ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 昆虫写真家:栗林慧さん 』

2018-09-03 22:57:26 | 日記

             


ついつい先日の事である。
NHK 「クローズアップ現代」の後半の部で栗林慧さんの特集番組が組まれていた。

知る人ぞ知る!!!、黒林さんは彼独特の「蟲の眼レンズ」を自己開発されこれを武器に蟲の眼の世界へ入り沢山の秀作を残して来た!
栗林さんの「蟲の眼レンズ」は対物レンズが独特で超長い!!! 依ってこの長い筒がより蟲さんに近付けられ奴アップの画像を遠景風景も入れ同時に映し出す事が出来ると言うものだ!!!

もう20年も前の話になるだろうか?
栗林さんがこの「蟲の眼レンズ」を使い内閣総理大臣賞を受賞された画像を見せて貰った事がある。(確か、中曽根総理大臣の時代だった) 偶々、HNK で放映され、これをビデオに収めた。この画像は今でも持っているが一見に値する!!!
その時聴視者をアッと言わせた画像がこれだ!!!



この一件があってプロ昆虫写真家の間で「蟲の眼レンズ」に挑戦する御仁がガァ~~~ンと増え出した! 
後発昆虫写真家の「蟲の眼レンズ」は対物レンズが短くモドキにはなるがやや開きがあるように思えた。
老い耄れ爺もこれに刺激され自己開発で蟲の眼レンズに挑戦して見たく色々トライして見た!!!
当時、某社の開発商品を担当していた仲間大木画伯(日本画がとても上手)、平さん(写真はプロ級の腕前)等頭脳明晰の助けも借り某社の製品に仕立て上げたかったが、余りにも嵩む開発費の為断念せざるを得なかった。
ヨ~~~シ!、こうなったら自分独自だけで成し遂げよう!と、この世界にドップリ身を沈め出す・・・

原理的には標準レンズの前に魚眼レンズを置けば魚眼で捉えたバンフォーカスの画像がえられ、これを拡大画像に引き延ばせば出来る筈だ!
この狙いは正しかった!!!
その当時取りかかってカメラはRicohのGXシリーズだった。しかし、狙いとした画像は得られたが画質が悪く高画質を好むyにはどう逆立ちしても受け入れ難かった。
でも、感触は得られた!!! 

 その内に@7~8万円もするこの上位機種200Rが出たがこれとて画質が改善されなかった。
勿論手持ちの高級一眼レフCanon 10D をベースにした「蟲の眼レンズ」も試みたが Canon系のマスターレンズはどれも口径が大きく馬鹿チョンカメラよりも劣るという結果でCanon 、Nikon 頑張れと言うしか言いようがなかった。
この頃ヤマダ電機への通勤と思える通いが始まる・・・ 色々を面倒、ヒント等くれ、陳列カメラにも触らせてくれた。
このお陰で普及一眼レフカメラ:Pentax100と出会う!!!
そして、標準レンズで最も明るい50mm F1.2と言うレンズを購入する事になる。。。
このレンズ、Fitの漁ロ目8号と相性が良く並み居る昆虫写真家の画質より上位のモノが撮れるようになりy的には満足感を憶える!!!





もう少し載せて見よう・・・こんなモノもある!





「蟲の眼レンズ」は色々な所で奴アップ画像が得られアピールが出来る!!!
yの多くの「蟲の眼画像」はこうして撮られたものが多い!!!
勿論、高画質を狙ってストロボの同時開発も必須だった!!!

最近、どういう訳かこのPentax 100 super がストロボと旨く同調してくれなくなり少々休んでいるが物故してしまった100 シリーズの代替品を見付けようと目論んでいる・・・
y的にはこのPentaxが超お気に入りでこれからもPentaxで行こうと思っている。
素人には良く判らないが、Pentax の良い所はレンズの口径が小さく、且つ明るい!!! そして、前玉として使う魚眼レンズ:漁ロ目8号と相性が実にイイ点だろう! CanonやNikon、Olynpusでは真似が出来ない!!!凄さを持っている。。。。。
これから晩秋に掛け「蟲の眼」の世界ににドップリ漬かった満足感が得られる画像撮影に取り組みたい!!!
最新兵器Pentaxの最高級品 K-1を使っての蟲の眼レンズが用意されている!!! 今迄より画質が上がるしより鮮明な画像撮影が可能になる!!! その蟲の眼レンズシステムがこれだ!!!



こんな事を思い出しながら栗林さんの番組を見ていた。
栗林さんは近々東京銀座で彼独自の最終章ともなる「栗林此処に在り!!!」と言われる個展を開いて多くの昆虫写真愛好者をアッと言わせたい!!!と話されていた。
その1号として故郷長崎・田平町で蛍の乱舞撮影に挑戦されていた。当然、彼独特の蟲の眼の世界からの画像も多く展示される事だろう・・・ 何時のなるのかその時が待ち遠しい!
栗林さんも歳を召され近々80歳を迎えるという・・・ 老トル昆虫者品か此処に在り!!! と生き込んでおれれた!!! 頭も真っ白になったが写真への取り組み意気込みは相変わらずのタフさ振りで頼もしく思えた!

これは参考までの話だが、過って全国地蜂連合会会長の今井さんが如何にしたら蟲さんが巧く撮れるか?と言う質問を栗林さんに尋ねその回答を自記筆で貰っていた。 その手紙を今井さんから頂いた事があり、中々の達筆で①マクロレンズを使うか②魚眼レンズを上手に使うとイイと認めたあった。



昔懐かしい、蟲さんを撮り始めた初期の頃のお手紙だった・・・

栗林さんと言えば余りにも超有名で知る人ぞ知る!日本を代表する昆虫写真家である!!!
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2 コメント

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Unknown (村夫子BUN)
2018-09-04 14:21:30
番組は見たんですが録画し損ねて、
再放送が一昨日あったのですが名古屋ではやりませんでした。
THE MOMENTと言うサイン本を持っています。
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Unknown (極楽蜻蛉)
2018-09-05 02:08:07
何と言ってもこの道の一人者!!! 
近々、蟲の眼の世界を東京銀座で個展するらしい!!!
見たいなァ~~~
栗林さんの画像は別格いいからね!!! 
返信する

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