記録というものをつい付けてしまう。
大竹伸朗さんは、毎日、1枚づつ、スクラップブックを仕上げていく。
こちら、ナルコレプシーの今の自分に、そんな力はないけれど、つい、メモや日記、いたずら書き、コドモから書き続けた絵の集積物など・・・・今までのそんなものは大切に取ってある。
「捨てられないヒトね」。
そう奥さんは、吐き捨てる・・・。
もし、結婚なんてものをしようものなら、たわいもない、それらは、ゴミにされてしまうのだろうか?
思えば、自分の財産は、そういう過去の記録の集大成しかない。
レコードやCD・カセットテープ、記録MDまで残っていたりする。
おもちゃも本も雑誌も・・・・・大量に残っている。
巨大ながらくたに、女性からは見えるのだらうか。
記録といえば、あと写真にビデオ。
幼い頃、まだ1970年というのに、自分の家には、8ミリビデオがあった。
親が買ったものだろうが、相当、当時、高かっただろうに・・。
【写真】は、当時、扇千景さんのCMの写真。
これを見て、思い出した。
そうそう、昔、自分の家にあったのも、こういう形をした8ミリビデオだった。
よく、ふすまのカベを利用して、部屋を暗くして、8ミリビデオの上映会を、父親はしてくれた。
おぼろげな記憶。
しばしの、家族らしい時に、わくわくした。
おばけのQちゃんの人形を抱いて、歩く自分の3歳頃。
「太陽の塔」・万博博覧会の会場で、フィンガー5のアキラのメガネをかけて、ポーズを取る、4歳の自分。
自分の記録癖は、親から教わったものだったのかもしれない。
そうそう、止まると溶けるんですよ。
それで、何度か中断するんです。
それも、今は懐かしい大事な思い出です。
高校のとき、映画をこれで作りました。
編集が大変だったけど、楽しかった。
映写機で試写するとき、止めるとフィルムが溶け出して、画面がなんともいえない溶け出す映像になり、「アートだなあ~」って思ったりしました。。。
映写機の映像は味わいがある。ビデオよりもはるかに解像度がありますから当然ですが。
まだ売ってるんでしょうか?