昨日、1月6日は寒の入り。
この時期に出すのが「寒中見舞い」。
怒涛の年賀状攻撃の後だけにマイナーな存在だけど、
これが結構便利なのです。
年賀状を頂いたけれど、出していない、という相手へ。
喪中で年賀状を出せなかった方に、その代わりとして。
年賀状は一切出さず、寒中見舞いを出す、という人もいます。
年賀状ほど日にちが厳密でないので気楽です。
ところで、喪中といえば私自身も今年は
年賀状を失礼させていただいた一人です。
当然、静かな元旦のポスト、と思いきや数枚の葉書が・・・・
裏を返すと
「亡き人は 今は仏となりにけり
名ばかり残す 苔の下露」 の一首で始まる文面。
喪中の人にはこういう葉書の出し方もあったのですねぇ。
味気ないはずの今年のお正月に
思いがけず出会った粋な所作に脱帽でありました。