ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 シマッタ!!! 』

2024-07-14 15:56:28 | 日記

             

信州の今年のヘボ追い状況は最悪状況を迎えている・・・ 昨年種蜂を残した地域でも、また、今春交尾・越冬させた女王蜂を蜂放した場所ですら子蜂を見る事が出来ていない!!!ほんの限られた地域からやっと探巣しほんのチョコっと見付け飼っている状況だ。飼い蜂は6巣で、順調と言える飼い蜂は3巣しか実現できていない。内一つは遊び半分のピンコロ!!! 山に残してあるキイジス2巣と、軍1巣は近日中に掘り上げる予定。今一天候が優れず雨続きが悩ましい!!! 今日も出来たら活けたかったが朝から強い雨ではどうし湯もない!!!

3日前、苦戦して見付けて置いた『キイジス』を掘りに行くと、 丁度朝方掘られたと思える動物の被害に出会った!!!  勇んで出かけ、現場に着きリュックを下ろそうと巣の場所に近づくと何となく変だ!!! 働き蜂が数匹旋回していた!!!      近づいて見ると    この地でこのような現場に出会ったのは初めてだった。蜂追いに使った餌か?それとも飛ばしに使って『烏賊』が起因していると考えられる。 数年前にもこうした事故に出会っているので何となく解るが、天敵動物達の嗅覚は群を抜いて優れているので僅かな餌の匂いも感知していると考えられる。 動物の中でも『ハチクマ』は高所から我々人間殿の行動を観察していて場所の記憶、人間の残した臭気を感知しているのだ!!!という・・・資源が超少ない今年、こうした事故で飼い蜂を逸するのは悔しいというより生掘り時の即時化の失態を反省しなければならいと反省しきり・・・ 今後の手法の変更修正が臨まれる!!! とは言っても、探巣時、通いに貧弱なコロニーを掘り上げる気にもなれず悩ましい!!!

 

今、、、苦戦して、漸く、『キイジス』2巣を見つけてあるが、今回の事故を重要視し出来るだけ早い時点に山の飼育場に移す必要に迫られている!!! 山の飼育場は家と違って持ち込みの時間的制約があるので厄介で探巣時と生掘りの時間合わせが中々巧く行かず悩ましい!!! 当然の事ながら『キイジス』を家で飼うことは環境の温度差で超困難を伴う。これが悩ましい所!!! 飼う条件として、標高1200~300mの高地でないと生育条件が確保できないからだ!!!

朝から掘り上げた『シダ』は、計画性を以て居たのでこの日活けたが、上々の通いだった!!! 多分、今年一番のコロニーだった。通い穴はこんなに大きくアングリと口を開けていた。。。働き蜂の数200~300匹は居ただろう?岩と独鈷の間にあり巣盤を外した折働き蜂が噴き出たので判った!!!コロニーはこの枯れ木の独鈷の根に吊り下げられていてかなり強固な取り付けだった!!! ションベン穴は緒深く攻撃蜂の多くは巣盤を挙げられた跡此処に入り込みこの回収に苦戦した!!! 殆ど使ったことはないが、超細いスコップがあったので騙し騙しこれで誘導掻い出し回収に時間がかかった!!! 稀に見たションベン穴だった!!! 此処を基準にコロニーの拡大を展開していたものと考える。

  14㎝角の骨箱、小判型巣盤を対角線に入れてジャスト・イン!!!生掘りを終え、攻撃蜂の回収には時間を要した・・・そして、何より、通い蜂の多さと巣盤を吊り紙に載せた重みでこのコロニーの充実度を知る事が出来た!!! 標高の高い所でもこうしたコロニーが時折見られるからこの世界は神秘に満ちている・・・

 

 

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     『 一年越しの泊り掛け”スガレ追ひ・・・ 』

2024-07-12 21:47:28 | 日記

             

信州の山は奥深い山の連続である・・・ 県下至る所山また山!!!!! 一寸10数分も車を走らせれば深山へと行ける・・・ Oさんの幼友達が関係しているという大きなホテルが大改築をし、信州を代表するようなホテルに変貌した!!! 先日もTVで最高幹部が出演お披露目の一端を放映されていた。県下でも1~2を競う娯楽地として大々的に売り出している・・・

昨年来此処に一泊しこの界隈で遊ぼう!!!という計画を組んで早1年が近づこうとしていた。 その日が、昨日、今日だった!!! 天気予報を覗くと !!!!! もう10日も前から毎日予報と睨めっこ!!! したり凹んだり!!!

生憎、昨日は朝から終日雨という予報になってしまった。 Oさんのニューカーで連れて行ってくれるという有り難い話!!!   嬉しい事に県の開発公社が20~30年も前切り開いたビーナスラインが美ケ原から白樺湖迄山々の尾根、尾根を刳り貫いて展開されている。 此処をドライブしてくれるという・・・ もう数日前から  だが天気が急変して昨日から大雨の代わってしまった!!! 実は、このビーナスライン前々から知ってはいたが、一部しか通った事が無かった!!! 故に魅力満載!!! 気分は高鳴る。

土砂降りの最中だったがOさん、2時に迎えに来てくれた!!!  そして、一路、美ケ原に向かう。 深い霧の中、又強い雨の中新車は快適なエンジン音を発し嘗めるように走る!!!道中遊んでみたような林もあった!!! 予測時間は1時間半!!! 霧が巻くビーナスラインを画像に収めようとこうした景色を撮るのにふさわしい  Feveon  カメラも2台用意した。だが雨は強いし、霧が深過ぎ外に出て撮影出来るような天気状況では無かった!!! 霧ヶ峰界隈まで来ると真っ黄色な『ニッコウキスゲ』が眼に留まった!!!!! 数日前等は車で大渋滞を来していたと地元新聞は報じていた!!! 『ニッコウキスゲ』は子供の頃からよく知ってはいたが、八ヶ岳山麓ではアブラムシが真っ白になるくらい付く実に否らしい観察記憶しかなく余り好みの花では無かった。が、この黄色い草原を見てこうした悪いイメージは一気に吹っ飛んだ!!! 画像に収めたかったが外は非常に強い雨!!!脳裏にだけ収める事にした。

車山まで来ると白樺湖はもう直ぐ目の前だった。今夜泊まる新築したばかりのホテルが目に張って来た。昔々のイメージしかなく新館は深い霧雨の中燦然と輝いて見えてた。 玄関に入るとハイカラなスタッフが手際よく采配を振るっていた・・・ スタッフは夫々役割に応じハイカラなユニフォームを着ていて何か別世界に来たみたいな雰囲気に浸る!!!!!

Oさんと泊まる部屋は湖に面した最上階の9階。 部屋も新ピカで気持ちがイイ!!! 白樺湖は濃い霧に包まれ煙っていた・・・

其処には幻想的な世界が展開されていた・・・9階から見下ろす世界は壮観だった。

夕食前に大温泉に浸かる!!! 大温泉は外まで展開していて野天風呂と化す!!! 野天風呂には雨や溜まり雫が落ち込んでいて湯表に異様な雨ん星形状を作っていた!!! 老い耄れ爺の楽しみの一つに雨の日の湯面を容作る雨ん星がある!!! 実にいろいろな反発形状を容作り見ているだけで絵になる。前々からこの雨ん星が容作る様を画像に収めたいのだがプライベート湯ではないのでカメラを持ち込む訳にも行かず悩ましい!!!!が、何かのチャンスを死ぬ迄には何とか作り実現させたいと思っている。 一寸高度な術が要求されると思うが奥飛騨の雨ん星とは異なる紋様を容作っていた。 今日の収穫の一つである・・・ Oさんもこれを見て「イイもんだね!!!」と共感しておられた・・・

夕食は実に多種多様の食が並び目移りする!!! バイキングは、全容が解って居ないので実に選択を迷い悩ましい!!!  自分の好きなものを端からピックアップすると直ぐに満杯になる!!! 元々、小食な方なのでこの手法には参る!!! このバイキング、若者にとっては大歓迎の食事ではないか?と人様の事を考えながら選んでいた・・・ コースの半分にも行ない内に大更は満杯ン!!! これに地ビールが加わるから満腹状態は直ぐに来た!!! ビール2杯が精々!!! これでは元も採れなかった!!! オマケに最近脚の状態が思わしくないので歩き回り食材を選ぶのも億劫だった!!!中でも、Oさんが持って来てくれた『蝦』は別格美味しかった!!! 食材、全体的に味も良く流石プロが造られている食だと思った。先に、小松空港に行った折金沢で食べた和食も良かった!!!

興味深さはお他人様の食べっぷりを横目でチラチラ見ながら食べるのだが、どう逆立ちしても勝てそうにない!!! 広く見ていてデブちゃんの食べっぷりには驚かされる!!!口への運び具合と言い量と言いどう逆立ちしても勝てそうにない!!! この作動で勝負は決まってしまう!!! 最近強く感じている点がある。 『ごしたい(疲れる)』ので直ぐに座るがお尻が痛い!!! 無理もない!!! 最近尻の肉が殆どなくなり骨皮で座って居るようなものだ!!! これも悩み所で悩ましい!!! 要は少し食べて健康を強く保つ!!!昔はバイキングもイイもんだ!!!!と思っていたが、この歳を迎えるとどう逆立ちしても元すら取れない!!! それでもチャンと生き永らえているから不思議だ!!!

ベットに入りOさんと色々な話題の話をした・・・ 歳は違えど素晴らしい仲間が生まれたものである。。。 Oさんは早々寝たようだ? 我は、これから工夫して夜の白樺湖の夜景撮影!!!

夜景撮影に強いカメラを思い違いで家に置いて来たらしい!!! 何とかして、暗所に超弱い SigmaのMerril、Foveon撮像素子で撮らねばならない!!! これだけでも別のカバンに入って居たので助かった!!

夜景は夜景で美しいもんだ!!!明かりが湖面にリフレクトして美しい!!!  明朝は早臆して早朝の湖を撮ろう・・・

余り寝ていないが5時に目が覚めた!!!

今日も蜂追いをする予定だったが、この雨ではどうする事も出来ない!!! 朝食のバイキングをタップリと頂き、帰りは和田峠経由塩尻峠越で家まで送って頂いた・・・ Oさんには上げ膳据え膳の計らいをして頂き感謝るのみ!!! 何かでお返ししなくちゃァ~~~!!!!! Oさん、2日間、本当に有難う御座いました。 また来年も計画しようか?ヘボちゃんには恵まれなかったが、色々と人生話が出来、また、ヘボ談義も出来別の意味で素晴らしい旅ができました。。。

 

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     『 今年のヘボ事情・・・ 』

2024-07-02 11:59:42 | 日記

             

早いものでもう7/2を迎えた・・・ 毎年の事だが、6/下に入ると気が急き出し仲間とヘボ行脚が始まり出す・・・ 何方かというとセッカチ気味な我がヘボ群団?週末になると彼方此方へと動き出す。その昔は、信州より暖地な遠い遠い岐阜辺りまで遠征していたこともあった。高速を使っても3時間近く懸かるから遠隔地だ。当地を朝4時半に出立するのもそう珍しい事でもなかった! 第1号さんを見付けられれば幸運な方で反応がない歳もあった・・・ 或る年、二人で4巣見付けるというラッキーな年があった。この頃には、もう『生掘り術』をマスターしていた!この地はもう梅雨に入って居て。雨との戦いは必須で遠隔地故に時間制約も重なり苦戦していた・・・ 前後して、付知で当地のヘボの会会長をされていた高橋さんに誘われて出掛ける歳が2年ほどあった。結構な難場での『スガレ追ひ』だったが、道端界隈で、略、探巣が出来た。何と言っても記憶に残ったのは昼ご飯の『鶏チャン』だった!!!頬張って食べたものだった!!!

遠征は遠隔地故交通事故や時間的制約等もあり地元でするようになって行く。それでも当地の蜂狂さんに誘われ東白川や愛知の足助まで出掛ける事もあった。 何と言っても故ドクちゃんの影響は大きかった!!! 当然、ドクちゃんは信州まで毎年のように来ていた・・・ 暖地では珍しいと言うより居ない山岳地帯の貴婦人『キイジス(キオビクロスズメバチ)』にはメタ惚れでこの蜂と遊ぶのを好んでいた・・・ 或る年からプレゼントして遣ると自分の作業工事場へ何処ぞから水を引き込んで冷気を施すという難工事をしてまでして飼育させていた・・・そのドクちゃんが居なくなって寂しい・・・ 嬉しい事にドクちゃんの弟子的存在だったBUNさんがその後代わって信州まで来てくれるようになる・・・ 我が現役引退直後だったからもう20数年という月日が流れた・・・ 今年はこの老い耄れ爺が米寿を迎えたという事もあってOさんが米寿サミットを企画してくれこうした仲間達が信州まで来てくれた。当初は泊り掛けで進行していたが、諸般の都合で日帰りとなったが、一年ぶりの再会で懐かしかった!!!

今、この時たった1巣だったが生掘りした記念巣が我が家でセコセコと通っている。予期していたより小振りだったが通いは先ず先ずで順調に推移している・・・ その後、お天気を見計らい当地で一人歩きしているが、未だヘボちゃんに出会うとは出来なくて居る。 サミット後、10日程が過ぎたが追加のヘボちゃんが遣って来て4巣となった。中には超小振りのコロニーもあり、通いが殆ど見られない巣もあり、生育は5050と行ったところ・・・ 時々観察するが、朝夕は良く通うものの、気温が高まると殆ど通いが見られない!!! 雨の日等は比較的よく通う!!!

500円銅貨の2巣は静かなもので今年のヘボ事情をよく表している・・・ 来週末にはOさんと泊り掛けで計画している。昨年来からの計画で高級ホテルでの宿泊となるので楽しみだ!!!此処では新天地開拓を狙っているが、此方の方は果たしてどうなるだろう? 今年も脚の衰弱を心配していたが、予測よりは歩けるものの何となく怪しい!!!  脚の攣りが出たり、痛みが出たりでもうご卒業の時期もそう遠くはない!!! 近々、思い付いたが、来年度辺りからは蜂追いというよりカメラ撮影業に転向しようか?と考えつつある・・・ 昨今山歩きは熊被害が続出していて、蜂の現場でも数回見て来たり、後を付けられた時もあった。蜂狂も複数人居るだけでも防御に役立つ!!! Oさんのプロテクト要員として幾らか役立つだろう? そして、これまで全く専門に出来なかったスガレ追ひ画像撮影位なら出来そうだ・・・ 一通りの画像は収められてはいるものの未だ人様に見せられるような画像は手にしていない!!! こういう隠された裏技があった!!!のだ・・・・・

『スガレ追ひ』の撮影、錚々簡単な領域分野ではない!!! 技もある程度心得ていないとここぞ!!!!というポイントが多々あるので老い耄れでも出来得るだろう・・・ 人夫々体力の限界というモノがあるからそれに見合った対応が望まれる。 何せ、スピードのある小蟲さんを制するのだから口で言う程簡単なものもない!!! 仮に蜂感があっても錚々簡単に実現できる技でもない!!!こうした分野の作戦も考えながらこれからの時間使いを考えて行こう・・・

数日前、今年一番という巣を頂くことになった!!! まだまだ、この時期、コロニーの生育も遅れていて中々適期を迎えてコロニーに出会えていない。難所だったが、略等高線に向かって飛びヘボちゃんが居た。これが何と早く帰って来るのだ・・・数匹付いているヘボちゃんに色付けをした。そして、ピンクとした!!! 我々の得意技は、飛ばしの技術と通称『尺取虫』:持ち込み技、これで難なく仕留めた。やや大きな石の上からよく通っていた・・・ 今年、一番のコロニーかも知れない?我が貰う事になった・・・

大石の上の落ち葉の中にあり、落ち葉を退けるとゴロリンコと顔を覗かせた!!! 横に太い樹の根が走っている。剪定鋏で静かに切るも攻撃蜂は出て来ない。が、ワヤが今にして大きい!!! 我の骨箱には入れられないか? 心配になる。活用樹林帯のコロニー故、巣材は、枯れ木だ!!! 俗に言う白巣!!! 裏側の根を切るも未だ攻撃蜂は出て来ない!!!12㎝角の骨箱しか持ち合わせはない。釣り手に載せ、小判型した巣盤を対角線状に入れるとワヤは少々壊れたものの巣盤に傷つける事もなくドンピシャに入る・・・ 攻撃蜂無し!!!通い状況から推移して働き蜂40~50匹は堅いだろう?ほんの数匹の帰り蜂をタモで掬い、投入口から入れて遣る・・・ 完璧な生掘りが出来た!!!  撮影者:Oさん。

結構な急坂だったので掘り道具やリュックを背負い骨箱を吊る下げ登り切るのにフ~~フ~~だった!!! こんな巣がザラザラあってくれればいいのだがそうは行かない!!! 

 

 

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     『 神秘な世界に浸る・・・ 』

2024-06-28 16:24:43 | 日記

             

早いもので米寿記念ヘボサミット後早1週間が過ぎた・・・ 記念祝いに頂いた今年の初ヘボちゃん飼い蜂、それ程大きな巣では無かったが、日中は兎も角、朝晩見るとよく通っている・・・ 餌を与えるも鶏肝をよく食べる!!! 鶏肝の塊を総て平らげるという訳でもないがセコセコの餌場と往復している。 夜間か早朝の事と思うが何者かが餌場を学習し朝見ると取れれている・・・ 食に関しては生存競争が激しく如何なる世界を傍観しても其処には『食うか食われるか?』の世界が展開されている。

近場や如何に??? 子孫が継続されなければならない場所を特選して歩いて見た・・・ 昨秋、種蜂を残した場所ばかりである!!!山の飼育場で清掃時の残骸処理でその展開振りは判る!!!残した総てが、3巣とも王台、略30㎝角、6枚~9枚という巨大コロニーばかりである。山の飼育場の食の豊かさが歴然と判る。中でも王台9枚には驚かされる!!!巨大巣である!!!この場所界隈の営巣状況をチェックしてみた。6月下旬ともなれば十分過ぎる季節柄である。 丸4日連荘で餌付けをして見た 全くのオケラさんで反応なし!!!更に付け加えるに 晩秋まで生き永らえた自然巣界隈も下見した・・・ 期待を裏切る状況で正直、落ち込んだ!!!落ち込みが更に倍加したのは、早春、手塩に掛けた休眠女王蜂もやや早かったが、その界隈に撒いたのだ!!! 結果や如何に? 惨憺たる結果で其処ではヘボちゃんの姿を見る事は出来なかった!!!この落ち込み度合いは言葉では言い尽くし切れない!!!  もう30年近く同じような作業を繰り返してきたが、思うような結果は得られていない!!!多産系動物の世界では生まれてくる赤ちゃんの数が多い種ほど叡尊率は低いという。よく引き合いの出される『鮭』の赤ちゃんは2パーセントそこそこしか成魚になれないという!!! ヘボちゃんもこうした仲間だろう? 昔々父親から教わった生存率は5~8巣/コロニーが経験的把握であると聞いてきた・・・晩秋ともなれば小型コロニー~王台が6~7枚にもなる大型コロニー種等種々あるが押しなべて2000~5000匹の女王蜂産出は堅い線だろう?父親からの教え5~8巣/コロニー営巣を以てすれば鮭等の多産系動物と肩を並べる低い生存率という事になる。 私のヘボちゃん交尾~越冬履歴は彼是34~5年にもなる。が、経験的に父が教えてくれた率より更に低い事が解ってきた。これは放蜂時期ともかなりリンクしていて未だその時期の適正期は掴み切れていない!!! 春のお彼岸前後である事はよく判るが、この時期、その年年で温暖の激変を繰り返していてこれが一番のネックポイントになっている!!!お彼岸前後になると春の小春日和が続き、眠り続けているヘボちゃん達は一斉の騒ぎ立てる!!! この時期、型巣温室は解放状態にあるので早い目覚め見御仁達は旅立って行く・・・ 春先我が家の周りに女王蜂が多いのはこの為である。 正直、ザラザラいる!!! こうした最中、寒波が押し寄せるとこのザラザラが萎んでしまう!!! こうした寒波が最大の自然界淘汰現象因になっている事は判っている。が、どうする手当も出来ないでいる・・・ 山に放たれた女王蜂達の群も此処で淘汰されること思う? 今年もこうした寒波が何回かあつた!!!

更に加えるならば、5月に入っての寒波は頂けない!!! 我が家の庭木、『一位』の芽が茶色に染まる年が続いている。 この辺の農家では植え付けたレタスの苗が枯れる!、ブドウやリンゴの芽や花が霜に会う!!!!といった凍害が毎年のように続いている。今年も例外では無かった!!!

ヘボちゃんの生育に及べば、こうしたお零れを今年も受けたに違いない!!! これが為の影響だろうと推測する・・・ 少々悔しいがどうする事も出来ない!!!!! 昨日、Oさんと何時も遣る場所へ出掛けたが、反応は捗々しくなかった。 たった1匹付いた『軍』の働き蜂、餌運びも今一で何回か繰り返した『尺取虫方式』の不具合も重なり探巣まで至らなかった。 何せ、餌に来たのはこの1匹だけだったのでどうする事も出来ず我々の技術を以てしても見付けられなかった!!! 一番は巣が小さい事を意味している!!!

 

長距離移動を試み、暖地へと切り替えた。ここでは、打って変わりどの餌にもヘボちゃんが来ていた。 超超難波で探巣には至らなあったが典型的な『スガレ追ひ』が出来た。時間がもっとあれば追い込んだ巣がいくつかあったので見付けられた?と思うが、後日、再挑戦することにした・・・

こうした遊びの最中、探求旺盛な老い耄れ爺、色々な出会いに恵まれた・・・ 言わずと知れた植物達である。一寸紹介しておこう・・・少々、気に入っているコイツ!!! この花が秋になりと実が要り結実する。背丈5~6㎝の可愛い『コケモモ』の仲間である・・・ また、苔の中で今年も此奴を撮影することが出来た!!! 何とも不可解なな輩でまだまだその本体を解明できていない!!! この所、先の北八ヶ岳に引き続き珍奇な輩に出会えているのでこの方面の探求にも傾注していきたいと思っている。

実に小型にして可愛らしい『コケモモ』の仲間である・・・ そしてソシテだ・・・ こんな薄気味悪い輩にも…

昨年もこの地で撮影に成功させているがコイツいったい何物だろう? 苔の中から出ているので苔の鞘(胞子)とも思えるのだがよく判らない!!! そして、これ迄余り見たこともない輩に出会った!!!珍しくも傘に筋入りの茸!!!翌日は萎んでいて、ほんの瞬間な出来事だった!!!

撮影は質感を其の儘写し取るフォビオンセンサーカメラで狙って見た・・・実に珍奇にして悩ましい茸である・・・

 

 

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     『 米寿 サミット 。。。 』

2024-06-21 06:40:10 | 日記

             

月日の経つのは早いもので昨日『『 米寿 』』を迎えた!!! 我の幼馴染さん達は夫々の健康状態に応じ夫々の人生を閉じている・・・ 幼馴染さん達は悪餓鬼時代の古き古きポン友達と大学時代の良き仲間達に恵まれ昨今まで交流が続いていた・・・ 中で早き友人は40歳代でこの世を終えた人も居て愕然とさせたものだった。こうした付き合いが今日まで続いていた・・・ そして周りを見るともう半数以上の方達がこの世を去ってしまった。こうした中、昨日88歳の誕生日を迎えた!!! 前日には東京暮らしの娘が何時も何時も気に掛けてくれていて御機嫌伺いに来てくれ赤飯迄焚いてくれた。 今ではヘボちゃん仲間のOさんやBUNさん等極々限られた人達とのお付き合いしか出来ていないが私的には十分過ぎる人生を送っていてこれが今日まで生き永らえている源だろうと思っている・・・ そしてそしてだ!!!!!!! 米寿のお祝いにとOさんが企画して昨日こうしたヘボちゃん仲間さん達までが米寿祝をしてくれた。当初は泊り掛けでの『ヘボ追い』企画だったが、余りにも丁重過ぎるモテナシだと思い遠慮して毎年行ってきた恒例のヘボサミットにして貰った。そのイベントが昨日行われた。遠路からBUNさん、面さん、そして元ヘボの会会長高橋さんも中津川から急遽馳せ参じてくれた!!! これまでの仲間達でこうしたヘボサミットを米寿を迎えた日に催してくれるという粋な計らいに唯々感謝の気持ちで一杯だった。 何時ものポン友:Oさんは企画立案の責を採り先週は下見迄でしてくれるという念の入れようで唯々頭が下がる思いである!!! こんなポンコツ爺、ヨレヨレになった今日付き合ってくれ米寿のサミットまで開催して頂き唯々感謝、感謝の気持ちでイッパイ!!! 愛知からは何時ものBUNさんと奥さん、面さん、そして岐阜からは高橋会長さん。そして、Oさんは東京から!!! これまで毎年遊んできた仲間達である。 先週、既にOさんが下見してある場所で、3巣は見つけてあるという・・・ 可能性大という下見でこの延長路線でのサミットだった!!!

スガレ追ひはまだまだ走りだったが感触はあるという事で展開されたが、反応は名人達が参集した所為か?ヘボちゃん恐れをなし付きは今一だった!!! サミット開始と同時にまず1巣ゲット!!! 通いは今一で生掘りするには、若干早過ぎる!!! 30数個巻いた餌を見て回るが、付きは今一。先週見つけてある3巣が主流だった!!! 着くヘボちゃんは皆この方向に飛ぶ・・・ 一つだけ新参者が居たが、帰還が思わしくなく継続の蜂追ひにはならなかった。 天候の所為もあったのかも知れない? 昨日は肌寒く、前日の暑さを配慮して薄着で出掛けた老い耄れ爺、肌寒さに少々参った!!! これがお昼まで続いた・・・ 場所を移す手もあったが、見知らぬ地故、米寿祝に老い耄れ爺にプレゼントしてくれるという中で一番通いのイイ巣の生掘りに入った・・・ これ以外の見つけた3巣は通い今一で飼育には1週間から10日近く早い。

1年振りの生掘りをした・・・ ギャラリーが多いので少々興奮気味? 場所はこのように灘場で、かなり急斜面!!! 小石の脇に通い穴がありそこそこの通い!!!

   巣穴はこんな感じ。Oさんが撮影して置いてくれた!!!脚場が悪いので体を支えるのに難航した。かなりの急斜面!!!

 果たして生掘りしている間中体を支え切れるか? そこが問題?

 土を退けながら大バサミで周辺草、小朴を切り取る。 もう巣の全容が見えてきた・・・巣盤は木の根の上に乗っかっている!!!

 上の釣り手だけ切らずに残して置く・・・そして、静かに右の小石を退ける!!!釣り手を切る。

 こんな可愛いコロニー:巣盤だ!!! 用意して置いた釣り手の上に載せ、コツ箱へ移す!!!釣り手をクッション材に使い巣盤の安定を確保する!!!  こんな感じだ!!!  攻撃蜂は巣盤に付いていて静かなもんだ!!! 次いでだから解説して置きたいが、もっとコロニーが大きくなっていると攻撃蜂が沢山出て攻撃を加えてくる・・・巣盤があった個所の蜂を掻い出すようにして退けて遣り瞬時に風呂敷を広げて遣る。そして、コツ箱を置く。骨箱の巣盤に吸い寄せれれるように攻撃倍は付いて行く・・・ これが生掘りの醍醐味で一番大事なポイントである!

 巣盤に攻撃蜂が略着いたら蓋をして、テーピング。それから、最後の重要なさぎょう、帰り蜂の収集を始める!!!収集には補注網:タモを使い、掬う様にして帰り蜂を捕獲確保する。そして、網の中に入った働き蜂をペットボトルに移し、ペットボトルから骨箱に捕獲帰還した働き蜂を移す・・・これが最後の重要な作業で多少の熟練を要すが、生掘りの妙でもある!!! 私の場合は、基本、100パーセント全員連れて帰る事にしている・・・この時期、一匹働き蜂が20数匹の幼虫を養っているというから非常に大切な働き手!!! 粗末にすることは後のコロニー展開に大きな影響を与える事になる!!!

 何せ名手揃いうのプロが多いので応援団には十分過ぎ簡単に生掘りが終った。遠方餌取していた帰り蜂も略完璧にタモで掬い骨箱に入れ終わる!!!

応援団さん、そしてギャラリーさん御苦労様でした・・・  

 素晴らしい米寿記念のお土産が出来た。

この地は、非常に広大だが、餌を撒いた所で新規に見付けた1巣と帰還不可となった1巣、後は見付けた巣3巣、計5巣の確認は出来た!!! ヘボちゃんの付き具合で何となく不作の年になりそうな予感がした!!! それでも今のこの時期、こうした『スガレ追ひ』が出来るなんてそうそう出来る技では無い!!! Oさんの事前調査や催しの配慮、企画のお陰様で楽しむことが出来た!!! この生掘り画像は翌日、BUNさんとOさんが送ってくれたので作業開設をより解り易くさせる事が出ました!!! 有難うさん!!! 生掘り画像撮影の大部分は当事者撮影は先ず無理なので全体を通して解説させるのが難しい。今回はこの道のオーソリティーさん達ばかりだったのでこうして紹介することが出来た! お二方、本当に有難う。 

 

サミット閉会には少々早かったが、今日はこれでお開きとした・・・ 名残惜しかったが、『米寿祝のサミット』はこれで終わりとし、又の機会とすることにした。愛知からのBUNさん夫妻、面さん、そして岐阜からの高橋会長さん、企画してくれたOさんへの感謝の気持ちでイッパイでした。最後に、記念撮影をしてサミットを終えることとした・・・ 

皆イイ顔してらい!!! これから更に奮起し、90歳になっても引き続きこの遊びが続けられるよう頑張り続けたいものである・・・

画像提供:BUNさん、Oさん、翌日メールで送付してくれた。   私もカメラは常に持っているが、こうした生掘りだけは撮る事が難しい!!! 皆、素晴らしい画像だった。

そして・・・

今朝見ると、活けたヘボちゃん!!!そこそこに通っている・・・ 十分な通い!!! そして毎日観察も出来る!!! 可愛いねェ~~~ 念の為、拡大画像を撮って見たがシダクロ間違いないし!!!

 

 これ等の画像は、翌朝、我が家で撮影したものである。今年の第1号『米寿サミット』のヘボちゃんだ!!! 

餌にも付き出したので我が家に居付いてくれるだろう・・・・  

我が家の来たヘボちゃん達は燻されて食べられることはないのでラッキー:幸せ者達だ!!! この子達で子孫繁栄の源にしたいと、毎年、交尾、越冬活動を続けているがこうした活動の良し悪しの詳細までは十分に突き止められていない!が、毎年、ウン千匹の女王蜂が野山に放されている事だけは現実、手元を離れるとそのさきの追及は困難だ!

少しは資源維持、保護になっていてくれていたら嬉しい。

 

今日も、Oさんと別天地へ出掛ける予定だったが、天気は急変、雨となったので明日に変更にした・・・ 午後、Oさんが来てくれ通いを見た後、コーヒー屋で雑談と明日の戦略を練った!!!

 

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