ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 ノウハウ とは・・・ 』

2023-03-27 11:06:19 | 日記

              

 

もう40数年も前のことになる・・・ Oregon州 に長居していた時の衝撃!、思い出である・・・

余り天気は良くなかったが、Portland  から Sunset Wy.26号を西に採り西海岸に出た。 有名なCanon ビーチが広がる。 もう夏場を過ぎていたので海水客は誰も居なかった。実に寂しい海岸端である。秋口ともなるとアメリカ西海岸は荒れだしおきな波が岩にブツカリ大飛沫を巻き上げていた・・・ 遥か彼方に眼を遣りこの向こうには日本があるんだ!!!と・・・一人孤独になり郷愁を誘う・・・其処から101号線を南下一路カルフォニヤ州方面向かう。 道中、海岸端を離れると大きな牧場などが広がり牛の放牧が展開されていた。その道端で天然の蜂蜜の蜜球を売っているおじさんが居た。$5~6払って蜜球をしゃぶった。こんな人通りもない所で商いをしていて商売になるのだろうか?と・・・ 一言二言話すが別に商売に専念しているようでもなかった。西海岸には小さな漁村が多く点在している・・・ Bay  Cityを経て  Lincoln City  に出た。小さな漁船が魚から帰って来たのか?盛んに収穫物:魚を水揚げしていた・・・ 何となく『鮭』のようにも見えた。一人のんびりとこうした光景を眺めているのもお気に入りでこの周辺の人達は魚を食べるんだ!!!と、また、知識を得た。 遡る事20数年も前カリブの島に居た時そこの土着民ですら魚には目も触れていなかった記憶がある。

街をブラブラ歩いていると小さなアート品:(みやげ物屋さんか?)を売っている店があった。覗き込むと木彫り品を売っていた。昔からこういうものには人一倍関心がある・・・ 入り込んで眺めるが何とも奇妙な作品ばかりで関心度が上がり出す・・・ ウインドウから出して貰い手にとって眺める・・・中々の景色だ!!!!!この店は商売気があるのか?無いのか知らないがほんの20点ほどしか置いてない!!! それでも皆絶品で涎が出てきそうな雰囲気だった? 小品モノだが皆$10~50位していた・・・その中で確か20数ドル払った記憶があるが絶品を手に入れた。色合いと言い、形と言い、そしてどうしてこういう作品が作れるのか?寧ろこちらに興味が湧いた!!!

これは今日でも老い耄れ爺のお宝の一つで洋間に鎮座しているが実に奇怪な『飾り壺」である!!!!!形と言い、色合いと言い、そして何よりこうしたものをどうやって造れ寧ろこちらの方に関心が向く!!!!! 旋盤を回しているのだろうが?どういうプロセスで造り上げて行くのだろう? 謎の謎????? 解が得られることなく時は過ぎて言った・・・

 

今考えるとこのチャンスに恵まれそれからも2~3度訪れている・・・ 住んでいる街 Porland  市内にも 『 Mather  goos    』と言う似た様な品を並べている店を後に発見するが こういう物件を求めノメリ込んで行く・・・

手に入れたこれ等、旋盤作品だろうがどうやったワークを取り付け、挽き出し、そして切断、切り離しと仕上げをしていくのだろう?長い間解が得られぬまま月日は流れ去っていた・・・そして、こういう小品モノとはオサラバしていく事になりつつあった。

 

時は流れ流れ…、終焉を迎えつつある・・・ 

最近、You Tube を見る機会が多い・・・ どういう訳か材木の輸送や伐採の動画が潜り込んできた・・・見ていると親父さんの商売とも繋がっているようにも思えてきた?????   不思議だ!不思議だ!!! 製材の画像が飛び込んでくる・・・ これは少し前にもカキコした叔父さんが経営していた製材工場の光景ソックリで思い出しながら見ていると工芸品造り『旋盤作業』の動画に替わって入った・・・ その中にこれ等を挽く解に近いものが飛び込んできた!!!    成保!!!!!と思った。。。。

この世の中には頭の良い人間様が沢山居るなァ~~~!!! ワークを挽き出し、チャックで加え、反対側を挽く!!! こうした作業の繰り返しを試み造り上げているのでは?と正解ではないが "解” が徐々にではあるが何となく解けつつあるこの頃である!!! 『蓋付きの骨壺』?モドキや『一輪挿し』等は判るが、まだ変形物や角形『壺』には解が見つかっていない…

これは陶芸の世界でも同じように解を見付けてきたが、中々難解だ!!!生涯が勉強だと思っている。それにしてもこの世の中凄い達人達が居るんだなァ~~~  

 

 

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      『 “杢目”の話・・・ ② 』

2023-03-25 10:49:32 | 日記

             

材木の『杢』の話となると興味津々で居ても経っても居られない!!!それ程奥が深く気持ちが盛り上がる!!! これも親父さん御兄弟が材木関係の仕事で生計を立てていたが遠因だろう? 親父さんの次男が中心となり丸中(まるなか)商店と言う材木商を営んでいた。戦前~戦時中に掛け中央の鴻池組、清水建設、藤田組等の大手へ信州の材木を毎日のように貨車で搬出していたという。親父さんはここの2~3番手位の位だったようだ。我が家は駅前にあったので事務所となり、3男が製材関係の責任者だった。製材所は歩いて50mほどの高台にあり此処では松や栗、槐、欅等の建設材を丸鋸で引いていた・・・ 子供達にとってここは絶好の遊び場で駅前で遊ぶか、製材所で遊ぶか何方か・・・、毎日賑わっていた。 面白いことに田舎故、製材所では引き糠が沢山出るので甲虫の生息地としても有名で沢山の餓鬼共が集まって来た・・・毎日のように遊んでいるので自然に製材所の作業内容を憶えていた。製材所の挽き手は先輩の幸三さんの親父さんだった・・・この他に200mほど離れた高森部落にも製材所があった。三田川製材と呼んでいた。この製材所の裏山では栗の木が多く毎年のように沢山の栗拾いをした。そして甲虫やクワガタ、そして蝉の生息地でもあったので私にとって絶好の遊び場だった。取り分け、製材所の周りには木挽きヌカが多いので甲虫やクワガタが産卵に集まり宝庫だった!!!

製材所の次兄叔父さんは私を自分の子供のように可愛がってくれた。もう自分の子供が親離れしていて日本医大の大学生だったからだろう?毎日のように我が家に来て親父さんと仕事話をしていた・・・ 横に居て材木や製材、木の話など聞き及んでいたので子供の頃から木の種類や特性、そして製材した保管場所などで遊びながら木材について雑学を積んで行く・・・

叔父さんや親父さんは材木の中でも『栗』や『槐』・『欅』等を取り分け珍重していた。『槐』の杢については別格の商品価値を持っていたようだ? それは床柱として当時特珍重材だったからだ!!! 素性が良く真っ過ぎに太った材からは立派な床柱が取れた!!! 『槐』と言う木は周辺部が白く、芯の部は真っ黒で床柱として杉丸太や一位等より格上だった。叔父さんからは木曽5木の話をよく教わった・・・ 杉、檜、椹、ネズコ、高野槙を木曽五木と言う!!! 今日でもそうだが木曽の檜は特に評価が高い!!!「木曽谷は急峻で渓谷も深く霧が撒いている時間が他地より超長いので枝打ちしても節が腐らなく生き節となり柱や用材としても生き節となり真っ赤で非常に美しい所に特徴があるからだ。」と叔父さんから教わった!!! 古くは江戸時代、徳川幕府はこの地を徳川の御用林と定め誰にも檜の伐採を禁じて生きた・・・ 世界でも木曽の檜は最高級品として通用する用材で名高い。無節に越したことなないが、木曾檜は生き節がバタバタあっても節が生きているので美しく商品価値は下がらない!!! 昔、節の御猪口を購入したことがあったが風情抜群で風流だった。こんな事もあり、一頃、木曽探歩によく出掛けた時代があった。 『槐』に関しては親父さんが超詳しく八ヶ岳山麓からから産出する『槐』のあの色合いに惚れ込んでいた。そして、家を作る時は床柱に『槐』を使え!!!とよく唱えていた・・・

今でも不思議に思うが諏訪の地で『栃木』トチンブクを見た事が無い!!! 木曽や北アルプス山系に入ると滅茶多いのに実に不思議だ!!! 諏訪では屋敷や神社に『欅』を植える風習がある。日本各地何処へ行っても極々普通に見られるが『栃』の木だけは見た事が無かった。巨木になるからだろう? 『栃』の実:『トチンブク』は子供達のお宝だった!!!

老い耄れ爺の好きな木は『一位』である!!! 庭木にしても素晴らしいく、また床柱や木工品としても群を抜いている!!! この樹の魅力は、何と言っても芯細部の赤身にある!!! これほど美しい樹はないと思う!!! 床柱や花台に使うと最高だ!!! 松本に住むようになって知ったがこの『一位』が西山山系に入ると滅茶多い!!! しかも巨木として・・・

家を建てる時、床柱に『一位』を使うか『黒檀』を使うか迷ったが、外材の『黒檀』にした・・・ 何方も甲乙付け難いが参座迷った記憶がある・・・離れの増築時は京都の『杉丸太』と北海道の『一位』にした・・・  無垢のテーブルは何と言っても『欅』『栃』『一位』等が最高だろう・・・ これ等の杢のイイのに出会うと実に惚れ込んでしまう!!! 日本の美学が其処に在るからだろう? 何と言っても『杢目』そして『色合い』とのバランスが存在するからだ・・・ こうした日本材で木曽周辺部の職人さんに造って貰う家具には惚れ惚れするものが多い!!! 最近、何故かパソコンを叩いている内にこうした木材の製材矢や杢目が飛び込んできた!!! 若き頃あれ程ノメリ込んでいた日本材古木の造形に出会いまたまた病気に火を点けられてしまった感もイガメナイ!!!から不思議になる・・・

常念岳の麓、烏川で一人悦に入っていた老齢杢の爺さん(猿川さん)急逝されてしまったが実に寂しい思いが尽きない。。。 この爺さんの小作品が数多く我が家に眠っている・・・ 更に更に多くあった作品の数々、どう処分されたのだろう? さんざ迷った常念坊の彫り物、婆の伝言で購入を止めた・・・ (仏様は無下に扱えない!!!という教えだった!!!)こうして、木々の杢に絡んできた人達も故人となられてしまった・・・ それにしても今回の『杢』シリーズ、かなりかなり堪能させて貰った!!!   日本ってイイ国だなァ~~~!!! 数は多くはないようだが世界にもこうした職人達が存在していることも分かってきた・・・   

 

 

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     『 “杢目”の話・・・ ( その 一 ) 』

2023-03-24 15:51:05 | 日記

              

老い耄れ爺は信州と甲州の境に位置する片田舎で材木商をしていた親父の長男として生まれた。 当時は日本もそれ行けドンドンの時代で片田舎と雖も結構活気があり日本もそれ行けドンドンの時代だったようだ? 八ヶ岳山麓の南側に面したこの田舎町、松材や落葉松材の供給基地として駅前は賑やかなものだった。在の百姓達はどこの家も馬や牛を飼いどこの家も家畜に挽かせる荷車を持ち伐採された松や落葉松材を駅まで出し、貨車に載せ都心部へと出荷されていた。軍力増強の時代だったので地番固めの杭や用材として家の増築等に使われていたのだろう・・・駅前の食堂や一杯飲み屋は材木出しで稼いだ日当を駅前の店店で大盤振る舞いしテッパ飲み屋はゴッタ返していた。人口100人足らずの駅前の商店街だったが、日当を稼いだお百姓さん達で結構賑やかだった。駅があり、丸通があり郵便局、農協…酒屋、肉屋、魚屋等は2軒もあった。芸者遊び当時パン助と称した遊女迄する店もありそれはそれは賑やかだった。地私の家の横は饅頭屋さんで物凄く盛っていた。饅頭屋さんは2軒もあり近所には子供が居なかったこともあり私は生まれて間もなく近所歩きをし饅頭を食べ過ぎ急性の胃腸病に掛かり上諏訪の日赤に何日も入院していたという話を母親から聞いてきた・・・小さな子供が近所に居なかったので大人達は引っ張りだこで小さな餓鬼に饅頭等大盤振る舞いしていたらしい・・・

5歳になって間もなく大東亜戦争が勃発した。日本軍が南洋諸島、ハワイで戦闘を開始しこうした賑わいは急変して行く・・・まだまだ、幼かったので開戦当時の記憶は全くないが開戦当時は行け行けドンドンだったようだが国民学校の入る頃には戦況が急変し出し毎日のように空襲警報に晒されていたことは記憶に新しい!!!駅前には手回しのサイレンが設置され、大人の手助けにこのサイレンを回したこともあった!!!そして、国民学校2年の8月、お盆敗戦、終戦を迎えた・・・ 近くの堤でチンチン丸出しで泳いでいた時敗戦を知った!!! まだ未だ小さかったので敗戦当時の惨めさは余り記憶にないが学校林の下草刈りに狩り出され無し無しの金属部品:アルマイト製のお弁当箱を丸ごと盗まれお昼なしに!!!それから弁当箱が無いので毎日のようにサツマイモを学校に持っていきカジっていた記憶がある。この時代になると田舎と雖もお米はなく皆ウドンやゾウスイを食べられればいい方の暮らしに追いやられていた・・・田舎でも夜間芋泥棒が流行り、総出で夜警をに駆り出されコールマ髭の巡査は毎日のように手錠を掛けた犯人を紐で縛りどこぞへ連れ出していた。

我が家は、海戦間もなく材木商の商いが禁じられ5人もいた子供達の食調達職へと追いやられ火の車だったようだ・・・小さい内から山の木を払い、此処を開梱!!!!!、此処でジャガイモや麦等を作り食確保に汲々としていた・・・ 何処の家も皆そうで特に子供の多い家は食い盛りの食確保に親達は苦戦したらしい・・・

こんな逸話も残っている。作ったサツマイモやジャガイモ、麦は秋が来るまでに食い尽くされた・・・ 近所の人達と汽車に乗り、穴山までサツマイモの買い出しに駆り出された!!!何回か汽車に乗っているお巡りさんに没収されるという惨事に出会ったこともある。また、こうした敗戦という惨事の歳には奇妙にも笹の実が大大豊作になるというジンクスがあり、一番列車に乗り込み青柳駅まで行きそこから入笠山へ大豊作の笹の実を取りに家中で出掛けた。入笠山の頂上まで人の行列ができ諏訪中の人達がこの笹の実取りに馳せ参じた!!! この記憶は今でも忘れられず斬新かつ悲惨だった!!! 笹の実の御焼きは麩や小糠の御焼きより不味く私は喉が通らなかった!!!日本中、こうした食糧危機状態は中学生時代まで続き、今考えるとよくぞ日本は辛抱し続け今日のような国にまで持ち直すことが出来たものだ!!!と感心する。

こんな時代だったが、我が家には材木商に血が流れてた所為か?家の作りは当時としてはハイカラな家で窓は洋風?家の中には太い材木と無垢の木々で囲まれていた・・・ 商売柄、家を建てる際用材は太い秩父の柘植柱や梁、廊下は欅等の無垢で張り巡らされ2階の床の間には鉄刀木の床柱が使われていた・・・ 子供の頃からこの床柱:鉄刀木の端切れが転がっていて親父さんは自慢気にこの鉄刀木を誇りにしていた。何でも金属に匹敵するほど固く、且つ珍品だと言っていった。 親が材木に関した仕事をしていたので多少なりとも木々の特性について幼い頃から教えられていた。父の兄、叔父さんは我が家に盛んに出入りし私が後に近所に家を建てるという話になった時は色々を面倒を見てくれた!!! 節は有っても木曽の檜を使え!!!と指図するほどだった。転勤の関係で結果的には家の建築にはならなかったがこのおじさんの影響は今でも大きく影響していて材木や木々の杢に関心度が高いのはこうした一連の流れが強い!!!

昨今、you  Tube   頻繁に見ているがこうした中にどうした訳か?銘木、古木の製材話が飛び込んできている。座卓やテーブル、家具等木々の杢目との関わりには特別な関心がある!!! 遠因は、叔父さんや我が家の家造りから来ていると感じている。 烏川へスガレ追ひに出掛けるとこの地で銘木に惚れ込み商いをしている一人に爺さんが居た・・・ このおじさんとは特別な縁が出来、我が家の調度品飾り物はこの持参の所からかなり来ている・・・ 大小のテーブルは欅主体だが飾りテープるにも珍品が多い!!!皆、このおじさんの所から嫁入りしてきた。今打ち込んでいるブログのテーブルも厚い欅の板でおじさんが運んでくれた今、小品は埃を被りつつあるが、少々磨けば皆輝き出す!!!

お仏壇の話になるが、親が亡くなった際、諏訪の大きな仏具屋さんに飛び込んで偶然にも出会った珍品は『黒柿』だと教えられた・・・ この仏具屋さん、高校時代の友人の奥さんで何かと面倒をよく見てくれた。『黒柿』の仏段も奥さんに教わった!!! 非常に珍品!!!! 今後出てこないかも知れないと・・・ 当時、仏壇の材質については疎かったが、教えられた通り従うことにした!!! 中床の寸法迄図り規制品を丁度してくれ誂えてくれた。 今日まで『黒柿』という事は知ってはいたが、ここ数日、飛び込んでくる You  Tube  情報によるとかなり珍品らしい!!! この『黒柿』の産は四国辺りらしい?  かなり太くなっても芯に黒色が中々入らず入ってもブチになるという・・・ 当時、『黒檀』の代わりに!!!と思い、買い込んだ記憶があるが、矢張り仏具屋さんの言うとおりにして置いてよかった?と、改めて再認識した!!!

そしてソシテだが、ネット情報で、こうした銘木屋さんの話によるとよると、昨今、銘木が中々出現していない!!!と言う。 取り分け、中でも超珍重品は、『神代杉』『孔雀紋・黒柿』『玉墨欅」等だという・・・ 動画でこれ等の製材作業が流れて来るが正直、非常に興味がある分野なのでワクワクしながら覗き込んでいる・・・  特に、『屋久島神代杉』と言うのは限られていて地上に居た時間より地球的規模の大爆発、大水害等で杉の大木が地中に埋められた年月の方が長い物件。非常に個体差が現れその珍品性は高いというのだ!!! 何か地球の歴史にまで遡るような話になり思わず息が止まりそうだった。

画像として流れてきたがワクワクしながら覗き込んでしまった!!! この地球が編み出した珍奇な逸品だという!!!

 

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     『 歌姫:中島みゆき さん・・・ 』

2023-03-21 17:16:28 | 日記

          

老い耄れ爺、悪餓鬼の頃から音楽はそれほど好きではなかった・・・ 確か中学生2年と時だった・・・先生はおばちゃん先生。餓鬼大将が先頭に立ち「あのおばちゃん先生を困らせよう!!!」と音楽の時間、先生の指導通り歌うのをボイコットする悪戯を画策した・・・ ゴタ小僧達皆して歌わないのだから先生は激怒した!!!そして校長迄出て来て説教が始まり、通知簿には『2』が付く有様になった。老い耄れの学業は比較的良い方で何時も上位に居た・・・通知簿で『2』が付いたのはこの学年の時だけでこの時の悪戯騒動は今でも頭にコビリ付いている・・・

こうした一件があってこの方、音楽には余り興味がなく進んで歌を憶えようとか、歌おうという気力が湧かない・・・ それでも大学時代、昼休み等に民謡を教えてくれる方が居て日本各地の民謡を歌ってきたことを思い出す。『五木の子守歌』等はこの頃に覚えた・・・ 流行歌等更々覚える気もなく長い年月を過ごしてきた。一方、偶々一緒になった家内は大の音楽好きでチャラチャラと制服を造ってどこぞの音楽クラブ会に出掛け歌のおばさんをし続けていた。その仲間達が近所にも大勢いる・・・

それでも、家を持ち、庭木仕事をするようになってこの方ラジオを掛けつつ音楽を流し聴くようになっていた。音楽とは言っても専ら歌謡曲でニューミュージック等流行りの音楽は五月蠅いばかりで頭に響き今でも聞きたいとは思わない。それでも、年越しの紅白歌合戦は聞いてきた・・・今でも戸棚を開ければ録画がどっさりと詰まっている。早いもので月日の経つのは矢の如し!!!!!毎年のことだが、紅白は見てきた。が、昨今どうした訳か?ここ4~5年見ようという気にもなれない!!! 紅白の思考が完璧に変わり若いミュージシャンがガンガン歌い、且つ踊るという番組に代わり耳障りになってしまっていた!!! 婆は病気していた事もあってか五月蠅い音楽には耳も傾けなくなり静かな静かな音楽だけへと思考は変わる。婆やんには喜多朗とか、宗次郎、リチャードクレーダーマン、そして、ジョージ・ウインストン、センス等等の流れるような優しい曲へと移り変わって行く・・・Pensanから『Lonery  Sheperd 』等も教えて貰った。朝ドラを見ていて四朗さんが奏でていた『津軽の故郷』は大好きで婆が伏している時も合唱した程だった・・・最近ではこれ等を『 You tube  』で見たり聞いたりするように変身して行く。こうした一連の流れの中に大好きは平原綾香が松本公演で歌った『糸』『アリヤ』があった!!! 平原綾香と言えばその代表作に『ジュピター』がある。非常に上手な歌い手さんだ。平早綾香は『中島みゆき』を師と仰ぐ歌い手さんであることを知る。『 You Tube 』の恐るべし武器にチャンネルを拡大させる技がある!!!或る時、『坂本冬美』が歌っていた『雪』『雨』と言う曲が流れてきた・・・

余りにもジ~~~ンと来る曲だったので更に調べてみると『中島みゆき』さんが若かりし頃父上が亡くなられと葬曲として作られた作だと解り一目も2目も置くようになって行く・・・そして、そして、この流れを展開させ出した・・・『中島みゆき』と言えば紅白歌合戦で黒四ダムのトンネル内で歌った『地上の星』が余りにも有名だ!!! 『地上の星』はNHKの特番組『 プロジェクト X 』の主題曲としても使われているなぁ~~~  確か、どこぞにビデオで撮ってある。。。あの独特な歌い方・・・声量感!!! 少々投げやりな歌い方のようにも感じるがそういう歌ばかりではないことが段々に判って行く・・・ この一連の流れの中で完璧に虜になってしまっていた!!! 1980年代の作らしいがを聞かれると幅の広い作曲家だという事が解る!!! そして、歌い手さんは違うが『雨』も同様中々の曲だと知る。

 こんな矢先だった。

2つの局:NHK、BSフジで『中島みゆき』の特番が流れてきた・・・

NHK :『 SONGS   』、 BS  フジ:『 輝き続ける 中島みゆき 』 と言う曲紹介と彼女の偉大さを紐解き紹介する番組だった。。。。。     凄い番組だったよ~~~!!!  老い耄れ爺のこれ迄の無知さが解き解されて行く・・・

 

 

 またまた、再開… 

正直、婆が亡くなり暫くは一人ぼっちになりかなり落ち込んでいた!!! 婆と一緒に聞いていた『津軽の故郷』や『喜多朗』『ジョージ・ウインストン』等等も聴き慣れ過ぎ陳腐化?こうした時期、Pensanから教えて貰った『 Lonery  Sheperd  』は新鮮な曲だった。アメリカ映画:夕陽のガンマン、『  the Good  the Bad  and  The Ugly  』『  for a Few  Dollars  More  』昔懐かしく新鮮さの再来。こんな時、坂本冬美さんが歌う中島みゆきの『 雪 』は胸を打たれた!!! 婆にして上げたかった事そのものが歌になっていた・・・ この時、もう彼是40数年も前みゆきさんがお父さんの為に作ったといわれる曲である。今でも毎日のようにかけて遣っているが実にいい曲だ!!! 次いで『雨』も聴き出した!!!これも素晴らしい!!! もう大分前の曲のようだが中島みゆきさんと言う人をもっと知りたくなって行く・・・ 初期の頃の『アザミの歌』『あの娘』『ヘッドライト、テールライト』勿論『地上の星』そして、NHKがよく流していた企業戦略作戦番組の主題歌まで思い出しながらこれもか!!!あれもか!!!と改めて思い返していた・・・

つい最近・・・、或る時、NHKの番組に『  SONGS  』と言うのがあるが、大泉、戸次が司会し、お客さんに歌手:工藤静香さんをお招きしていた番組があった。 工藤静香さんは知る人ぞ知る『中島みゆき』の大フアンで沢山の曲を歌いこなしている歌手の一人だ。工藤さんの解説付きで沢山の曲を聴いた!!!そしてより深く『 中島みゆき 』の素晴らしさを知ることになる・・・聴いていてもそうだが、また口すさんでもそうだが、中島みゆきの曲はブレスの時間が長く、素人には中々歌い熟せない!!!難しいん曲が多い。こんな所にも解説を貰いながら工藤さんの解説を聞いていた。そして、直近の新作アルバムに『俱に…』と言うのが発売されていると聞いた・・・ 工藤静香さんに作ってやったという『島より』を歌いこの番組は終わった。

 

そして数日して、BS フジが中島みゆきの『 輝き続ける中島みゆき 』と言う番組を放映していた。錚々たる歌手:工藤静香、中村中、俳優:柳葉敏郎、プロヂューサー:瀬尾一三、スキー選手:岩垂かれんさん等等を招いて堂々2時間番組だった!!! 特番中の特番だったので歌手:『 中島みゆき 』さんの若き頃から今日までを知る機会に恵まれ天才的歌手兼作曲、作詞家であることを知った。何と30数曲近く解説付きで紹介して貰う事が出来青天の霹靂的時間帯だった。工藤静香さんも凄い歌手さんですね!!! 難しい曲を殆ど歌い熟しているという・・・

音痴老い耄れ爺、音楽に関しては殆ど無知、素人、何か青天の霹靂的知識を得て今も毎日のように聴いている『雪『みゆき』フアンに成りつつある。。。 偶然にも期せずして1週間の間に天才歌手の生い立ちに触れる事が出来た。 幸いにもこの番組の殆どを録画することが出来たのでチョコチョコみながらアンチョコ・ファンの一人にさせて貰おうと考えて居る・・・改めてこの世の中には凄い御仁達が沢山おられるんだ!!!と感激した1週間だった!!! そして序で御免! 坂本冬美さんも上手だね!!!『雪』『地上の星』歌い熟しているが凄いよ!!! 平原綾香さんの『糸』『アリヤ』も中島みゆきさんの曲だが歌唱力が高く凄い!!! 工藤静香さんはもっと凄く中島みゆきの子分サン見たいで?申し子的存在だ! これ等のシリーズは今年になって再発見した放送で中島みゆきを詳細に知る特番的放送だった!!! 

 

 

 

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     『 WBC、 大逆転劇!!! 』

2023-03-21 16:31:18 | 日記

             

野球シーズン、まだまだ駆け出しだが、今年は『WBC』で開幕された。これまでは、決勝リーグへの予選が日本、台湾、アメリカで行われていた・・・ WBCと言えば日本はこれ迄も強い方で2回ほど優勝している・・・ 今年は最強軍団を形成させ優勝を狙いつつ予選を進めてきた。 野球と言えば何と言ってもアメリカ、大リーグは世界中の名選手を集め世界を圧倒的に掌握、格段の差をつけ先行している。サッカーで言えばヨーロッパ・サッカーに匹敵するほどの格を呈している。

ついつい先日までは格下のチームが混じった地域予選みたいなったかいが日本、台湾、アメリカ、カリブの世界で行われていた。 日本は、予選でも4戦連勝と言う格の違いで勝ち上がり本戦アメリカ・フロリダへ乗り込んでいた。そして、昨日から本戦が始まった。

本戦には、王者:アメリカ、メキシコ、キューバ、そして日本が参戦しトーナメント方式で王者が決まる。昨日、アメリカがキューバを圧倒的叩きのめし、決勝戦へ・・・、そして、今朝、日本は、メキシコと対戦した。メキシコは大リーガー揃いで前半早くも3ランホーマーを叩き出し日本を圧倒していた・・・見ていて、正直、苦しいな!!!ヤバイな!!!!!と内心思った。幸運にも2アウトながらヒットと四球で1,2塁。 そして、出塁率No,1の吉田が2ストライクを取られながらも片手打法でライトスタンドに叩き込み、33の同点とした。 愈々、乗り出したかと思いきや救援:山本が打たれ53とされた!!! ヤバイやばい!!!!! 内心負けたかな?と思った・・・ 老い耄れが感じたのは、山本が打たれ過ぎていたので内心遣られたか?と思った。最終回、9回裏、大谷が2塁打、そして、吉田が四球を選んで今シリーズ絶不調の村上様に・・・ 今日も3三振で内心ダメかな?と思った・・・ が、何と何と、ガラ空きの左中間へ特大打を!!!これが2塁打となり2者却って逆転サヨナラに!!!  イヤァ~~~まさかの逆転で勝利が転がり込んできた!!!

これで、明朝、日本はアメリカと優勝を争うことになった!!! 果たして、久し振りの優勝なるか? 明日は総力戦になる・・・ 明日は、ダル先発、そして、大谷も投げるだろう? 相手は強打者揃いでかなり厳しいと思われるが何とか打ち勝ってほしい・・・ またまた、早起きしなくちゃぁ~ならない!!!

 

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