仏壇販売人、ぶつぶつ日記

山口県の隅っこから
仏壇販売人のたわ言、繰言、独り言。
ほぼワタクシごと、たまにお仕事。

正真正銘の、「お守り本尊様」です

2008-01-24 13:33:09 | 本音

この仏様は「観音様」です。

とはいえ、お顔は崩れ、手はなくなり、なんとも無残なお姿です。

この仏様、当店の入口にお祀りしてあります。

 

さかのぼること15年。

当店は柳井駅前の通りにありました。

店の前には金箔張りの大きな観音様がありました。

それが、平成4年の12月、類焼火災によって店舗は全焼

焼け跡に観音様だけが立っていたそうです。

 

その後、現在の国道188号線沿いに移転し、

仮店舗を改装して現在に至っています。

焼け跡に残った観音様は店の「お守り本尊様」として

ガラスケースに納めてお祀りしている、というわけです。

火事によって、駅前にあった店舗はなぁんにもなくなってしまいましたが、

この観音様だけは駅前時代からずっと店の全てを見守ってこられた

ということになります。

 

この観音様こそ、当店の本当のお守り本尊様なんですね。

もちろん、社員それぞれに、毎朝お線香をあげて

手を合わせています。

 

ところで、仮店舗を改装して現在の形の店舗になったのが

平成7年の2月。

で、毎年2月には「移転新装 ○周年 大感謝セール」と

銘打った売出しをします。

只今売り出しに向けて準備中、です。