人生終焉を迎え狙い目標、最後の駄洒落本「 shy the Vespula ・・・( in all seasuns ) (続編)」 写真集 の製作過程に入っている・・・毎日が遣る事だらけで中々思うような時間が執れず撮影にも難航している・・・撮影には出掛けるモノのあの小さなヘボちゃんが時速50~60㎞のの猛スピードで飛んでいるのを画像に収めたいのだから苦戦は最初から判り切っていた。
自然界で空間を飛んでいるヘボちゃん画像を画像に収める事は不可能に近い!!!
餌場に来た飛び蜂を何とか捕まえるか?、コロニーの巣穴に待ち構えていてややスピードダウンした御仁を画面に入れるか!等々しかこの老い耄れ爺には知恵は浮かばない!!!
この数限られたシーンですら画面に収めるのは至難の業!!!!!
だが、これにどうしても挑戦したかった。
この知恵は過去40年近くヘボちゃんと戯れ遊んで来た知恵の一端を使うと言うモノだ!!!!!
動特性に超強い Olympus のハイテクカメラを購入した・・・
高速連写、プロキャプチャー等使うと幾分役立つかと思ったがそんなに生易しいモノではなかった!!!
この所信州のヘボちゃん生息は最悪でその生息数を極端に減らしてしまった!!!
温暖化による猛暑と何日も続く長雨、そして営巣時期の高温~冬のような寒波等が影響していると推測している・・・ これは何もヘボちゃんに限った事ではなく昨今の台風の荒れ狂い状態、洪水氾濫を見ても頷ける…
こう言う中でヘボちゃんの巣を最高の状態で見付けるのは至難の業!!! 坊主の日を何日も繰り返し何とか最低限の探巣に漕ぎ着けている・・・並大抵の努力では実現出来なくなってしまった!!!!!
依って撮影条件の良いコロニー等夢のまた夢!!!
こう言う中で選んだのが経ち上がりの高い欅の古い独鈷に営巣してコロニーだった・・・
が、いざ撮影を始めると望遠レンズやマクロレンズ等受け付けない猛スピードの世界が待っていた。
カメラ師匠に懇願して幾らかでも知恵を授かろうと挑戦しては見たモノの甘かった!!!!!
昆虫写真家の作品でも「成程!!!」と思う飛翔画像に出会った事がない!!!
今回挑戦して見てプロの画像を見られない訳が判って来た!!! 飛んでいる「蟲」を撮る!!! 言うは易し!!!
ハードルの高い領域だった!!!
< つづき は、今夜、また…>
これに挑戦するのだから尋常な話ではない!!!
初日カメラ師匠に同行して貰いこの克服を狙ったが結果的には何ら前進、進展はなかった!!!
そこで珍案を思い付いた・・・
これまで飛び:飛翔写真をと言えば飼い蜂巣箱の真横にデンと構え魚眼レンズで撮って来た・・・
この手かな?
しかし、50~60㎝もある高独鈷から飛び出し、舞い戻るヘボちゃんを捕まえる事は高速過ぎ至難の業ではない!
コイツ等の速度を落とす工夫:治具の必要性を感じた・・・
シコシコと治具を作ったねェ~~~
して、初日で何がしかの成果を得た!!!
矢張りこう言うのは広角レンズの世界だった!!!
広域を撮るので一寸した技術的配慮が望まれるがそこは焦点深度の深い広角レンス~魚眼レンズレンズの質が良ければかなりイケる事が判った!!!
これにはストロボの助は欠かせられない!!!!!
広角レンズならまだしも魚眼レンズとなるとクリップオンストロボに勝るツインストロボは使えない!!!
この装着に長い年月を掛けて来た・・・
狙い通り魚眼レんズのツインストロボも成功し今回役立つ事になる・・・
こうして2日間で300枚近くの撮影をしただろうか?
中には話にならない画像も多々あるが打率3割近くで思いもよらない画像の数々を治める事に成功した!!!
この多くの公開は駄洒落本写真集発行を考えているので控えることとするが素晴らしくイイのが在るねェ~~~!!!!!
そして今回の大発見だが持ち込まれる餌の種類等解析出来る!!! これは、この蟲さんの餌事情:生態を知る上でかなりの貢献が出来た!!!
画像を少々悪戯して油絵風にした画像を添付して置こう!!! こんな画像がゾロゾロだ!!!
緑色したキリギリスの類、屁扱き蟲:ヘリカメムシの胴体、キリギリスの類と思われる頭部触角、脚、等も数多くありこうした昆虫達が餌の主流を占めている事が判る。 花蜜や樹液等は腹部に入っている為判らないが数多いと思われる。 口部に餌なしが半分近く居るからだ!!!
中に緑色した蟲さんソックリ居たのには驚かされた。毛の生えた餌もある・・・ 蛾だろうか?
飛翔画像の他にこうした餌の分析が出来たのはこの蟲の生態を知る上でかなり重要なポイントを知り得た!!!!!
実に困難を伴うがこの蟲さんの生態を知る上で貴重な貢献が出来た!!!と確信している。