小部屋日記

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幻影師アイゼンハイム

2008-06-07 | カ行の映画

The Illusionist(2006/アメリカ=チェコ)【劇場公開】
監督・脚本: ニール・バーカー
出演:エドワード・ノートン/ポール・ジアマッティ/ジェシカ・ビール/ルーファス・シーウェル/エドワード・マーサン/ジェイク・ウッド

すべてを欺いても手に入れたいもの、
それは君。


楽しみにしていた作品。
ピューリッツァー賞受賞作家のスティーブン・ミルハウザー原作。
19世紀末のウィーンに現れた幻影師をめぐるミステリーラブロマンス。全米ロングラン大ヒット話題作。

story
魅惑的なイリュージョンで、大衆の心をつかむ幻影師アイゼンハイム(エドワード・ノートン)。ある日、彼の評判を聞きつけた皇太子レオポルド(ルーファス・シーウェル)が、婚約者のソフィ(ジェシカ・ビール)を連れて彼のショーを観覧。しかし、アイゼンハイムとソフィの間には、幼い日に身分の違いが原因で引き裂かれた過去があった。(シネマトゥディ)



この映画も詳しくは書けないです・・。
オープニングからゴシック風な雰囲気がただよってきて、音楽もゾクゾクする。
アイゼンハイムの子供時代のエピソードがなかなかおもしろく、ミステリアスな人物像がうかびあがってくる。
職人の息子アイゼンハイムが令嬢に恋し、階級差から引き離されるが、数年後再会。
アイゼンハイムは人気幻影師となり、令嬢は皇太子の婚約者になっていた。
彼女を取り戻すため、彼の仕組んだイリュージョンの世界がはじまるのです。


地味ですけど、きれいな仕上がり。
アイゼンハイムの前で自分が観客になった気分になりました。
わりと早く先が読めるつくりじゃないかな。
ラスト、すごい早さで謎解きがはじまるので、目をこらしてみなくてはいけない。笑
同じ奇術師が題材の『プレステージ』のほうが意外性はあったように思う。
個人的には「アフタースクール」のほうが斬新で好きかも。

エドワード・ノートンの抑えた演技はさすがです!
ラブストーリーもののノートン先生ははじめて見るかも。
はじめミスキャストと思えたジェシカ・ビールが意外に令嬢役にあってました。
おっとりしてみえるせいかしら。
子供時代を演じた子役が二人にまたそっくりなんだよな。笑。よく探してきました。
ルーファス・シーウェル、またまた恋敵でおつかれさま^^;
19世紀ウィーンのロマンチックな雰囲気がよく出ていたと思います。

チョウチョのペンダントがほしいなー。ぼそっ

★★★☆(5段階☆は0.5)

「幻影師アイゼンハイム」公式サイト

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