THE FALL(2006/インド、イギリス、アメリカ)【DVD】
監督:ターセム
出演:リー・ペイス/カティンカ・ウンタール/ジャスティン・ワデル/ダニエル・カルタジローン/レオ・ビル/ショーン・ギルダー/ジュリアン・ブリーチ/マーカス・ウェズリー
君にささげる、世界にたったひとつの作り話
『ザ・セル』のターセム監督が製作した、構想26年、撮影期間4年を費やした架空の物語と現実が交差する物語。
世界遺産を含む世界24か国以上で撮影された華麗な映像がすばらしい!
1915年のロザンゼルス。映画の撮影中大けがをしたスタントマンのロイは、同じ病院に入院していた5歳の少女アレキサンドリアと出会う。ロイはある企みのためにアレキサンドリアに“思いつきの冒険物語”を聞かせる・・・
大まかな筋も知らずいきなり見たので、冒頭から何が起きてるのかわからず、、
幻想的な映像は、どこでどうやって撮影したんだろうかと思う程、現実離れして美しい。
冒頭のセピア色のスローモーション、青い空とベージュの砂漠、エメラルドグリーンの海、カラフルな建築物、デザイナー石岡瑛子の衣装と、どれもこれも芸術的。
ロケーションは万里の長城、アンコールワット、タージマハル、イスタンブールなど世界各地だそう。
ロイが少女に聞かせる架空のお話・・実は自分が主人公。
物語の中の悪党は自分が憎む相手。
絶望感から現実から逃れたいという思い。おとぎ話ってもともと現実逃避したお話でもあるもんね。
無垢な少女は話に夢中になり、いつしかロイと少女の心はつながっていく。
過空のお話の部分が間延びしてしまったのが残念。
でもイマジネーションの世界は無限だということ。
監督の優しさが込められている作品でした。
少女役のカティンカちゃんのナチュラルな演技、ロイ役のリー・ペイスの端正さなどキャストもよかったです。
★★★★(5段階☆は0.5)
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おっしゃるようにちょっと間延びしちゃったなぁ~って
ところはなきにしもあらずって感じだったのですが、
それを差っ引いても素敵でしたよね~♪
映像はほんとにすばらしかったですねー!
架空のところが長くなってしまって残念だったよ。
にしてもひきつけられる映像でした。
物語的にはもう一工夫してほしかったですよね。。。
ロケーションや色彩は鮮やかで素晴らしかったよね☆
空想の部分が長くて、、、、削ってもよかったのにね。
ロケーション、色彩、舞台芸術の衣装はすばらしかったです!
CGでは出せない存在感というか…
この背景に負けない衣装が凄い!動きまでも計算されているんだろうか?
ストーリーは、少女とスタントマンの空想の世界が、重きをなしていて、ん?え?となっちゃうとこも多かったんですが、私も惹きつけられる映像迫力にまいったな。
普通のDVDでこんなにキレイなのに、BDだったらどうなんだろうって思いました。いつか観てみたいですね。
たぶん傑作だと思うなぁ。
そもそもターセムって名前がカッコいいし、センスあるもん。
ターセムですよ。
だって。
ターセム。
これって、もろ世界遺産映画だね。
衣装はすばらしかったよ。さすが石岡瑛子さん。
ストーリーは空想の部分がイマイチ長かったというか・・
でも冒頭のセピア調のところとか、計算されてたねえ。
BDだったら、もっときれいだね。
その前に TVを買い替えないと・・・
馬の輪切りしか覚えてないけど。笑
この監督さん、名前からしてインドの方かな?
映画にオリエンタルな香りがするのもそのせいか・・
ここまで来るともうアートです。
ストーリーには実はさほど感動しなかったのですが
映像の素晴らしさや,子役の少女のチャーミングさや
発想の斬新さがとても心に残る作品でした。
ほんとアートですよ。
子役の少女、よかったね。想像の世界って無限ですね!