こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2014年4月5日 土曜日 くらしの風景 ~たそがれのビギン~

2014-04-05 11:58:38 | 想い出かたちんば

顔にさす陽射しで、9時前に目覚める。
手元の細かいものがみえないのは相変わらず。
ほんとうに、ローガンズではないか?と思ったりする。
(*ローガンズとは、みうらじゅん兄貴のつくった造語。老眼のこと。)
そんなことだけで気が堕ちてもイカン。
「まあまあ、お茶でも。。。」と熱く濃い緑茶を煎れる。

ラジオは今朝もTBS。永さんと外山(とやま)さんの「土曜ワイドラジオTOKYO」。
ゲストのピーコさんとのやりとり、ちあきなおみさんの歌で知った「たそがれのビギン」のカバーが流れる。
それらを聴きながら、横になって、マンガ「三丁目の夕日」を読む。

起きたときに青かった空は、11時を過ぎて、しだいに白くなってきた。
お昼が近付いてきたので、一週間分のごみを回収してもらうため、袋つめを始める。

今使っている年季が入ったえんぴつには、「味の素 クッキングプラザ」という料理教室の刻印がある。

刻印は、薄くなって、文字が消えつつある。
このえんぴつを、いつどこで手に入れたのか?思い出せない。



■ちあきなおみ 「たそがれのビギン」■
1991年仕事をはじめて・大阪に行ってすぐの頃、友人ハブ噛み師匠が送ってくれたVHSビデオ。
当時も今も好きな山瀬まみちゃん。
その新番組「おませなふたり」は、大阪では放送していなかったので、友はそれを録画してはビデオレターを送ってくれていた。

その番組のCMは、京浜急行のぬくもりある映像、そのバックに掛かっていたのが、ちあきなおみさんのこの曲だった。

知り合いも居ない異国の孤独のなか。
このCMにふるさと東京のうしろ姿を見る想いがして、いとおしくて仕方が無かった。
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2014年4月3日 木曜日 音楽風景 ジョン・ハッセル&イーノ「デルタ・レイン・ドリーム」'80

2014-04-03 23:51:09 | 音楽帳
何かを創るエネルギーが、近時、すぐに枯渇することが多い。
常に「何か・どこかへ」と焦るが、すぐに行き詰まる。

そういうときは、必ず悪しきカタチでの「今への絶望目線」にとらわれている。
そういうときは、みずからの起爆剤だった時代のモノに回帰することで、内側から何かが起きることにむけて、静かに内向し、栄養補給するのだ。

音楽に飽きたら、絵を描き、
絵を描くことに行き詰まったら、写真を撮りにいき、
写真に行き詰まったら、マンガを読み・・・ゆるやかにループしていくこと。

ビートやリズムといったものがわずらわしくて仕方が無かった、疲弊しきった朝。
電車のなかで、イヤホンを付けてランダムに選んだ音楽は、久しぶりに聴く作品『第四世界の鼓動』(ジョン・ハッセル&ブライアン・イーノ)。

コンセプチュアルな発想を左脳で組み立てながら、それを「音楽」という右脳に展開し・実現化させてしまう、1980年初頭のイーノ。
その神的な奇才ぶりは、中学生の自分には余りにもの衝撃だった。

■Jon Hassell&Brian Eno 「Delta Rain Dream」1980■
これを聴いて、朝仕事場に行くと、南米チリでデカイ地震が起きたことを知る。

ちょぼちょぼ昔から描いたり・貼ったり・塗ったりをしてきたスケッチブックは、近時、スクラップブック貼りばかりになっているが、
エネルギーの無い今、何をしても駄目なことが続いている。
永遠に筆を置けないのが常となってしまった。

そんな折、2006~2007年頃・尾久に住んでいた頃使っていた、手のひらサイズの手帳を開いてみると、
時間を置いて眺めるモノに感じることが多くあった。

【ノートより】

他人にはどーでも良いことは、当人だけに、何かを示唆してくる。

先週までまとまり得なかった、A4の大きさのノートは、エネルギーの無い・今の自分には大きすぎるのだ。
そう気付いて、サイズを小さくすべく、新たに、もう見ることの無い、手のひらサイズの用語集を汚し倒してやろうと思い立った。

【スクラップブック2014年4月 制作途中ページ】
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