ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

    『 “ヘボ” ちゃんとの遭遇・・・ 』

2023-06-25 23:33:27 | 日記

             

昨日のことである・・・ Oさんからメールや電話を何回も頂いた・・・ もう半月も前になるが『スガレ追ひ』を兼ねてOさんからお誕生祝をして頂いた。『スガレ』の方はまだ早かったのか?女王蜂の出会えただけだったが、お昼ご飯の御馳走は美味しかった。これを機会に殆ど毎日のようにOさんとヘボ情報の交信をしている。

娑婆からは今年はヘボちゃんが居る!!!と伝わってきているが当地信州では見かける事が出来ていない!!! 餌を吊るしてほぼ毎日のように出掛けているが未だ顔を拝んでいない!!!内心焦りみたいな感情も抱きつつあるが娑婆との相違に何故なのか?解明できていない。個人としては天候不順説だと思っているが悲しいかな本当の所は読めていない。

Oさんに誘われやや長距離遠征をした・・・

昨日は5時起床。午後8時半帰宅。といった超丁場の『スガレ追い』をした・・・ 一昨年は物凄くいたが、昨年は無しの飛礫だった!!! その場所界隈に今年は居るという・・・今年は駄目か?と内心思いつつあっただけにこの地で出会えると心臓が高鳴った!!! もう子蜂ではなく2世代、3世代の働き蜂で中には非常な遠隔飛行をする御仁が多かった!!!巣の発育状態が読める飛行ぶりだった。老い耄れ爺の脚の状態は年々悪化の一途を辿りつつあって全く自信もなく冷や冷やものだが、超丁場にもかかわらずコナスことが出来た。到着間もなくもうヘボちゃんが付き2発で先ずはゲット。2発目の御仁は深い谷底へ高所を飛んで行く・・・脚場も超悪く、難航に難航を重ねた。健脚のOさんが居なければ出来ない範疇の代物。お仕置箱を使って6~7回は上り下りを繰り返しただろうか?超超難波過ぎ最終的にはギブ・アップした。その後順調に推移し4巣も見付けるという快挙!!!!!2時位から掘り出したが、掘り上げたのは5時半を回っていただろうか?結構難波の場所も有ったりでOさん大活躍、重たい荷物を背負ってくれたり、脚場造りをサポートしてくれたりで大変ご厄介になった。先に見つけてあったのも含め5巣箱入れしたが皆ソフトボールサイズで蜂数も多く最高級の代物だった!!! 昨今さんはオンブの抱っこ状態になってしまったが、二人で遣るとまだまだ捨てたものでもない。実力的には80~90パーセントはOさんの健脚と視力の賜物で決まっているがこれも恒例からくる贈り物で致し方ない。

家の帰ると8時少し前だった・・・それから30~40分ほど掛かり真っ暗闇の中4巣活けた・・・暗闇故かなり慎重に遣ったが…

今朝は、6時に起き、餌遣りをした。 もうポツポツと通い出していて、蝦に烏賊、鯏、そして鶏肝を与えた。見ていると餌の解け具合だろうか?容量の少ない蝦に付き出した・・・見てる前に数は増えていく。。。巧く収まっていてくれた事にホッとした。。。 大好きな蟲さんが一度に仰山来てくれたのでまたまた興味が膨らんできた!!! 環境はヤマボウシや梅が日陰を作ってくれてるので何とか持ち応えてくれれば嬉しい・・・

 

 

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     『 神秘な世界? 』

2023-06-23 10:48:21 | 日記

             

最近よく山に出掛けている・・・ 目的はヘボちゃんだが山野の観察を忘れない!!! 寧ろ、こちらの方が目的になっているかも知れない? 自然観察は大好きだ!!!こうした行動を通して未だ過って見たことも無い神秘の世界との遭遇に飢えている・・・今年もラッキーなことにこうした出会いによく遭遇しているのが嬉しい。皆さん、こんな光景に出合ったら如何感じるだろう?

   

木の株に生えているから茸の仲間かも? 隣には苔が生えているからこれとも関係がありそう?こんな中に檜の子供と共存している輩があった!! 絵になるなァ~~~!!!今考えている写真集の一片を飾ってくれるだろう・・・

苔から出ている胞子の類か或いは未だ見たことも無いキノコの親戚?も知れないが正直吃驚仰天した… 深紅色したこうした遺物にはよく出会っているがそれにしても驚かされる。この光景をこれから出そうとしている写真集の一部にと・・・前々から考えていた。こうした部類に山野草の知られざる雄芯、雌芯がある・・・ここにも神秘な世界が存在していて自然界はよく出来ているなァ~~~と感心する・・・

そして、植物と昆虫:蟲さんとの共存関係にも興味が注がれる・・・ 蟲との遭遇! 最近、レンズ:Macro機能が抜群に向上しているので画質が際立って向上した!!!この恩恵がこうした場面で如何なく発揮されている・・・ 追々紹介していこう…

 

 

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     『 脅威だった “ユキノシタ”・・・ 』

2023-06-22 12:23:10 | 日記

             

毎日のように山野歩きをしているが、気に入った山野草等、早々、見られるものでもない!!! 今迄大群落を成していた『サクラソウ』位がいい所だ・・・ 一時、乗鞍山頂で蘭の大群落かと大喜びしたことがあったが、何のことはない、それは『コバイケソウ』だった・・・ コバイケソウだって山野草だと言えばそうだろうが、老い惚れの感覚では山野草の部類には入れていない。馬鹿デカ植物だからだ・・・ 昨今『クリンソウ』の群落を発見したがこれとて40~50㎝の背丈にもなる輩で可愛らしさを感じるには程遠い。対象はせいぜい14~5㎝の背丈位にした・・・

この世の中に『ダイモンジソウ』と言う輩がある。一時嵌って集めたことがあった・・・晩秋、毎週のように富士見の植物園へ通っていた。 この変異個体は実に多い!!! 背丈の精々10㎝以下で実に可愛らしい!!!この時代婆ちゃんと木曽の阿寺渓谷に行ったことがあった。 極々普通の白花『ダイモンジソウ』だったがあの大峡谷の岩肌にしがみ付く様に咲いていたのを見て感激したことがあった。比較的作りやすい山野草で癒されていた時代だった。この時の大感激があったのでこの手の山野草には興味が湧く。

所で、花型を見ると『ユキノシタ』と『ダイモンジソウ』ソックリさんだ!!!!! 葉の紋様もよく似ている。 系統的に同じ種に属しているのだろうか?ただこの御仁は馬鹿でかく趣味家が収集するというような類ではない? 庭に植えても大株になりやや見苦しい!!! でも今回この赤花を見て少々考え直した・・・ 何でこんな山道脇にあったのだろう? その昔はれっきした渓谷沿いの山道脇だった。

 傍からこの株立ちを見ると白花に見えたが何となく奇怪?怪しかった!!!

こうして大写しして見ると『ダイモンジソウ』ソックリだ!!!だが違っていた・・・ 5弁の上3枚に点が幾つも幾つも飛んでいて此奴が虫達を呼び付けるポイントに!!!雄蕊と雌蕊は離れているが雌蕊は中央にデンと君臨している・・・ そしてソシテだ・・・ 媒介役の蟲さんを見付けた・・・ それは小型の『花虻』さんだった・・・ 結構濃色の色を抱いる奇麗な『花虻』だった。暫くはコイツがどんな役割を果たしているか?追い掛け回しその行動を画像に収めた・・・ 撮影にはカメラ2台を使った・・・Sigma  sd H   Quatrro  、OM-1 これに最高のレンズを付けた!!! sd-H  には70㎜のカミソリ・マクロレンズをつける・・・撮像素子:5600万画素。これにリミッターが付いたマクロレンズを使うから蟲さんさへ逃げなければ大接写が採れる。。。そして、OM-1には今一番評価が高いマクロレンズ:90㎜を付ける。これにもリミッターが付いているので物凄い迫力の蟲さんが採れる。。。

これ等は貴重な画像だ・・・ 花粉魁を運ぶ蟲さんは花によってそれぞれ違うから不思議、この世の中の役割分担はよくできている・・・拡大して見るとハナアブの複眼まできれいに解像している・・・ 先日の『ムラサキ・ツユクサ』の超小型花蜂さん同様此処にも媒介者が居てくれるからこの『ユキノシタ』は大株へと数を増やしていったのだろう・・・

後方の花呆けもきれいに再生されている・・・

 

 

 

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     『 神秘の世界との遭遇・・・ 』

2023-06-21 00:57:29 | 日記

             

この所カメラを片手に散策する日が続いている・・・ 一番の目的はヘボちゃんとの遭遇だが未だ肖れておらない!!! 昨年末予測したように今年は厳しいだろう!!!と・・・ 要するに種蜂が余りにも少な過ぎたからだ!!! 気候変動から来ていると考える。

それでもモシヤ?と考え行くのだからモノ好きとしか言いようがない!!!

ここ数年のことだが、日頃からの詮索癖のお陰か?自然界を覗く感度がかなり高まり今迄だったら見えなかった現象が見え出してきたから不思議だ!!!日頃の訓練の賜物かも知れない?

< 2~3例紹介しておこう・・・ >

もう10日程前になるが眼を疑った発見があった・・・ それは・・・

昔々の事である。我が家に『ユキノシタ』が遣ってきた・・・ 婆ちゃんがどこぞからか貰ってきて庭石の周りに植えた。これが良かったのか悪かったのかは判らないが、その数たるや凄いものだった。聞く所によると『ユキノシタ』の葉を天麩羅にして食すと美味しいそうだ? 物知りによると、『アカシヤの花』も天麩羅にすると美味しい!!!と聞いていた。 これを聞いて、一度試したことがあったが、油ギトギトで食べられたものでは無かった。 これ以降こうしたガサネタには飛び付くことがなくなった。 『ユキノシタ』はメッチャ増えるので一時は根毎齧り出したことさえあった位だ。花はよく覚えて居なく白かった!!!と記憶していた・・・

先日、苔の撮影をしていると岩の周りに『ユキノシタ』を発見。見た瞬間、オヤ!!!!と思った・・・ 異様に可愛いではないか?そして、白花と思っていた花が何となく良い景色を放っていた・・・実に華やかだ!!! こんなだったっけ? そう言われてみると正直、『ユキノシタ』の花を正確に見た記憶も無い!!! そして、更に驚いたのは花弁が2枚なのは知っていたが、中に1枚の御仁も目立つ!!! 

オモロイ事に花弁1枚は日陰の個所に多い!!!何か因果関係があるのかも知れない?こういうののアプローチは大好きで遣り甲斐項目に追加された・・・ また、この『ユキノシタ』の交配を助けている助っ人さんは小さなハナアブだった!!! 凄い画像がある。が、画素数が大き過ぎ此処には載らない。ダウンサイズする時間が無いので後日紹介しよう… 上に3枚ある花弁の変形と思われる小弁には赤紫色した斑紋が飛びこれがハナアブを誘き寄せているのでは?と解釈した。

結構遣るじゃん!!!   

これをどうしても撮影しておく必要性を憶えた。この地の他にもう1か所生息地を知っている。果たして、両者に違いはあるか?興味はドンドンと膨らむ。此処に画像を添えるので御覧頂きたい。 

明らかに変異個体で上弁3枚の斑紋の違いが解る!!!茎の色合いも違う!!! 関連があるのかも知れない? 実に興味深い。 こうした違いは地域差から来るものなのか?

結構イケル花だと思う!!! 葉にもそこそこの縞模様があるので総合して見ても中々のバランスを憶える・・・

 

そして、我が感がモノの見事的中した!!! 昨日のことである・・・ 古くから知っている場所で撮影を開始すると個体差の違いを知った!!! という事はこの世の中、このような個体差を持った御仁が未だ未だ存在するのでは?と、またまた、関心度は膨らむ。 今後の課題にしよう・・・自然界を注意深く見届ける!!!と言う大切さを思い知った・・・ついつい紹介したくなってしまった。    

 

 

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     『 ムラサキツユクサ… 』

2023-06-11 10:47:09 | 日記

             

婆ちゃんが居なくなり誰が植えたか?また、自然に飛んで来たのか?知る由もないが我が家の玄関先に『ツユクサ』が咲き出して長い月日が流れている・・・

自然界でもよく見かけてきたのでてっきり雑草の一品種だとばかり思っていた・・・ これが結構飛び火し庭先の彼方此方で見かけるようになっている・・・ 昨今では玄関先ばかりでなくメインの庭先にも出没し出した!!! これ迄変から気も無い雑草と思っていたが梅雨空のある日、画像にして見た・・・ これが当たりで結構の存在感を憶えた!!! 『行けるジャン!!!』・・・ 何より紫色した花弁に対し真っ黄色した花粉魁が絶妙にマッチし結構イケる花型をしていた・・・ この画像は、Sigma DP-3 Foveon  で撮影したものだがこの画質たるや絶妙で結構好きな色合いバランスを呈してくれている。依って梅雨時には必ず色々な画像に収めることにしている・・・

 時同じくして紛らわしいが雑草:草の同名『ツユクサ』がある!!!これは実に質の悪い雑草で扱いで捏ねしておいてもそうそう絶えるような代物ではない!!!雑草の中の雑草的王者で錚々簡単に絶えることはない!!! が、此奴も画像にして見たら中々イケル!!!小粒ながらその存在感は馬鹿でかい!!! 雑草ながら存在感大である!!!老い耄れ爺は『オオイヌノフグリ』と並べ色々な所で多用している!!! この姿を見れば誰しもウ~~~ン!!!と頷ける。中々に逸品である!!!

昨夜からブログ入りさせたが待てよ?名前は同じ『ツユクサ』じゃん!!!  どっちが本命だい? 自信がなくなった!!!!! ネットで調べた。畑に生えている『ツユクサ』は紛れもなく載っていた。玄関先のツユクサ』が怪しい? 間違いなく『ツユクサ』であることには相違ない!!! どうやら頭の先に『 ムラサキ 』と付けた方がイイらしい? この老い耄れ爺、両方が好きだが『ムラサキ・ツユクサ』の方がマッチベターだ!!!!!

一昨日は朝から雨!!!この雨の中の『ムラサキツユクサ』には唸らせる存在感があった!!! コイツを撮影していると雨の合間を見て今まで知る由もなかった花粉媒介者:『小型ハナバチ』が遣って来て爺にビックチャンスを与えてくれた!!! 凄い!凄い!!!こうした超小型媒介者が存在していたんだ!!! よくよく見ると後足に花粉魁迄貯め込んでいる!!!丁度『ミツバチ』と同じ働きをしていた!!!体長2~3㎜も無い超小型版だ!!! 暫し呆気に採られ興奮状態だった!!!Sigma DP-3に少々工夫し拡大撮影にも成功した!!! 近くで何と言う名の蜘蛛さんか知らないがこの子もトラップを張っていた・・・ 期せずして予期せぬ珍画像と今まで想像したことも無かった自然界の営みに出会えた!!! そして、撮影を続けていると隣に白花の『ムラサキツユクサ』を発見!!! 大発見!!!!!だと喜んでいた!!!しかし、ネットで見るとこの『ムラサキツユクサ』には色々な色が出現するらしい・・・変異個体が出やすい様だ!!! 

 

糠喜びだったがそれでも老い耄れ爺にして見ればデカシタ大発見!!! 我が家ではこの一角でしか見る事が出来ない!!! 実は昨年もチラッと見ていたので事日は!!!と手薬煉を引いていたのだった・・・  『ムラサキ・ツユクサ』を支えていた媒介者は体長2~3㎜の小人『ハナバチ』だった。これに『小型・蜘蛛』が絡んでいたのには驚かされた・・・ 

 自然界って奥が深いなァ~~~!!!!!

これからは脚の弱みも増してきたのでこうした自然界の営みに力点を置いた観察を続けていきたい・・・

  昨日はセッカチながら Oさんと今年初めてフィールドに出てみた。勿論『へぼ』ちゃんへの挑戦だった。 今年の春は半月進んでいたのでてっきり『へぼ』ちゃんに出会えると思っていたが女王蜂の餌取を1匹見ただけで不発に終わってしまった。老い耄れ爺が見て来て予言していたように今年は何となく 不作の歳 になりそうだという予感がプンプンだった!!! 長年ヘボちゃんの観察を四季折々見てきているので老い耄れ爺の眼に狂いが無ければ厳しい歳になるだろう?と感じた・・・ お昼にはOさんに岡谷市の名物『鰻重』を御馳走して頂いた・・・ ヘボちゃんは不発だったが、お昼ご飯は最高だった!!!!! Oさん有難う!!!   10日ほど早いお誕生祝をして頂いた!!! 

 

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