ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 神秘な世界に浸る・・・ 』

2024-06-28 16:24:43 | 日記

             

早いもので米寿記念ヘボサミット後早1週間が過ぎた・・・ 記念祝いに頂いた今年の初ヘボちゃん飼い蜂、それ程大きな巣では無かったが、日中は兎も角、朝晩見るとよく通っている・・・ 餌を与えるも鶏肝をよく食べる!!! 鶏肝の塊を総て平らげるという訳でもないがセコセコの餌場と往復している。 夜間か早朝の事と思うが何者かが餌場を学習し朝見ると取れれている・・・ 食に関しては生存競争が激しく如何なる世界を傍観しても其処には『食うか食われるか?』の世界が展開されている。

近場や如何に??? 子孫が継続されなければならない場所を特選して歩いて見た・・・ 昨秋、種蜂を残した場所ばかりである!!!山の飼育場で清掃時の残骸処理でその展開振りは判る!!!残した総てが、3巣とも王台、略30㎝角、6枚~9枚という巨大コロニーばかりである。山の飼育場の食の豊かさが歴然と判る。中でも王台9枚には驚かされる!!!巨大巣である!!!この場所界隈の営巣状況をチェックしてみた。6月下旬ともなれば十分過ぎる季節柄である。 丸4日連荘で餌付けをして見た 全くのオケラさんで反応なし!!!更に付け加えるに 晩秋まで生き永らえた自然巣界隈も下見した・・・ 期待を裏切る状況で正直、落ち込んだ!!!落ち込みが更に倍加したのは、早春、手塩に掛けた休眠女王蜂もやや早かったが、その界隈に撒いたのだ!!! 結果や如何に? 惨憺たる結果で其処ではヘボちゃんの姿を見る事は出来なかった!!!この落ち込み度合いは言葉では言い尽くし切れない!!!  もう30年近く同じような作業を繰り返してきたが、思うような結果は得られていない!!!多産系動物の世界では生まれてくる赤ちゃんの数が多い種ほど叡尊率は低いという。よく引き合いの出される『鮭』の赤ちゃんは2パーセントそこそこしか成魚になれないという!!! ヘボちゃんもこうした仲間だろう? 昔々父親から教わった生存率は5~8巣/コロニーが経験的把握であると聞いてきた・・・晩秋ともなれば小型コロニー~王台が6~7枚にもなる大型コロニー種等種々あるが押しなべて2000~5000匹の女王蜂産出は堅い線だろう?父親からの教え5~8巣/コロニー営巣を以てすれば鮭等の多産系動物と肩を並べる低い生存率という事になる。 私のヘボちゃん交尾~越冬履歴は彼是34~5年にもなる。が、経験的に父が教えてくれた率より更に低い事が解ってきた。これは放蜂時期ともかなりリンクしていて未だその時期の適正期は掴み切れていない!!! 春のお彼岸前後である事はよく判るが、この時期、その年年で温暖の激変を繰り返していてこれが一番のネックポイントになっている!!!お彼岸前後になると春の小春日和が続き、眠り続けているヘボちゃん達は一斉の騒ぎ立てる!!! この時期、型巣温室は解放状態にあるので早い目覚め見御仁達は旅立って行く・・・ 春先我が家の周りに女王蜂が多いのはこの為である。 正直、ザラザラいる!!! こうした最中、寒波が押し寄せるとこのザラザラが萎んでしまう!!! こうした寒波が最大の自然界淘汰現象因になっている事は判っている。が、どうする手当も出来ないでいる・・・ 山に放たれた女王蜂達の群も此処で淘汰されること思う? 今年もこうした寒波が何回かあつた!!!

更に加えるならば、5月に入っての寒波は頂けない!!! 我が家の庭木、『一位』の芽が茶色に染まる年が続いている。 この辺の農家では植え付けたレタスの苗が枯れる!、ブドウやリンゴの芽や花が霜に会う!!!!といった凍害が毎年のように続いている。今年も例外では無かった!!!

ヘボちゃんの生育に及べば、こうしたお零れを今年も受けたに違いない!!! これが為の影響だろうと推測する・・・ 少々悔しいがどうする事も出来ない!!!!! 昨日、Oさんと何時も遣る場所へ出掛けたが、反応は捗々しくなかった。 たった1匹付いた『軍』の働き蜂、餌運びも今一で何回か繰り返した『尺取虫方式』の不具合も重なり探巣まで至らなかった。 何せ、餌に来たのはこの1匹だけだったのでどうする事も出来ず我々の技術を以てしても見付けられなかった!!! 一番は巣が小さい事を意味している!!!

 

長距離移動を試み、暖地へと切り替えた。ここでは、打って変わりどの餌にもヘボちゃんが来ていた。 超超難波で探巣には至らなあったが典型的な『スガレ追ひ』が出来た。時間がもっとあれば追い込んだ巣がいくつかあったので見付けられた?と思うが、後日、再挑戦することにした・・・

こうした遊びの最中、探求旺盛な老い耄れ爺、色々な出会いに恵まれた・・・ 言わずと知れた植物達である。一寸紹介しておこう・・・少々、気に入っているコイツ!!! この花が秋になりと実が要り結実する。背丈5~6㎝の可愛い『コケモモ』の仲間である・・・ また、苔の中で今年も此奴を撮影することが出来た!!! 何とも不可解なな輩でまだまだその本体を解明できていない!!! この所、先の北八ヶ岳に引き続き珍奇な輩に出会えているのでこの方面の探求にも傾注していきたいと思っている。

実に小型にして可愛らしい『コケモモ』の仲間である・・・ そしてソシテだ・・・ こんな薄気味悪い輩にも…

昨年もこの地で撮影に成功させているがコイツいったい何物だろう? 苔の中から出ているので苔の鞘(胞子)とも思えるのだがよく判らない!!! そして、これ迄余り見たこともない輩に出会った!!!珍しくも傘に筋入りの茸!!!翌日は萎んでいて、ほんの瞬間な出来事だった!!!

撮影は質感を其の儘写し取るフォビオンセンサーカメラで狙って見た・・・実に珍奇にして悩ましい茸である・・・

 

 

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2 コメント

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Unknown (村夫子BUN)
2024-06-29 09:38:13
『コケモモ』の仲間、ウメガサソウですか?

黒い鞘、興味津々です。
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Unknown (極楽蜻蛉)
2024-06-30 10:29:28
前々から博学なBUNさんに聴けば判るだろうと思っていましたが、カキコして良かった!!!
この個体、もう5~6年も前から注目のカワイ子ちゃんで、毎年、画像のモデルさんになって貰っていた・・・

「ウメガサソウ」!!! 『コケモモ』の仲間だろうとは思っていましたが、名前まで判って良かった!!!
気を付けて山野を散策しているとコイツ結構彼方此方で見る事が出来る・・・ 今時の存在感は大きくニュー白色の花弁は非常に目立つ!!! 晩秋には赤い実を付ける・・・ これで子孫を増やしているのだろう。 
有難うさん!!!BUNさん・・・
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