きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

小さな鉄道博物館@音更町

2017-01-12 | 散歩
遅くなりましたが、帯広観光の際に立ち寄った「小さな鉄道博物館」の報告を少しばかり。

まったく事前情報なく、今回案内をしてくれた友人に連れられてやってきました。
音更の体験型鉄道博物館・十勝晴駅 | 北海道ファンマガジン

写真1. 「母恋駅」の駅名標がお出迎え

駅名標の前に乗用車2台分の駐車場があります。

写真2. 正面(再掲)

普通の民家か公民館のような佇まいです。

そして入館します。
入館料は無料!

「玄関」で靴を脱いで室内へ。
入館するとすぐに館長さんが付きっ切りでいろいろと説明してくれます。
館長は鉄道誌などでも有名な穂積規さんです。

本職は建築関係の仕事をしていて、この博物館は完全に私的&趣味で開設したんだとか。

館長に撮影許可を得てから室内を撮影しました。

写真3. 室内から入口を振り返る

「館内」というより「室内」という表現が似合います。

室内の壁面には隙間なく色々な鉄道グッズが。

写真4. オハ62の室内扉

写真3の右半分に写っている扉はオハ62系のもの。

写真5. 椅子もオハ62のもの

シートピッチは現物より広めにしている、とのこと。
こっちの壁にはサボがすらりと。

窓脇のテーブルとテーブル下には吸い殻入れも。
ただし室内は禁煙です(推定)

写真6. 室内の半分はレイアウト

レイアウトは2層式です。

下層はNゲージ、上層は16番。
車両を持ち込めば有料で運転できますし、車両も貸し出してもらえます。

写真7. レイアウト(2)

Nゲージは6列車が同時に運転できるそうです。

3年前のオープン以降、有志の方によって日々その姿を変えているそうです。

写真8. かつての帯広駅

現在の帯広駅は1996年に高架化されましたが、高架化前の姿をNゲージスケールで再現したもので、この博物館の常連さん(?)から寄贈されたものだそうです。
バスやタクシーの色、広告なども当時の姿にこだわったものだそうです。

館長の穂積さんは、「乗り」「撮り」「録り」「収集」「模型」(あともう1つあったような・・・)と全てをやったそうで、収集した貴重な乗車券や、雑誌に掲載された写真の原紙などなど、その時のエピソードなどとともに見せていただきましたが、すべてはここで紹介しきれません。

ちょっとだけ覗いて次に移動しようと思っていましたが、結局1時間以上も滞在してしまいました。

写真9. 豚丼

帯広と言えば豚丼ですね。
博物館近くの友人お勧めのお店でお昼。

この後、旧池北線に向かったわけです。