ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 一位の老木!!! 』

2018-08-22 23:01:21 | 日記

            


昨日から今日に掛け我が家で一番の銘老木:一の刈り込みをした・・・  
老い耄れ爺、自慢の老木である!!!
この銘木は松本山形村にあった。
当時、赤松、一位、そして紅枝垂れ等の銘木が所せまし!!!と鎮座していてより取り見どりで選別でき購入交渉権が得られた。
選んでも錚々右から左へと購入出来るような価格ではなくお財布と超御相談?という難題を抱えていた!!!!!
未だ30代前半の若僧には高根の花で資金繰りに苦戦した思いが残っている・・・
当時は一位より寧ろ赤松に超興味があり此方の購入を優先させていた。 赤松の手入れ等苦にも思わない時代がそうさせていたのかも知れない!!!
赤松が3本揃った頃一位に眼が移り出した!!!
赤松より一位の方が格段に高価で狙い定めた木々はどれも50万円を超えていた!!!!!
今にして思えば何れの一位も皆銘木で樹齢100年を超えていてその脇から出た脇芽を上手に段物仕立てにする!!!!と言う一品ばかりだった。
当然この庭木屋に鎮座していた一位は先に説明した段物仕立ての平刈り でそれはそれは見事だった!!!
今にして思えば赤松よりこの一位群を選択して置けばよかった!と後悔している。  
一位は皆気に入り、安月給のyに買えるのを4本選んで植えて貰ったが銘木は2本で後は紛いモノに近かった。
小型銘木は15万円と超お買い得だったが、我が家に来てこの木の下の土竜(もぐら)が入り込み根を散々に荒らした結果有力枝が落ちる不運に会いその姿は見る影もなかったが、途中植え替え、回復の一途を辿っている・・・ 隅に移されたが順調に再生されつつある!!!!! 

一方、超高値の老木一位は離れの座敷前に植えた!!!
これは順調に育っていて我が家に来て半世紀が経とうとしている!!!
勿論平刈りでその雄姿は美しい!!!
早朝、光線の具合は悪かったがこれをCanon 5D Mark Ⅲ + 14mm 魚眼レンズで狙って見た!!! 真昼間の方が光線状態は改善されるのかも知れない?









今日では天の段は畳2畳程もある大段物に成り毎年この刈込に苦戦している・・・刈り込みは苦戦を極め知恵の出し合いとの戦いである!!!!!
昨日、今日とこれに挑戦し漸く終えた!!!
矢張り刈り込むとその雄姿は並ではない!!!
幹回りは優に30cmを超える太さとなりその枝ぶりは銘木に相応しく我が家の庭に鎮座してくれている・・・

正直、この刈込が終えると難解刈り込み故かホッとする!!!
昨日大半が終わり、今日は病院へバリュームX線検査があった故早々時間は変えられなかったがそれでもどうにか終えホッとしている・・・
これから10年後、20年後どんな容姿を呈するだろう? その姿は見られないが想像しただけでもワクワクする!!!!!

これから丸刈り段物7本を含め坊主刈りを主体にした刈り込みに入るが此方は隣接木々を同時刈り込みして行くのでそのスピードは倍以上に上がり5日ほどで終え、後は楽勝刈り込み垣根へと進行する・・・
そうは言うモノの10日近く掛かるのでまだまだ苦戦は続く・・・再入院までに終える事が出来れば嬉しいが!!!

お盆も過ぎ9月に入ろうとしているが、まだまだ日中は暑く、昨日等は36~7℃にもなり無理は出来ない!!!
朝夕の作業に徹し、成るように成る!!!マイペースの作業にしようと心掛けている・・・
老木:一位の下に山芍薬の実が爆ぜその美しい朱色を発散させていた!!! 



暑い!暑い!!!とは言ってももう秋なんだ!!!  


  
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