仏壇販売人、ぶつぶつ日記

山口県の隅っこから
仏壇販売人のたわ言、繰言、独り言。
ほぼワタクシごと、たまにお仕事。

明珠在掌(明珠、たなごころに在り)

2006-03-30 16:12:05 | 私の本棚から

明珠在掌(明珠、たなごころにあり

「明珠とは、計りきれないほどの価値ある宝です。
 それがあなたの掌にあると教えてくれている言葉です。(略)
 あなたはどこか遥か遠くに宝があると思って
 一生懸命それを探しに行こうとしている。・・・・」

大好きな一冊「ほっとする禅語 70」の中でも
特に好きな一節です。

お客様相手の仕事をしていると
腹を立てたり、(昨日も強引に値切られた・・)
落ち込んだり(接客が稚拙で売り損ねたかな??)
反抗したり(・・・そういうことは早く言って!!)
と、ややもするとマイナス感情で
どろどろになりがち。

どうにもこうにもぐじゃぐじゃする時、
この本を開きます。
問題が解決するわけではないけれど
タイトルどおり「ほっと」します。

まぁ、ともかく明日からもやっていこうか、と。
今、現在の自分と自分の居場所に
とことん付き合おうか。
そんな気持ちになります。
気持ちの持続期間は短いけれど。

ずーっとそんな気持ちでいられるなら
とっくにエライ人になれてるわけで。
あせらない。あわてない。
でも、飽きない、狎れない。

ところで先日ポストに見覚えのある筆跡の
封筒が。

著者のW師から家人へのお便りでした。
ひょんなことからご縁があって、
時候のあいさつなど差し上げると
必ずお返事をくださいます。

何かを成す人、というのは
マメな方が多いようです。