来る日も来る日も実に寒い!!! 寝る時間帯が遅いので朝寝坊の日が続いている・・・ 老いと共にこのような習慣が根付いてしまったようだ・・・この時期、写真集造りに入ろうと思ってはいるが一向にその気になれない!!! 何時でも出来る!!!という気持ちが強いからだろう?
この時期、気になるのは「イワチドリ」の植え替え作業、そしてmyサテアンに眠る超貴重な『キイジス』と『シダ(軍)』の休眠女王蜂!!! 滾々とよく眠っている!!! 昨年も山岳地帯の貴婦人『キイジス』と『シダ(軍)』の女王蜂がかなりの数採取できたのでこの子達にモ写真撮影をぼちぼち遣っている。こうした作用は長年続けているので彼女等の冬籠りの生態が完璧に解明されている。自然界のモデルさんを見つけ出すことが不可能に近いのでこうした作業は極めて貴重だと考える!!!寝姿を完璧に把握する!!!こんな事は老い耄れ爺のような試み無くしては有り得ないことだと考える。そして、春先には旅立ちというこれも自然木では見られない挙動が把握できた!!!
寒い時期の撮影は超大変だ!!! 不幸にも気温が上がるとモジモジと動き出し体力損耗を引き起こさせ其処には死が待っている。 体力消耗だけは気を使いモデルさんとして動き出すような日は選べない!!! 昨日も一昨日も鼻水を垂らしながら暗くなるまで撮影を続けた。撮影した画像はカメラの進化も手伝い超高画質で撮影できる。モデルさんに昨今『キイジス』も参加しているのでその色合いたるや最高の水準にある!!! 長野県に住んでいる御利益?暖地族が試みようとしても不可能な作業だ。カメラはSigma の撮像素子:Foveon には頭が下がる。この色合いはどこのカメラメーカーでも出せまい!!!!!画質が超イイ上に色合いまで付き合ってくれる。撮像素子46万画素がなせる業と言えよう・・・そして、Pentax、Olympus まで加担してくれている。深度合成なる術もマスターし時々織り交ぜて撮影している。ここ4~5年の間にカメラの品質は飛躍的に上がりもう過去の画像等は見られたものでは無い!!! 先ずは、我が家の『ツワブキ』の冬姿から・・・ 此処から綿毛が飛んで近傍に子孫を増やしている・・・
ヘボちゃん女王蜂を新聞紙トラップからより安住の地へ移してやった・・・こうして混成群が引き続き昏々と眠り続けている・・・
カメラはSigma DP-3 、撮像素子:Foveon を抱いた世界でも Sigma しか使っていない渋い色合いを出してくれるカメラで撮影した。最近、表現力を上げる為レンズ開放で撮影させ周辺呆け画像にし表現力アピールの画像を多用させている。そして、面白いことを見出した。レンズ手前に凸レンズ8㎜、12㎜、24㎜をアダプターを介し付けると倍率アップの画像が得られる!!!こんな悪戯もしながら表現力を多様化させた試みもしている。その内にドアップ画像も載せて行こう…
休眠姿の鑑賞ポイントは女王蜂の口器・触覚と翅にある!!!!! 自身最も外敵に対し弱い冬期間、木の皮や落ち葉の葉陰、葉裏等に身を隠し、こうした防備の中尚且つ触覚と翅は折り畳んで脚等で防備保護させて休眠体制を取っている。口器は大顎でガッチリと固形物に嚙み付き体を固定化させている。中には大顎で噛み付き全体重を支えつつ冬を越している御仁も数多いのには驚かされる。冬期、ヘボちゃん女王蜂を観察する重要なポイントと言えよう・・・ 自然界でこのような姿を見る事は不可能に近く、40数年前こうした姿を見た時は青天の霹靂だった!!!
蜂狂さんの多くは、食べる事に執着している御仁が多いように見受けられる。端に『食べる!!!』だけでは申し訳ない?この子達の生態にも気を配りつつ多少の労りの心使いも差し上げて遣りたいものである・・・と、ついつい考え込むことが多いこの頃である・・・
どうでしょう。この艶々した体色!!!寝姿の頑張りよう!!!大顎だけで食い付き冬中頑張り続けている姿等見るとこの子達に多くの将来(これから)に応援をして上げたくなるから不思議だ。人間族(賊?)の食エゴ?だけでは済まされない時代がもう直ぐ目の前に見え出している・・・捕食動物の最頂点に居るばかりでは済まされない時代がもう直ぐ:近々、必ずやってくる・・・と思うのだが… どうだろう?
早くも夕方が待ち構えている・・・ こんな馬鹿言ってカキコをしている余裕はない・・・ トラップからの休眠女王蜂をより安全な箱に移す作業に入ろう… そして、モデルさんとしても頑張って貰おう!!!