こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2014年12月15日 月曜日 「ブルーマンデー。だけど、ポケットが虹でいっぱい。」

2014-12-15 23:57:16 | 音楽帳

パッチョくん
朝のラジオから「今日のお天気」が流れる。
「真冬の気温、東京は1℃。手袋・マフラー・コート等完璧な防寒対策を講じてお出かけください。」
室内は15℃、暖房を付けていない。「何を大げさな。」

最近では余り無かった鬱状態にある朝、そのもやもやするなかで必要以上に語気荒く、やかましく流れるキンキン声。無駄に明るいアニメ声がカラダに響く。
アナウンサー兼気象予報士・伊藤佳子は、声・話し方両方に、どうも駄目だ。

本当は、毎朝、TBSの長谷部愛さんの声を聞ければ良いのだが。
しかし、そうなった場合、心地良過ぎて再びまどろんでしまい、二度寝してしまうのかもしれない。

***

今朝は起きられなかった。目覚めてはいても、起き上がれなかった。
それは、昨夜呑んだお湯割りが効いていること、疲れが取れていないことに拠る。

眼鏡をどこに置いたのか?布団周囲に見つからず。
たいていはすぐに発見するが、今朝は一体どこへ?ねぐらで下手に動くと、潰してしまうこともあるので慎重に、目を細めてあたりを探索するが、眼鏡がある気配が無い。

そうだ、もう一本、前の眼鏡があったはずと手さぐりで、昨年まで使っていた眼鏡を発見。もう顔との装着感も度も違和感がある眼鏡。
しかし、眼鏡がないと何も見えない。

そうして発見した眼鏡は、なんてことない。座った場所の真横に在った。細い線状の眼鏡は、コンセントからヒゲのように伸びた黒い電気製品のコード類と並んで、そこに隠れていたのだった。

***

朝の空気を、さまざまなものに乱され、それまでの朝と違う歯車の中、能面で都心に向かう。
電車を乗り換えていくが、コートなど暑苦しい布をまとった者たちが、さらに「すまほ」いじくり領域/テリトリーを確保しようと個人個人がするので、今朝の電車は苦しかった。コートを着ながらタラタラ汗をかく者まで居る。何なのだ、この連中は。不愉快はさらに倍増する。

いつもはすっきりしている日が多い車内だが、今朝は人の数がやけに多い。
こちらはイヤホンで細野さんのクリスマスソング「Dec.25.1983」とYMO「サーヴィス」を聴き、赤瀬川原平さんの写真と文章で構成された「猫の宇宙」をめくる。

仕事をしながら伊藤園のおーいお茶、ティーバッグを飲む。
朝の知覧茶の旨さと比較にならない劣る味。
ペットボトルで飲むおーいお茶は美味しいのだが。やはり葉っぱで入れるお茶にはかなわない。

昼、お弁当とカップおそば。お昼だけ映るテレビからは、昨日の選挙を巡る話題。
自主規制した報道さんは「解禁」とお成りになられたようで、“テレビ議員“を招いて、ぐだぐだ。
私の話しもぐだぐだめいてきたので、音楽のお話しへ。。。

1984年発見した番組「日立サウンドブレイク」(東京12チャンネル)。毎週土曜夜23時を楽しみに生きていた。

その1984年、年の瀬が迫った12月22日の放送は、クリスマススペシャル。映像と音との組み合わせの妙を楽しむ、というこの番組ならではのキラメキ。
立花ハジメさんが創った映像や教授の可愛いイラストなど、少年の頃の夢を楽しいアートに替えて、名曲の数々と共にプレゼントされた30分だった。

1984年ノート
・・・と思って、帰って1984年のランダムノートをめくったが、記憶間違いで、曲名リストまではノートに付けていなかった。
かたや、それを収めた友人が録画したVHSビデオテープは、再生出来ない状態。

ということで今夜曲目紹介することはあきらめた。
黒人ジャズの曲が多かったが、とっても陽気でハッピーになれる曲ばかりが集まっていて、大好きだった。

そんな折、行き帰りにやっぱり聴いてしまったブライアン・フェリー。蜜の味。そこからタイムワープし、シナプスが連携した上で脳の中に鳴り出したのがプリテンダーズだった。
男っぽいアネゴ=クリッシー・ハインドのかっこいい「Don’t Get Me Wrong」。今日帰っての1曲目は、この曲。
そして、がさがさとパソコン内を探しているうち、あったあった、1981年さぶい夜の安息の一曲が。

■プリテンダーズ 「愛のパラダイス」1981■
この1981年の今ごろ、地下生活者のように受験勉強をする夜。毎夜この大好きな曲を聴き、ほんのスキマのささやかな幸福を感じていた。




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