ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 ???、感性の違いからか? 』

2024-06-01 23:33:39 | 日記

          

早速! BUNさん・・・御出でなすった!!! 

無理も無い!!! 日頃こうした画質に対応していな方からすれば何を言っているんだ? 画質にそんなに大差ないではないか? だが老い耄れ爺は違う。

昔々、大昔、ヘボちゃんを始めた頃、真面にマクロレンズでもビシッと焦点の合った写真が撮れなかった・・・ 第一、ヘボちゃんに近づく事すら出来なかった。 刺されはしないか?なんて言う事よりどうカメラを構え、レンズを何処に合わせたらよいかすら解らない時間が長く続いた・・・ 勿論、まだまだ、パソコン等ない時代で撮った画像はフィルム!!!一々カメラ店へ持って行き、現像焼き付けをして貰っていた。 歩留まりときたら20~30枚に1枚位しかヘボちゃんが写っていなかった・・・ これでは行かん!!!と、何でも撮れるムービーカメラに替えた。 これとて真面では無かった!!!少々慣れてきた時点で画像の覗くと、画素数が超少ないので画質など問題外でお話にならなかった。太田さんの防護服が出回るようになって漸く幾らか益しな画像へと進化していった。Sony パソコンを使いムービー画像をワードに落とし込むものの、画素数が余りにも小さ過ぎて画質は超悪くお話にならない!!!こんな時代が長く続いていた。それでも、ムービーの長所もあった。

その後、自作『蟲の眼レンズ』に挑戦するようになって幾らか真面な画像へと変身して行った・・・ この時代は長く、良い画像が欲しくて欲しくてノタウチ回る。 この時代になって一眼レフカメラが出始めた。 昔々の話である・・・『蟲の眼レンズ』の製作検討に入り、長い年月が過ぎた・・・『魚ロメ8号』が出回るようになり、これにPentax K-100 を合わせ使い出した。何と言っても標準レンズ50mmとの出会いが成功の鍵だった。ヒョンの切っ掛けからだった。これがマンマと嵌り、また、近距離撮影や望遠マクロレンズが使えるようになったのもこの頃からだった。勿論、防護服は着用、必須。今でも太田さんのお陰だと思っている・・・幾らか真面にマクロ撮影が出来るようになったのはこの時点からで、最初の駄洒落本は『極楽蜻蛉の昆虫日記』という、A4番、50~60ページの和綴じ本だった。勿論、内容物はEPSONプリンターで印刷し、製本は和綴じが出来る製本屋を運よく見付けられる事が出来た・・・ 40冊程造り、知り合いに配ったねェ~~~ 元会社の上司にも配った。思う、会社の上司達はプリンターでこんな応用も出来るんだ!!!と、感じ入って居たと想像する。そんな意味の礼の電話があった!

自作駄洒落本が造れる事が解り、画像収集にも懸命だった。この頃から、ピンボケ画像等とはオサラバし、より高画質のヘボ写真を求め奮闘の日々は続く・・・ 今でもこの頃のカメラやレンズをゴチャマンと持っているが、使用頻度は全くない!!!  この頃からより高度な一眼レフカメラ収集の沼に嵌って行く・・・。今では、一眼レフカメラだけで12~3台もある・・・勿論レンズは計り知れず20~30本はあるだろう? カメラ、レンズ沼が始まる頃からより高画質の画像を求め、駄洒落本造りや写真集造りは深みにはまっていく・・・ 製本屋の社長さんが感心していた・・・ 和綴じをしている人達はどんな手造り本を造っているのだろう?知りたい所である。

もう彼是7~8年前になるだろうか? お他人様の画像を見ていて、オヤッと感じた画像に出会った!!!  これだ!!!  Sigma  DP-3をヤマダ電機で購入した。見かけは馬鹿チョンカメラのように見えたが、確か’7~8万円もし、当時としては高級品だった!!!  人様の画像では吃驚仰天だが、自分で撮ると中々合焦が巧く行かない癖のあるカメラだった。シャッターを押せばいいというような代物では無かった! 依って使用頻度は低い!!!

だが、時々、中に吃驚するような画像を見出していた・・・ それが、今回話題にしているFoveon センサーの Sigma カメラであった。 今でも歩留まりは悪いが、決まった時は、ドスコイ画像を提供してくれる・・・ 癖のある子なのでかなりのコツの習得、訓練を要するが、嵌った時は偉い騒ぎの画質となる。。。。。。これ等(下の画像)を見て「オオッと・・・!!!」感じない御仁は居ないだろう?馬鹿チョンカメラで撮った画像とは、全く、別次元の世界観を持っている。その場の現物をも上回る質感がありモデル:対象物が実像的に見えてくる・・・ こういうのをプロカメラマンは質感と呼ぶのだろう? その場の環境、空気感が伝わってくるから堪らない!!! 黒の世界と言えるのかも知れない?画像の解説はあえてしないでおこう・・・

 

写真集を編纂していて思った・・・写真と言うのは用紙(紙)に認めてナンボの世界で、カメラやパソコンで見ている内は本真モンではない!!! せめて、大きめ:A-4サイズより大きい紙に認めてみて写真の本性が解る!!! 液晶画面で見る世界を良質インクを使い大紙に認めて見るとその作品の品位が見えてくる・・・イミジクも写真家として名高い福田健太郎さんが写真雑誌の中で説いていた・・・ 『写真は撮ったら良質プリンターで印刷して見なさい!!!」と・・・

上の風景写真の中で  陽が落ちて暗闇でもこうして北アルプスの山脈を白馬迄奥深く、また、富士山の夕焼けをハイコーリティーで写し込めるのだから娑婆の人達が言う程Foveonカメラを卑下することも無いだろう!!! 

老い耄れ爺は、この子:DP-3が大好きで目下一番弟子にしたい!と思い、この子の癖、ノウハウ打開に余念がない!!!そして、一昨年、中古品だったが2番弟子を購入した…『Quattro sd H 』撮像素子:Foveon 5100万画素カメラである。 様態は異様で多少見苦しいが中身は上々で十分に後継ぎを担う事が出来ている。そして、Sigmaは、目下、フルサイズのFoveon撮像素子を開発中で、近々、最高クラスのカメラがお出ましするかも知れない? 価格は上昇するだろうが、これを狙っている!!!

高感度特性が弱いとされているが、光量さえあれば、上の夕刻画面の通り、そこそこの画像に収める事が出来る!!! 何と言っても撮像素子がベイヤーとは違い、RGBが積層型に積めるので画質が抜群に上がる!!!そして嬉しい事に、色調が非常に高く質感の超高い画像を作り出すことが出来る。 高感度特性が良くないので嫌う人も多い様だが、其処は腕の見せ所と言えるだろう? 要は使い回しで弱点の中にも超優れた特性があるのでこれを使わない手はない!!! 先週、sdHカメラ用に、3本目のプロレンズが遣って来た・・・ 近々、300㎜、500㎜相当の望遠レンズも考えている・・・

 

コメント (2)
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