やっと、数十年かかって、色んな経緯を踏まえて・・・、3人が、また、集まる。
ヒューマン・オーディオ・スポンジ=細野さん+教授+幸宏(≠YMO)のライブが5月19日に、パシフィコ横浜で行われます。
やるのは、たった1日ですが。
今から、どんな曲をやるのか?想像が膨らみます。
3人で作った、<YMO以降>ということでは、スケッチ・ショーの「ワンダフル・トゥ・ミー」はやって欲しいな。
YMO名義として作ったものとしては、「ライディーン」や「キュー」というものはありうると思うが、そういう古典化されたものではなく、もっと渋いものをやって欲しいところではある。
自分の人生は紆余曲折、色々あるが、このライブ実現という事件は、自分には、「Xデイ」以降、無駄には生きてなかったと思えることの重要な出来事の1つである。
先日のrydeen79/07もそうだけど、あの形が、最終的にたどりついた彼らの音楽だとしたら、28年間の時を経て、ソリッドな岩が生きたスポンジ(海綿)になったように感じます。
同じ傾向はクラフトワークにも見られます。時間の流れは、音楽も人も、より柔らかなものに進化させるんですね。
ひとつのものを長く続けることは大変だけど、その人が健康でいて、そのものを持ち続けている以上、それも成長して進化してくれる。我々もそうありたいものです。。。
・・・30台の頃は、年を取る=磨耗、減摩、マイナスのイメージでしかとらえられませんでしたが、最近は、年を取るほどに、いろんな拡がりがあって、年を取るのは悪くないじゃないか・・という気分も時折よぎるようになりました。
オンナはいいなあ、と男性に生まれたことにもマイナスに思っていましたが、同年代の女性が「花の盛り」を過ぎて、腐って汚くなっていくのを見て、これまた、男は年に左右されなくていいなあ、とも感じます。
40にして、やっと、また3人が同じ舞台に出るのを、間近で見られるのを、生きてきた幸福と捉えています。
25日にがんばって予約してみます。
HASのDVDは見たけど、やっぱり本物を見てみたいです。
女性の朽ち方は悲しいものがあるけど、それをも含めた魅力が理解できるようになりますよ、そのうち。
女性は、吉永小百合さんや松坂慶子さんみたいに、年を取ってもチャーミングな人も当然居るのですが、最近、何だか、35-40の独身女性に数人会ったのですが、どうにも、絶望感を覚えてしまったもので・・。
なかなか、良い人にめぐりあえませんなあ。