仏壇販売人、ぶつぶつ日記

山口県の隅っこから
仏壇販売人のたわ言、繰言、独り言。
ほぼワタクシごと、たまにお仕事。

寒中見舞い

2008-01-07 14:06:37 | 本音

昨日、1月6日は寒の入り。

この時期に出すのが「寒中見舞い」。

怒涛の年賀状攻撃の後だけにマイナーな存在だけど、

これが結構便利なのです。

年賀状を頂いたけれど、出していない、という相手へ。

喪中で年賀状を出せなかった方に、その代わりとして。

年賀状は一切出さず、寒中見舞いを出す、という人もいます。

年賀状ほど日にちが厳密でないので気楽です。

 

ところで、喪中といえば私自身も今年は

年賀状を失礼させていただいた一人です。

当然、静かな元旦のポスト、と思いきや数枚の葉書が・・・・

裏を返すと

「亡き人は 今は仏となりにけり

 名ばかり残す 苔の下露」  の一首で始まる文面。

喪中の人にはこういう葉書の出し方もあったのですねぇ。

味気ないはずの今年のお正月に

思いがけず出会った粋な所作に脱帽でありました。