ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 驚くべき環境適合能力!!! 』

2020-09-29 00:31:07 | 日記
               

早いもので9月も終わりを告げようとしている・・・
季節の変わり目ともいうべく秋のお彼岸も終わり、昨今、朝夕は大分冷え込んできた!!! この数日は炬燵に潜り込み暖を採る溺れ爺・・・・・
環境適合能力の低さに改めて老いの進行度合いを知る・・・  

10月が近づくと老い耄れ爺の場合、真っ先にピンと感じる出すのは山の飼育場で飼育してきた「キイジス(キオビクロスズメバチ)」の展開具合。 余り出掛けていないがその後どうなっているんだろう?
ついつい先日気になって覗き込みに出掛けた際ポツポツとそれなりに通っていた・・・
この「キイジス」は Vespula の仲間で最も早生種で来年の子孫増殖活動を10月の声を聞きき出すと算出し出す!!!!! それこそアッという間の時間帯だ!と感じる・・・
先にもこのブログでカキコして来たがこの山岳地帯の貴婦人!!!:「キイジス」君、最近は超貴重種になりつつあり絶滅が危惧され出した?・・・
原因は種々有るのだろうが、何と言っても温暖化が叫ばれ出した時期と同期化しているように感じる!!!これが、八ヶ岳山系、北アルプス山系、これらの山々に準ずる亜高山帯でも同時進行し出しているから昨今の猛暑にはこういう昆虫達でもリンクしているんだ!!!と恨めしく思って居る。
温暖化が叫ばれここ4~5年急激に激減しているから矢張り気候変動メイタ現象がその主要因になるのだろう?
この山岳地帯の貴婦人:「キイジス」の生態画像撮影は、まだまだ、不十分で撮り残してきた画像が御茶マンとある!!! 気が付き出した時にはこの世界から姿を消し出していて瞬時のチャンスを逃してしまった。
昨年は、飼う事が全く出来ず最悪の年になってしまった。
今年も似たかよたかで苦戦の連続!!!!!
①、八ヶ岳でOさんの助けも借り2巣見付けることが出来たが、1巣は、翌日生掘りに出掛けたら動物に穿られた後だった!!! その続きで奮闘!!!、漸く見付けたが大きな巨石の間にあり掘り上げる事が敵わなかった!!!
➁、北アルプス山系では3件に出会えた・・・内、1巣は、写真家:百ちゃんとゲットすることが出来、山の飼育場で飼う事にした・・・ 最終的にこれが雄一のモデルさんに・・・
  他は、大川を超えた向う岸、そして、もう1件は深い藪ジャングルへ・・・ 追従困難に…
③、夏場を超えてから木曽山系の深山へ出掛け見付けたが飼い蜂時を逸していて恩恵には敵わず、今も其の儘になって居る・・・ 撮影を試みたいが、間伐材の中にありこれを取り除かなければ撮影すら出来ない自然の要塞の中!!!
こんな訳で、山の飼育場の囲ってある逸品は非常に貴重なモデルさんに!!!

このモデルさんを迎えに宮ちゃんの助けを借り昨日敢行した・・・
「キイジス」族はピンちゃん同様それ程巨大巣にはしない!!!概して営巣規模は小さい!!! 早生種の為こうなるのだろう?

まだまだ、時間的余裕があると油断していた・・・  
カレンダーを見ると昨日が9月最後の週末!!! 朝になり急に思い立ち、持ち込み断行を決意した・・・ 
その為にはヘボハウスの整備もしなければならない!!! 
実に忙しい日曜日で、朝からガラ温室:ヘボハウスの清掃、トラップの設置、持ち帰りの為の諸グッツの準備等々汗抱くで奮闘!!! そして、宮ちゃんへのヘルプ要請!!!
夕方4時近く家を出た・・・
作戦は車中で宮ちゃんに伝える・・・ 生掘り延長路線の閉(ふう)じ込めを想定して明るい内に持ち帰る!!!!と言う手段を始めて試みた・・・

現場に着くと生掘り姿に変身、ドンドンをし出立蜂を警戒態勢に陥し入れる。 怒り狂ったヘボちゃんが何回となく攻撃を繰り返す・・・が、出立蜂は収まっていた・・・
チェックの為蓋を開けてみたが、「キイジス」としてはまぁ~まぁ~の生育状態!!! この時攻撃蜂がワット噴き出る!!!
今回の作戦は大成功で難なく家に持ち帰ることが出来た・・・
その昔は、誰の助けも借りずに老い耄れ爺一人で断行してきたが、昨今は、脚も怪しく、又、力も不足!!!、宮ちゃんの助けをお借りしている・・・
若干の帰還蜂を残したのが気になっただけで完璧の回収!!! 大成功だった・・・   

真夜中12時過ぎ、餌を吊るすと同時に通い穴の栓を外す・・・
大方は静まり返っていて大成功・・・

朝方、見ると、天井で彷徨っているヘボちゃんもいたが、烏賊や鶏肝、ハツそして鯏に働き蜂がそれなりに付いて巣に運んでいた・・・ 砂糖水にも来ていた・・・




数日するとモット順調に餌取をし出し、巣材齧りも始めるだろう!!!
今日、残り蜂の回収に出掛けたが4~5匹居ただけで総て捕まえ大成功だった・・・ そして、コイツ等を回収、巣箱に付かせてやった!!!

この一連の作業を通し、キイジスの馴化には本当に驚かされる。こちらの意思に合わせてくれる環境適合能力を持ち合わせている!!!  
年々、交尾小屋:ガラ温室への持ち込み作戦が進化している所為か馴化作戦は非常にスムースになり匠(たくみ)の域に入ってきた・・・
神業の術だ? 
こんな芸当が出来るのも生き甲斐の一つとして老い耄れの宝物になって来た!!!
今朝巣箱を覗いた時点で交尾体制に入りつつある雄蜂や新女王蜂がワヤの外で屯していた・・・   
出立も間もないだろう・・・


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      『 奇跡!!! 』

2020-09-27 01:24:13 | 日記

               

一昨日の出来事である!!!
ほとんど毎日のように山に出掛けている・・・ 勿論、ヘボちゃんとの戯れで3~4時間遊んで貰っている・・・
朝は7時には起きるのだが何だかんだ家事、洗濯、ヘボちゃんの餌遣り、そして山野草の水呉等していると11~12時近くになってしまう・・・
これから山に出掛けるのだから当然の事ながら山に錚々長く居られる訳がない・・・
体力もそれ程ないので4時間近くも居れば十分過ぎる。

最近、巣の数は超少ないがヘボちゃんがソコソコ居てくれる場所に出会いそこを拠点に展開を図っている・・・
急坂や荒れ繰れ山野:難場で遣るので自ずと知れた成績しか残らない!!! それを良しとして山野を歩き回っている・・・
歩き回るとは言っても年を考えると飛んだり、駆け上がると言ったオオソレタ事は出来ない。
当初はピンちゃんばかりの場所だったが、その界隈に矢鱈遠くに飛ぶ「軍」が来ていてこの追及を始め出した・・・だが、この手法が中々通用しない!!!
餌を捲く先先でヘボちゃんの背番号を振る・・・
背番号とは言っても色付けで此処のヘボちゃんの識別を図るのだ。
この追及は超ヒツコク、とんだ先先に餌を捲きながら巣の元を探すという手法である・・・ これを単純にするのでは馬鹿みたいなもので追及出来切れる訳もない!!!
其処は昔取ったキネズカ、QC手法をフルに使って追及の手を伸ばして行く・・・これを頭の中で瞬時にするのだから「スガレ追ひ」は脳味噌を酷使する!!!

さて一昨日は追い込んだ先の裏山に入った・・・
巧い具合に山間伐をした道路がありこれをある所まで行き、そこから歩くという算段に出た。
当然簡単なお弁当、餌、と場所道具を身に着けややダンダラな坂道を上って行く。
予想に反し、この段階ではヘボちゃんは全く付かなかった。
致し方なく、餌を回収しながら帰るしかない。 途中まで来ると頼りないヘボちゃんが付いていた・・・
紙縒りを造ろうとするとポシェットに入れて置いたはずの眼鏡がない!!!  
大変な事になってしまった!!!  
眼を擦り乍らの紙縒り造り!!!!!  
子のヘボちゃん頼りなく餌を持とうとしない!!!
帰ることにした。
車まで戻るとピンちゃんを中心にかなりの数のヘボちゃんが居た。 だが、紙縒り造りは難航!!!
ダメ元だが眼鏡探しを試みた・・・
歩いた距離は精々1㎞位か?
怪しい場所は餌を付けた場所と睨んだ!!! 屈み込み餌を取り出す時ポシェットから落ちたと判断していた。
2番目の場所に来て草叢を見ると眼鏡が落ちているではないか!!!!!    
山中での出来事、これまで鋏や鉈等々参座失くしてきた・・・
そういえ超切れる鋏を失くし、これが2度と手に入らない代物で探し捲り見付けた記憶もある・・・

奇跡が起きた!!!  

この眼鏡はヘボちゃん追いように特別、パリミキで作った代物!!!
もうヘボちゃん追いはどうでもよかった・・・
この老眼鏡がないと紙縒り造りが真面に出来ない!!!  
それにしてもこんな奇跡が起きる事も間々ある!!!

紛失と言えば杖代わりの「茸鎌」を失くした時はショックだった!!!
とてもお気に入りの鎌で長野の三水村でのヘボサミットの際特別購入した逸品でとても使い易く、絶品の代物だった。。。
これだけはいつ、何処で失くしたかどうしても思い出せない!!! スガレ追ひ時常時持ち歩くのでヒョット置き忘れた儘だった!!!
生掘り時諸道具を忘れる事も多い!!! 道具に赤テープ等巻いて置くと紛失を免れると徒が多い!!!

昨日は、眼鏡に洗剤を掛け超奇麗に洗った。。。
呆けも半分加わり出しているので時々チェット等入れ身の回りの重要道具の点検を試みたい。。。 それにしても山中での発見!!!、奇跡に近かった。。。    

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     『 光陰矢の如し… 』

2020-09-25 07:41:34 | 日記
               

月日の流れ去るのは実に早い!!! 10月ももう直ぐ其処だ!!!  
こうして老い耄れ爺もジワジワと年老いて行く・・・ が、性懲りもせず毎日当てもなく山野を徘徊している・・・
この徘徊、別に収穫を目的にしている訳でもない!!! 今年のヘボちゃんの生息状況を知りたく、又、初秋を迎える画像撮影:絶景ポイントを新発見したいが為の散策で略4時間近くの脚の運動:鍛えが目的!!!
先日もOさんやBUNさんとスガレ追ひして「前より脚がシッカリして来たね!!!」とと褒められた…・・・
老い耄れには面と向かっては判らない難病:超貧血症」を伴っていてこれが元で脚の衰えが生じているのだ!!!という・・・
医者には肝等を中心に肉を食べなさい!!!!!とよく言われているが老いと共に菜食になり、その上、超偏食が重なりFe:鉄分不足がこの貧血症を生じさせているのだという・・・
Fe分不足は食道を細める!!!と言う要因も付き纏わせ、筋金入りの堅い、強(こわ)い肉食はこれに輪をかけ益々遠ざけてしまっていた・・・
一番の原因は、多分、婆が病気で倒れ料理をしてくれなくなってしまった事だろう?と推測する。 時同じくして脚が動かなくなるという老人病が併発し出した・・・
人生何時何処で何が起こるか判らないもの・・・ 
目下生きるが為「クエン酸第一鉄」というFe分を補う薬で何とか対応し生き永らえている・・・
こんな薬に頼らず肝を食せば最高なのだがこれは見ただけで反吐が出る程苦手で死しても食べられない!!!
こんな訳で脚の鍛えには人一倍気を使ってきた!!!

さて、
居ない居ないと言われてきた信州、どういう間違いか偶にいる場所もある!!! 
この間O簡略サミット、Oさん、BUNさん達と行った場所は爺の放蜂場所だったこともありそこそこのヘボちゃんが付きこの老い耄れ爺をホッとさせてくれた・・・
このヒントに託け放浪の旅を続けているがピンちゃんがボロボロ付く場所があった!!!
ボロボロ付いた多とはいえ、今時の事ピンちゃんでもこの時期になるとかなりの通いをしていて沢山の餌取を出している・・・効率的なスガレ追ひをしようと生掘り時の策ドンドンをして閉じ込めをすると餌に来る餌取が激減する!!!!!
それでも場所を変え2巣見付けた・・・
中に質の良い軍が居て此奴が空高く遠くへ飛ぶ!!!
どんな巣か?気になり深追いに入る・・・ 超難場へ飛び込むのでQC手法、7つの道具(手段)を使って挑んでみた。 昨日は裏側から追い込んでみたが予想外にもかなり手前側に有りそうなことが解かった。
空中を空高く飛んでいるのでこういう判断が中々付け難い!!! この間の5馬力勢子が居れば簡単になるのだろう?
今日見付けてやろう!!!と思っていたが、生憎の雨に!!! 燻す積りもないでどうでもいい事なのだがこういう難問蜂コロニーと知恵比べするのが大好きだ!!!

思うにこの周辺地域を隈なく歩けば新たなる発見があるかも知れない?
脚を鍛える散策を続けているので更に半月近くは遊べそうだ!

朝方は何かと忙しい・・・
先ずは婆をデイサービスに送り出さねばならない・・・
ヘボちゃんに餌も!!!
久し振りの雨になり、雨除けグッツを造りこれに餌を吊るし雨対策を図る・・・
今年のヘボちゃんの出来は最高で家の12巣どの巣もボロボロの通いを呈している!!!  
どういう事だろう?
やや劣るかと思われるのはたったの1巣で、後は、皆、ボロボロだ!!! 中に物凄いのが5~6巣ある!!! 先ほど見ると瞬時に5~6匹が出入りしているコロニーがある!!! コイツはゴツイゼ!!!  生掘り時から質が群を抜いていた・・・
そして、概して言えることだが、八ヶ岳山系より北アルプス山系のヘボちゃんの方が勢いがイイ!!! この解明を試みたいがどうしたらいいだろう? 顔立ち、体型、性格、DNA等知りたいものだが爺の学ではおのづと限界がある・・・ 

ここ数年夏場まで持たなく潰れ去るコロニーが多かったが今年は違う!!! 梅雨後の高温も超酷かったというのに!!!!何故だろう?
夏の蟲:ヘボちゃん、人間様が猛暑と思っていてもヘボちゃん感覚とは少し違うようだ!!!
概して梅雨時期が長引いた年の方が作は間違いなく上がっている・・・

今年は少し欲をかいて何とか12巣ガラ温室に入れ大々的な交尾蜂捕獲を考えている!!! 久し振りに20000匹の交尾蜂が捕獲できるか?
爺最後の大作戦になるやもしれない?
そして、此奴らをどういう形で自然界に蜂放させて上げるか?   結構難問も残るが長年やって来た最良策を講じよう!!!
今年、蜂放の妙味をツクヅクと感じた!!!    種の無いところにはへぼは居ない!!! 
今迄恩返しをして幾らかでも貢献しこの分野から手を引くことになるだろう?

不作だった今年、このような大きな課題を知り尽くし、幾らかでも自然界に貢献してあげようかと・・・ 儚い野望を抱いて山野を毎日ウロツイテいる・・・    


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     『 5馬力の力!!! 』

2020-09-20 07:01:29 | 日記
               

遠隔地の蜂狂ヘボ仲間と簡単なヘボサミットをした・・・
発案は愛知県豊田市足助のBUNさんだった?
何でもかなり前から此方の蜂狂仲間Oさんとメール、電話等で晩秋の「スガレ追ひ」をしたいと提案していたらしい!!! そんな情報がOさんから伝わって来ていた・・・
所が今年の信州ヘボちゃんが何処にも殆ど居ない!!!!!  と言う過去には考えられなかった事態に陥っていた・・・
で・・・、「足助においで!!!」と声を掛けられていた。
そうはいっても足助は遠い!!!!! 高速を飛ばしても3時間は裕に掛かる!!!
老い耄れは時間は取れるのだが長時間の運転は何が起こるか判らないので昨今控えている・・・ 多分遣って出来ないことは無いだろうが?帰り道の眠気には参る!!!
依って、長距離遠征は専らOさんに委ねてきた・・・ が、Oさんは未だ現役の身で錚々と時間を割くことは難しい!!!
お互い遊びたいのだが色々と不都合がある!!!
この企画を何とか適えて遣りたい!!!と考え続けていた・・・

コロナ問題等もあり野外遊びと雖も「スガレ追ひ」も場所と人間性に依っては昨今控え気味になって居る・・・
岐阜のある場所ではコロナにかかるとその地域には居られない所もあるらしい!!! 石を投げつけられたり、村八分同然の状態に陥りその地域には住めない所もあるという・・・
依って、春先から年中行事に近かった「スガレ追ひ・ヘボサミット」は控え気味~縮小の形で展開されてきていた・・・  

が、お互い昔からの交流でお互い遊びたい一心で何とかこの企画を実現したかった。。。
ヘボちゃんが居ない信州で何とかならないか?
3週間ほど前下見を試みた・・・ 例年に比べ非常に少ないが遊べる事位は出来る場所を見出した。

{ヨ~~~シ、此処でヘボサミットを企画しよう!!!!」と、Oさんに提案、これが昨日だった。
所が、数日前から天候が実に怪しい!!!
企画地は超超山奥で天候の心配も考慮せざるを得なかった・・・
第二候補地を見付けるため、ダメ元で今年、交尾女王蜂を撒いた近傍を探索していた・・・
春先は見られなかったが何と何といる場所を発見!!! そして、この展開を広げる・・・
縮小サミットと「スガレ追ひ」遊び位なら出来そうな場所に出っ化した!!!!!    
天候不順も重なり、場所変更と見付けても燻しはしないという条件付きでヘボサミットの開催を決定した!!! 
老い耄れ爺の場合、今年のような年は企画した場合、下見には十分な配慮をする!!! 下見見分は必須だ!!!

参加者は5人。
豊田市からはお馴染みのBUNさん面さんが・・・
下見見分時は台風余波の影響で天候が大荒れでこの地は強風が5~6日吹き荒れていた・・・
ヘボちゃんがボロボロ付くのだが紙縒りが飛ばされ、又初秋の強い太陽がギラギラと照り付け付いたヘボちゃんの方向すら取れなかった・・・
が、偶々、昨日の限り、風は全く収まり、又ギラギラ太陽もなく小雨交じりの天候に急変・・・ 絶好の「スガレ追いひ」日和となった・・・
スガレは、台風交じりの数日間続いた大荒れ天候時とは打って変わり飛来は今一だったが、飛行と光線は申し分ない!!!その上、5馬力の眼力、そしてOさん、BUNさんと言う眼力と脚力にモノを言わせ、最高のスタートが切って落とされた・・・
付いた蜂数に対し巣の数は少ないことが解かった!!!
この時期になると、蜂数は尋常ではなくコイツ等で餌が賑やかになる!!!
前日見付けかけの1番バッターがOさんの脚力で簡単に見つかる。 爺が落ち込んだ場所に目印を付けておいたがその近傍だった!!! 前日の強風で透かしも効かず、又、雷雨で止めてしまったが取り敢えずは、ゲッと・・・

次いで、下に下るヘボを追う・・・
これも全前日追い込んであったので5馬力の力で難なくゲッと・・・
この地はこの2巣が主流で支配下にあったようだ。 後はやや方向を振るヘボちゃんもいたが、諦めることにし、場所を変える・・・ 隣の沢だ!!!
先ず餌を捲き、早昼を皆でヘボ談義しながら食べる・・・ 最高の時間帯だ!!!!!
来夏のサミットをこの地で開くことを話しながら贅沢な時間帯を過ごす・・・
そして、3番バッターは前々日追い込んだ場所で難なくゲッと!!! 目を付けていた場所だった。 この場所から更に上に飛ぶのが居たので餌撒きをする・・・
この地で良いヘボが付いた!!!
地上50㎝程の高さを一気飛びするヘボちゃんが居た。。。
面さんが飛ばす紙縒りは想像していた以上に効率的でヘボちゃんには苦にならないのだろう? 一気飛びを繰り返すから驚きだった!!! 新たな発見!!!
これなら勢子に強い仲間が居れば結構戦力になる!!! 大昔、真綿で紙縒りを造っていた時代を思い出す!!! この延長路線にある紙縒りだった!!!  面さん、凄い!!!   
これをOさ、、BUNさん、爺で追うが尾根を越え、谷を下り、又尾根に上る・・・
一寸苦戦!!!、諦めることにした。帰り道、上に上るヘボちゃんが居たが、これは諦める事に・・・ BUNさんが心配し無線を何回となく入れ込んでいたこともあったし、仲間は他方に移動してしまっていた・・・

場所を移すが此処の主流は、上に飛ぶコバクロ!!! 何となく先ほどのヘボちゃん方向・・・
OさんとBUNさんの脚力は凄い!!! 面さんが飛ばす最高の紙縒りが次々と登って来る!!!!! これを追い、頂上を超えた裏側で今日一番の巣を見付ける!!!凄い場所だと思った!!!
この巣の制空権は尋常ではなく辺り一面に展開されていた・・・これを見付けれれる蜂狂は錚々居ないだろう???
こうして、今日、4番目の巣を見付けることが出来た・・・

    これ等燻される事も無く、この地で子孫御増やしてくれるだろう!!!

更に場所を変え遊び出したが、苦戦苦戦の末、場所こそ違え、この4番目の巣の方向に上って行った。。。 制空権の広いことが解かる・・・ この時期になると、餌が無ければヘボちゃんたちは500m、1kmは平気で飛ぶ!!!
かなりの「スガレ追ひ」術がないと見付ける事は出来ない!!!

こうして、5人衆の晩秋ヘボサミットは終わった!!!
楽しくもあり、皆来年を想定しての遊びでもありヘボちゃん思いの連中なのでこういう仲間と「スガレ追ひ」が出来ることに喜びを感じる!!!
豊田市足助のBUNさん、面さん「スガレ追ひ」術は相当なもの、また、Oさんの術は超高度!!! ヘボ感、判断力、そして脚力には恐れ入る・・・怪我しないのにも驚かされる…No1のハンターと言えよう!!! 宮ちゃんも段々に上手になってきた・・・仲間入り出来る寸前にあると言えよう? 頑張れ頑張れ!!!    
こうして、来年の下準備は出来た!!! 来夏はこの地でヘボサミットをしたい!!! 

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     『 アン・ビリーバブル!!! 』

2020-09-17 23:36:08 | 日記
               

早いものでヘボちゃんの交尾蜂捕獲をし始めて44~5年が過ぎようとしている。 
実に月日の流れるのは早いものだ!!!
最初の頃は飼育箱を寒冷紗で囲い細々とやっていた。 この年、串原で大々的なヘボコンテストがあった。 この頃は熱き蜂狂?催し物があれば何処えでも出掛けていた・・・
信州の蜂狂共は串原に惚れ込みヘボの神様三宅名人に気に入られ可愛がられていた・・・ 
これには訳があった。 
どういう訳か?三宅名人は「キイジス(キオビ)」が大好きで何としてでも手に入れたがっていた!!! が、暖地には絶対居ないヘボちゃん!!! 当然の事ながら飼える訳もない!!!
依って信州からの移入をせざるを得なかった・・・ 当時、此方はかなり豊富で取り易かった。
お盆の休みに奈川の高地で「キイジス」捕獲を中心に三宅夫妻を呼んで「スガレ追ひサミット」をした。
高所飛行をする「キイジス」は20mもある落葉松、檜林を超え次の尾根へと飛行し手に負えない飛翔振りに苦戦した。 三宅さんはと言うとお猿さんのように高い檜にスルスルと登り紙縒りの行方を見るという技を披露してくれた。
が、これとて有効ではなかった。
乗用車で餌を咥えた「キイジス」を運ぶというハイテクを使い苦戦の末見付けた記憶は未だ新しい!!!
この時三宅式防護服を着て生掘りを披露してくれた。  
まだまだ不完全な防護服で網の中に攻撃蜂がボコボコ入り三宅さんは刺されまくっていた!!! 西尾先生に依って生掘りが発案された抑年だったと思う・・・
これを期して、此方でも生掘りが常道的に行われ始めて行った・・・

寒冷紗のヘボハウスは働き蜂によって寒冷紗の通い穴が拡大され交尾した女王蜂が逃げ出す!!!と言った珍奇なもので逃げ出しを塞いでいる時顔を刺され腫れ饅頭に!、酷いの顔をブラ提げ串原に行き三宅さんに「オオ遣られたね!!!」と言い揶揄われた記憶は今でも忘れていない。
こうした経験を通して、最盛期の頃20000匹の交尾蜂を捕獲、蜂放をしてきた・・・。
毎年家で12~3巣飼い、これを総て交尾女王蜂に変換していた・・・ 
山での飼い蜂は総て自然蜂放と言うヘボちゃん贔屓の作法は異常ともいえた!!!この頃どうしてもヘボハウスが欲しくて近所の宮大工さんに特別造って貰ったのはもう24~5年も前になる・・・
依ってヘボちゃんの交尾に関してはプロ級のプロの観察眼力を持っていて自慢でもないがかなり詳しい!!!
信州・諏訪の美濃屋さんが「キイジス」の交尾をさせている事実を知って翌年からこの老い耄れも始め出したが、一寸、新鮮だった!!! 何と言っても山岳の貴婦人の交尾には好奇心が満ちていた。。。
当時は専ら「軍(シダクロスズメバチ)」オンリー!!!!!だったからネ・・・
実は考えてみたら飼い蜂は「軍(シダクロ)」オンリーだったので余分に好奇心ムンムンだった!!!

交尾蜂は取るものの、彼等の営巣率が超不確かでこんな事遣っていてイイのか?と、塞ぎ込む年月が長く続いていた!!!!!
何となく自然界より営巣率が低くその実態が掴めない儘年月が過ぎて行った!!!
先にも書いたように交尾蜂捕獲を始め44~5年が過ぎようとしているが未だその営巣率の正体が掴めない儘でいる。。。 奴さん達、羽があるので飛散飛翔するという技がある!!! が、そうはいっても何㎞も飛散している訳でもない!!!
唯何となく自然界の交尾蜂より生存率が低い?と言う薄っすらとした現象はあるように感じる。取り分け、交尾直後捕獲越冬させた場合死亡率の高さには参っていた!!!
昨今この命題を解明出来た事はヘボちゃん族にとって光明が射してきた!!!と言ってもイイだろう!!! ただ、トラップに入れた儘何時回収~保存させるか? 何んとなくこの答えが見えて来た!!!

一昨年~昨年は未だ過って無かった地球温暖化の年で飼い蜂も悲惨な目に逢ってしまった。
今年も猛暑は酷かったが梅雨が長引いた為潰れは無く皆元気に交尾時期を迎えようとしている。

  さて、
老いと共に庭木の手入れも長時間出来なくなりついつい最近まで掛かってしまった。
この2~3日、またまた、病気が頭を擡げ3~4時間山歩きをしている・・・
今年のヘボちゃん生息は最悪で飼い蜂の頃ヘボちゃんの姿を見ることが出来なかった!!!
ホンの特殊な所にしか生息を見なかった!!! よって、爺の場合、山の飼育場は3/12巣しか埋められていない!!! 家はどうにか満タンの12巣埋められ今ではブンブン丸の通いを呈している・・・ この通いは凄い!!!
実は、
昨日、今日と大発見をした!!!
飼い蜂の頃見られなかった交尾女王蜂蜂放場所に紛れもなく上々の餌取がブンブン丸で居る事が判った!!!!! 大興奮の瞬間だった!!!

飼い蜂の頃1回、2回、3回と交尾女王蜂蜂放場所の点検をしてきたがヘボちゃんの姿は見えず唯々愕然としたが、昨日、今日の点検ではどうしてドウシテ餌が黒くなるほどの集散振りであることが解かった!!!

昨年は初めてピンちゃんの交尾に挑戦し、かなりの数を捕まえた・・・
此奴等もちゃんと同席している・・・
女王蜂を捲いた近傍に集積しているから紛れもなく子孫だろう!!!
訳は、昨年晩秋、この地を訪れ残りコロニーの点検をかなり詳細にしてきたが、この時点、この地は何もおらず飼い蜂捕獲で空の状態になって居たのだ!!!
今日は風が超強く紙縒りが風に流され方向すら取れなかったがかなりの生息を見ている。ザックリ4~5巣はあるだろう!!! 
気分である!!!
そして決めた!!! 
昨今、ヘボちゃんの減少、激滅は余りあるモノがある・・・ 将来の為に残してあげない!!!!!と・・・と。


かなりのコロニーがしかも素晴らしい軍の中の軍!!! 「コバクロ」と言いたい!!! 余りある生存状態で存在しているので大事にして上げたい!!!   
年だけは取っても幼い!!! こんな状況に出っ化し気分に浸っている・・・ 
何故なら、不作の今年餌が真っ黒になるほど来て居るんだヨン!!!!!    
何よりヘボハウスで交尾越冬させた彼女らがこうして生き残っていてくれた事に感激を覚える!!!    この隣接地も賑やかだ!!!
今年のような不作の年にこうして子孫を増やしている!!!  実に嬉しい!!!

明日はへぼ仲間4~5人でと此処の実態調査を試みる事にしている・・・ 果たして? 



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