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  ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 ヘボちゃん女王蜂の休眠姿!!!③ 』

2016-12-29 09:33:53 | 日記

             


三宅名人とは「キイジス」移入を通して親交を深めて行く・・・ 毎年のように奥さんと信州まで出掛けて来てくれた!
当然の事ながら我々信州猿(さる)達は串原詣でを頻繁にして行く・・・ 何と言っても飼育箱の多様性には驚かされこの面で大いに学ぶ!!!
三宅式が主流なんだろうが実に多種歳々だった!!!
yも三宅式飼育箱を4箱~5箱と購入した。 偶々、家のりホームをしている時期とも競合し出入りの御大工様に20箱も造って貰う!!!



これを境にして恵那の加藤さんと知り合いになる・・・
加藤式「合掌造り飼育箱」の名手だ!!! 加藤さんの作は実に銘品で厚板を使い、これに合掌造りを模した屋根を付け、且つ杉皮を張ると言う手の混んだものでyの知る限りではTopクラスの飼育箱と見て来た・・・
或る時「造ってくれますか?」と問うと二つ返事で応じてくれた。
実は、この数年前からパソコンの勉強をしていて面白半分に駄洒落本をパソコン入力し、これをEPSONプリンターで印刷、これを製本屋で和綴じにするという遊びを始め出していた。
「極楽蜻蛉の昆虫記」、「極楽蜻蛉のヘボ談議」、後の出した「ヘボ・ヘボ、ヘボ・・・・」等々・・・A-4で片面カラー印刷、それを和綴じと言う拘りの駄洒落本だった。
何れも50~60ページのヘボを中心とする蜂族、そしてオモロイ昆虫達の生態を突っ込んで書いた代物で結構評判を呼んだ。最初は知人、兄弟衆に無料で配ったが財政が持たなくなると言う失態を演じた・・・
これ等の駄洒落本に痛く共鳴してくれた一人に恵那の加藤さんが居た。加藤さんは当時三重大学の松浦先生とも親交が深く松浦先生からも「極楽蜻蛉のヘボ談議」等分けてくれないか?という話を受けプレゼントした記憶は新しい!!!
こんな余分な一件もあり加藤式「合掌造り」の飼育箱は9箱にもなって行った。



この飼育箱はyの造ったヘボハウスにドンピシャの見栄えで実は内心誇りにさえ思っていた出来栄えだった。 流石、恵那の建具屋さんだけあって造りが半端じゃァ~ない!!!   
其処へ東白川の安江さんの作、「燈篭仕立て飼育箱」が金七萬円で入って来る!!! これは、更に、恰好よかった。
そして、この頃を前後して足助の安藤登美夫さんが顔を出すようになる・・・ 物凄く人懐こい方で3時間近く掛けちょくちょく信州まで出掛けて来て深く突っ込んだヘボ談議に嵌って行く!!! 実に博学の方でyの所から多くの文献を持ち帰り一夜で読み解くと言う才能の持ち主でもあった!



この画像は度々来信州した折、どうしても美濃屋さんに合わせてくれ!と頼まれ、諏訪まで出掛け延々長時間ヘボ談議した時の写真である・・・若き日のドクちゃんが偲ばれる・・・

飼育箱の話しに戻すと安藤式の「入母屋飼育箱」も絶品で確か5箱も頂いた記憶がある・・・ これはやや大型になるが実によく出来ていた・・・
余りにモノ出来栄え故、yは、桧皮を買って来て飼育箱に葺いて遣る!!!という作業をした。4日も5日も掛け桧皮を葺いた!!!



胴丸の向うに「入母屋式飼育箱が3個もみえる・・・
この箱は今でも山の飼育箱の主流として君臨しているが、実に、成績が上がる飼育箱だ!!! 味噌は箱が2重(二重)になっている・・・
yの人生の中でこの頃が一番本場岐阜や愛知の蜂狂さん達との交流を深めた時期だったかも知れない?
三宅名人や加藤義男さんのお陰で東白川の今井さんや付知の高橋さん、そして足助の安藤一族、取分け安藤登美夫さん、安藤啓二さん、そして小川さん等等多くの著名人達とヘボを通して交流を深めて行く・・・ 錚々、西尾先生は4度も5度も教え子さん達を連れ、態々、信州までヘボ談議に来てくれた。。。
そして、この頃、こうしたヘボサミットも頻繁に行われていた・・・



安藤登美夫さんが博士号を取り愛称でドクちゃんと言われるようになる。ドクちゃんとは信州の山で10数回スガレ追ひをして遊んだ・・・その相棒には必ず近藤さんが付いてきてくれていた・・・今はどうされているか?嫁さんを貰ってからヘボちゃんとはオサラバ?したのかも知れない?
こうしてヘボちゃんに嵌り込んで行くがこの頃が一番の全盛期だったのかも知れない?信州も、岐阜も愛知もヘボちゃん情報で漲っていた!!!
今思うにこうしたヘボちゃん遊びを導入、発展して来た先人達が我を競ううように他界してしまった。 松浦先生、加藤義男さん、西尾先生、ドクちゃん、安藤会長、そして風の便りによると三宅名人まで・・・ 色々な意味でヘボちゃんに影響力があった方々である・・・

こうしてヘボハウスを通して交尾活動に嵌り込んで行く・・・交尾活動の先駆者と言えば美濃屋さんを上げなければなるまい!!!
自称蜂博士でスズメバチ研究所なる自営の研究仕事をしておられ。 ビニール・ハウスやガラス温室を使って毎年20000匹近い交尾蜂を捕獲、越冬させ、春先自分の城に撒くと言う大規模地蜂研究をしている。 先ずこれだけの蜂狂さんは世の中広しと雖もこの方を置いて居ないだろう!!!
スズメバチの飼育研究でも半端じゃァ~ない!!! 昨今、「チャイロスズメバチ」の乗っ取り研究に嵌り込んでいるらしい?

交尾をさせる条件作りには飼育箱なくして語れない!!!
半人工的交尾蜂捕獲には飼育箱の条件出しが欠かせられない!
色々試みたが暗っぽい太陽光の入らないヘボハウスは好条件とはいえない!!!どちらかというと朝から太陽光が燦々と入り込む超明るいヘボハウスがイイ!!!
美濃屋さんの交尾ハウスを拝見していてこういう結論に至った。
ガラ温んで交尾させる!!! 夏の飼育を考えると余り好ましくなくどちらかというと寧ろ「No!!!」と言いたい!
詰まる所生育には涼しい所で万満タンに育てる・・・
この条件で交尾時期を見付け交尾期直前に飼育箱の移動!!!、ガラ温に入れると言う訳だ。
簡単のようでいて中々厄介だ!!!
それで編み出されたのが涼しい所での育成!!!!!、交尾が始まる直近でで明るいガラ温に移動、其処で交尾させるという条件出しだった!
この辺の話になると美濃屋さんの専売特許である!!! 美濃屋さんは常時ガラ温に入れて居るらしい?
そして、場所間移動が簡単に出来る方式確立が急がれた。





以来一人で交尾蜂捕獲作戦戦を心がけるようになり一人で交尾蜂採取に関する研究が進んで行く・・・これには移動という条件で飼育箱の構造に関する配慮が欠かせられなかったので飼育箱に付いてゴチャゴチャカキコした!。
此処に飼育箱の重要性がある。

こういう条件出しが出来るようになりもう10数年も経つ。
経験も積み今現在何ら問題なく順調な交尾蜂捕獲作戦が行われている・・・ 今年の結果も正月明けには捕獲が行われ結果が判明するがトラップ新聞紙の中には交尾蜂がゴロゴロ眠っている・・・

この標題テーマで謡っているお休み中のヘボちゃん女王蜂諸々の仕草を把握するには絶好の季節である!!!
得意カメラを常時3台は用意したい!!!そして、夫々の仕草、特徴を見てレンズを使い分ける!!!
これが最も大事になる!!!!!これまで大間か撮りたい仕草は、略、手中に収められているが古い機材のモノであって昨今の卓越した機材で画像品質の向上が期待出来るか? これを考えるとワクワクする!
当然の事ながら交尾撮影は撮影は暖かな日の午前中がイイ!!!





冬季休眠姿を取る時は氷点下以下の真冬日を選ぶ。 モデルさんが安定しているからである。
新発見はこれからのお楽しみとしてもう6~7年も前になるが Canon 10D + MP-E65という特殊レンズで数々ヘボちゃん体パーツ(部品)を暴き出した。
それは体毛(剛毛)であったり、触角の構造であったり、顔形、鼻紋であったりした。 取分け新鮮であったのは足の爪、鈎爪の秘密、雄蜂の触角、第1節(柄節)に存在する白い斑紋、これを見付けた時は胸が高鳴った!!! 文献等見てもこの斑紋について何ら触れられていなかったので自分勝手に「極楽紋」と命名した!!!!!
何故、雄蜂にだけこのような斑紋が存在するのだろうか?
そしてそしてだ!!! 触角の節も雄蜂と雌蜂で違う! 雌が12節なのに対して雄には13節もある!!!更に驚く事は雄の第1節:柄節には白い斑紋があるから驚かされる・・・



この画像で見るように雄蜂にだけ触角の第1関節:柄節にこういう白い斑紋が一条付いているからその謎は深まる!!! 
今度新しくした機材で如何なる新発見が見られるか? 物故レンズだが Olympus 20mm マクロレンズ + イクステンション・チューブで最大12~3倍の画像が得られる筈なので巧く機能してくれればまた新たな新発見が生まれるかも知れない?
新機材Canon 5D Mark Ⅲ が予想外に暗所撮影に強く良い画像を結んでくれるのでちょっと期待している・・・この作業、昨年する予定だったが婆の思わぬ急病で今日まで遅れに遅れてしまった・・・
今後、顕微鏡対物レンズの×20~30(倍)が使えるようならば其処には未知の分野がザラザラ出現すっるだろう・・・これって、満更夢の話でも無い!!! 其処には根気と機材補助の新グッツが要求されるが考えただけでもワクワクする・・・
こういう話になると胸が高鳴りノメリ込んでしまうから蛇の道と言えよう!!! 

さて~~~ッと!!! 画像の挿入!!! また、何10万~何100万枚の中から古い画像を見付けだすとなると、またまた、根気が居る・・・   少々、時間を頂戴・・・ 

色々と時間を要する作業で時間が掛かってしまったが、取り敢えずはこんな所で我慢して貰おう… 

    今年も、余す所一日となってしまった・・・  アッと言う間に日が経ってしまう!!!
この続きは新年に入り続けたいと思うが、来年もどうか御贔屓頂き年寄りの片思いにお付き合い下さい。 そして良い年をお迎え下さい!!! 
来年もイイ年でありますように・・・

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     『 ヘボちゃん女王蜂の休眠姿!!!② 』

2016-12-27 22:12:04 | 日記

             


振り返ってみればヘボの飼育は確か国民学校2年生か?3年生の頃からしていた。
諏訪地方で言う「ジスガリ(ヘボ)」を求めて彷徨い歩いていた親父さんの影響だった。
その飼育方法は今日、極々、当たり前になっているが三宅式飼育箱の発展的飼育箱ではなく地面に直に活ける!!!という方式で花火を2回も使う方式だった。
我が家の北側の斜面は赤土、粘土質でやや湿度が高く上出来に出来る程では無かったが、父の兄が近くに住んでいて此処は大きな桜や木々が生い茂り夏涼しく、且つ黒土の斜面で飼育には条件が整っていて10巣とか15巣単位で飼って上げていた。
yは、毎年、お盆になると親父さんの後に付き八ヶ岳広原山麓で「ジスガリ」、今で言うピンコロを見付け飼うという習慣になっていた。当時は8月、お盆が常識だった。
八ヶ岳山麓には「ジスガリ」の他に「軍」、「キイジス」も居て、当時としてはこの辺の区別は殆ど誰も出来ていなかった。「キイジス」だけは体が黄色いので誰でも直ぐに判るが、標高1300m以上の地点・鼻戸屋より上で無いとゲーロ(蛙)に来る事は無かった。
飼い蜂とはいっても家の周りに活けるだけなので大して大きくもならなく、ただ、飼って楽しむ!という程度のものだった。

確か、小学校制度に変わり5~6年生の頃近くの烏帽子というの線路の土手で「ジスガリ」より勢いのイイ巣を見付けこれを現地で燻しその場でバケツに土を入れ固め、土の真ん中を繰り抜きそこへコロンと掘り上げた巣盤をそっくり入れて持ち帰ってきた事があった。上蓋は芝をごそっと剥ぎ載せると言う自然状態に近い形を取った。
この巣は、メキメキ大きくなり秋祭りの頃には吹き上がる程に、お祭りの御馳走となった。大きなバケツが一杯になる!生育振りで鼻高々の技術確立した記憶は新しい! それ以来この方法を講ずるようになって行った・・・
そして或る年の晩秋、この飼育箱の脇で最初にして最後の交尾蜂を見た!!!
最初何のことかよく理解できなかったが、今にして思えばどうしたことか?事もあろうに飼育場所の真横での交尾だった・・・
それ以来「ジスガリ」の交尾等見た事も無かった!!!

晩秋、親父さんと毎週のように土日が来ると連れだって八ヶ岳山麓や小淵沢界隈まで出掛けた・・・
そして教わったのは、晩秋、雄蜂が風を隠す暖かい日向の高木や垣根の周辺でワイワイと屯徘徊(たむろはいかい)する雄蜂を指してこれが交尾蜂:「グレ」だと教えてくれた。 当時の蜂狂達は日向ボッコをしながら高木で徘徊している雄蜂の群れを「グレ」と呼んでいた。 「グレ」:群れをなす軍団という意味らしい!!!
「軍」の大きなコロニーになるとこの「グレ」は物凄い数で唸りを発て徘徊する姿は見聞に値する程だった。
yの親父さんは、晩秋になるとこの「グレ」を見付けその界隈で通い道を探し当て「透かし」で見付けるという高等探巣戦術が得意だった。
今から遡ること100年も前の話になる!

そして、時代は10数年近くジャンプする・・・
yの蜂追い中断の期間だった・・・ 高校や大学、そして屁ッポコサラリーマンになると好みから外れて行っていた・・・他に遣る事が山積していた・・・
サラリーマン時代も終焉を迎える50代になって焼けボックリに火が付き出し、松本の蜂狂達と年に数回蜂追いをするようになって行く・・・
この頃、NHKの教育TV:「ヘボに魅せられた男」、、あの有名な三宅名人がTV出演しこの界隈でも一気に話題となり蜂狂仲間が増え出すと言う一件があった!!!
そして、そしてだ!!!三宅名人宅御訪問を企てた!!!  
御一行様は宮ちゃァ~、五味さん、矢花ちゃんだった。先導リーダー役は、勿論、宮ちゃァ~!!! 常に先頭に立つ!!!
それは、片道3時間近い串原村への旅だった。 以来、串原行きを「串原詣で」と呼ぶようになる・・・
先客も居たがどういう訳か?三宅名人は我々を家の座敷に通してくれた。 最初、お互い警戒しながらポツリポツリのヘボ談議だった・・・
そして、最初の交換物が我々郷土土産と「ウグイ」等々・・・。 三宅名人は交尾蜂のテレフォンカードを1枚づつくれた・・・
yが今日この道にこれ程までにノメリ込んでしまったのはこの交尾蜂テレウォンカードだったと言ってもイイだろう・・・
それ程この交尾蜂写真に超超曳かれたのだった!!! このカードは今でも取ってある!!!
このテレフォンカードの画像を載せようと、昨晩、2時間近く探したが何所に仕舞い込んだのか?出て来ない!!! 画像も探したが8台もあるHDDから探し出すのは至難の技で未だ見付かって居ない! その代わり、古びた三宅名人の名刺が出て来た!!!
これで代用して置こう!!!当にこの画像のテレフォンカードだった。名人:翁はこの画像がお気に入りだったんだろう事が名刺にも使っていることから想像される・・・



と、思っていたらヒョンナ所に画像があった!!! これが三宅名人がくれた大事なテレフォンカードだ!!!



我々の探巣技術は自他共にお他人様にも自慢出来る腕前だが三宅名人の飼い蜂術:飼育法、交尾蜂捕獲といった技には吃驚!!!唯唯頭が下がった。私共の珍奇なスガレ追いひ技術は卓越しているとは言うモノの次元の違う世界に遭遇し、唯唯、目の玉を貧剥いて帰宅した記憶は新しい!!!
しかし、名人には逆立ちしても出来ない「キイジス」との出会いという得意技にチョッピリ自負を憶えシーズンイン後名人に巣をプレゼントするという約束をして体面を保った。。。
その年からyも飼育箱を寒冷紗で囲み交尾蜂を10数匹捕獲するという快挙を成し遂げた!!!  



これを三宅名人に報告すると「ホ~~ホ~~~、良くやったネ!」と言って褒め称えてくれた。。。
実は、この時、大変な目にあった。
飼育箱を寒冷紗で囲むと出入り口が塞がれる!、そしてデフェンス寒冷紗を喰い破り其処を第2の出入り口とする・・・通わせまいと此処を塞いでいる時、ガァ~~~ンと一撃を食らった!!!目の縁である!
翌日、串原のヘボ大会の日だった。 少々恥ずかしかったがオカチメンコの顔で参加!!! 三宅さんに合うと「オ~~お~~~!お土産を貰ったね~~~!!!」とオカチメンコの顔を見て冷やかされた・・・ 三宅さんはyのイイ兄貴分だった!!!
この一連の一件はyにとって青天の霹靂!、前代未聞の大事件でこの年を期してヘボハウスなるモノの建設等にノメリ込んで行く・・・それが、我が家の梲(うだつ)付きヘボハウス!!!近くの宮大工さんと相談し造り上げた曰く付きのヘボ小屋である!!!



依って、交尾蜂捕獲という一件はyの人生の上で大事件で、この頃からカメラを始めヘボちゃんの観察術、交尾撮影のノメリ込んで行く・・・自慢でも無いがこの面での画像所有数は誰にも負けない量と質を持っている!!!

パソコンを手繰れば当時の未熟な画像がゴロゴロ出て来るが、それでも大満足!!!、こうした経緯を経て撮影術も飛躍的に成長して行く・・・何と言っても目先で大量の交尾蜂達が見られるのが絶対の強みで色々なシーンが手当たり次第得られる。 そして、デジタルカメラの技術進歩とも相まってこの道では一丁前の講釈が言えるようになって行く・・・   
最初の頃の「蟲の眼レンズ」は画質が悪かった。 馬鹿チョンカメラRicoh GX8 を蟲の眼カメラにした代物だった・・・






画像は後程ジックリと吟味しながら載せる事にしよう・・・ それにしても三宅さんから頂いたテレフォンカード何処へ仕舞い込んだのだろう? 一寸ショックだ! その代わり、多くの蜂狂さんから頂いた名刺や貴品銘品がザラザラ出て来た・・・ 阿保かいなァ~~~!!!   画像、今夜まで待ってね・・・ 

先程から数ある画像の中から適当に引っ張り出し載せている・・・
上の画像は蟲の眼レンズ駈け出しの頃で馬鹿チョンカメラの質が悪くこんな程度だったが、一眼レフ Pentax 100 + 50mm を蟲の眼レンズにすると画質は飛躍的に向上した!!!
以来これがyのオトットキの蟲の眼レンズとなる!!! 
そして、この挿絵交尾器の構造、仕組みは大凡でもイイから頭に入れておくとイイ!!! 後々、折に触れて解説して行くことになる・・・
哺乳動物とはかなり異なった精器体で実に合理的に出来ている!!! 
では・・・






我老い耄れ爺の所の強みは交尾のレパートリーが広い事だ!!! 白黒の「軍」ばかりではない!!!
多分、他では絶対見ることが出来ない「キイジス」の交尾までトライしている!!!  
交尾自体は何ら「軍」と変わらないが、ポイントは、ややダイナミックな事とその美しさにある!!!




こうした交尾活動の中、外では赤松の上でもこうした交尾活動が展開されている・・・
この上ない楽園でこの地で生き永らえている事に喜びを感じる! 
取分け、毎年、何らかの形で「軍:シダクロ」は勿論のこと「キイジス」と戯れられることに最高の喜びを感じる!!!
 



そして、こうしたヘボコンテストで知り合いの蜂狂仲間とヘボ談議が出来ることに何より最高の喜びをおぼえる。。。 


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     『 ヘボちゃん女王蜂の休眠姿!!!① 』

2016-12-27 10:41:34 | 日記

               


暮れも押し迫って来た!!!
アッと言う間に1年が過ぎて行く・・・
振り返って見ると一年中貧乏暇なし!セコセコと鼠のように飛び廻っている・・・
暮れから始まる野生蘭「イワチドリ」の植え替え作業、凡そ2ヶ月近く掛かる!!! 終わったかと思えばそこには陶芸作陶が待っている。
3月開館となるので2~3回/週の割合で通う・・・
昨年暮れから今年に掛けては160~170個もの小鉢を造った!!! 昨今色々な土を憶え夫々の味を出すべく懸命に捻る。
好みは「萩焼」「南蛮」「信楽黒泥」等だ!!!
4月に入るとお待ちかねの「イワチドリ」が咲き出す!!! 
この時期が1年中で一番充実しているかも知れない!!!
今年は合うい次ぐ新花の連発で大いに心が騒いだ!!!
こんな時期が5月一杯続く・・・
そして6/中には飼い蜂が始まった!!!
思ったより2週間近く早くの営巣を見た!!! 何故このように早い営巣になるのだろう?
思うに、冬、雪が少なかった!!!早い雪解けがそうさせたのだろう・・・
7/中には満杯になり余裕のスガレ追いだった!!!
比較的雨が少なく雨に裁たれた日はほんの2日ほどだった。
しかし、そこには特定地域でのスガレ追いしか出来ずyを含めて乱獲に拍車を掛けている事を反省した。 改めて女王蜂の蜂放作業を一層強化しなくちゃァ~~~と・・・ そして、ここ2~3年主戦場にしていたフィールド:城ではヘボちゃんの姿を殆ど見ることが出来なかった!!!
偏在の年だったと言えよう!!!
こんな訳で新規開拓も進み、思わぬ場所での開拓も進んだ。
夏は猛暑が続き、ヘボちゃんには耐えがたかっただろう?
飼育箱への土入れ飼育の重要性を改めて認識した。
こんなニーズを足助にBUNさんに話すと間髪を入れずに胴丸飼育箱の手当てをしてくれた。 そして初秋には態々足助ら運んで来てくれた!!!
思わぬプレゼントに   ニッコリ!!!
未だ手当、処理も出来ぬまま軒下に眠っている・・・来春の屋根造りが急がれる!!!
秋は長雨が続き、これで約半数近い自然巣が潰れた!!! これは見付けて置いた巣を晩秋覗きに行って確認しているから大変な事件だと思った。
こんな結末を見て自然巣は彼方此方に10巣以上残すことにし自然放蜂させた。晩秋の寒波が思い付きのように来たので繁殖が吉と出たか凶と出たかは判らない!!!
山の飼育巣は11巣試みたが
①、キイジス2巣は潰れてしまった!!! 家の土入れキイジスも潰れたので惨憺たるもんだった!
②、シダクロ:軍は、2/9巣が潰れ、内容確認で1巣燻す、そして6巣は完璧に放蜂させた!!!
  試しに燻した巣は超大物で王台が6枚もある代物!ドクちゃん仕込みの入母屋式飼育箱が満杯で底部は王台3~4枚が地面を掘り込んでいた!!!




  自然放蜂の6巣も同格で大量の女王蜂が自然界に放たれて行った!!!
家では買い蜂5群をサテアンに入れ強制交尾を例年の如くした。まだ、捕獲が進んでいないので成果は判らないが、植木部品を動かすとゴロゴロ出て来るので10000匹以上は固いと踏んでいる。
正月明けの捕獲が楽しみだ!!!

この間に庭木の手入れ、一位の刈り込み、赤松の剪定ヒネ葉取り等もした。結構大変な作業で都合1ヶ月近く掛かった!!!
そして、今年は松本山雅1年での復帰を近い熱烈な応援もした。
結果は最終腰砕けで涙を飲んだが内容的には優勝に匹敵するもので称賛に値する!!! 一寸した付きが無かったという気がする思わぬ贁着だった。
昇格する札幌、清水、大阪には頑張って貰いたいが、y的には負け惜しみではないが力の上で松本より格下とみている。
相当頑張らないとエレベーター候補有力となる可能性大だ!!! それだけに奮闘を期待する・・・
松本は1年掛けてエレベーターにならない力を付け、当然、来季を狙う!!!
80歳を超え足腰が儘ならないが、来年も年間チケットを買っての応援が続く・・・

婆も何とか弱々しいながら頑張ってくれているので一時の大事な時期を追いやることが出来ホッとしている・・・しかし、ダメージは大きく昔のような姿には程遠い!!! 丸2年の延命に成功しているので更に頑張って貰いたい!!!

世間でも思わぬハプニングの連続だった!!!
トランプさんの劇的勝利、パク・クネさんの不祥事、度重なる災害!!!、諏訪の御柱、松本山雅の油断贁着、鹿島アントラーズの頑張り等々激動の年だった。この世の中想定外の事が儘起きるから怖い!!! そして世の中を変えて行く・・・
こうして1年が過ぎようとしているが、我一番の楽しみはこれから始まるヘボちゃん女王蜂の捕獲である・・・



こういう半人工的交尾蜂捕獲作戦が成功しているとするならばこれ程楽しく、嬉しい作業は無い!!!極めて前向きな作業でこれからもその技を高めたいモノである!!!
暫くの間、ヘボちゃん女王蜂の休眠姿を中心に観察を通して学んだ講釈を述べて見たい!!! HPのトップ画像にも載せたがヘボちゃん女王蜂の根姿は実に美しい!!! そして、実に合理的な寝姿を採って居る!!!
何所が合理的か?
それはこれからのお楽しみとしよう・・・
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     『 漸く!!! 』

2016-12-26 10:12:01 | 日記

              


毎年の事であるが気になって居た「年賀状」製作と印刷が漸く終わった。
毎年、師走を迎えると勃々造らねば!!!と、気にかけ出す!!!
しかし、作業は一向に始まらない!!!
今年も20日を過ぎて、漸く、「はがき」を買って来た始末である。

yの年賀状は、毎年、2形式作る。
花好きな御仁用「イワチドリ」編と「ヘボ」編である!!!
製作時間は凡そ30分もあれば十分だ!!!
画像選びに時間が買ってしまう。
正直画像が有り過ぎて選択に迷ってしまう!!!
「ヘボ」ちゃんは女王蜂のお澄まし姿であろう!!! yが得意とする画像スタイルで多分多くの蜂狂達でも中々撮れない場面である!!! そのチャンスは秘密!!!
そして「イワチドリ」。 専ら新花を選ぶことにしている・・・今年は、「大麒麟×鬼武者」の豪華花を選んだ!!!これ等は自分でもお気に入りで多くの知人達に見て貰いたい!という願望も込められている・・・
勿論パソコン製作だが後印刷するまで2~3日ホッタラカシにしてしまう・・・
昨夜はNHK、「プラネットアース」を見た後11時頃から印刷に入る・・・
一頃は100枚近く印刷していたが昨今では歳に応じ減らしに掛かっている・・・ 終焉に向かっての準備を始め出したからである。
それでも70枚印刷した。
最近富に印刷が減りプリンターの使い方まで忘れる始末!
特にイケないのははがきの挿入だ!!! 表だったか?裏だったか?それは判らなくなる・・・
毎日の作業ではないので忘れるのも無理ない!!!
風呂に入りながら70枚の印刷を終えた・・・

今夜は宛名書き!!!
勿論、印刷は嫌いなので手書きと決めている・・・
一晩中掛かるだろう。 印刷より手間が掛かる!!!
思うに最近知人で物故の人が飛躍的に増え出した。 皆同年代の人達でこうした先輩達の住所を見ると何となく寂しくなる!!!
今年も10人を超える故人が出てしまった。
遠隔地故風の便りでしか伝わってこないがヘボ名人三宅さんも亡くなられたという・・・近年、ドクちゃんや足助の安藤会長さん等が相次いで亡くなられ寂しい限り。 新聞情報によると松本の昆虫博士、ヘボ名人小林靖彦さんもつい1か月前に亡くなった・・・
こうしてお年賀を書く時期になると亡くなられた人を思い出しながら時代の流れの速さを痛感する・・・

「イワチドリ」の仲間も故人が目立つようになりyより遥かに若い紀州の角さんが無くなられた時はショックは大きかった。
遠隔地故、中々会えないしまた情報も薄れて来るので致し方ないが人生の無常を感じるこの頃である・・・
今夜の宛名書きで更なる無常感に浸ってしまいそうだ・・・ 毎年味わう人生の年輪の一つである!!!  
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     『 今年最後の陶芸!!! 』

2016-12-23 23:25:39 | 日記

             


今年最後の陶芸に行って来た・・・
流石休日、y以外誰も来ていなかった!!!

先日の送別会後元職場の後輩:Sさんと年内最後の陶芸を話ししながらやりたいね!と・・・・・・
Sさんはまだ現役、休日しかこの念願を適えられる日は無い。
それを23日とした。
残り粘土の関係で残土をしたくない!!!という考えもあり少々きつかったが朝やや早めの御出掛けだ。
今年の開館日も残り少なくなったので幾らかは陶芸会員さんが来ているだろう?と思っていたが想定外だった。
一人シコシコと粘土を捻る。
先に捻った作品が焼き上がって居てイイ色合いの萩焼に仕上がって居た!!!
先ずは、陶芸会館から見る北アルプス連峰北端、白馬三山。場所が良くない! もっともっと景観のイイ場所があるが、今回はズクなしした!



yの作品! 夜間、真夜中電灯の下の撮影、馬鹿チョンカメラでは萩焼の色合いが良くない!!!





萩焼はこういう色合いに焼き上がるが何故これ程の色合いを呈するのか?まだ解明されていないらしい!!!
毎度先生にも尋ねるがこの色合いを出すのは至難の技で焼いて見てなんぼ!!!の世界だと言う・・・
粘土土のバラツキもあるのだろう?、そして、何より炉内の火の回り具合だとか、酸素供給状態だとかまだ解明されていない不確定要素が沢山ありこの色合いを出す神秘さを秘めているという・・・
面白い事に底の部分はどれを見ても略この萩独特の色合いになる!!!

講釈は兎も角どうも馬鹿チョンカメラ Olympus TG-3 では余りにも画質が悪過ぎこんな講釈は通用しない?
Sigma DP-3 にご登場願った!
此方の方が幾分でも萩の土の性質が読み取れるだろうか?





そして、色変を現わすアワブク・・・




土からガスが発生するのだろうか?ポツンと空砲モドキのアワブク状の部分が出来るとこの周辺に萩独特の色合いが出現する!!!
実に神秘の世界だ!!! そして、以上物質があっても同様色変を現わすように思える?
この現実を見て全体に萩の色合いを出させる為に針ピン等で小さな穴を明けると言う行為をする御仁も居るとか? 真意の程は判らないが面白い発想だな!!と思った事もあった。
兎も角、先行の作品6個を頂いて来た!!! イイ色合いだ!!!

来週から2ヶ月間休館に入るが来春3月から、また、今までよりはテンポを遅くして萩焼、南蛮焼き等に挑戦して見たい!と思っている・・・
陶芸、焼き物は奥が深く狙ってこの色が出ると言う事は無い!!!
そこには炉内に入れる作品の数、酸素の供給状態、そして火の回り具合等々でその色合いは激変すると言う・・・
yは、大酒飲みではないが意地汚くチョロチョロと冷酒を嗜む方で結構日本酒のフアァンでもある!!!
日本酒を嗜む!とはいってもどこの日本酒でもイイという訳ではない!!! 独特の味わいを持つ奥深い濃厚の酒で無いと受け付けて呉れない!!!
今の所北信濃、須坂・遠藤酒造の「朝絞り」系に執着している。
この酒と出会って20数年が過ぎようとしている・・・
この酒を自分で捻った「グイ飲み」で煽ると殊の外美味しい!!!
取分け冬場はこの酒の美味しい季節である・・・

先日、このブログでも時々投稿して下さる足助のBUNさんが足助の銘酒と詠われている「範公」という日本酒を送って下さった!!!
「範公」と言えば2~3年前にも頂いた事があった。
味わいは北信濃の遠藤酒造の銘酒と、略、似たテイストで甲乙付けがたい味わいだった!!!  
日本酒の名所と言えば日本には各地に数多くある!!! 灘、東北・秋田の銘酒、新潟の3寒梅等時折頂くがy的趣向では遠藤酒造「朝絞り」、「範公」には遠く及ばない!!! 日本酒独特のあの独特な匂いとテイストが不合格としているのである!!!
正月には遠藤酒造の銘酒が食膳を飾る!!! もう直ぐ其処まで来ている・・・

酒の話になってしまい恐縮だがお酒も然ることながら矢張り器も大事で自分で捻った「グイ飲み」で無いと好みのテイスト感が出ない!!!
来春は「志野焼き」「備前焼」等にも挑戦しyの日本酒テイスト感を一層掻き立たせたい!!!と、思っている・・・
日本食、日本酒は器で食べる、飲むものだ!!!!とつくずく感じる!!! 
yのグイ飲みも数多くの酒好きに嫁入りしているが使ってくれているだろうか?
結構気合を入れ捻っているので気分の上では作陶家気分で魂を入れている・・・

来春3月が待ち遠しい!!!    
コメント (2)
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