U2&ブライアン・イーノが初めてコラボレーションした1984年の「焔」。
広島原爆の記録を目の当たりにしたU2がタイトルにした「The Unforgettable Fire」=忘れえぬ炎。
そのアルバムを切る最初の曲「A Sort Of Homecoming」のざわめきに耳が行く。
最後にボノは「I AM COMING HOME」と言う。
U2は単なる「ロック」なるちゃちいバンドでは無い。
血反吐を伝う想いを魂=スピリッツの核としたソウルを奏でる重きユニットであることを、改めてこの曲を通じて感じる。