購入後10年足らず(2015年製)のオンキョーCDプレーヤー(CR-555)が最近CDを読み込み失敗でNO DISC表示。
家電製品の故障は意外と単純な原因が多い、との信念の下、ネットで調べるとやはり同様の故障がそこかしこ。
どうやらピックアップ部の、光信号を読み取るレンズ部品が汚れていることが多いらしく、ブロワで噴いたり交換すれば直るらしい。
そこで御開帳。
やはり放熱孔から入ったホコリが付着。
レンズはこの透明部分。
擦ると良くないし、ブロワも持ってないので試しに4~5回息を吹きかけ。
これでダメならピックアップユニット全体を交換のつもりでユニットを戻し電源オン、CDを挿入。
読み取り成功、復活しました!
光信号の読取はデリケートな仕組みなので、少しでもレンズにホコリが積もると読み込みに失敗するようです。
上ケースを外さなくてもCD入り口から吹くだけでも効果あったかも知れません。
30分の作業で完了、これで後10年以上は使いたいものです。
聴くはレインボーのライジング。
1976年発表のレインボー2枚目、高校生の頃良く聴いていましたが、改めて傑作アルバムだと認識。
特にStargazerとA Light in the Black。コージーの暴走蒸気機関車のようなツーバス、ロニーの完璧な声、トニーカレイの流麗でtrippy, spaceyなキーボード、ベースのジミーちゃん、そしてリッチーの痺れるギター。
いや~痺れる、若い頃と違って生の儚さを実感するせいか、全身に響いてきます。ヤバい、ア~、オウ、アイム・カミ〜ン!!
さらには中東の奴隷の視点で書かれた歌詞が映像となって強く訴えかけてくる。
凄いアルバム、ハードロックの頂点です。
最近はリッチー、レインボーの70年代~80年代の雑誌や切り抜きをヤフオクでゲットしたりで、まるでアイドルオタクの少女です。
Stargazer
砂漠、鎖に繋がれた奴隷たちは鞭打たれながら塔の建設に酷使されている。もう9年目だ。
もう何人命を失っただろう?何のために?
天空を突き破らんとするStargazer、魔術師の夢の実現のために。
塔は完成し、奴は登り、頂上から飛び立つ。
飛んだのか!?
時は止まり、静寂のなか、眼前には冷厳な現実があるのみ。
A Light in The Black
奴の顔を見る
なんてこった・・・
一体オレは誰の星を追いかけていたんだ?
これがオレの人生なのか?なぜここにいるんだ?
無意味と思われた人生の暗黒に、一点の光が見えた。
そうだ、オレは自由なんだ!オレは帰る!帰るぞ!断固として帰る!
サービス残業なんかしてる暇は無いんだ!
I'm coming home!!
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