ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 お散歩? 』

2020-10-23 10:38:46 | 日記

               

10月も終盤に入り日毎に体寒を感じる季節になった。
4~5日前になるが少々冷え込んだかな?と思ったら近くの山々に初冠雪を見た!!!松本平から見る四囲山々は実に壮観でここに住む住人ですらハット自然の美しさを実感する事が度々ある!
 
取分け季節の変わり目は変化が多いのでそう思わせる事がある!
友人の宮が蜂追いに行きたいと珍しく申し込んできた!!! お互い忙しい身故都度誘うという事はしないことにしてきた・・・
老い耄れは毎日が機械仕掛けの時計のように山にしか行くところが無いので何処かの山々に出掛けている。

この日は常念岳の麓にあたる烏川渓谷を探検することにした。
詳しい事はよく知らないが常念を頂とする水源が3~4本ある!!!





渓谷を隈なく歩いたことは無いのでその神髄は判らないがこの渓谷沿いで遊ぶことが20~30年前から続いて居る・・・こんな超難場で遊ぶ蜂狂は先ず居ないだろうが?老い耄れ爺は敢えてこういう難場を好み此処で脳味噌をフンダンに使い敢えて挑戦してきた・・・ 取分け警告を飛ぶヘボちゃんの姿は圧巻で紙縒りが渓谷を渡る姿を見るのに別格の興味を抱いてきた・・・
まだまだ、若かりし頃は眼がソコソコに効き数100mまで薄ボンヤリと見える光景には心臓は弾ける感情を抱きながら亜面白半分に遊んでいた!!!
烏川渓谷には大水沢の滝と言う数100mを下り一縷大滝がある。
対岸の道端で紙縒りを放すと渓谷を渡り大滝の大きな窪地に飛び込むというヘボちゃんが居た!!! 何度飛ばしても其処に落ち込む!!!物凄い飛翔力を持つコロニーだった!!!
悪戦苦闘して烏川を渡り対岸に入る・・・ 対岸から窪地を目指し下りようとしたが背面斜度70~80度もある岩盤の絶壁で辿り着くことが出来ず泡を吹いた!と言う一幕は何10年経っても忘れる事は出来ない!!!
一昔はこういう所を好んで戦場としていた・・・
烏川渓谷然り美ヶ原の渓谷然りで特別のワクワク感があった!!!
思い起こせばここ4~5年出掛けていなかった。 そこで思い出し敢えて挑戦。 こんな難場でも昔のようにボロボロ居る訳でもないが揶揄い半分くらいのヘボちゃんに出会えた・・・
だが、老い耄れては昔のような芸当は出来ず諦めの境地に至る・・・
こんな出会いに乗じ宮を連れだせる場所にも出会えた・・・

前にも書いたが老い耄れ爺の場合、年が年故長距離のある飛ばしは不可に近く専ら脳味噌を使う戦法を採っている。 QC手法をフンダンに使わなければ対峙出来ない手を使う!!!依って諦めも早い!!!
宮をこういう場所に連れて行ってやった・・・
今にも雨が降り出しそうなジメ~~~ッとした肌寒い日で渓谷飛ばしをする・・・
もう近くに巣があることは間違いないのだが河原に足を採られひっ転びそうになりながら遣るも方向すら採れない!!! 宮田ちゃんの眼も老い耄れと似たかよったか?いや悪いかも知れない!!!
この渓谷では役に立たなかった!!!
渓谷の夕方は早い!!! 半日だったが結局は坊主!!!
翌日も行きたいと宮は言う・・・

前々日面白い飛びをするヘボが居たが手元から20~30m舞い上がり大木の樹上を超えて消え去る!!!
この方面から攻める算段を思いついた・・・
この日も肌寒い日でそれでも前日残しておいた餌にたった1匹だったが質の良いヘボが付いていた・・・
前々日のヘボちゃんだったかも知れない?
先ず飛ばすと同様20~30mの樹上を超え消え去る。 前日遊んだ方向か?が、やや違う・・・
次の場面、ヘボちゃんをその方向のやや開けた場所に持って出た・・・
どういう訳か道沿いに飛び又また高く舞い上がる・・・そして次の瞬間、僅かなスキットから下に落ち出し紙縒りは消えた・・・ 宮は追従出来ていなかった・・・
老い耄れは巣だな!!!と・・・
図星だった!!!

この秋の最高な通いでボロボロ噴き出していた・・・




よくよく見ると古傷だが大型動物が掘り掛けた土が動いていて入り口部はデングリと掘られていた・・・
宮がやたらと欲しがっていたので燻すことにした・・・
飛翔画像を撮りたかったが広角ズームレンズを置いてきたので魚眼レンズで我慢するしかない!!!撮影に入ると攻撃蜂が齧り付いてきた・・・
大きな巣だろうなァ~~~と燻し出すもそれ程でもなく出て来るのは握り拳もある石コロばかりで王台部は自然の要塞石に阻まれていた・・・

それからこの沢を奥まで入り込むもヘボちゃんの姿にはたった1匹出会っただけで今年の不作そのものを提示していた!!!
矢張りこの地もヘボちゃんには殆ど出会えず今年の超不作を示していた・・・

この時期になり超気になるのは巣の数も然る事ながらコロニーが異常に小さい!!  
直感したのは数が底知れず少ない上にコロニーが超小型という事は来年の種蜂が大問題になる!!! 今から言えるが来年は今年以上に厳しい年になるだろう!!!
こうなると確立は超低いが出来るだけ多くの交尾蜂を採りこれで補填する算段に打って出るしか手はない!!!  
コロナもそうだがヘボちゃんにとって厳しい年を、又、迎えそうだ・・・ 

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