顔にさす陽射しで、9時前に目覚める。
手元の細かいものがみえないのは相変わらず。
ほんとうに、ローガンズではないか?と思ったりする。
(*ローガンズとは、みうらじゅん兄貴のつくった造語。老眼のこと。)
そんなことだけで気が堕ちてもイカン。
「まあまあ、お茶でも。。。」と熱く濃い緑茶を煎れる。
ラジオは今朝もTBS。永さんと外山(とやま)さんの「土曜ワイドラジオTOKYO」。
ゲストのピーコさんとのやりとり、ちあきなおみさんの歌で知った「たそがれのビギン」のカバーが流れる。
それらを聴きながら、横になって、マンガ「三丁目の夕日」を読む。
起きたときに青かった空は、11時を過ぎて、しだいに白くなってきた。
お昼が近付いてきたので、一週間分のごみを回収してもらうため、袋つめを始める。
今使っている年季が入ったえんぴつには、「味の素 クッキングプラザ」という料理教室の刻印がある。
刻印は、薄くなって、文字が消えつつある。
このえんぴつを、いつどこで手に入れたのか?思い出せない。
■ちあきなおみ 「たそがれのビギン」■
1991年仕事をはじめて・大阪に行ってすぐの頃、友人ハブ噛み師匠が送ってくれたVHSビデオ。
当時も今も好きな山瀬まみちゃん。
その新番組「おませなふたり」は、大阪では放送していなかったので、友はそれを録画してはビデオレターを送ってくれていた。
その番組のCMは、京浜急行のぬくもりある映像、そのバックに掛かっていたのが、ちあきなおみさんのこの曲だった。
知り合いも居ない異国の孤独のなか。
このCMにふるさと東京のうしろ姿を見る想いがして、いとおしくて仕方が無かった。