ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 画像の質感とは? 』

2024-06-03 22:36:42 | 日記

             

昔々の話になる・・・ 60歳で定年を迎えた。確かその年だったと思うが、近くの鎮守の森:都波岐神社飲み屋総代をした。宮総代は大変で月2回の宮掃除が付き物だった。 これだけなら未だ良い・・・ 事もあろうに、総代会長になった大先輩に神社会計を仰せつかった!!! 先輩達から此れだけは引き受けるな!!!と、入れ知恵されてはいたが、知り合いの会長さんの命を断り切れなかった。 引継ぎ会をして、「シマッタ!!!」と思ったが後の祭り。

年間、100万円近いお金の出し入れと保管管理、これだけなら未だイイ!!! 年間6~7回もある『直会(なおらい)会』飲み食いの買い出しが付き物だった。 そして、毎年の会計報告!!!決算書はパソコンを使いプリンター印刷が要求された。 定年空き迄パソコン等叩いた経緯も無い!!! これには流石に困った!!! 嫌が上にも何処ぞでパソコンなるモノの操作を学ばねばならない!!! オマケに、パソコンン購入が求められた。今でも思い出すが渋々パソコンを買う羽目になった。パソコン、プリンター、スキャナー、そしてやや後になるがデジカメを買う羽目になった!!! 何だかんだで50万円も掛かった!!!

お金だけではない・・・パソコンなる代物の操作お勉強に週2回の夜間講習会に行かねばならなかった。。。 働きや、山遊びで疲れて来て早い夕食を食べ夜7時から9時までの講習会に出掛ける・・・ 辛い日々が2年間も続いた!!!

この時代、アルバイトを約10ヶ月程したが仕事が合わずして止めてしまった。これと同期化するようにヘボちゃん遊びを始め出す。 山野草仲間が呉れたミカン箱に入ったヘボちゃんの飼い蜂が引き金だった。 悪餓鬼の頃、親父さんと参座八ヶ岳山麓を歩き回った経験に再度火を灯したのであった。俗に言う、『焼けボックリに火が点いた!!!』この時代一番御趣味と言えば、昆虫写真や蟲さんの生態に興味を持っていて生態観察をよくしていた。これ等に『ヘボ』が加わったという感じだった・・・ 蟲さんの観察には異常とも思える情熱を燃やしていたので、そんじゃ其処らに居る蟲さんの世界観はある程度理解できるレベルの知見は持ち合わせていた。 これに『『ヘボ』ちゃんが加わったのだからサァ~大変!!! 自ずとヘボちゃんの世界へと引き込まれて行った。山野草仲間は皆「ヘボ」の飼い蜂をしていた。 これ等の連中より事ヘボの習性に関しては割れの方が熟知していたので追いつくのは簡単だった。串原、三宅さんのヘボ騒動記がNHK教育TVで放映された。 正直、我々のグループより格上のよう糸味も二味も違う!!!!一味も二味も違う本真モンだった!!!!! 

歳が明け、仲間4人と串原詣でをした!!!!! 人の良さそうなオジサンで三宅さんの御講義を3時間近く聞いた・・・ この訪問を期して三宅名人と親密な仲になって行った・・・ 奥さんも学のある方で直筆きたら天下一品!!!非常に上手な字をお書きになっていた。。。そして、頻繁に串原詣でとヘボ追いサミットを信州で遣るようになる・・・ 三宅さんの狙いは『キイジス』だった・・・ 『キイジス:キオビ』は信州の山岳地帯でないと遊べないので毎年来てはお土産に『キイジス』を持っていかれた。そして、第1号『キオビ』を掘り上げる際、『生掘り』をするという・・・信州の山猿?宮ちゃん、五味さん、コバ師匠、百ちゃん、それに三宅名人の奥さん、皆で激励と、分厚い雨合羽を付けた三宅名人を送り出した。。。『キオビ』は8月を迎えていて巨大化!!!物凄い攻撃を食らわせていた・・・ 頭には麦藁帽子に玉葱の袋を被るという粗雑な俄仕立ての防護服!!! ボコボコの攻撃を受けてもヘッチャラで生掘りされていた・・・ こいういう事件を通して、我々も生掘り擬きを真似するようになって行った。

こうした串原との交流が10年以上も続いていた!!! ヘボと言えば父親と三宅さんを思い出す。三宅名人には何かとお世話になってきた・・・お陰で、西尾先生や三重大学の松浦教授、今井会長、原の加藤さん、防護服の太田さん・・・昨今ではBUNさん等等他県の蜂狂さんと付き合うようになって行った。親友のOさんはこの頃私のHPを叩いて遣って来た蜂狂さんでもう30年近くも毎年遊ばせて貰っているな仲だ!!!

所で、蜂狂に成り立ての頃、覚え立てのパソコン『ワード』でヘボちゃんの駄洒落本を造るようになった。指折り数えればもう30年も昔の話になる。自作文章に自分が撮った写真を入れた手造り本を造る・・・ 私的には夢のような話だった。 本屋さんにこんなの沢山作っても売れる筈も無い!!! 偶々、西尾先生が作られた本があって先生は息子さんとイベントがある度売られていたが大変な労苦だったに違いない!!!これを見ていたので売る為の苦労だけはしたくなかった!!! 大体、ヘボちゃん遊びをするような御仁は、活字に弱く?嫌いかな?本などどうでも良く晩秋の収穫物だけがお目当てで余り学術的な知識には関心がない輩が大半だ!!! でも不思議なもんで中には時々駄洒落本に飛び付いてくる御仁も居るからこの世の中は広いと思う・・・ 我の傑作?『 shy  the  Vespula…』、(同族編)とこの写真集 造りには全身の神経を尖らせた・・・ 中でも、挿入させた画像!!! 初期の頃は腕前も怪しげで地質な画像が多かったが、画像の大切さに一大発奮し高画質への転換を図り出した・・・ ムービーカメラから一眼レフカメラへの脱出だった。 作文していて、ムービーカメラの画像は余りにも低質で無いより益し位の益しか感じられなかった。 中でも『蟲の眼レンズ』への拘りは大変なものでこれ無くして駄洒落本は成り立たなかった!!! 私の『蟲の眼レンズ』は単純明快だがかなりの分解能を持っていて生態解明にはかなり貢献してきた!!!というより、蟲さんの生態研究には無くてはならない重要な機材である。 カメラメーカーさんが逸早く取り組んでくれていたならこれに費やした労苦とお金はもっと別の分野で貢献していたと思われる。

ヘボちゃん體パーツの顕微鏡的画像撮影にも長い年月と苦戦の労を費やしてきた。 今でも要求があれば5倍像、10倍像撮影は幾らでも出来る技術力を備えている。こうしたヘボちゃん體パーツの撮影も楽しく又興味深い!!! 実に巧妙かつ繊細に出来上がっているから感服する。中でも雨降りのヘボちゃん目玉はどんな画像に成っているんだろう?と再現を企て模式画像を創って見たが、感動した!!! 複眼、触覚の緻密さ!!!そして、体毛:剛毛の多さとその役割には驚かされる・・・

画像のピックアップに時間を要するので追々載せてみたい・・・ そこでだ!!!!!此処で一番の要求事項は画質その物だろう!!! 画像がピンボケや色違いであっては問題外だ!!!形、色合いがシャキッと出ていてナンボの世界だ!!! これは昆虫を知る上で非常に重要な事項で昆虫写真家仲間では特上の要求品質だ!!! 質感も本物に近い方がベターだろう・・・最近、Olympusから90mっマクロと言う倍像撮影が出来るPROレンズが発売されたが、有難い話で感謝している。 これが、オートフォーカス、深度合成で撮れる時代が遣って来た。実に嬉しい話であり、有難い話でもある。。。   ~ つづく ~

    今日、山の飼育場へ行ってきた。飼育箱の清掃。 取り敢えず、7箱清掃してきた・・・その中で、案の定!!!と、言う初期巣に出会った!!!所が 

 或る程度期待はしていたが、アカンバチさんだった。巣を作り掛けていたのだ・・・ ヘボちゃんだったら期待値ドンピシャなのに…永い間には、ヘボちゃんも来てくれるだろう・・・いずれにしても、期待値に近い現象に出会えるのは嬉しい!!!

 

此処で育ったコロニーがある。 昨年は不作で4巣しか活けられなかった。 内、2巣は内見用に燻して見た。 残り2巣はこの地で自然放蜂された・・・驚く事に、無給餌で30㎝真っ角の王台が7~8枚にもなってるのには驚かされた!!! もっと大きいのはその下に4枚の王台を同時進行で展開していた!!! 2ヶ所、に夫々1巣づつ残した。。。自然巣として如何程残ってくれただろうか? 今年の『スガレ追ひ』状況が待たれる・・・ この地の自然餌の豊かさは別格で、先に造った写真集でその諸々餌状況を画像に認めた!!!餌の色合い、形状が区々で驚かされる・・・ 先日、弟が見たいというので写真集:Vespulaを送ったが如何様に感じただろうか? 素人だが聴いてみたい・・・

そして、非常に疲れた・・・ 脚の状況が芳しくない!!! 限界が近づきつつある・・・と感じた。 明日も、もう少し、遣りたい。 家の箱も運び込もう・・・

< つづき・・・ >

昨日に引き続き今日も山の飼育場へ出掛け飼育箱の清掃、整備をした。 昨日の遣り残しもあった。飼育箱も大分年期が入り、朽ち果ててしまった。 使えるだけ使ってサヨナラという所か?地面に接している個所の腐りが酷い・・・ 此処から鼠が入り込んで塒代わりにしている・・・

山の飼育場は広い広い場所4か所に分かれている。 此処に15箱置いてある。 2,3,5,5巣と言う分配だ。 コース内の茶店近傍は標高1100mとはいえ日中高温になるので昨今では作が上がらない。 4時間程かけて一応15箱の整備が終わった。茶店の3箱の一つに、また、アカンバチが営巣していた。

今日の箱には住人様が居て蓋を開けると怯えとも威嚇ともとれるホバリングをして老い耄れ爺に対峙してきた・・・ 刺されると厭だな?と思い、追い払ったが、直ぐに又巣に戻ってきた。行く行く、此処に居て貰っては困るので帰り際可哀そうだが出入り口に蓋をして他所に行って貰う事にした。育房は既に7~8穴出来ていて卵が産み付けられていた・・・  此の儘展開すれば、7/初には子蜂が剥け出すことだろう・・・ これでアカンバチの初期巣が2/15巣と言う事になった。 我が家の庭先でも良く入り込んでいて此奴の営巣率はかなり高い!!!

そして、2/15巣の場所には穴探しの女王蜂が居た。。。 暫く追い掛け回して見たが、どうやら昨年の巣盤の匂いが気になるらしくこの近傍を徘徊、巣穴探しの素振りをしていた・・・この地では、古巣のチェックで30㎝真っ角×8枚と言う巨大巣に仕上がっていた。 5000匹を超える新女王蜂がこの地で誕生した事だろう? 営巣率ときたらほんの1~2パーセントそこそこなので極めて厳しい世界と言う事になる・・・ 今日のお客さんがヘボちゃんであったらこの老い耄れ爺さんどんなに喜んだ事だろう?  帰宅すると、玄関先で餌取中のヘボちゃん女王蜂を見た。領域は狭いが、我が家の近傍の方が女王蜂に出会える確率が高い!!! 活動域の質の所為だろうか? もう玄関先で4回も見ている・・・  今日のホットニュースでした・・・

そう、そう・・・ Top表紙画像を替えつつある・・・初日は出目金超広角レンズ12mm撮影画像だった・・・ 翌日は18㎜位にし、今さっき、アバウト24㎜相当の画像にして見た。前回まで映り込んでいたお月さんは姿を消し、諏訪湖周辺都市の鳥瞰と富士山の夕焼け、左に八ヶ岳連峰、右手には甲斐駒を中心に南アルプス連峰が展開されている。 もう夕日は落ち、諏訪湖周辺都市の灯が灯り出した瞬間である。 辺りは真っ暗なれど僅かに感知できる富士山周辺の夕焼けの光をFoveon が広い、映し出していると考えられる。残念ながら、この機は高感度特性が非常に弱いのでチャンスにより写せない場合も時々あった!!! 高感度特性に弱いという負の性能にも拘らず暗くても黒色感度特性が有効に効いて美しい夜景を演出映し出してくれた・・・本文にも画像を添付しておこう。。。。。

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする