仏壇販売人、ぶつぶつ日記

山口県の隅っこから
仏壇販売人のたわ言、繰言、独り言。
ほぼワタクシごと、たまにお仕事。

お盆いろいろ

2007-08-22 13:51:14 | 仏事のあれこれ

このところ「お盆提灯はいつしまったらいいんですか?」という

問い合わせのお電話がちょくちょくかかります。

一般的なのは所謂、お盆が過ぎたら。

 

ところがこの「お盆」3種類の解釈があるのです

関東あたりでは7月の15日前後を「お盆」としていることが

多いようです。

でも、「お盆休み」などなどどうも多くの地域は8月の15日前後を「お盆」と

とらえています。

これは明治時代に太陰暦から太陽暦に変ったことから、

起こったことのようです。「仏教ちょっと教えて」という浄土真宗のお寺様によるページを参考にさせていただきますと、

要するに、お盆には太陽暦の7月に行う「お盆(新盆)」と

それまでのお盆の時期を踏襲し、かつ日付は太陽暦にあわせて

8月15日前後、とする「月遅れのお盆」、

そして厳密に太陰暦の7月15日にむかえる「旧盆」の3種類があるのです。

 

お盆提灯をしまう時期に悩む人はこの「旧盆」まで待つべきかどうか

迷うようです。

あるいは、せっかく親類縁者からいただいた立派なお盆提灯だから

もう少し飾って眺めていたいな・・・という方もこの「旧盆」を

目安にされるようです。

ちなみに今年の旧盆は8月27日です。

 

あ、そうそう。

何時しまうにしても絹の火袋のついたお提灯をしまうときは

火袋の中に防虫剤をお忘れなく。

 



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