむ。今の世の中、私をそそるものは皆無に近い。いらな~~~~い!
下品な人たちは消えて~~~!
自分を嫌いな人はどこか行って~~~!

久しぶりに過激な発言をしちゃったわ。
いいのよ、孤独になっても。自分を愛せない人たちと一緒より、孤高を選ぶ私です。

もう2月

2007-02-07 11:46:46 | Weblog
アララ・・・・ もう2月。
        如月(きさらぎ)、Fabruary,febrero,febbraio,helmikuu

寒いわねえ?の常套句が遣えない暖かさ。可哀想に、白熊(ホッキョクグマ)が
まもなく絶滅するという。北極海の氷が凄い勢いで溶けているから、住む場所がなく
なっているのよね。IPCCの試算、シュミレーションの結果、まあ、一般人は(多くの
人たちは)なす術もなく地球と運命を共にするっきゃない。

ポリーちゃんから送られてくる日本語メールを添削して、簡単な文ならそれを英訳し
て送り返す、なんてことはしているから、このパソコンの前に座ってはいるんだけど、
何やらじっくりどうでもいいような、人様のお目を汚(けが)すだけの文章をパチパ
チカチカッチパッチパチって打てなくてね。エーッ、いつもの怒りはどこ行ったって?
ホラ、三面記事は読まない聞かない、ゴシップ、スキャンダルお断りの私って、いつ
も言ってるでしょう?
でも、それでも、そんな出来事が勝手に飛び込んでくる不愉快さに、いささかお疲れ
さんなのよ。それで、そんな浮世に背を向けて、邦題「シャーロッテの贈り物」の
元本を読んで、そうなのねえ、うん、わかるわその気持ち、ガンバレ!
でも、おかしい、なんてWolder(子豚の名前)の一挙一投足に興味津々。
全部わかってる?NO!でも、ストーリーはようくわかるからいいのよ。

日本語がほとんどおわかりではないカルロスさんのスペイン語講座。大変よ、理解す
るのは。でも、やっぱり聞くことの重要さを味わってるわ。コウイチクンのスペイン
語は、日常会話には不自由しない域だって思うのよ、それでも参加しているその彼と
先生の会話は、私にとって とてもありがたい内容なのよ。
馬専科が中国に留学してて、その間、ちょっと教えて!なんて私が。
その時、彼が言うには
「言えても、どうにか言えたとしても、相手がしゃべる事がわかんなきゃ、言えても
しょうがないでしょ?」
だったのよ。ハイ!そのとおり!そして、あの四声にバンザーイ(お手上げ)!
愚息その①の結婚式で、当然弟の彼も帰省。そこで
「聞いて聞いて!」
で、中国語で少し話したら、
「はい、ご苦労さん。あなたの発音だと、意味が通じない。もっと四声の違いをし
っかり覚えなきゃ!」
だったの。事ほど左様に四声は、ハッキリしてるし、同じ発音でも、音の抑揚一つで
意味がまるっきり変わる、難儀な言葉。漢字は同じだから簡単っておっしゃる方が
時折いるけれど、まるっきり形が変わってしまった漢字が今の中国語なので、
やはり、よその国の言葉は難しいって思うのよ。
日本語は、ほとんどアクセントをつけない平坦な音の言語だから、外国語は難しい
のよねえ。

「あなたがもう一度中国語を習うなら、私も参加したいわ」
スペイン語講座の手配をして下さったサチコサン。
元、中国語の先生をご存知だった彼女。ちょっとだけ通った事がおありだったそう。
「そうね、夜でもいいって、言って下さってたから、この場所でして下さるなら私
ももう一度挑戦してみたいって思ってるの。じゃ、先生に連絡してみるわね」
我が先生は、只今上海で~すって、メール。お帰りになったら会いましょう!にし
たわ。

それで、コウイチクンを大和にある"ARCO IRIS"ペルー料理店へ案内して、久しぶり
にペルー料理を食べてきたわ。そこのご主人に
"Todavia no puede hablar japones ?" 「まだ日本語はなせないの?」
Si."  「はい」
"No puedo creer!"  「信じられない」
"Ah si?"  「そうお?」
なんてね。

昔からあったような、いわゆる喫茶店。そこで美味しい、本当に美味しい、スターバ
ックスがなんだって?あんなまずいコーヒーを飲むなら自分のウチで飲むわ。で、そ
このそれは、美味しかった。ホテルなんかの人を馬鹿にしたような高い金額のコーヒ
ーなどとも違う、当たり前の商売をやってたわね。
その美味しいコーヒーを飲みながら、コウイチクンと詩について、表現について、
言語について、宮沢賢治、永井荷風、ニーチェについて、など等。
話は途切れないのよ。ちなみに彼は25才です。
それでも、夕闇のカーテンが下りてきだして、彼は自転車で、私は徒歩で、一駅を帰る。
"Adios! Hasta la proxima lunes!" 来週の月曜日までさようなら!

helmikuu は、フィンランド語の2月。ヘルミクー、ローマ字読みです。
 フィンランドって、フィンランド語で "Suomi"って言うそうです。スオミよ。