Grace is Gone(2007/アメリカ)【DVD】
監督/脚本: ジェームズ・C・ストラウス
出演:ジョン・キューザック/アレッサンドロ・ニヴォラ/シェラン・オキーフ/グレイシー・ベドナーチク
笑うとき 目覚めるとき
眠るとき 海を眺めるとき
必ずママを思い出します
イラクから届いた妻の戦死の知らせ。悲しみに暮れる男は幼い娘たちに真実を伝えなければならない・・
絶望の中から立ち直る家族の物語。
story
スタンレー(ジョン・キューザック)の妻は、陸軍軍曹としてイラクに単身赴任中だ。彼は12歳のハイディ(シェラン・オキーフ)と、8歳のドーン(グレイシー・ベドナーチク)とともに妻の帰りを待ちわびながら暮らしていた。だがある日妻の訃報が届き、娘たちに母の死を伝えることができない彼は、衝動的に彼女たちを連れて旅に出る。
父親と娘二人のロードムービー。クリント・イーストウッドの音楽がかなり効果的。
重い題材のわりに肩がこらないし、細かい説明がないのもよかった。
戦死というと夫が亡くなり、妻と子供が残されるケースが多い中でこれは逆のパターン。
妻の戦死の知らせを夫は娘たちに話すことができず、娘を連れてフロリダの遊園地へいく。
父親のちょっとふがいないところも描かれていて、妻に負い目を感じてる部分があり、彼女の死を受け入れたくない、現実から逃げたいのもあるね。
思春期にはいった長女は、父親の異変を敏感に感じ取る。なんとなくわかっているようで、気丈にふるまうところが健気・・。遊園地にいけることを無邪気に喜ぶ次女がまた切なくて。
父親と娘たち、はじめて3人だけで過ごす旅。
これから母親のいない生活がはじまる準備期間ともいえる。
ジョン・キューザックが普通の冴えない父親役を好演。長女、次女役の子役たちもうまかったです。
喪失感の中から新たな絆が生まれる。
反戦映画ともいえるけど、家族の再生ものとしていい映画でした。
砂浜で座って抱きしめあう3人の姿は美しい情景でした。
★★★★☆(5段階☆は0.5)
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そして家族の痛みを受け止め共に歩んで
いこうとする姿も描かれていて、
とてもいい映画でしたよね~。
うんうん、
>喪失感の中から生まれた新たな絆
も感じ取れましたね~。
コメントとトラバ、ありがとうございました。
>思春期にはいった長女は、父親の異変を敏感に感じ取る。
そうそう、そのあたりの「何か変だな。。」という微妙な感じの表現がとても良かったです。
次女の無邪気さも悲しみを増幅させて、子役2人の貢献度大の映画でしたね。
小品ながら、とても印象に残っている映画です。
必ずみたいと思ってるので、DISCUSで送ってきたらまたきますね。
痛いほど伝わってきたし、アイマックさんが書いてらっしゃるように、ふがいない自分を責める気持ちも良く出てましたよね~。
起伏は乏しかったけど、その分彼らの心情が
すんなり入ってきて、切なくて、悲しくて
でも、これから母親なしで生きていくんだ・・という家族の絆も温かく伝わってきて
いい映画だったなぁ~ってつくづく思います。
こんにちは~
ジョンキューザックのお父さんっぷり、
良かったですねー
1408号室もうすぐ公開だけど、
面白かったので公開したらまた観るつもり♪
今原作も買って読んでるの、(短編だけどすごく短くてびっくり!)
アイマックさんの感想も待ってまーす
(って勝手にアイマックさんが観ると決めてるわたし)
こんなにい映画だとは思っていなくて得した気分ですよー。
反戦映画でも、家族を失う喪失感も描かれていて
再会の街でに似てるね。
子役もうまくて音楽が効果的でした!
こちらこそいつもコメントもありがとう!
長女の心の動きとか、繊細なタッチで静かだけどいい作品でしたよね。
ホント、子役の二人がもりあげてくれました。
たくさんの人におすすめしたい映画ですよ~
いい映画だった。
ジュノもみたけど、おもろかった!笑
後日、感想書きますね。
スタンレーのふがいない気持ちが、姿にあらわれていて、
ジョン・キューザックもうまかったです。
説明もあまりないのに、心情がにじみでていて
この監督さん、新人だとは思えないね。
父と娘の3人の生活のはじまるわけですが、二人の娘には幸せになってほしいよ。
普通のおとうさん役がはまってました。
1408号室の原作読んだんだね。
短い作品なんだー。migさんおすすめ、楽しみ♪
もちろん鑑賞予定にしてますので、感想かけたらおじゃましますね!