小部屋日記

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スペル

2009-11-15 | サ行の映画

Drag Me to Hell(2009/アメリカ)【劇場公開】
監督:サム・ライミ
出演:アリソン・ローマン、ジャスティン・ロング、アドリアナ・バラッザ

きっかけは、ほんの小さな不親切。
さかうらみで言い渡された呪文(スペル)


『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミが脚本と監督を手掛けるショッキング・ホラー。
B級ホラーを侮ってはいけない。笑
久々に映画館でホラーを観たんだけど、終わった後は心臓バクバク・・・
うるさいほどの大音響が効く~~!
女性銀行員と、最凶(強)婆さんとの戦い。


昇進を間近に控える銀行員のクリスティンは、老婆が懇願する不動産ローンの延長を断る。その夜、クリスティンは老婆に襲われ、呪文のような言葉をかけられる。


些細な出来事から逆恨みされ、地獄を味わうことになるヒロイン。
老婆の呪いによって仕事場では失態をやらかすし、はじめて招かれたボーイフレンドの実家でも最悪な結果になってしまう。
老婆の呪いを解かなければ、死が待っている。なんとも理不尽な出来事。


この老婆がめちゃくちゃすごい。
かみつく、反吐を吐く、これでもかと迫ってくる、とんだ迷惑婆さん。
ゾーとする恐さはあまりなく、汚いシーンがあったり、騒音など驚かす手法だね。入れ歯やハエが鼻に入ったり、明らかに笑わそうとしている。^^;


はじめは怯えていたクリスティンが、呪いに立ち向かう。
彼女に感情移入すると、彼女と同じ地獄へ引きずり込まれるかも。
古典的ホラーの現代版でもあって、結末にむかってよく計算されてます。
クリスティン役のアリソン・ローマンは大熱演、口に突っ込まれたり、よく演じたよ。
ボーイフレンド役のジャスティン・ロングも好演。キャストはみなうまかった。

★★★★(5段階☆は0.5)

公式サイト

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