この冬一番の大仕事、長年掛かって検討、掻き集めて来たレンズ群への儚き挑戦が始まった。
其処には未だ解明され尽くされて居ない「ヘボ」ちゃん體(からだ)構造解明と言う誰もが挑戦できない夢への闘いだ!!!
世の中広しと雖もこんな事に人生を掛ける奴(やつ)はいないだろう?
もう10数年も前になるだろうか?昆虫写真家:高嶋さんに特殊マクロレンズ: Canon MP-E 65 成るレンズを教えて貰いこのレンズの虜となった!!!
カメラ、レンズ業界は広い!!! だが、マクロレンズで等倍以上の撮影が出来るレンズを擁している会社は Canon を置いて無い!!!
理由は良く判らない?
商品としてマーケットが小さいのかも知れない? 技術的に早々簡単に開発出来ないのかも知れない?
理由はともあれこのレンズの優秀性にはゾッコン惚れた!!!
何せ、あの小さな小さなヘボちゃんの體がこのレンズを通すと見えて来たのだ!!!
青天の霹靂だった!!!
当時は、未だ、多少のアルバイトをしていたのでこのレンズを知ると発ち所に買った!!!
今流行のオートフォーカスは全く効かない厄介なレンズだったが、ストロボのお陰も手伝い何とか入り口だけは抉じ開けられた!!!
このレンズから見えて来たものは絶大で正直 Canon 様様だった!!!
yのヘボちゃん画像:写真集を持っておられる方はほんの一握り!!! 全国地蜂連合会会長の今井さん、高橋さんとドクちゃん位だろう?
写真集を作ると光沢紙、インク使用量が尋常ではなく非常に高価なものとなる!!!
後に計算して見たが、光沢(半光沢)A-4紙にベタに打つと@200~300円/枚にもなる。 50~60枚の写真集にすると優に@10000円は超えてしまう。
いくら欲しくてもこんなモノが売れる訳もない!!!
会長さん方にプレゼントしただけでこの企画は止めた!!! 14~5年も前の事である!
しかし、この夢は今だ健在でコストダウンを考えながら、昨年、廉価版に挑戦!4~5冊作った。
この写真集にはyの撮り貯めて来た秘蔵写真が120~30枚も入って居る代物だ!!!
話は変わるが、昆虫写真を上手に撮る写真家は錚々居ない?
yの知る限りでは若き高嶋さんのスタイルが大好きで見習うべくお手本にさせて貰っている・・・
其処へyの昔のヘボ仲間:百ちゃんが現れた!!!
6版を使ってその昔写真を撮っていたという話は蜂追い時聞いた記憶が在あった・・・
一昨年偶然にも百ちゃんの写真を見る機会に恵まれた!!!
Pentax 645 をフルに使った決定版的写真群だった!!!!! 何と素晴らしい写真を撮る人なんだろう? 見直した!!!
それから色々な画像を見せて貰う機会が2~3度あった。
蝿取り蜘蛛が蝿を咥えている画像、カワセミが魚を咥え叩きのめしながら食している画像、総てが生態画像でその高品位の画像には驚かされた!!!
昨年末もヘボちゃんんの交尾撮影に我が家に来たが画像集は青天の霹靂で大きな衝撃を受けた。
こんな一件もあり前々から彼の世行きまでに過っての願望を適えたい!!!と目論んでいる矢先でもあった。
写真集の第2弾である!!!
嬉しい事に此処5~6年間非常に苦戦して集めた
物故レンズも勢揃いし、また、想像すら出来なかった Olympus EM-1 Mark Ⅱに出会え物故レンズの見劣り性をカバー出来る目途付けが見出せた!!!
夜な夜なアジア・サッカーを見ながらカメラとレンズを弄り回している・・・
その挑戦を、昨日、鼻水を垂らしながら試みた!!! これで行けるかも?
まだまだホンの序の口だが確かな感触を得た!!!
其処にはカメラとレンズの組み合わせ、補助具としてのストロボ、イクステンションリング等等光明が射しつつある!!!
少々、試し撮り、序の口品をを・・・!!!
①、Olympus EM-1 + イクステンションツーブ(原寸のオリジナル)+ 38㎜ F2.8マクロレンズ
②、拡大イクステンションチューブを外しボディーにレンズを時下付け
イクステンションチューブなしで一般的には行けそう?
ヘボちゃんの細かなボディーパーツはチューブを付け拡大することが必要のようだ!
このレンズとF2.0、20㎜マクロレンズもあるので更なる詳細撮影にはこちらを使うと更に実が上がる!!!
Sigma の Merrill も好きなカメラだ!!!
これで撮った品位は実に高品位で素晴らしい!!! 併せて載せて置こう!!!
Sugma DP-3 Merrillにマクロ探検隊と言う拡大レンズをじか付けすると同様拡大画像が得られる!!!この画像もどうぞ!!!
モデルさんを一寸変えて・・・庭椿の種の根元部を拝借!!!
Merrillも生態画像を撮影出来るカメラとレンズだ!!! 寧ろ此方の方が画質が上だと思える!!! 撮像素子Fovionの成せる技と言えよう!!!
所で、
しかし、モデルさんが未だ交尾トラップ:新聞紙の儘で如何にも人口要塞のようでミスマッチングも甚だしい!!!!!!
此処に配慮を配慮せねば写真にならない!!!
今日、この手当てをした!!! モデルさん選びとトラップ回収に3~4時間も掛かった!!!
新聞紙トラップ100個近くを回収しながら中味の点検をした・・・
女王様達は昏々とよく眠っていた! その数、凡そ3000~4000匹!!!
死亡率略ゼロで完璧な保管状態!!! 越冬保管にはこの手がベストだろう!!!
実は、このガラ温室で小規模ながら
山岳地帯の貴婦人:「キイジス」の交尾も試みていた!!!!! 昨年10月の事である・・・
昨秋、ホンの僅かだったがこの眼で交尾を見ていたので何がしかは居るだろう!!!との自信があった。
予測は図星でシダクロスズメバチ群の中に9匹の「キイジス」を見出した。 未だ他に潜って居る御仁も居るだろう・・・
これはこれから撮影する貴重なモデルさんになる予定で大事に大事に
特定籠に入れて遣った。 併せて「シダクロスズメバチ」のモデルさんも選別、同様、撮影出来る籠入りをさせた!!!
これでバッチグ~~~、モデルさんの手当てが出来、且つ、「シダクロスズメバチ」の蜂放手段も出来早春を待っている・・・
併せて生存率を上げるべく湿度管理の手当ても加えたのでこれを定例的に続ければ完璧な越冬態勢になるだろう!!!
遣らなければならなかった作業が今日、漸く、出来た。
数日して本格的なヘボちゃん休眠姿の撮影が始まる!!!
結果や如何に?