2015年8月21日 金曜日
朝、緑茶とタバコ、服薬。抗鬱剤と鎮痛剤。
残り酒と疲れがのしかかり、カラダ重く、仕事行くこと自体・どうでもよい気分になる。気が迷いを感じる数分。
なんとか動き出すとそれなりになるもの。とろい間に時間は過ぎてしまう(しかし、そんなとき幸福は宿る矛盾)。入浴、支度。
外はうすぐもり。相変わらず蒸し暑い。
今日も地方の何もない日本景。車中、ビージーズ「愛はきらめきのなかに」、レイン・トゥリー・クロウ。
エンドレスリピートしてもじゃまにもならず、そっとある音。
それらはつまらぬ起承転結形式をまとわず、誇張された抑揚圧迫もない。
レイン・トゥリー・クロウ。2~3分程度、つなぎ目が分からないアブストラクトな音が満たす曲を、好んで繰り返し聴く。
前日と同じ流れ。午前に地方、昼過ぎ都内に戻る。
途中駅でらーめんとちゃーはん。汗だくなのに熱いものを食べる。
むかい席では、髪をよけながら、冷やし中華をお上品に食べる女性。
都内で仕事後、夜の帰路を辿る。人身事故の放送。悲劇はどの季節もはらむ。
当たり前ではいけないが、それが当たり前の東京。しかしまっとうな人は、今夜も本当の声や会話を必要としている。車中、陽水「夢寝見」「ピポパ」「最後のニュース」。
島の夜は、ベタベタ蒸し、ネコは細道から顔を出さない。
帰ると汗だく。ハダカになり洗濯機回し、室内干し。糸井さん「ヨルタモリ」出演回観る。
聞き逃せない糸井さんとタモさんの会話。40・50代、そして60代について。
たくさんの”CUE”。
夜もラーメン、1玉半。ニンニク・たまご・ほうれん草・長ネギ。
友人MZ師に明日の確認電話。既メール「22日は、久しぶりにYMOやります」の件。
2015年8月22日 土曜日
8時40分、いつも通り疲れは残るが起きる。湯を沸かしお茶を飲み、ラジオをつける。
永さん・外山さん、そしてピー子さんの声。何杯もお茶を飲み、タバコを吸う。
支度をして、昼外に出るとギラギラした日差し、ムンムンする湿度は梅雨から変わっていない。
車窓からの青空・雲・線路。夏が舞い戻ってきた感じ。
しかし、盆明け太陽の高度はすでに下がっており、撮る写真の色合い・光感に秋が透けて見える。
ニューオーダー「ファインタイム」「リグレット」、ハート「ディーズ・ドリーム」「アローン」。
車中でのアドレナリン音楽。
電話やメールで連絡はし合っているが、久しぶりの3人集合。
閑散とした居酒屋で、昼定食を3人一緒に食べる。もはや家族同然同志の食事。アジフライ定食&アイスコーヒー。
文京・豊島・台東地区放浪。。。途中水呑み休憩。汗だくで歩き、写真を撮りつつ寄り道。
マンゴーアイスをハブ噛み師匠にごちそうになる。
日没ごろ、不忍池にたたずむ。
巨大で密集したハス、自然・植物のチカラ。彼岸を思わせる風景。
日が落ちて、なんてことない居酒屋で呑む。
欲望だけが優先される猥雑な町・上野。欲望むき出しの街の空気。
その最たる街・渋谷ならびに新宿・池袋も同じ。それぞれ卑猥さ・残酷さの出方が違うだけ。
話のいきさつ上、ヒトとクニの話へ。。。[なにをいまさら]8割がたの人間は信用に値しない事実をめぐり。
MZ師「8割ということないだろ、それ以上。今始まった話じゃない。ロクなもんじゃない。」
ビールではない生ビール、そこから黒ホッピーへ。
21時ごろ、上野駅前の雑踏で散会する3人。
島に戻り、帰ってお酒をお茶でさますと、またお腹が空いてしまう。冷蔵庫で冷やしていたつぶあんぱんを食べる。
■細野晴臣 「マーキュリック・ダンス」1985■
夏になると聴く音楽は、この四十数年のおかげで増えた。
ただ、やっぱりその年の夏はその年の様相を呈する。
いくら”明日などない”と言えども、聴くには間合いがある音楽はこぼれ落ちる。今年はこの作品を聴かないまま、夏のほうが変なグラフを描いて終わっていく。