ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 昆虫酒場の賑い! 』

2015-06-24 10:23:53 | 日記

             


この所夕方3時を過ぎる辺りから毎日のように夕立になっている・・・
それも局所的にバケツをひっくり返したような降り方をするから恐れ入る・・・

昨日は山で雷鳴が鳴りだすと俄かに暗くなり10分と経たない内に大粒の雨が降り出した。
山での土砂振りは何が起こるか分からないので早めに退散した・・・
家に帰ると雨のアの時もないカラカラ空!!!!!
夕立は馬の背をも分ける!!!とよく言われるが本当にスポット的に降り分けるから恐れ入る・・・

庭のヘボちゃんは昆虫酒場へ頻繁にやって来ている・・・
どうやら「砂糖水」がお気に入りのようで、小さなポットを半分位、毎日、空けている・・・
何か麻薬にでも取り付かれたようだ!
ピ~~~ピ~~~、チンチン言いながら砂糖水に遣って来ているから何よりの好物なんだろう!!!
立て掛けてある栗の朽木や檜の皮にも来て齧り出しているから活着は順調にスタートしたのでは?と観ている・・・
こういう子蜂達の働き振りを分解能の高いレンズやカメラで写真にして見たい!と思っている。
画質のイイ画像と言えば、Sigma DP-3 Merrill に敵う商品は無いだろう?
これにレイノックスのマクロ探検隊を付ければかなり倍率を上げた画像を狙う事が出来る。。。
これに見合う小型ストロボ、Sigma からだされているが、イマイチ。信頼性に欠けているように思える。
しかし、ドンピシャにあった画像は惚れ惚れする・・・

今日は婆の病院行きなどあるので天気の如何に関わらず骨休み!!!

「ナデシコ」を含め世界各地で熱い戦いが行われている・・・
オラガ「松本山雅」も善戦するものの、中々勝利が出来ず最下位争奪戦に巻き込まれつつある!!!
先週の川崎戦は当地からバス28台?、マイカー数千台、会場に足を運んだサポーターは5000人を超えた!という・・・
東京近郊の戦い、アウェーと雖も松本のサポーターは3000~5000人規模の大応援団を送り出している・・・
この所勝利なし!、滔々5連敗を喫してしまった。
善戦はするもの、終盤間際とか、ロスタイム帯にほんの一寸した気の緩みで敗着を期す事が多い!
まだまだ、上位チームと対等に戦うには勝負への執着心が足りない!と思っている・・・
今週末を過ぎると愈々後期の戦いとなる。。。
この間の補強度は如何に?
まだまだ、個の力が足りず惜しい戦いを逃がしている・・・油断も付き纏っている・・・

「スガレ追ひ」のシーズンを迎えサッカーとのダブルヘッダーは負担が大きい!!!
しかし、何れも欠かすことは出来ない!!!
今週末の前期最後の湘南戦、しっかり応援を成し遂げよう・・・
勝利して後期に向けた勢いを付けたいものだ!!!

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     『 頑張った婆ちゃん!!! 』

2015-06-19 12:08:14 | 日記

               


くも幕下出血と言う難病を克服して婆が5ヵ月振りに退院してきた。  
二度にわたる頭蓋骨の開き、考えただけでもゾ~~~っとする手術だった。
この病気は突然表面化しくも幕下の動脈瘤が破裂!、脳内に血液が流れ出し三割近い人は即死、そして三割の人は仮に治っても植物人間、残り三割の人は長いリハビリを経て社会復帰出来ると言う恐ろしい病気だ!!!
寒風が吹き荒れる冬のある朝、この病気が婆を襲った。
それから手術~リハビリ等で5ヵ月近く戦い抜き、漸く、帰って来た。
体力は落ち大分か細くなったが、日常生活に支障をきたさない程度までに回復、驚くばかりの病との戦いだった!
大手術前後の事は記憶にないようだがその他の事は全て知り尽くしているから手術後のストレスは相当にキツイものだったのだろう?

日頃、野人モドキの爺、家の事は総て任せていたのでその衝撃は大きく、一時は途方に暮れた!
第一飯の作り方から家の事は一切分からないからだった。
大手術10日ほど経った頃から家の内部ことを聞き出したが意外や略100パーセント受け答えが出来、ホッとした事を鮮明に覚えている。
高熱が1週間近く続いた時は、ヤバイ?かとさえ思った事もあった。
当時の事を思うと奇跡が起きた!!!と考えるのが素直な実感だ・・・

退院の日は倅とササヤカながら退院祝いをして遣った。想像以上に食欲があったのが嬉しかった・・・

慌てさせず、ゆっくり回復させ、て上げたいと思っている。
人一倍孫を可愛がる婆、孫達との再開は夏休み近くになるようだが、その時までにはかなりの回復が予測できる・・・
その時には、大々的に快気祝いをして遣りたい!と思っている・・・
そして、yより長生きして貰いたい!と・・・  
最近、富に、歳には勝てない!!!と思うような症状を暫し感じるようになって来た・・・ 
コメント (2)
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     『 花暦・・・ 』

2015-06-15 21:49:50 | 日記

               


長年の観察力宜しく先日紹介した「花暦」!、実によく当たる!!! 
毎年のことだが、これ程的中するようになると自分ながら満更でもない!!!とツイツイ自信を深め、天にも昇る思いに浸る!
昨日一昨日とOさんと某所で半月も早い「スガレ追ひ」をした。
これはyの長年の経験と自然界の観察から産み出された自然感だった。

この所色々な疲れが蓄積し朝早く起きるのが辛い!!!
Oさんの「スガレ追ひ」時のお誘いは実に早く、中々巧く合わせられない!!!
年寄りは早起きだ!と言うのに・・・
yの場合は少し違う!!!
夜更かしが通例なので、朝、7に起きられれば金賞ものだ!!!

昨日は早起きし、Oさんのスケジュールに合わせた・・・
某所(企業秘密!!!、暖地の某所とだけ記しておこう…)に着くなり、Oさんは息せき切って興奮気味?
「もう、1巣見つけた!!!」と、大感激していた!!!
この時期「スガレ追ひ」は、暖地と決めて来た!!!
何年岐阜県まで通ったであろうか?
梅雨時に突入しているので毎度のことだが天気予報と睨めっこだった。
ある年は、掘り出した最中に豪雨に会い、掘り出した巣盤をビショ濡れにさせてしまったこともあった。そしてこんな事は極々当たり前のようになって言った・・・

予想外のヘボちゃんの付きはよく、探巣の記録は上がって行く・・・
無理もない!!!
自慢ではないが、yとOさんに掛かってはヘボちゃんも適わない!!! 「スガレ追ひ」の達人だからである!!!  
yは兎も角Oさんに掛かってはヘボちゃんも適わない!

あの健脚を持ってすると紙縒りおも追い抜く脚力で追従されてしまうからである!!!
健脚と言えば、亡くなられたドクちゃんや安藤会長さんも健脚だった!!! 到底yには真似も出来ない! よく怪我をしないものだ!と感心する・・・
yとOさんが生み出した独特の探巣力眼で次々と探巣が始まった・・・
なんとお昼前までに8巣も見つけてしまい、後は余裕で場所の調査等で2~3時間も費やす程の勢いだった!!!
場所を某所に移すと吹き上がる山風で寒い位だったのでまた、場所を変える事にした。 肌寒さと吹き上がる山風に悩まされたからだった・・・
4時までに何と10巣も見付け、Oさんが1巣掘りたいと言うので、1年振りの生掘りを拝見することとした。
巣盤がゴロリンと出た所で、yは婆の見舞いに途中退却をさせて貰いったが、後の電話連絡によると結構なサイズだったという・・・

それにしてもyの花暦は的中して、思わぬ「スガレ追ひ」となった・・・
yは、まだまだ、骨箱の仕上げなどが出来ていないので生掘りとまでは行かないが、何とか追い付きたい!!!!!!と思っている・・・
それにしても思うのは、前年度の種蜂残存が如何に重要か!!!を思い知らされたこの2日間だった。。。。。
生掘り時間のも含め、2日間で14巣というのはギネスブックにも載せられそうな記録的数字である!!!!!
しかし、老いには勝てなく年々脚力が低下し、Oさんとの二人三脚で面目を保っている・・・
そうそう、老いと言えば、白内障の進行は殊の外酷く、途中から紙縒りが消えてしまうのには閉口する!!! 何となく「スガレ追ひ」の末期時期を迎えているかのような感すらする・・・
これを持ち前の蜂感と根性で補っている・・・

yの所の飼育は何時からになるだろう?
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     『 植物“暦”。。。 』

2015-06-12 10:11:49 | 日記

             


この所寒暖の差が激しい!
ツイツイ先日まで夏日のような日が続いていたが、ここ2~3日は、暖房が必要な位ヒンヤリする日もある!
年と共にこのような温度差への追従が鈍くなり時々ハクションを連発することも多い!!!
それでも陽気は例年より10~2週間近く進んでいて、我が家の「ウメモドキ」が満満開を迎えている!!!



「ウメモドキ」の花は小さくて、見た目には余り特徴もないように思えるが、流蜜は抜群で多くの昆虫達を集める!
取り分け蜜蜂は目が無くこれが咲き出すと呻る位の蜂群を呼び寄せる!!!
数日前からウメモドキから蜜蜂の唸り音が響いていた・・・
コイツ等のお陰で初秋真っ赤な小さな実を見る事が出来ている・・・

ツイツイ先日まで「夏櫨」がこの世の虫達を集めていたが、役者は変わってしまった!!!

しかし、晩生の「夏櫨」は、まだ、かなりの花を咲かせていて「ウメモドキ」同様、蜜蜂を呼び寄せている・・・

植物と昆虫達の相関は非常に密接で、お互い相容れない絆を持ち合わせている・・・ 
これを共生と言うのだろう。。。。。 
この世の中実によく出来ていて、植物の季節推移と動物(特に小鳥)や昆虫達の生息~繁殖がリンクしているから興味深い!!!
先ずは、蝶や蛾等の卵は、植物の芽吹と完全にリンクしている・・・
先ず、100パーセント芽吹きが始まると堅い殻を食い破って幼虫が這い出してくる。 そして、芽吹き出した若芽を喰い出す!!!
ギフチョウはカンアオイの新芽の展開時にだけ姿を現し、若葉に卵を産み付ける。 これが食草だからである・・・

yの住む住宅街では、我が家の「夏櫨」が大きく貢献している!!! 蜜を好む虫達:蟻や蜂の類、彼女等の餌は間違いなくこの「夏櫨」からの流蜜にに依存している・・・
そして時期の推移とともに、「ウメモドキ」の季節へと移行していく・・・
yにとってこの「ウメモドキ」の開花は、ヘボちゃんやアシナガバチの子蜂誕生と重なっている事を長年の観察から取得して来た!!!
効率は悪いかも知れないが、この界隈では、ヘボちゃんの子蜂が誕生している筈だ!!! だが、少し間をおい他方が効率がイイだろう!!!
早生手のヘボちゃんの営巣開始は5/10~25、そして約4~5週間後には第1子の子蜂が誕生する。それが、丁度今時の季節と言えよう・・・
余り焦る事もないだろう・・・
子蜂が少ない頃のスガレ追ひは、実に、効率が悪い!!!
第一、鉢数が少ないので、待ち草臥れてしまう! そして、餌の量は極々微量でイイので、4~5回も運べば事足りて餌に来なくなる!!!
そして、仮にこのようなコロニーを飼育するも活着率が極悪で、余り巧く育たない!!!、まして下手糞の生掘り屋さんだと巣盤を壊してしまい一巻の終わりとなることが多い!
酔って余り勧められない!!! 言うなれば尊い資源:お宝の撲滅を意味している・・・
例年、焦って子蜂が少ないコロニーを活ける事もあるが、必ずしも成績は良くない!!!
経験的には710~7/30!!!、この時期の移植はストレスも少なく成績は上々に上がっている・・・

こうして昆虫達と植物群の相関を見て来ると実に複雑に絡み合っていて、興味深い!!!
言うなれば、総て、食す!!!、食べる餌からきている事が解る!!!
昨夜からの雨も上がり、「ウメモドキ」は、蜜蜂やその他の蜂さん達で賑やかになり出した・・・

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     『 我流強制営巣? 』

2015-06-10 23:06:05 | 日記

               


今日はスズメバチ類のオラ我流強制営巣?について書いて見たい!!!
強制営巣と言えば発案者は昨年亡くなられたドクちゃんこと:安藤博士!!!
もう10数年も前になるであろうか?ドクちゃんが我が家に日参するようになり当時作りたての駄洒落本「極楽蜻蛉のヘボ談義」で紹介した山の飼育に頻繁に営巣してくれる事実を載せた事があった。 Top画像がその内の一つだ!!!
手元の資材に思う壺で営巣を繰り返してくれる・・・と、ついついニヤッとする・・・
この手法を何とかジャスト・イン・タイムで実現出来ないものか?と、ドクちゃんと真剣に考えた事があった。
yは、山の飼育箱はかなり高頻度で営巣をしてくれるので一つの手法になるのでは?と・・・ ドクちゃんに力説したものだった。

これに刺激されてか?ある年、ドクちゃんは、エーテルを使い、女王蜂をこれで瞬間的に眠らせ(地磁気の配慮を加え頭部を或る方角に向けさせる必要がある・・・ここに企業秘密が隠されている・・・ドクちゃんの地磁気考察は並みの考察ではなかった!!!)、気が付いたらそこが今後の自分の永遠の住処になる?と覚え込ませるという奇抜な手法で営巣をさせる奇案を産み出した!!! 
ドクちゃんらしい奇抜な発想ではないか?  
当時ドクちゃんから貰ったエーテルが庵のヘボハウスで眠っている・・・
その年は、アカンバチ3例、ヘボちゃん1例で成功したと豪語していた・・・
更なる詳しい手法を教えて貰いたかったが、それ以上の事は企業秘密がある?と言い、ついぞ聞く事が出来なかった。
非凡なる読者は、これだけのヒントでハハン!!!と膝を打たれる方も居るだろう?
ボンクラ爺にはこの奇案が未だに実現出来ずにいる・・・

発案者のドクちゃん、翌年この手法を更に発展させたか気になっていたが、繰り返さなかった所を見ると技術的に確率の高い手法ではなかったのかも知れない!!!
「ドクちゃん、これが確立されれば学術的にもかなり評価されるのでこれで博士号を取ったら!!!」と、何度も進言したが、博士号を取ったのは「5角形の育房」と言う事だった・・・
今にして見ると惜しまれてならない!!!
当時、yが見せて貰ったのは、アカンバチが狙った飼育箱の天井に育房数5~6個の初期巣だった。 確かこれが2箱並んでいた。
ヘボちゃんは、山でトライしているが・・・という程度でお茶を濁され、拝見出来なかった!
その後、近場の蜂狂達が大騒ぎをし出したからと言い、ヘボちゃんの強制営巣巣は叩き壊した!と話していた。。。 余りコピーされたくなかった見たいだった。。。 

さて、老い耄れ爺はと言うと山でも家でも女王蜂を放した近傍で飼育箱を使いお誘い的営巣を試みて長い!!!
飼育箱の清掃をキチンとし、女王蜂が徘徊し出す直前に他の蟻ゴや昆虫共が入らない工夫を凝らしセット、放置しておくとかなりの確率で営巣してくれる事実を掴んでいる・・・
8~9/10中という訳にはいかないが、30~40%の割合位では十分にピンポン玉サイズまでしてくれる・・・
今年は時間的に余裕が無くホッタラカシの飼育箱にそれでも山で1/5巣、但しこれはアカンバチ、家では1/9巣、営巣をし始めてくれた・・・
経験的にアカンバチはかなりの確率で定着する事が確認出来ている・・・
ここに我が家の飼育箱に営巣を試みたヘボちゃんの画像を載せておこう・・・ 





毎年、ここまで成功しているのだが、その大部分は、途中放棄状態でTop画像に見るような姿を拝見する事が出来ていない!!!
何故放棄するのか?
天敵に遣られる場合もあるだろう? 餌の問題もあるのでは? 或いは、この時期、極度に神経質状態の女王蜂は僅かな振動や騒音、脅かし、匂い等で放棄:ブチャァーる事まで確認出来ている・・・
帰巣状態の所をカメラに収めよう等とスケベ根性など起こそうものなら直ちにブチャァってしまう!!!
それ程神経質?緊張状態にある・・・
ドクちゃんは、女王蜂を追い掛け、初期巣を見つける事を数年重点的に繰り返していたが、人間様のポマードを極度に嫌う!!!と報告してくれた・・・
仲間の紳士君がオシャレでポマードをプンプン匂わせ、巣の近傍に近づいただけで先ず100%放棄状態を経験した!!!と、息せき切って電話をして来た事があった!

今試みようとしている事は、最後のお務めとして、飼育箱の完璧清掃と置場の整備、巣材や餌の確保?それの十分過ぎる女王蜂の放蜂を試み、営巣50パーセントを超える強制営巣?を試みようと・・・ これは、家の周りと、山の飼育場で展開したい!!!と、思っている。。。
先日山の飼育場で飼育箱の清掃をしていると女王蜂の多い事!!!飼育場所に5匹、6匹と訪れていた・・・そして、掻き出したワヤや巣盤の周りを何回も徘徊、潜り込んだりしていたのには驚かされた!!!先年のワヤや巣盤を新鮮状態で保管しておき、これを囮に使い誘う!!!という算段だ!!! かなりの自信を得ているのでオモロイ試みだ!と思っている。
この実現を持って我がヘボちゃんとのお付き合い終焉を迎えそうだ・・・
もう、体力の限界点がそこまで近付いている・・・
 


それにしてもどうして育房14~5穴の時点で放棄状態に陥るのだろう?
ヘボちゃん学校に弟子入りして勉強して見たいものである・・・
これさえ無ければ膨大な数のヘボ村が出来ている筈だ・・・ 
七不思議の一つである・・・
 

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