こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2012年8月12日 日曜日 「I = YMO AGE」

2012-08-12 23:26:42 | 音楽帳
YMO大団円の中、20時にワールドハピネス2012は幕を閉じた。
そこから2時間半を経て、22:30にボロボロで40代後半の老体は帰宅す。

今日演奏された『テクノデリック』に収録された細野さんの「灰色の段階」。
客のにぶさと反応の悪さ。
これが、2012年の日本観客(リスナーでは無い)のすべてを語っている。
その象徴。
素晴らしい曲であるというのに。。。。

この恨みを込めて、細野さんの耽美的な曲「Gradated Grey」を掛ける。

■YMO 「灰色の段階(Gradated Grey)」’81■


今日YMOを聴いて、サンフランシスコ・ライヴを越えた世界は無かった。
それは、「お祭り騒ぎ」をするために来た連中からの障碍・スタッフの圧力が、やはりそうさせている。
これでは「再生」の二の舞では無いのか?
そうも、ついよぎった。
彼ら自身が選曲したのかもしれないが、ここでは祭り仕様となっている。
昨年の「ファイアー・バード」のように、全てを無視した曲は無かった。

2012年8月時点で「トーキョー・タウン・ページ」など深遠なる世界が、この国では演奏できない。
結局、この国では、YMOは未だに異端。

楽しみにしてきたし、行くからには・・・と思ってきた。
「コンピューターゲームのテーマ」で始まり、「増殖」の曲、そして、「磁性紀~開け心~」と意外なる曲もあり、驚きと楽しみを享受したものの。。。
彼らが持つその様=サーヴィス精神が、予想通りでもあった。

静かに障碍無く、マニアックな曲もやるYMOを国内で堪能出来る日は、いつなんだ?
お互い、もう時間は無い。
希望と絶望が交錯した日だった。

















YMOに精神を開花させられ、YMOエイジとして育った自分。
どこまでも、自分は育ててもらった恩師たちに着いて行くのみだが。

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2 コメント

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Unknown (YMOベイベー)
2012-08-13 23:03:20
灰色の段階

ライブじゃ
どういうノリで接していいか
わからないんじゃないの?

反応が悪いというより
聴き入ってしまったということでは?

もちろん、本当に反応が悪いひとも
いるだろうが、あのフェスの性格上、
YMO目的外もいるから しゃあないじゃん。
返信する
確かに (かたちんば→YMOベイベーさん)
2012-08-14 05:00:56
確かに「灰色の段階」はそうでしょうね。
でも、今回はあえてそこを混ぜてみる試みでもあったように思います。
何とかサンフランシスコ・ライヴのような良いホールで、国内ライヴの場が欲しいと願っています。
返信する

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