すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

春眠ねむり姫と今こそファンタジーを

2011年03月24日 | はぼ4歳~5歳
朝 オットがわたしとムスメを起こしてくれるのですが、 そこに ムスメのヘンなコメントが。



ムスメに 「オズのまほうつかい」 を読んでました。


たつまきに家ごと飛ばされちゃったドロシーが 冒険をして 知恵や勇気ややさしさ、そして仲間を手に入れていくのです。


わたしは 原本を読んだことないので当て推量なんですが、 これって 竜巻に巻き込まれちゃった娘の追悼なんじゃないのかなあ~

あるいは 両親を失っているらしいドロシーが 両親はいまも冒険の旅をつづけているんだと 空想しているのかも。


大事な人の死に直面したとき、 おおきな喪失があったとき、 いじめや将来が見えないなどの苦境のとき、 ファンタジーは オトナもこどもも包みこんでくれる力があります。


ファンタジーの世界に浸って 一瞬でも つらい現実を忘れることができると、 それが次の活力につながるんじゃないでしょうか。


以前 「オトナになったら ファンタジーが読めなくなった」 と書いたことがありましたが (→ もうあなたの元にはかえらないかもしれない)、 オトナでも 非現実な世界に救われることもあるのかな、 と最近は 考えを変えつつあります。


オトナにも こどもにも 今こそ ファンタジーを。
コメント
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