ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 終焉を迎えたヘボちゃん交尾!!! 』

2018-11-29 00:32:31 | 日記

               


ヘボちゃん「軍(シダクロ)」の交尾活動も漸く終焉を迎えた!!! 何となく寂しい!!!   
思い起こせば11月2日、山の飼育場:松カンからポン友、宮ちゃんの助けを借りての移動だった。
外役働き蜂の回収を考えると翌日の11/3にしたかったが宮ちゃんの都合で1日前倒しでの決行となった。
暗闇の中屋根のセッティングが噛み合うと言うアクシディントで若干の攻撃蜂が出て一時困ったなァ~と思ったが、翌日働き蜂回収と言う奥の手を使って事なきを得た!

交尾活動は翌日から始まり出し  物の見事成功裏に推移した!!!と気分!!!
それから1日も欠かさず交尾活動が続き、今日に至る!
既に報告したようにガラ温室への訓化は順調と言うより完璧で火の打ち所が無く翌日から室内餌取りが完璧に始まった!
魚:ウグイの齧りは凄まじく、また砂糖水の消費も唯事ではなかった。 こうした餌の供給が潤沢に展開された所為か?児捨て現象は余り見られなかった!!!
それだけ餌が潤沢だったんだろうと推測する。
交尾の画像撮影は友人の百ちゃんが4日、yが9日入り込んで行った。
yの場合、色々なカメラ、レンズを試せると言う幸運にも恵まれこれまでの蟲の眼レンズからマクロ主体にして見た・・・
欲を言えば限がないがガラ温室がもう少し大きく、自然環境のような植物群があったなら最高の画像になったと・・・・ どうしても「蟲の眼レンズ」の活用をしたかった。
狭い空間内だと生息環境まで写り込まれるのでやや不自然な画像になってしまう。
百ちゃんに見習って今回はマクロレンズ主体で撮影した。

もう少し撮りたいシーンが在るが、今日、2時間近く頑張ったが終焉間近?の所為か?中々オツルミさんに出会えず効率の悪い撮影だった。
先日の2日間が山場だった事は紛れもない!!!
それでも約1ヶ月近く色々と観測出来生涯最後に近くなるであろうヘボちゃん交尾と言う恵まれた光景を拝見出来大満足の日々を送って来た。 大方は松の木の手入れをしながらの撮影、観測だったので時間が思うように避けられなかったがそれでも満足感は得られた!
今回の反省点と今後の抱負を決めた!!!
来年はもっとn(試料数)を増やそう!!!!!と・・・・・ 
撮影の効率が上がってロス時間がなくなる・・・
そして、どうしても山岳地帯の貴婦人!!!「キイジス」(キオビクロスズメバチ)の最高画像を撮り試して置きたい!!!
「キイジス」の交尾シーンは、過去に若干試みただけ・・・



どうだろう。。。。。 
こんなシーンに出会えるなんて蜂狂冥利に尽きる!!! 誰もが遭遇できるものじゃァーない!!!
来年はこのシリーズで一旗揚げたい企画を持っている。 山岳地帯の貴婦人!!! 本当に美しいヘボちゃんだ!!!



このヘボちゃんは色合いといい豪胆さといい申し分ない。 シダクロのツインで眺めると圧巻の価値感を感じて来たのでこの貴婦人で同様なシーンを作り出して見たい!!! 究極の挑戦だ!
来年は或いは不作に成るかも知れないが3巣位の持ち込みを考えている!!! 今から手薬煉を曳いて構えているところだ!!!   

こうして、長かった交尾期間だったが、アッと言う間にヘボちゃん観察の中で最高の時間帯が過ぎ去って行く・・・  
カメラ群の再整備も進んでいるので画質の大向上が見られ今後作ろうとしているヘボちゃん写真集(続編)の製作が待ち遠しい!!! 
これが人生最後の作品になるかも知れない!!!  
自然界で「キイジス」の交尾画像が撮影出来れば最高なのだがこればかりは非常に難しい作業だ!!! と言うより、先ず、不可能だろう!!!策が無い訳じゃァ~ないので「蟲の眼レンズ」実現させたいなァ~~~!!!  夢だけはデカク持っている!!!   
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     『 ヘボちゃんの行動観察! 』

2018-11-27 23:30:01 | 日記

             


昔から昆虫の行動パターンを解読するのは得意だった! 
行動を開始するとノメリ込む質で疑問を感じるとトコトン嵌り込んで行く・・・
蟲さんの中でも取分けヘボちゃんの習性把握には特別の興味を抱いて来た!!!
はてな?、どうしてだろう?、疑問を持つとその根源を突きとめねば納得いかない質で今日まで遣って来た!!!

一昨日の事である!
曇り日の翌日、気温も上がり絶好の小春日和となった。
雨や曇り日の翌日ヘボちゃん達は満を持して交尾活動に出る!!! こう言う行動はもう30~40年前から熟知していた!
一昨日はこの上に更なる発見を見た!!!
この所気温が急に下がりヘボちゃん交尾に支障を来し出していた。 気温低下だ!!!
この対策として引き戸を締める算段をした。 当然、空気の流れが鈍感になる!!!
これが原因していたのだと断定するが、気温上昇の割に交尾活動が促進しなかった! 一寸疑問を感じた。
外気温が高いので引き戸を2枚開け空気の流れをよくした。 爽やかな風が流れ込みサテアン内は一転外気状態に近くなった。
するとどうだろう!!! ヘボちゃんの交尾がバタバタと始まった!!! ほんの14~5分の身近な時間帯だったが大変革を知った!!! 





ヘボちゃんの外気を知るセンサーの俊敏さを知る!!! こう言う行動も取るのだ!!! 
もう何十年とこのような行動を認めて来たがこんなセンシティブな感覚を持って居るなど知る由も無かった・・・ 大発見と言えよう!!!

そして、ガラ温内で働き蜂達が餌取り(魚や烏賊齧り、そして砂糖水摂取)をしているのは言うまでも無いが、脚元で異様にシツコク這い回っている働き蜂を見た。 見ると雄蜂の飛翔筋を噛み砕いている!!! 大型スズメバチがよくする行動だ!
獰猛な半面を見た瞬間だった!!! 
よくよく見るとこう言うヘボちゃんを何匹も見た!!!
今年のヘボちゃん発育は寒波が一向に遣って来ない為交尾活動が遅れ気味!!! まだまだ全盛期を迎えている年も珍しい! そして餌取りも健在で細々とながら未だ続いている・・・
これも発見だった!




餌取り中のヘボちゃんにチョッカイを出すとこの雄蜂を齧りながら空中を飛ぶ!!!  
これも意外だった!!! 
獰猛な一面を見た瞬間だった! 

こんな症状を毎日見ている・・・  
蜂狂冥利に尽きる日々を送っている!!!  
備に観察していると色々な事象に出っ化し何となく博学になって行くような錯覚に陥る・・・   
良き時間を過ごしているのかも知れない?  
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     『 Pentax K-1 撮影システムの検討・・・ 』

2018-11-27 00:29:20 | 日記

               


yの場合、ヘボちゃんや野生蘭:「イワチドリ」の撮影にはマクロ・レンズを使って撮影をすることが多い!!! フィールド状況によっては自作「蟲の眼レンズ」を使う事もある。
今秋、ヘボちゃん撮影の撮影再挑戦に火が点き手持ちのカメラ、レンズを使って最高傑作画像の取り込みに挑戦している・・・
こうした撮影に至ったのは友人の百ちゃんの影響:刺激も手伝った!
過日、百ちゃんに作品を見せて貰う機会が在りその素晴らしさに刺激された!!! 何と言っても最高峯とも言える Pentax 645 に 645レンズを付け超高画質の画像を数多く撮影、これに刺激された。
振り返ればPentax 645 が発売された折その高画質に驚きチャンスがあれば挑戦して見たい!!!と思った事があった。 ボディーだけなら何とかなると思ったが、最低4~5本は欲しいレンズ群を考えると手が出ず諦めた!記憶は新しい・・・
こんな一時があったので余分に興味が湧いた。
その百ちゃんが、数日、我サテアン:ガラス温室に来てヘボちゃんの交尾撮影をしていた・・・
そして、百ちゃん流ヘボ交尾画像を撮影、その一部を写真にしてプレゼントしてくれた。 正直、流石!!!だと思った!

我の手持ち撮影システムで Pentax 645 に迫る出来ないものか?と考えるようになる。
先ずは、購入したての Olympus システムを使っての画像から始めた。
が、このヘナチョコレンズではどう挑戦しても無理があった。 撮像素子に雲泥の差:月と鼈の差を感じた!!! 60mmマクロレンズ、30mmマクロレンズを試みたがレンズ解像度と撮像素子の品質差には太刀打ちできない事を知る・・・

然らば!!!と、Pentax、Canonのフルサイズカメラを使っての挑戦が始まる・・・
まだまだ、道半ばだが Pentax K-1 を使っての画質にそこそこの光明が射して来た・・・昨日、一昨日の事である・・・
初日は、30mmマクロレンズで挑戦して見た。が、思った程の改善は見られなかった。
2日目、普段殆ど使わない100mmマクロが戸棚に眠っている・・・ 買ってイワチドリを撮影した事があったが、近接撮影としてはやや不向きでそれ以降お蔵入りに!!!
使って見ると驚くべき解像度に出会う!!!
この向きで行くと色々の改善を加えると 645 には程遠いが幾らか近付けられる事が出来そうな雰囲気?を感じた。

今日も挑戦したかったが、生憎のお天気!!!
明日以降に持ち越し!!!!!
第一印象では巧い条件出しが出来ればかなりの質向上が望めそうだ!!! その一端を認めて置こう・・・
  頗る鮮明画像が得られつつある・・・  








ヘボちゃん體の部位:部品や決定的瞬間を狙う事になるがそこには運と決定的出会いに恵まれないと中々思うようなポーズには出会えない!!!
巧く行って1日中遣って1枚撮れるか否かの世界だ!!! それだけ昆虫撮影は難しい!!!!! 
先ず、フィールドを知り尽さなければならない!!! 蟲さん:ヘボの習性を熟知しなければ狙いの瞬間撮影は先ず無理だ!!!
そうは言ってもこのようなチャンスに恵まれる事は先ず非常に少ないので昆虫写真家の多くはフィールド作りから始める・・・ yに言わせると半ば遣らせ?とおも思える行動だがこれとてそう簡単な事ではない!!!
極々一般的に自然界に出掛け狙った決定的瞬間に出会えるチャンス等皆無に近いだろう? そこには計り知れない根気と努力が存在している・・・
多くの方々はこの時点で、先ず、挫折してしまう!!!
幸い、老い耄れ爺の場合、フィールドは、先ず、手の内にあるのでこの点だけはで、恵まれていると言えよう!
昨今撮影機材にも恵まれ、また、「蟲の眼レンズ」と言う武器を確立できたので残り少ない人生、来年は集中して画像撮りに専念して見たいと思っている・・・
「軍」:シダクロスズメバチ、「キイジス」:キオビクロスズメバチ、大型スズメバチの生態画像にも挑戦して見たい!!! この所見出しつつあるPentax K1 と 100mm マクロはかなり有効な武器になりそうだ!!! 

  そして、飛翔画像には、Olympusさんが威力を発揮してくれる・・・
これも画像の世界に大きな光明を与える事だろう? ヘボ写真集の続編編纂が待たれる・・・ はたして?、これ等が最後のお勤めとなるか? 
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     『 漸く、寒波到来! 』

2018-11-25 00:02:38 | 日記

               


今年も余すところあと1ヶ月余りに・・・
振り返って見れば異常気象の連続だった!!!
この流れが今でも続いている・・・
ここ数日寒波到来で、漸く、例年通りの気温になって来た。氷点下の日が続く様になり寒い国、信州でも毎日のように氷が張っている。
これが例年の気温で今迄が余りにも暖か過ぎた!!!
昨日は雨か雪の予想だったが、大幅に狂い午後からは薄日が覗くようになった。 だが想像以上の寒さで3時過ぎには野外作業を打ち切る程だった。

ガラ温室へ入れたヘボちゃん達の交尾状況を報告して置こう・・・
暖秋が続いていたので交尾の進捗状況がよく読めなかった!
例年だと11/3、文化の日を過ぎると霜が降り寒波が到来!!! だが、日中は小春日和になり気温が上がる!!! こうなると晩生(おくて)のシダクロスズメバチの交尾促進が開始される。 だが、今年はその節目が余りよく読めなかった。
交尾状況は順調に展開されてはいたが山場が読めない!!! こんな年は過って無かった!!!

この所の寒波に刺激されたのか1日間は空いたがこの寒波で「交尾時期が来たよ~~~~!」とばかりの自然信号が発信され遽しいばかりの交尾が展開された!!!
従来のパターンだと第2期の山場に当る!!!
まだまだ彼等の行動パターンが完璧には読み切れていないが10時半~11時半位の間で太陽光が順調に降り注ぐとほんの瞬間だがバタバタの交尾が展開される!!! 





圧巻だ!!!


一昨日と今日その場面に出会いさせられた!!!!!
天井や壁を仰ぎ見ながら交尾蜂を探す・・・
これを棒の先に集らせ撮影ポイントに移す・・・慣れないと結構微妙な動作や操作が求められる・・・
そして、撮影という段取りになるのだが、個体差に依りほんの1~2分でオツルミが終わってしまう御仁達が多く、中々、旨いチャンスに恵まれない!!!
オマケに働き蜂が纏わり付いて来るため防護網を被ったりしているので動作は緩慢になる!
毎日のように発信しているヘボちゃんの交尾画像はこうして撮影されている・・・

絶好のシーンに恵まれるチャンスもあるが大方は中々思うようには行かない!  何せ相棒ちゃんが動き回るので結構厄介だ!!! 瞬間にシャッターチャンスが逃げ去る!!!
これまでは買い立てのOlympusシステムで撮影したが、今日は慣れ親しんで来たPentaxを引っ張り出して見た・・・
寒波到来で山場を過ぎてしまったと見るがもう少し辛抱して撮影を試みよう・・・
今、抱いている絶対のシーンが在るのだが中々思うように行かず苦戦している・・・ツインの交尾光景だ!!!
天井を覗くと交尾蜂に複数出会える!!!と言うチャンスが無いとこの目論見は巧く行かない! 今日も奮闘したが傑作は生まれなかった!!!
今年は諦め来年これまで遣って来たような複数巣投入する!!!と言う手を講じなけらば実現が難しいかも? 
複数交尾に出会えないと実現できないシーンだ!
こう言う雰囲気の画像を狙いたい!!!が、こんなのでは、全く、構図が成っていない!!!  
ヘボちゃんが動き回るので大変苦労する! 終焉近くになると撮り易くなるのだが、今度はオツルミさんが居ないときている!!! そこに撮影に難しさが在る!!!  



今年投入したコロニーは想像以上に巨大巣に展開されていた!
今現在も餌取りをしている状況!!! これが為、今日でもこうしたフィールドが確保されているのだ!!!



果たして、明日も出来るだろうか?
例年だともう終盤を迎える時期になっている・・・
赤松の手入れが丁度今日終わったので暫く此方に集中しよう!!!!!

Olympusより撮影機材:Pentax K1 + 35mmマクロの方が格上のように思える・・・ これも詳細に検討しなければならない!!!  
明日は100mmマクロレンズで挑戦して見よう! 
マクロレンズも彼是10本近く持っているが比較検討した事も無くどのシステムがベストなのか未だ掴み切れていない!!!  百ちゃんのPentax 645 に立ち向かうにはこの検討は避けて通れない!!!  
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     『 キャラバン:不法難民!!! 』

2018-11-21 23:35:57 | 日記

               


この所中南米(ホンジュラス、グワテマラ、エルサルバドル等)から何1000kmと言う距離を歩いてアメリカに入ろうとしている不法難民の話題が毎日のように報道されている・・・
実に困った話でy等人間性の低い者にはどう判断したらいいか判らない!!! 賛否両論でアメリカ国内にあっても分断!、真っ二つに割れている!!!
有史以来こう言う民族大移動の話は自然の流れで貧困国から富める地域、国へと民族移動が行われて来た。
物の書物によればアメリカ・インディアン、南米アンデス人はアラスカを渡ってアジアから移動した人間らしい! こう言う人間共の大移動を考えると今回の騒動などチンマイモノだ!

トランプさんが大統領になり保守主義を踏襲!!!、南米諸国からの不法移民排斥を強く詠って来た!!! 
こう言う流れは今に始まった事ではなくかなり前からアメリカ国内では燻り続けていた・・・
元々、アメリカ合衆国は歴史的に隣接する国境諸州をメキシコから買ったという経緯が在り西部開拓史の頃から無理やり国境の街を分断して来たという経緯がある。これが今日で言うツイン都市でティファナに対するサンジェゴ、シューダーファーレスに対するエルパソと言えよう!!! 生い立ちは元々同じ町だったのだ!
アメリカ南部諸州を旅した人間なら国境の街でこうした不合理な光景を垣間見て来た御仁は多かろう?
y等もその一人で、幸運にもそう言うアンバランスな街光景を垣間見て来たのでこうしたキャラバンの話になると人一倍関心を示す!!!
現役時代、カルフオlルニヤ州のサンジェイゴティファナ(メキシコ側の隣町)、テキサス州のエルパソシューダーファーレス(メキシコ側の隣町)国境を越え両町を見る機会があった。 

ElPasoはテキサス州の西果ての砂漠町に在りメキシコのシーダーファーレスとツイン都市で発展して来た。

ElPasoはこんな砂漠の中の町だ。。。
もう彼是30年も前の話である・・・
これだけ前であっても国境を超えるのは非常に厳格に取り締まられていた!!! 高い塀や柵が張り巡らされ銃を持って兵士が常時メキシコ側に睨みを利かしていた。
本社からの若干の支援援助という事があってシューダーファーレスには3~4回お邪魔した事があった。 
Oregon,Portlandからの支援と日本に帰ってからの支援と確か数年に亘って出向く機会があった。
Oregonからの支援の時はPortlandからYuta州Solt Lake ヘデルタで飛び、ウエスタンに乗り換え、El-Pasoに向かった。
ElPasoはテキサス州の偏狭な街で如何にも南部諸州の手遅れになった街並みが続いていた。
アメリとはいってもEl-Pasoは貧弱な街で田舎町だった。 食事も儘ならない程の田舎町でPortlandとは落差を感じた。
誰が何処で企画立案したか知る由も無いがFlPasoに拠点を置き工場は賃金の超安いシューダ―フアァーレスに!!!!!! 日本円ドル対応ベースが@220円-ドルの時代だった。 この時、ElPasoとシューダーファーレスの賃金レイトが101と言う話だった。誰が考えても法を冒してでもメキシコ側からアメリカサイドに逃避しそこで働き、生き続けたい!!!と言うのは人間の心理。
シューダーファーレスは寂れた町で日本の田舎町より色々な面で遅れていた。 此処で眼鏡レンズの工場を立ち上げたのだが順風満帆のスタートは切れていなかった。こんな事もあり確か4~5年してこのプロジェクトは閉鎖する羽目になる・・・・・

こんな一件に立ち会う事が出来アメリカとメキシコの国境の町:姉妹都市を知ることとなった。
聞いた話だがサンジェイゴとティファナはこの大型版だと言う・・・ 元々は同じ町で、メキシコが戦争に負け分捕られた土地!!!、其処には強制的な分断が在った!
それはそうだろう!!!
国境の町はその昔は同じ街並みで戦争、買収等々で強引に線引きされてきた経緯があるので無理もない。
西部劇にも出て来るリオグランデ川を挟んで北側がアメリカ、南側がメキシコと言う分断だった。
日頃はこうした国境都市の紛争なのだが今回は更にインターナショナル版になり中南米諸国から迫害、暴力、強姦等々治安維持にも恵まれない人々が国を捨てメキシコを経由して安住の地アメリカへの大移動で7000~8000人規模にも成っていると言う・・・
TVではティファナが大々的に報じられているが間違いなく此処シーダーファーレスでも同様なキャラバンが押し寄せて来ているようだ!
当事者アメリカにすれば厄介な事象で出来れば避けて通りたい! 唯でさえ国境の町では検問が激しく施行されて内紛が絶えない・・・
大統領令で取り締まるという政策が採られているが厄介な話になっている・・・
こう言う話は中近東諸国、アフリカ諸国では日常茶飯事で別に珍しい話でもないが、メキシコ経由で不法に入り込むと言う大移動はどう見ても国家的で頂けない!!!

幾らかの齧り掛けの知識で災いしているがこの一件にはかなり関心を持って居て毎日のようにその経緯を直視している・・・
一体どういう形で収斂して行くのだろう?
  


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